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2018-03-23

Q.88 僕は筋金入りのダラダラ人間です

締め切りの仕事があっても遊びに行ったり、ネットニュースを見たり、結局いつもギリギリです。この性格はなおらないでしょうか。


00:17
こんにちは、早川洋平です。石平、恋と仕事と社会のQ&A、今日は第88回です。皆さんお願いします。
今日は、最近女性が多かったんですが、男性、35歳、いただいています。
僕は筋金入りのダラダラ人間です。金曜日の12時が締め切りの仕事があったとします。
最初は月曜日からコツコツやろうと思うのですが、結局やっぱり明日にしようと後回しにして遊びに行ってしまいます。
次の日もネットニュースを見たり、違う仕事をしたりして全然取り掛からず、木曜日の終わり頃から焦り始めます。
結局、夜中まで残業してようやく終わらせます。
次こそは余裕を持って仕事を終わらせようと誓うのですが、毎回来れずに繰り返してしまいます。
この性格は直らないでしょうか?
伊良さんに聞く質問か聞いちゃいけない質問かちょっと分かるんですけど。
もうね、今日このオーディカスを聞いている人は、みんな言っていると思いますよ。
俺もそう、そうって。
これが日本人の仕事の普通のやり方なんです。
なので、全然ダラダラ人間じゃないんですよ。
日本人ってそういうものなんです。
なので、気にせず毎回最後に頑張ってダラダラしてください。
一発解答で終わりじゃないですか。
でも本当にそうだと思うよ。
この人これ治らないよね、何をやっても。
治るんだったら治ってるはずですよね。
治ってる治ってる。
ただ、本当にダラダラで今1日でなんとかなっている仕事だったらいいけど、それが無理な仕事もあるじゃないですか。
ありますね。
なので、それで穴を開けたら初めて何をやるか。
何かちょっと変わるんじゃないですか。
なので、これは僕たちが何かを言うとか、こういう風にすれば良くなりましたよなんてことは、そういうレベルの問題じゃないですよね。
だって、基本的にみんなできないもん。
作家だってみんな締め切りの前に焦って仕事してるし、そんなちゃんと初めから書いて渡しておく、1週間前に原稿を渡すなんて人、全然知らないよ。
あえて言うならいます?
割とコツコツ系。
います。
例の、ハゴクの吉村明さんなんかは、
はいはい。
新聞連載なんかはもう、
全部書き上げて、金庫の中に入れておいて、取りに来ると、原稿優秀を何枚かずつこうやって渡していたという話は聞いたことがあります。
でも、作家の中でも稀ですね。
稀ですね。そんな人いないですね。
みんなギリギリで書いてますね。
新聞だろうが、週刊誌だろうが、小説誌だろうが一緒です。
これは実は小説家だけではなくて、あらゆる仕事でそうなので、基本的に日本人って切羽詰まって、本当にお尻に火がつかないと実力を出せないタイプなんですよ。
うん。
なので、
そこら辺はいいじゃないですか。それで、なんとかなってるんだからっていうのが、大人のアドバイスじゃないのかな。
それ、なんでだと思います?日本人はっていらっしゃいましたけど。
いや、国民性じゃないですか。
その国民性って、強いて解説するとしたら何だと思います?
日本人って、自然と生きている。風のままに生きている。その時の風に吹かれて生きているんですよね。
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だから、以前僕、外資系の広告代理店で働いている時に、仕事の仕方が本当に違うのでびっくりしたんですけど、
外国人は月曜から仕事の、例えば1週間後だったら、週に5日ありますから、ちゃんと20%やります。
帝国から始めて夕方までにおいて、さっと帰って20%やって、次の日も20%やって、最後に終わらせて、プレゼンの前日でも残業しないんですよ。
ただ、日本人はそれができている人は見たことないです。みんな会議して、ああだこうだ思うんで、あれこれ考えて悩んで、最後の1日で勢いで作るっていうのを繰り返しでしたね。
うん。
そういう国民性だと思いますね、これは。
でも、そういう意味では日本人の予算ってコツコツとか、まめにとか、締め切り守るみたいな、その一方であるような気がするんですけど、そのコツコツとこのコツコツ仕事をご分割するって意味が違うってことですよね。
日本人はすごく真面目で、丁寧な仕事をするんですけれど、こういう1つ締め切りがあるとか、新しいアイデアが必要とか、表現とかってことになると、逆にすごく粘って待つんですよね、インスピレーションを。
そういう意味では今のその表現って教えましたけど、僕も今少し思ったのは、やっぱりクリエイティブというか創造的なものっていうのは特にそうなのかなとか。
そうですね、そういうのはあるんじゃないですかね。逆に海外の作家の方が本当にコツコツと書きますよ。
でもコツコツでも創造的なものは逆に言うと作れる。
作れる作れる、もちろん作れます。すごくたくさんの人っていうのはだいたいコツコツ型の人が多いんで、たくさん書いてる人はコツコツとやってるんじゃないかな。
そうか。
じゃあこの彼は。
うん。
まあしょうがないと思うね。これ誰かに何かを言われるとか知っても直らないんですよ。
で、残業してようやく終わらせてるんだからいいですよね。
いや、間に合っていればいいです。ただ、いつか残業して徹夜しても終わらないような仕事が来るんで、その時にどう対応するかを今のうちから考えておいたら。
そうですね。
必ず穴を開けることがきますから、いつか。
まあでもこうやってちゃんと考えてる人いるし、そういうのは外さないようになんかできそうですよね。
そうだね、だといいですね。ただまあ35歳ですからね。
はい。
うん。
うん。
うん。
基本的には今のままで。
はい。いいと思います。
さあ、この番組では皆様からのご質問を募集しております。是非、恋や仕事、社会に関する疑問をお寄せください。また、井田さんと双方向のコミュニケーションを楽しめるオンラインサロンの会も募集しています。詳しくは石平公式サイトからご確認ください。
はい。
今日は第88回をお届けしました。井田さんありがとうございました。
はい。どうもありがとうございました。

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