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ウォーレン・バフェットは直近のインタビューで何を語ったのか?現金比率を上げる理由とは
2026-07-15 12:06

ウォーレン・バフェットは直近のインタビューで何を語ったのか?現金比率を上げる理由とは

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インベストメントブリッジがお届けするいろはにマネーのながら学習。 この番組では、インターン生2人が株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら劇する感覚で一緒に勉強していきましょう。 おはようございます。インターン生の竹井です。おはようございます。インターン生の達美です。
竹井さん、最近ニュースを見ていたら、 バフェットがまた現金を増やしているみたいな記事を見かけたんですけど、これってどういうことなんですか? 正直、世界一の投資家が株を買わずに現金を貯めているってちょっと意外で。
いいところに目をつけましたね。 実はこの5月にあったバークシャーハソウェイの株主総会で、ウォーレン・バフェット氏がCNBCというアメリカの経済メディアのインタビューに答えていて、
今のマーケットについてかなり資産に富んだことを語っているんです。 インタビューがあったんですね。そこではどんなことを言ったんですか?
一言で言うと、今は積極的にお金を使う環境じゃないと言っていました。 投資の神様が今のマーケットに対して慎重な姿勢を示しているんですね。
今日はこのウォーレン・バフェットは直近のインタビューで何を語ったのかをテーマに彼の発言と、そこから見えてくる投資手法までじっくり解説していきたいと思います。
投資の神様の頭の中を覗けるんですね。楽しみです。 その前に恒例のちょこっと株辞典のコーナーです。今日の用語は何ですか?
今日の用語はバリュー投資です。バリュー投資とは、企業本来の価値に比べて株価が割安になっている銘柄を買い、長期で保有するという投資スタイルのことを言います。
ざっくり言うと、お買い得になっている有料企業を買ってじっくり待つというイメージですね。 なるほど、株価が上がりそうなものに飛び乗るというのとちょっと違うんですね。
そうなんです。目先の値動きを追いかけるのではなく、企業の中身に対して今の株価は安いのか高いのかで判断するのがポイントです。
そしてまさにこのバリュー投資を世界で最も成功させてきた人物こそ、今日の主役ウォーレン・バフェットなんです。
では改めてウォーレン・バフェットさんってどんな人なんですか?
ウォーレン・バフェットさんはアメリカの投資保険会社バークシャー・ハサウェイの会長です。
地元の地名にちなんでオマハの賢人とも呼ばれていて、何十年にもわたって市場の平均を上回るリターンを出し続けてきました。
まさに伝説的な投資家ですね。
何十年も勝ち続けるってすごすぎますね。
はい。ちなみにバフェットさんは2025年末にCEOを退任していて、今は後継者のグレッグ・アベル氏が新しいCEOになっています。
今回の2026年5月の株主総会はそのアベル体制になって初めての総会で、バフェット氏は60年ぶりにステージではなく観客席から見守ったそうです。
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60年ぶり。時代の節目という感じですね。それでも会長としてインタビューには答えたわけですね。肝心のインタビューでは何を語ったんですか?
はい。CNBCのインタビューでバフェット氏は今の投資環境についてバークシャーが資金を投じるには理想的な環境とは言えないという趣旨の発言をしています。
近いですね。彼は慎重になっている理由の一つとして株価が高いことを挙げています。要するに値段が高すぎて今は買い時ではないと見ているわけです。
株価がそういうと説得力がありますね。じゃあいつが買い時になるんでしょうか?
ここがバフェットらしいんですが、インタビューでいつ買い時が来るのかと聞かれて、彼は他の誰もが電話に出なくなるような時だと答えました。
電話に出なくなる時、どういう意味ですか?
この発言は比喩表現の一つとして使っていると思いますが、相場が大きく崩れてみんなが怖くて動けなくなって、もう電話にも出たくない、そんなパニックの局面のことを指していると考えられます。
そういう時こそ有料な企業が安く買えるから自分は買い手に回るということですね。
なるほど。みんなが逃げ出す時に冷静に拾いに行くということですね。
はい。そして、この姿勢を数字の面から裏付けているのがバークシャーハーサウェイの手元現金なんです。
5月2日に発表された2026年1から3月期の決算によると、バークシャーの現金と短期米国債を合わせた額が過去最高の約3970億ドル、日本円でおよそ62兆円に達しました。
62兆円ですか?1企業の手元資金で62兆円って想像がつかないです。
そうですよね。62兆円がどれほどの規模かというと、今年の日本の国家予算が122兆円ですから、国家予算の半分くらいに相当します。
国家予算の半分も現金があると考えるとすごい量ですね。
バークシャーの総資産のおよそ3割が現金や短期国債というかなり守りを固めた状態ですね。
しかもバークシャーはここ3年ほど株を買う額より売る額の方が多い売り越しを続けていて、現金がどんどん積み上がっているんです。
本業の保険事業は大丈夫なんですか?
そこは順調ですね。同じ決算で本業の営業利益は前年同期比で18%増えていて、事業そのものは好調です。あくまで株式投資には慎重というだけなんですね。
新しいCEOのアベル氏もこの潤沢な現金について、我々の現金と米国債は誰かに縛られないためのものだという趣旨の説明をしています。
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ここまで聞くと、パフェットさんってものすごく慎重派なんですね。株時点でも紹介がありましたが、バリュー投資を実践されているんですよね。
パフェットさんのバリュー投資のポイントなどはあったりするんですか?
ポイントは大きく3つあって、1つ目は目先の株価の上下に惑わされず長期でじっくり持つということです。
2つ目は自分が理解できるビジネスにだけ投資すること。
そして3つ目は他者が真似できない強み、いわゆる競争優位性を持った有料企業を選ぶということです。
自分が理解できるビジネスって意外とシンプルな考え方ですね。
はい、そこが面白いところですよね。
インタビューでもパフェット氏は世の中にはこれをやらないかと持ちかけてくる話があふれているけど、
その中から自分が理解できて、理にかなったものを選べばいい。
理解できないものは放っておけばいいという趣旨の話をしています。
自分のわかる範囲で勝負をするということですね。具体的な成功例ってあるんですか?
はい、代表的なのがiPhoneでおなじみのAppleです。
バーク社にとって長年の主力メーカーでした。
それから誰もが知る飲料メーカーのコカ・コーラ。
これは何十年も持ち続けている長期保有の象徴的なメーカーです。
Appleもコカ・コーラも確かにみんなが知っていて強いブランドを持っている会社ですもんね。
でもさっきの話だと、その身長なバフェットさんが今は高すぎるって言ってるわけですよね。
それって客観的に測れるものなんですか?
いい質問ですね。
実は市場全体が割高か割安かを測る有名な指標があって、
その名もバフェット指数と言うんです。
本人の名前がついている指標があるんですね。
計算式はすごくシンプルで、株式市場全体の時価総額割るその国のGDP×100で表されます。
国全体の時価総額とGDPで比較しているんです。
一般的にこの数字が100%を超えると割高とされる目安なんです。
なるほど。それで今のアメリカはどうなんですか?
はい。投資の森というサイトのデータによると、
アメリカのバフェット指数は6月12日時点でおよそ234%です。
234%。100%で割高なのにその倍以上ってことですか?
そうなんです。
過去を振り返るとITバブルのピークだった2000年頃で140%台。
リーマンショックの前で108%ほどでしたので、
それと比べても今の水準がいかに高いかがわかりますよね。
確かに歴史的な暴落の前よりも高い。
それを知っているとバフェットさんが慎重になる気持ちもなんとなくわかってきます。
ここまで聞いていくと今の市場は割高であるということですね。
ということはバフェットさんはもうすぐ暴落することを予想しているんですか?
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すごくここが重要なところなんですが、
バフェットさんは暴落すると予言しているわけではないんです。
そうなんですか?
てっきり株を売って現金にしているのは下がると思っているからだと思っていました。
そう思う気持ちはわかるんですが、
彼が現金を増やしているのは相場の暴落を当てに行っているからではなく、
単純に今の株価では魅力的な買い物が見つからないからなんです。
市場の専門家からもバフェット氏の現金保有は暴落を予言しているサインではなく、
割安な投資先が見当たらないことの表れだと指摘されています。
現金を持つのは下落を予想しているからではないんですね?
はい。選択肢として持っているというのが近いと思います。
いい玉が来るまでバットを振らずに待っているというイメージですね。
株価が最適な水準まで戻ってきたらその時に大きく動ける、
そんな準備をしているわけです。
なるほど。下がるのを願っているんじゃなくて、
いい値段になるまで待っているだけということですね。
そういうことです。
最後に今日お話ししたインタビューの内容を整理しておきましょう。
1つ目は、バフェット氏は今の投資環境を理想的ではないと見ていて、
その理由は株価が高すぎるからです。
2つ目は、バークシャーの手元現金は過去最高の約62兆円まで積み上がっている。
そして3つ目は、ただしこれは暴落の予言ではなく、
いい機会が来るまで待つという彼らしい忍耐の表れだということですね。
待つのも立派な戦略なんですね。
なんだか投資って買うことばかり考えがちでしたけど、
動かない勇気みたいなものも大事なんだなと思いました。
まさにそうですよね。
バフェット氏は何もしないことの価値をよく口にします。
焦って高値掴みするくらいならじっと待つ。
その規律こそが何十年も勝ち続けてきた秘訣なのかもしれません。
今日の話を聞いてニュースの現金を増やしているという目指しの裏側がすごくよくわかりました。
なお、本日ご紹介した内容は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄や投資を推奨するものではありません。
バフェット指数などの指標もあくまで判断材料の一つであって、将来の株価を保証するものではありません。
投資のご判断はあくまでもご自身の責任にてお願いいたします。
リスナーの皆さんも、無責の値受けだけじゃなくて、自分が理解できるか、今の値段は割高じゃないかという視点をぜひ意識してみてください。
本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
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引き続き正しんでいただけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
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