1. いろはにマネーの「ながら学習」
  2. 話題になったソフトバンクG社..
話題になったソフトバンクG社債を初心者向けに解説
2026-09-18 14:35

話題になったソフトバンクG社債を初心者向けに解説

spotify apple_podcasts youtube
00:00
インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。 この番組では、インターン生2人が株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら聞きする感覚で一緒に勉強していきましょう。 おはようございます。インターン生の古田です。
おはようございます。インターン生の竹井です。 古田さん、昨日ソフトバンクグループの社債が発行されたってニュース見たんですけど、
1兆円で、履歴4.75%って数字が並んでて、すごそうなのは伝わったんですけど、正直社債のことはあんまりよく分かってないんですけど。
そうですよね。株は短でも社債はあまり触れる機会がないですよね。 でも今回はSBIの講座で、初めての投資がこの社債だったという人が1000人を超えたぐらい、投資初心者にも注目された商品なんですよ。
そうだったんですね。初めての投資で社債っていうのは、僕みたいに仕組みがよくわかんないまま気になっている人も多そうですね。
ソフトバンクグループ証券コード9984、略してSBGの個人向け社債が、昨日9月17日に発行日を迎えました。
今日はそもそも社債って何?というところから、なぜこんなに利回りが高いのかまで一つずつ深掘りしていこうと思います。
はい、お願いします。その前に恒例のちょこっと株式会社のコーナーです。
今日の用語は何ですか?
今日の用語は個人向け社債です。社債とは、企業が投資家からお金を借りるために発行する債券のことです。
購入した投資家は決められた利息を受け取り、満期になると元本が返ってきます。
その中でも個人投資家が買いやすいように発行されるのが個人向け社債です。
個人向け社債は100万円単位や10万円単位から購入できるものが多くて、個人でも手が出しやすいというのは聞いたことがありました。
ただし、会社が倒産すると元本が戻らないリスクや、満期前に売ると価格次第で元本割れになるリスクもありますよね。
そうですね。今回解説しますSBGの社債も投資単位100万円の個人向け社債ですので、リスクもしっかりと自分たちで調べないといけません。
では本編に入っていただくんですが、先ほど企業にお金を貸すと説明がありましたが、株を買うのとは何が違うんですか?
一番わかりやすい違いは会社の持ち主の一人になるっていうのが株で、会社にお金を貸すっていうのが社債という点です。
なるほど。持ち主と貸す人ですか?
はい。例えば友達がカフェを開くとしますね。株を買うのはお店の共同オーナーになるというイメージです。
お店が大繁盛すれば取り分も増えますが、赤字になれば価値が下がります。
なるほど。では社債っていうのは?
社債のイメージは会店資金を貸して毎年決まった利息をもらうという感じです。
03:04
お店がどんなに儲かってももらえるのは約束した利息だけ。
その代わりお店の儲けが多少減っても約束通りに利息と元本が返ってきます。
株は上がるのも下がるのも大きくて、社債は受け取る金額が最初から決まっているという感じですね。
はい。そうです。ただしここが大事なポイントで、社債の約束が守られるのはあくまで会社にお金を返す力があるという場合のみです。
カフェが潰れてしまえば貸したお金は戻らないということですね。
決まってるけど絶対ではないという感じですね。
はい。まさにそこが今日のテーマのポイントです。
では今回の社債の条件を詳しく教えてください。
条件が決まったのは9月4日でした。
履歴は年4.75%、召喚までの年限は7年、投資単位は100万円、申込期間は7日から16日で、
昨日17日が払込期日でした。
召喚っていうのは何ですか?
満期が来て元本が返ってくるということです。
今回は7年後に貸した100万円が戻ってくるという予定です。
払込期日っていうのは?
投資家が実際にお金を払い込む日で、この日から社債が発行されたということになります。
つまり昨日から買った人はSBGにお金を貸している人になったわけです。
なるほど。具体的に100万円分買ったらどれくらいの利息がもらえるんですか?
単純計算すると100万円×4.75%になりますので、1年あたり47,500円です。
7年間持ち続けると合計33万円程度になります。
ただしこれは税金が引かれる前の金額です。
7年で30万円以上って結構魅力的ですよね。
そうですね。他の社債と比べるともっとわかりやすくて、
イオン証券コード8267が8月に発行した個人向けの7年債は、利率3.087%でした。
同じ7年間でも1.6ポイント以上違うんですね。
ですね。さらに1990年7月以降の個人向け社債の中では、
ソフトバンク時代の2009年に出した2年債の5.1%に次ぐ高さです。
SBGの社債では約17年ぶりの高い水準になります。
ちなみに発行額の1兆円っていうのはどれくらいすごいんですか?
個人向けとしては国内企業で最大規模となります。
集めたお金は9月に予定されている4,000億円の社債の償還、
つまり以前借りたお金の返済に充てるほか、AI関連の投資にも使われるようです。
あ、そうだったんですね。借りたお金を返すためにまた借りているんですね。
企業ではよくある資金繰りの方法なんですが、借り替え続けられるかどうかっていうのも
信用力に関わってくるということは頭に入れておきたいですね。
06:03
なるほど。でもそもそも4.75%ってどうやって決まってるんですか?
会社がこれくらいでいいかなって決めるんでしょうか?
いい質問ですね。実は市場の評価がかなり反映されています。
社債は発行された後も投資家同士で売り替えされていて、その場を流通市場と呼びます。
なるほど。中古車市場みたいなものなんですね。
イメージとしては近いですね。
そこでついている価格から計算した利回りを流通利回りと言います。
流通市場の主な参加者は年金マネーなどを運用するプロの基幹投資家です。
じゃあプロがこの会社ならこれくらいの利回りが欲しいと評価しているわけですね。
そうですね。今回の社債と満期が近い2032年12月召喚の7年歳の流通利回りは
発行を公表した8月24日時点で4.4%弱でした。
また2025年に発行された個人向け7年歳の67回債は9月3日時点で4%台半ばでした。
その水準を参考にすると4.75%になったということですね。
借り条件の段階ではどうだったんですか?
4.3から4.9%という幅で示されていて、最終的に4.75%に決まったという感じです。
もう一つニュースで気になったのはスプレッドという言葉も見たんですが、あまり意味がわかっていないんですが。
スプレッドは国債の利回りにどれだけ上乗せされているかというのを示すものです。
国は一般的に最も信用力が高い借り手とされるので国債の利回りが基準となります。
その上乗せ分は何に対するものなんですか?
SBGにお金を貸すリスクを引き受ける分の見返りと考えるとわかりやすいです。
つまり、利率が高いということはそれだけ市場がリスクも意識しているということなんです。
高い利回りはご褒美じゃなくてリスクへの対価にもなるんですね。
でもすごい売れたんですよね。
1000億円を引き受けたSBI証券ではネット販売分が9月7日の午前に販売開始して約10時間で完売しました。
楽天証券でも個人向け社債として過去最速のペースで売り切れたそうです。
引き受けるというのはどういうことなんですか?
証券会社が発行される社債の一定額を担当し、投資家に販売する役割のことです。
今回は11社が引き受けていて最も多いのが野村証券、ついで大和証券、SMBC日光証券などでした。
リスクについても詳しく聞きたいですね。
SBGの信用力はどう評価されているんでしょうか?
信用力を示すのが格付けと言われるものです。
格付け会社がアルファベットで評価していて、一般的にトリプルBマイナス以上が投資的格、
09:03
ダブルBプラス以下が同期的投給と呼ばれます。
SBGの成績はどうですか?
今回の社債そのものについては日本格付け研究所JCRからトリプルBプラスを取得しています。
債務履行の確実性は認められるが、上位投給に比べて将来債務履行の確実性が低下する可能性があるという評価です。
ということはまあまあって感じなんですね。
一方でS&PグローバルレーティングはSBGという会社そのものの格付け、発行対格付けをダブルBプラスとしていて、こちらは同期的投給に当たります。
日本企業では東京電力ホールディングスや三菱自動車と同じ水準です。
同じ会社なのに評価する。会社によってこんなに違うんですね。
そうなんです。だからこそ一つの格付けだけを見て安全とか危険とかっていうのは決めつけないことが大切ですね。
でもなぜSBGは格付けの評価が分かれるんですか?
はい、それはSBGが投資会社だからです。
さっきのカフェの例に戻ると、普通の会社はコーヒーを売って稼いだお金で借金を返しますよね。
はい、事業で稼いだお金で返すのが普通ですよね。
でもSBGは他の会社の株をたくさん持っていて、その株を売ったり子会社から配当を受け取ったりしたお金が主な返済の原資になります。
ということは持っている株の値段が下がったら…
そうです。返す力も弱くなってしまうということです。
つまり社債の安全性が株式相場に大きく左右されるんです。
これは投資会社の宿命とも言われてますね。
どんな株を持ってるんですか?
はい、保有資産の7割超をアメリカのオープンAIとイギリスの半導体設計大手、アームホールディングスの2社が占めています。
AI関連の2社に集中しているんですね。
そうですね。アームホールディングスの株価上昇で資産価値は大きく伸びましたが、足元ではアーム株は調整色を強めています。
もう一つの注意点は、オープンAIが非上場であるということです。
非上場だと何が問題なんですか?
上場している株のように市場ですぐ売ることができないんですね。
超募の上ではとても価値があっても、いざ現金が必要なときにすぐお金に変えられるとは限らないということですね。
価値があるとすぐに使えるお金があるっていうのは別なんですね。
では、SBG側はそういうリスクにどう備えているんですか?
SBGは独自のルールとしてLTV、負債カバー率を25%未満に抑えるとしています。
LTVは、保有している株の価値に対して純有利子負債がどれくらいあるかを示す割合です。
12:00
ちょっと難しいですね。
ですよね。身近な例にしますと、100万円分の株を持っている人が25万円未満しか借金をしないようにしているというルールという感じですね。
それなら何かわかった気がしますね。実際はどうなんですか?
6月末時点で13%でした。100万円分の株に対して借金が13万円ぐらいの状態ですね。
25%未満というルールの範囲で考えると、理論上は保有株の価値が4分の1になっても、全部売れば借金を返せるという計算です。
じゃあかなり余裕を持っているように聞こえますね。
さらには今後2年分の召喚資金に足りる現金も手元に置いているそうです。
ただし全部売ればという前提なので、先ほどのオープンAIのようにすぐ売れない資産があることは考えておく必要があります。
私たちが運営するカブリッジでもソフトバンク社債は危険?売れ残りの真相と買うべきかを徹底解説と題して記事公開をしています。
概要欄のリンクから飛んでみてください。
今日は昨日発行されたソフトバンクグループの個人向け社債について、仕組みから深掘ってもらいました。
株と社債の違い、利率の決まり方、格付け、投資会社ならではのリスクまでつながって理解することができました。
ポイントを整理すると、利率4.75%という高さは市場がSBGのリスクを意識していることの裏返しです。
SBGは投資会社なので、社債の安全性はAI関連を中心とした保有株の価値にも左右されます。
そして社債は発行されたら終わりではなく、7年間の保有期間中もSBGの財務や相場の動きに目を向けることが大切になってきます。
本日ご紹介した内容は情報提供を目的としたもので、投資を推奨するものではありません。
投資判断はあくまでご自身の責任でお願いいたします。
本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
Apple PodcastやSpotifyなどお聞きのプラットフォームにて、ぜひ番組への感想、評価の投稿をお願いします。
また概要欄にはご意見フォームのURLも貼っておりますので、番組へのご意見もお待ちしております。
いただいたコメントにより改善を進めています。
引き続き楽しんでいただけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
14:35

コメント

スクロール