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声の読書感想文「翼をください」原田マハ著
2026-08-29 14:29

声の読書感想文「翼をください」原田マハ著

2026/8/31

LISTEN イベント「声の読書感想文」に参加します。

https://listen.style/event/69

がんばって、できるだけネタバレなしで紹介しました!

ぜひ読んでみてください。

 

文庫版

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Kindle版

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#声日記

 

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サマリー

AKIKOは「声の読書感想文」イベントに参加し、原田マハ著『翼をください』を紹介します。この小説は、女性飛行士アメリア・イヤーハートの失踪と日本号による世界一周という二つの史実から着想を得たアドベンチャー物語です。1939年という第二次世界大戦前夜を舞台に、戦争の影と「世界は一つ」というメッセージ、そして純粋な飛行への情熱が描かれています。AKIKOは、現代の国際情勢と重ね合わせ、この物語が持つ深い意味を考察し、また、かつてこの本を勧めてくれた上司との個人的な思い出も語りながら、読者へ強く推薦しています。

イベント参加と『翼をください』との再会
こんにちは、AKIKOです。
えー、2026年の8月29日の15時半です。
これを公開するのは、公開するのは、8月31日です。
というのは、イベント参加会だからです。
声の読書感想文イベントに参加します。
おすすめの本を紹介するというのは、
ポッドキャストや声日記のコンテンツとしては、
ひとつとてもお気に入りのカテゴリーですね。
いいイベントです。
ヒロヒロ氏さん、主催ありがとうございます。
はい、皆様も15番組が参加中ですので、
ぜひ見てみて、聞いてみてください。
私はですね、最終日に空いていた枠を、
数日前に急遽確保しました。
最後の一枠。
それは偶然、オーディブルを開いたら、
この原田マハさんの
「翼をください」が目に飛び込んできたからです。
こちら、2009年に発売ということです。
私は約10年前に一度文庫本で読んでいます。
その後すっかり忘れていましたが、
今回オーディブルを開いて目に飛び込んできて、
これは聞かねばならぬと、ここ数日で聞きまして、
それからこの読書感想文イベントにも
急遽参加することにしました。
作品紹介と物語の背景
さて、今日はですね、
実はネタバレなしでいきたいので、
原稿を準備してあります。
こちらの本ですね、文庫本で640ページ。
オーディブルで16時間38分あります。
なかなかのボリュームがありますが、
ドキドキハラハラするタイプの本です。
熱中してどんどん先を読みたいというタイプの物語なので、
オーディブルも流しっぱなしにしたら、
あっという間に終わってしまいました。
そういったタイプの本なので、
読んでいない皆さんには、
ぜひ純粋に読んで楽しんでいただきたいと思いますので、
ネタバレなしで感想文というのにチャレンジしたいと思いました。
ネタバレなしで感想文というのも、
なかなかチャレンジングだと思いますが、
紹介はしていいですよね。
少しまず紹介をしますと、
この物語はフィクションです。物語です。
歴史上の実在の人物や出来事がモデルになっています。
その主要人物の一人が、
女性飛行士エイミーとして物語の中で出てきます。
こちら実在の人物は、
女性飛行士のアメリア・イヤハートさん。
こちらの実在のアメリア・イヤハートさんは、
1937年に単独飛行中に失踪していると。
そしてもう一つ、人間ではないものの、
この物語の中の大切な主人公と呼ぶべき、
飛行機があります。
日本の国産の飛行機、ニッポン号。
こちら実在です。実話です。
毎日新聞社が、このニッポン号を海軍から借りて、
海軍の山本五十六さんを説得して、
飛行機の貸与を受けて、
1939年に世界一周を実現したという、
歴史上の事実があります。
この失踪した女性飛行士と、
ニッポン号による世界一周という、
二つの歴史上の事実から、
インスパイアされた物語。
それがアドベンチャー小説と言えるような、
ハラハラドキドキする物語として、
展開されていきます。
そしてこの物語の中には、他にも、
例えばこの山本五十六さん、
そしてアインシュタインといった、
実在人物がそのままの名前で出てきます。
その実在の人物の姿を、
とてもリアリティを持って、
想像させる、
多分すごく取材とか調べていらっしゃると思うんですけど、
史実に基づいた実際の役割、重要な役割を、
その実在人物にも担わせながらも、
全体としては物語、フィクションとして描いているという、
この小説の手法がね、
お見事だなぁと思いますね。
この原田マハさんの小説家としての腕前に、
脱帽するところです。
この事実とフィクションが融合した感じで、
物語が展開していきます。
現代へのメッセージと「世界は一つ」
ネタバレなしだとこういう感じになっちゃいますね。
そしてですね、この物語に、
この小説に今、このタイミングで、
私は出会い直してよかったなと思っている理由が一つあります。
そして皆さんにもこのタイミングだからこそ読んでほしい、
というふうに思っています。
この小説の舞台が1939年です。
1939年というのは、
第二次世界大戦の中の欧州戦線、
ドイツとイギリス、フランスとの戦いが
開始したのがこの年です。
そして太平洋戦争は、
1941年12月開戦なので、
その間のタイミングの物語なんですね。
この1939年に、
世界一周の飛行機を飛ばせるということは、
どういう意味があるのか、
どういう意味を持つのか、
もしくは持たされるのか、
つまり当時は飛行機というのが最先端の武器でもあったわけです。
そういったすごく大きな歴史や政治の流れ、
国と国との思惑といったものが描かれながらも、
しかしこの物語に登場するのは新聞社です。
新聞社による世界一周。
なのでここで登場する飛行機乗りたちは、
忍び寄る戦争の気配を感じながらも、
飛行機で世界を一周するという行動を、
自分の目で世界を捉えるために、
日本人は世界を俯瞰して見る必要がある、
普通の人々が世界を見る目となろう、
自分たちは人々が世界を見るための目となろう、
として行動をします。
そして女性飛行士のエミリー、この物語の中で、
何度か重要な場面で使われるメッセージがあります。
世界は一つ。
昨年2025年が戦後80年ということで、
今年戦後、第二次世界大戦の終結からは、
81年ですね。
2026年の今、私たちはいつまで今を戦後と呼び続けていられるか。
今の世界はこの1939年と同じくらい、
開戦前夜なのかもしれないという危機感を、
私自身は中東で暮らしていることもあって、
その危機感は日々強まっていきます。
そんな中で、この女性飛行士エミリーの
世界は一つというシンプルでピュアなメッセージを、
私は口にすることができるか。
正直言えば自信を持って言えません。
世界は一つ。
これを絵に描いた餅でも、子供だましでもなく、
夢物語でもなく、実際に世界は一つと、
自信を持って大きな声で口にできるように、
そのために何ができるか、どんな行動をとれるのか、
そんなことをとても考えさせられました。
それが今、この2026年に、
この小説に出会い直した大きな意味だというふうに考えています。
飛行への純粋な願いと「翼をください」
しかし、そういうことを考え始めると、
少し深刻で重苦しい気持ちにもなってしまいますね。
しかし、この物語自身は本当にあくまでも爽快な、
ドキドキハラハラする冒険物語です。
特に私の気持ちを明るく晴らしてくれるのが、このタイトル。
翼をください。
翼をくださいという合唱曲がありますね。
この私の想像なんですが、このタイトルは、
この歌の翼をくださいへのオマージュという側面もあるんじゃないかなと思っています。
今、私の願い事が叶うならば翼が欲しい。
この合唱曲の歌詞を連想させるような、
女性飛行士エミリーのセリフが途中、とても大切な場面に出てきます。
エミリーはなぜ困難を乗り越えて飛び続けられたのか。
様々な理由はあるでしょう。
でも結局は彼女はただただ翼が欲しかった。
大空に翼を広げて飛んで行きたかった。
アメリカのためでも日本のためでもなければ、
仲間のためでも世界平和のためでもなく、
本当は彼女はただただ翼が欲しかった。
その動機が私に何よりも説得感を持って響きました。
本との個人的な思い出と上司Mさん
実はこの本を初めて読んだ時は2015年でした。
当時の上司が読み終わった文庫本を
この本すごくいいよと渡してくれました。
その頃は私自身、そして会社もその上司も
なかなかの苦しみの中にありました。
その詳細については先日のトランスアキコキャリアレビューの
第6日目(注:7日目でした)で語っている話です。
その上司がこの本を読んで感動して、
そしてその本を私に回してくださったということにも
とても大きな意味があるなと感じています。
それが私のこの本に対する思い出を
より味わい深いものとしています。
実はその上司、ここでMさんとお呼びしますが、
私がその会社を辞めて数年後に
お病気で亡くなられました。
今はもういらっしゃらないので
お礼を言うことも昔話をすることもできません。
亡くなったと知ってから数年後に
お墓参りに行きまして、近くの黒部ダムに行きましたら
ダムの上をイワツバメが飛び交っていました。
そのツバメを見ながら
Mさんも今は自由になって
空を飛んでいるんだなって思ったことを思い出します。
Mさんもツバサを得られましたね。
読者への推薦
では最後にもう一度、この本作者
原田マハさん、タイトル
翼をください。
そして英語のタイトルが
フリーダムインザスカイ。
リッスンの自由を愛する界隈の皆さん
もしまだこの本を読んでいない方がいれば
そんなあなたが私はむしろうらやましい。
今から初めてこの本を読むことができるなんて
なんてうらやましい。
ぜひぜひ手に取ってみてください。
はい、では声の読書感想文、以上です。
聞いていただいてどうもありがとうございました。
14:29

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