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サマリー
このエピソードでは、スマート農業と農業投資の可能性について掘り下げています。日本の食料自給率の低さや農業従事者の減少といった課題に対し、ドローンやAIを活用したスマート農業が解決策として注目されています。国策としても推進されており、アグリテックとも呼ばれるこの分野は市場規模の拡大が予測されています。番組では、久保田、オプティム、クボタといったスマート農業関連企業3社を紹介し、それぞれの特徴と業績について解説。さらに、儲かる野菜としてわさび、れんこん、スイカ、メロン、いちごなどを挙げ、新規就農者向けの栽培方法についても触れています。
オープニングと今日のテーマ紹介
インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。 この番組では、インターン生2人が株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話を、ながら劇する感覚で一緒に勉強していきましょう。 おはようございます。インターン生の古田です。おはようございます。インターン生の中野です。
中野さん、いきなり問題出しちゃっていいですか? 儲かる野菜って何か知ってますか?
儲かる野菜ですか?大きい野菜とかかぼちゃとか大根みたいな。 正解は収録の最後の方に言おうかなと思うんですが、今日はそんな農業と投資を絡めた内容でお送りしようと思います。
今注目が集まっているかなり熱い投資テーマになっているんです。 熱いんですね。農業って今後継者問題など、結構課題を抱えているイメージなんですけど。
そうですね。課題はありつつもなんですが、それを上回る農業の成長性についてお話しします。
ちなみにドローンとかAIを使ったスマート農業っていう言葉聞いたことありますかね?
それは聞いたことあります。ニュースの特集とかでやってたような気がします。
じゃあ話は早いですね。ということで今日はスマート農業銘柄や、そもそも農業投資って何なのかっていうのを一緒に考えていこうと思います。
僕実は9月から自分で畑借りようと思ってたんで、今日はまだ初心者代表としていろいろ聞かせてください。
それは面白いです。
今日のテーマ:国策銘柄とは
その前に恒例のちょこっと株辞典のコーナーです。
今日の用語は何ですか?
今日の用語は国策銘柄です。
国策銘柄とは政府の政策や法律の後押しを受けて業績の拡大が期待される企業の株式のことを指します。
国策ということは国が推し進めているテーマの株というイメージでしょうか?
まさにその通りで、政策による規制緩和や補助金、法整備などが企業の追い風になるため、株式市場でもテーマとして注目されやすいんです。
過去には再生化のエネルギー関連や半導体関連などが国策銘柄として話題になりました。
なるほど。国の方針次第で株価にも影響が出るということですね。
実は今日紹介するスマート農業関連株もこの国策銘柄の一種と言えるんです。
2024年に成立したスマート農業技術活用促進法のように国が推進している分野なので、政策の動向にも注目しておくと良いと思います。
これは知らなかったです。
政府の後押しがあるかどうかは投資判断の材料としても大事なポイントですね。
農業投資の4つの方法
それではまず農業投資という言葉の整理からいきましょうか。
農業投資とは個人や企業が利益を見込んで農業分野に資金を投じることを指しています。
主に4つの方法があるんです。
4つもあるんですね。
1つ目は農業関連企業の株式を購入する方法。
種苗や農薬、農業機械、農業DXに関わる企業の株を買うということですね。
そして2つ目が農業ファンドへの出資。
3つ目が企業自らが農業事業に直接参入すること。
そして4つ目が自社の技術やノウハウを農業に応用して新たな収益を生み出すというケースです。
なるほど。農業ファンドっていうのもあるんですね。
そうなんです。Jグループが農業法人向けに出資するファンドもあれば、
三菱UFJのグローバル農業関連株式ファンド、アイショウゴールデンハーベストのように、
世界の農業関連企業に投資する投資新宅もあります。
個人投資家が一番アクセスしやすいのは、やっぱり個別株や投資新宅を通じた投資ですよね。
今日は主に個別株の視点で見ていこうかと思います。
よろしくお願いします。
農業投資が注目される背景
では、なぜ今農業投資が注目されているのか。
大きく2つの背景があります。
2つですか。教えてください。
1つ目は食料安全保障の観点です。
日本の食料自給率はカロリーベースで2024年時点で38%であり、
ここ数年ほぼ横ばいとなっています。
これは諸外国と比較してすごく低い状況が続いています。
世界的な人口増加や紛争の影響で、
食料をどう安定確保するかっていうのが世界共通の課題になっています。
38%ってかなり低くないですかね。
そうですね。数字だけ見るとちょっと不安になりますよね。
そして注目されている2つ目の理由が結構深刻でして、
農林水産省は自営で農業に携わる人が
2025年で102万人まで減少していると発表しました。
何でも5年減少率が過去最大の25%減だったそうで、
このままいくと農業の担い手が激減してしまうということなんですよね。
4分の1減っちゃってるんですね。これはもうちょっと危機的状況じゃないですか。
だからこそ政府も本気で動いていて、
スマート農業技術活用促進法を2024年に施行しました。
これは人手を前提とした従来のやり方から、
スマート農業技術に適した生産方式へ転換を進める法律です。
政策の後押しがあるという点も投資テーマとして注目される理由の一つですね。
これがまさに国策ってやつですね。
これは長期的な投資テーマにもなっていきそうですね。
スマート農業(アグリテック)の市場規模と将来性
ちなみになんですが、ドローンやAIを農業に活用するこの分野は
アグリテックとも呼ばれています。
アグリカルチャー農業とテクノロジー技術を組み合わせた造語で、
日本ではスマート農業という言い方がよく使われますが、
世界的にはアグリテックという呼び方も一般的なんですよ。
スマート農業は聞いたことありましたけど、アグリテックって初めて聞きました。
なんかかっこいいですね。
農業を始める身としては知っておいた方がいいかもしれないですね。
また市場規模も伸びていて、
2025年度のスマート農業の国内市場規模は
全年度比15.2%増と見込まれていて、
2030年には837億円まで拡大すると予測されています。
ドローンによる農薬などの散布面積も集計を開始した2016年は
700ヘクタールぐらいだったんですが、
2024年度には119万ヘクタールになっているんです。
これはもう大幅増加しているんですね。
ドローンで農薬を撒くって漫画とかみたいですけど、
実用段階に入っているというのは今後も期待できそうですね。
今ちょうどドローンの話が出たので、
注目のスマート農業関連企業3社
農業に使われる機械やサービスを実際に提供している企業を
ここから3社紹介しようと思います。
今回は農業系の分野をメイン事業に置いている企業を紹介しようかなと思っていて、
この3社はそれぞれ異なる切り口からスマート農業を代表しています。
違いを聞きながら理解してくださるといいかなというふうに思います。
これは楽しみです。勉強したいと思います。
まず1社目は農業機械の最大手、久保田、証券コード6326です。
無人運転技術でかなり先を行っていて、
2024年には世界で初めて人が搭乗することなく、
自動運転で米や麦の収穫作業を行えるコンバインを市場投入しました。
遠隔監視における無人運転農機の実用化を目指しているのです。
久保田はよくCMとかでもやってますよね。
業績面とかも気になるんですけど。
2025年12月期決算では売上高約3兆円、
全期費でいうと0.1%増、営業利益が約2700億円でした。
こちらは全期費15.9%減という風になっています。
関税が大きく影響し、当期は減益となりましたが、
今期の通期業績予想は売上高約3兆1500億円、
全期費4.3%増、営業利益3000億円、13%増ですね。
純利益2100億円、12.5%増と増収増益を予想しています。
配当も2円増加の52円予想となっています。
やっぱりこれは海外の顧客が多いので、
関税や為替の影響を受けやすい目柄ではありますよね。
そうですね。ただ海外市場も北米、欧州などと主要市場が分散しているため、
今後も販売量の拡大とともに増収増益が見込めそうです。
今後も楽しみですね。
そして2社目はAI IoTを使ったドローン農薬散布サービスで存在感を増している
Optim 3694です。
国内市場No.1のピンポイントタイム散布サービスが主力で、
ドローン農薬散布サービスは3万2000ヘクタールの利用実績を達成しています。
2026年3月期には本サービスの顧客継続率が98%と発表しており、
満足度の高いサービスを提供し続けています。
そして気になる業績というのもかなり好調でして、
2026年3月期の通期実績は売上高約117億円、前期費10.9%増、
そして営業利益19.6億円、前期費0.8%増で、
創業以来26期連続の増収及び過去最高益を達成しています。
26期連続増収ってすごい記録ですね。しかも創業以来ずっとですね。
聞いたところによると、OPTIMはアグリテック事業というセグメントを新設したらしいですね。
今後のアグリテック分野の重要性をしっかりと認識している印象です。
他の企業はあまりアグリテック分野を別で作ったりとかしないんですけど、
OPTIMはそうですね、新設して結構期待している分野なのかなというふうには私は見ています。
3社目は稲作向け農機に強い遺跡農機、証券コード6310です。
遺跡アグリサポートというシステムを提供していて、
GPSを活用して最適な走行経路を表示したり、精度の高い作業をサポートしているんです。
これは先ほど紹介してもらった2社とは違って、
営農管理的な要素が強い事業ですね。
こちらの業績の方も気になります。
業績も伸びていまして、2025年12月期の連結形状利益は
前期費161.1%増の41億円に急拡大し、
今期の年間配当は前期費5円増の45円を予想しています。
2026年12月期、第一四半期もですね、
売上高が前年同期費で11.5%増の514億円。
営業利益は約89%増の26億円と大幅に伸びました。
約89%増ってなかなか伸びてますね。
これ3社ともディフェンシブでありながら、
各々の切り口でしっかり成長も伴っているみたいですね。
儲かる野菜と新規就農
さてここからは少し趣向を変えて、
これから農業を始めるなら、
どんな野菜が利益を出しやすいのかというテーマで見ていこうと思います。
これはもうまさに気になるんです。
職業農業を始めるとしたら、何を作れば儲かるんですか?
はい、農業利益創造研究所というところによると、
世帯農業所得率が高い野菜トップ5は、
わさび、れんこん、スイカ、メロン、いちごという結果になっています。
特にわさびの所得率は48.9%で、
売り上げの約半分が利益として残る計算なんです。
ただし、ここが問題でして、
清流が絶えず流れる補助が必要なので、
誰でも簡単に始められるというわけではないんですよね。
なるほど、ちょっと興味ありますけどね。
土地の水資源が鍵になるということですよね。
はい、ですが、これから収納する人が無理なく始めやすいという意味では、
労働時間あたりの効率も大事な指標になります。
特にキャベツとかレタスは栽培も比較的難しくないですから、
新規収納者にも人気なんですよ。
じゃあ、まさにやってみたいと思います。
あと、施設栽培とかもありまして、ミニトマトの所収益は407万円と、
路地施設野菜の中で最も収益が高いという結果も出ているので、
ミニトマトとかどうですか?
でも、ビニールハウスとかの設備投資が必要になる点は注意が必要ですね。
施設栽培はその投資が必要だけど、収益は大きいというところですね。
これは勉強になります。
まとめと今後の展望
それでは最後に今回の内容をまとめます。
日本の農業は担い手不足という構造的な課題を抱えている一方で、
それを解決する手段としてスマート農業への期待が非常に高まっている状況です。
2030年度までに国内市場規模が大幅拡大すると予想されていることからも、
この分野の成長性が伺えますね。
そして政府の後押しもあるというところで追い風が続いてきそうですね。
そうですね。久保田やオプティム、遺跡農機のような企業は単なる農機メーカーではなくて、
データとかAIを使ったアグリテック企業として進化している最中です。
ディフェンシブでありながらも成長性も期待できる。
なかなか面白いテーマだと思いますよ。
エンディングとリスナーへの呼びかけ
今まであまり目を向けていなかったですけど、
まずスーパーで野菜を見るから完璧そうですね。
ありがとうございました。
本日ご紹介した企業や野菜の情報は主観による情報提供であり、
投資や収納を推奨するものではございません。
投資判断はあくまでご自身の責任にてお願いします。
本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
Apple PodcastやSpotifyなどお聞きのプラットフォームにて、
ぜひ番組への感想、評価の投稿をお願いします。
また概要欄にはご意見フォームのURLも貼っておりますので、
番組へのご意見もお待ちしております。
いただいたコメントにより改善を進めています。
引き続き楽しんでいただけるよう頑張りますので、
これからもよろしくお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
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