第05回は「2021年モデルiPad Proの新機能センターフレームの魅力」についてです。2021年に新しく発売されたiPad Pro、アウトカメラはスペック的に変化なしですが、フロントカメラが7MP→12MPの122度超広角カメラになりました。
センターフレーム機能が新しく追加されていて、超広角カメラと機械学習を使って、映っている人が動き回ってもちゃんとフレーム内に入るように自動で調整してくれる機能が意外とすごいよって話をしました。ちなみにZoomはSplit Viewでもちゃんと使えます。(カメラアクセスが許可されている)
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新しいiPad Proのレビューや、11インチと12.9インチのサイズ違いについてはこちらの記事で詳しくまとめています。
🤷♀️ 2021年モデルiPad Proのサイズ選びの悩み(5/28)
🆕 2021年iPad Pro(11モデルだけ)のレビュー(5/21)
14mm相当のフロントカメラ
2021年モデルのiPad Pro、フロントカメラのEXIF情報です。35mm換算だと14mm。これってiPhone11 Proのアウトカメラ(背面カメラ)の超広角レンズとほぼ同じスペック。(13–14mm相当、1200万画素、F2.4)
今までのフロントカメラの画質(会議とかテレビ電話用画質)から一気に普通の写真レベルにアップしてます。
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iPadのことばかり話す、iPadオンリーなポッドキャスト、iPad Worker。
今日は、2021年モデルのiPad Proに、新しく付いたセンターフレームについての話をしたいと思います。
唯一、新しいiPadの新機能と言えるやつが、それなのかな?
細々とした新しいことは、いろいろあるんだけど、
ちょっとした目玉的に紹介されてたのの一つとして、このセンターフレームという機能があって、
センターフレームって何かっていうと、iPadってカメラが2種類。
後ろの背面カメラと言われるカメラと、インカメラ、フロントカメラっていう、
例えば、自分の顔を映しながらテレビ電話をする時とかに使っているカメラのレンズ、
画面側についているレンズが、今までよりもかなり高画質になって、
さらに、すごい視野角の広い広角レンズになったよっていうのが、物理的な変更で、
それにプラスして、機械学習によって、カメラで映っている中の人物だけをずっと追従して、
人物がちゃんとフレームの真ん中に収まるように、自動的にトリミングをしてくれる機能っていうのが、
センターフレームっていう機能で新しく追加された。
2人が映っていると、2人の顔が映るようになって、1人がいなくなると、残った1人だけに顔がズームされて、
特に会議とかっていうよりも、おじいちゃん、おばあちゃんにテレビ電話する時みたいなイメージが強いんだけど、
そういう時に、みんなの顔を相手に見せることができて便利だよ、みたいな機能だよね。
例えば、机の上にiPadを固定しておいて、会議をするっていう場合、別にあんまり動かないよね。
自分自身が全然カメラの前から動かないから、固定カメラでも問題ないんだけど、
例えば、ちょっと離れたところで、こういう動きするから今から見てね、みたいな、全身を見てほしいとか、
そのカメラ、iPadは固定してあるんだけど、自分が部屋の端から端まで移動するような、そんなシチュエーションがあるのかなっていう感じがするんだよ。
唯一思いついたのは、たぶんデモでもやってたんだけど、ご飯作りながら、誰かと電話しながら喋っているとか、
ながらで親しい人と電話をしている時に、顔だけ自然に映ると意外といいのかもな。
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遠くから、向こうの声もある程度距離離れても聞こえるし、こっちの声もある程度遠いところからでもiPadが拾ってくれるので、
家事をしながら、庭仕事をしながらとか、そういうことをやりながら話すとかに向いているのかなっていうイメージだよね。
実際に使ってみたところ、使えるアプリもAppleのFaceTimeだけじゃなくて、Zoomでも普通に使えるし、
その他、ビデオ会議アプリがメインになってくると思うんだけど、基本的にはアプリ側が対応してくれたら、どれもそのセンターフレーム機能自体は使える。
Appleの純正アプリのみに限られるわけじゃなくて、作ってくれたら何でもいけるから、いろんな可能性はあるってことなのかな。
多分そうだと思う。少なくとも、Zoomでは使えることが確認できていて、Zoomで会議をしている時に勝手にそのセンターフレームで追従される。
デモとしてはいいけど、どのくらい役に立つかはまだ分からない。
フラフラフラってニュルニュル画面が動くみたいな。
ゲーム実況している人がそういうものが使えたら便利だよね。顔を映す時に。
ゲーム実況している人ってそんな動きながらするのかな。
いらんな。やっぱり難しいね。どう使えるか。でもライブ配信とかと相性がいいんじゃないかっていうイメージはあるんだけど。
センターフレーム自体はそういう感じで、センターフレームをオフにする方法っていうのは最初うまく見つけられなかったんだけど、
設定アプリの中の、例えばZoomだったら、Zoomの個別設定の中にセンターフレームのオンオフっていうのがあって、
それをオフにするとセンターフレーム機能はオフられる。
標準アプリの方から設定するんだ、そこは。
設定アプリの中のZoomアプリの中で設定を切り替えるみたいな。基本はデフォでオンになってる。
で、このセンターフレームを実現しているのが、もちろんそのソフトウェアで機械学習によって人物を見分けてそこにフレームを合わせるみたいな、その機能はもちろんなんだけど、
そのハード的な話で言うと、122度の視野角を持つ広角レンズがフロントカメラに付いたっていう。
あいつ広角どころか、なんか超広角、すごい画角広いよね。なんかあの、35ミリ換算だと、なんか21とかのレンズよりももっとだいぶ広いようなイメージがあるんだけど。
iPadのカメラアプリで、フロントカメラの内側に付いているカメラで撮った写真を、ExifViewerっていうその写真の情報、Exif情報が見れるアプリで見てみたところ、
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見たんだね、ちゃんと。
35ミリ換算だと14ミリ。
驚異的にすごいね。普通の、普通ないレベルで超広角やね。
予眼レンズまでは行かないけど、それに近いぐらいの超広角レンズ。
解像度って高いの?それってさ、あの、だいぶ綺麗だよね。パッと見た印象なんだけど。
写真のサイズ自体は、4030×3024ピクセルで撮影できていた。
横3000になるってことは、アップルの会議用の標準カメラとしては、これまでのMacの720Pのフロントカメラと桁違いにすごい画質で会議できるってことやん。
一番最近出たMacは、
1080になったんだったっけ?
それよりも、かなり大きなサイズで撮れてるから、その分高画質というか、綺麗は綺麗だと思う。
向こうに送られる、ネット越しで会議する場合に、結局どの程度の画質になるかはわかんないけど、
元画像は十分に綺麗だから、なんかそのぼやけた、だっせい感じにはならず、結構リアルな感じで会議とかも映るってことなんかな?
そういう意味では、すごくニーズは狭いかもしれないけど、超優秀な会議マシンとしてもiPad Pro M1は良いのかもしれない?
だからそういうビデオ会議の体験みたいなのは、ちょっと変わってくるんじゃないかなっていうのは感じた。
ビデオ会議が、大体のパソコンについてるカメラがおまけ程度のカメラで、さらに標準のマイクとか、なんか安いマイクとかを使うとやっぱりすげー音が悪いし、
それだったら、もう本当にiPad一個でめっちゃ質の高い会議はできるからね。
そう、iPadの、特にiPad Proモデルのすごいところっていうのが、スピーカーとマイクの質がめちゃくちゃ良い。
ただ、その何が良いっていう仕様というか、細かなスペックは全く公表されていなくて、なんかスタジオ品質なマイクとか。
ずっとスタジオ品質だから。なんか10年前からずっとスタジオ品質っていう気がする。
最近のやつは、なんかスタジオ品質な、高品質なスタジオ用マイクみたいな、ちょっと変わってた。
あとさ、そのスピーカーから音出してもさ、そのスピーカーがマイクで拾われて、相手側に飛んでいくということもないじゃん。
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それってその、なんていうの、大事なことというかさ、すごく手軽に会議をする際にやっぱそれができるのはすごい便利で、
イヤホン繋がずに自宅で会議ができるって結構偉大だと思うんだよね。
あれはね、すごい優秀だと思う。その一般的な会議だと、自分が喋っている音と相手から聞こえてくる声って2種類があって、
それを、よくあるのが、相手から聞こえてくる声を拾って、相手側にさらに戻しちゃう。
あの、ハウリングが起こって二重に音が聞こえるとか、ファンファンファンファンファンっていうような反響音みたいなのが入るみたいなのが、
iPadだと全然起こらない。
M1マックをその用途に使うには料金的には過剰な感じはするけど、でもこれ一個で確かに会議するんだったら、すげー楽でいいね。
あとね、これも細かなスペックでは差が全く見られないんだけど、2021年モデルのiPad Proの音の出方っていうのがちょっと変わってる。
なんか空間オーディオ方向の音の出し方になってきたね。前と後ろに広がる感じっていうか。
その2018年モデル、2020年モデルと比べて、今回新しく出た2021年モデルのiPad Proって、スピーカーの穴というか位置が若干変わっていて、
数も減ったんじゃなかったっけ?
穴の数も減ってて、穴の位置もずれてる。ただそのスピーカーについての詳細を見ても、4スピーカーとしか書かれていなくて、
4スピーカー、そうだね、今は。
何もその違いがわからない状態なんだけど、ただ我が家ご当家で、2020年モデルのiPad Pro 11、12.9、
2021年モデルのiPad Pro 11、12.9で、同じ音を流して聞き比べをしてみたところ、2021年モデルのiPad Proの方が音に奥行きがあるような、ちょっとイメージは空間オーディオっぽい感じの音が鳴る。
俺さっき言ったわ。
まあ、なんかそんな感じだよね。ステレオで横にビヤーンって出てたやつをなんか広がるような感じにしているっていうか、あれどっちがいいかは好みが分かれるところだとは思うんだけど、なんかその広がりがある感じの音っていうのにしようとしていて、
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やっぱさ、よくメディアとかに書かれていない率が高いんだけど、スピーカーの音に関してはiPad AirとProを比べると段違いなんだよね。
そう、これは残念な感じではあるんだけど、ぱっと見、iPad Pro 11インチモデルとiPad Airの第4世代っていう、今一番新しいというかApple Storeに並んでいるiPad Airは見た目ほぼ一緒で、厚みだけがちょっとAirの方が分厚いっていう。
普通の人間には識別できないんじゃない?ぱっと見では。
ぱっと見てわかんないぐらいには、形も一緒、使えるApple Pencilも第2世代でペタッと磁石でくっつく、見た目、iPad Airの方が色がカラフルとかっていうのはあるんだけど、ほぼほぼ見た目も一緒。
ただ、スピーカーとかに関しては、全然やっぱ段違いで音の感じっていうか、そもそもスピーカーの数とか出し方が全然違うくって。
Airはステレオの左右だったのが、Proになるとその4スピーカー上下が、左右の中でも上下に2つずつある。2つずつっていうのか。
マイクとスピーカーとそのリフレッシュレートは、ProとAirで思ったより知ってしまうと明確に違うよね。
だから、あんまりないと思うんだけど、iPad ProとiPad Airを2台並べて使うと、明らかに違うみたいなことがわかってしまう。
ただ、iPad Airしか持ってなくて、もうそれだけでスタートしてるなら、全然わかんないし十分いいと思う。
あと逆に言えば、値段の差で出てくる機能の違いってそんだけだから、そんだけだと思ってしまえばやっぱ安い方がいいよね。
そういう見えない部分、スペック表にすら出てこない部分で、結構Appleの製品っていうのは特にスピーカー、音回り、気合が入っていて、
この値段帯にしてはありえないぐらい高品質みたいなものを積んでたりするから、そのあたりは結構いいんじゃないかなっていう。
コストパフォーマンスっていう言い方をしたら、どう考えてもiPad Airなんだけど、でも多分コストパフォーマンスっていう言い方でAppleのものを選んだらもったいないんだよね。
Kindle Fire買った方が良くなってしまうからね。
そういう細かいところの差っていうのが意外とあったりするので、どれがいいかは本当その使い方次第っていう感じにはなるんだけど、
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今日の話で言うと、そのセンターフレーム、あとはフロントカメラの超広角レンズっていうのが、
画角と画質両方。
そんなに期待はしてなかったけど、地味に効いてくるというか、いろんなところで、特に今の時代、ビデオ回りをする機会も増えている人多いと思うし、
そういうところで、リッチな体験というか、自分だけができてもあんまり意味ないかなと思う。
向こうがガッツキンじゃなかったらね。
まあでも一応価値はあるかな、すごそうに見えるというか、高品質な感じがする、相手側が。
もし2021年モデルのiPad Proを買って手元にあるよっていう人は、ぜひ一回その超広角レンズ。
普通にApple純正のカメラアプリで、左側の方に矢印みたいなボタンがつくから、そのボタンを押すとその広角に広がる。
フェイスタイムとか、そういうズームとかっていう、ビデオ回り系、ビデオ電話系のアプリでカメラを起動すると、
そのセンターフレームっていう、自分の顔が常に中心ぐらいに来るように、クロップ、サイズを合わせてくれるとか、
移動したら移動したところに追従して追っかけてくれるっていう機能があるので、よかったら試してみてください。
フェイスタイムの場合、試すのは誰かに電話しないと試せないとかになるんだけど、
ズームの場合なら、なんか自分だけの部屋を起動すれば確認はできるから。
そういう技もあるわけね。
iPadワーカーズポッドキャストは、こういうスペックに乗っていないマニアックな違いみたいなのを追求していくポッドキャストなわけですね。
だって、一般的な違いとかって、いろんなニュースサイトとか、いろんなメディアでも比較され続けてるし、
ベンチマークのスコアっていうのも、いろんなところでいろんな人が出してるから、
わかるんだけど、やっぱり使ってみて、実際使ってる人がどう感じてるとか、どういう機能が面白いとか、そういうところを話していけたらいいのかなっていう。
メディアが意外にその辺の細かいところまで、需要がないだけなのかもしれないけど、
やっぱりあんまりその辺の細かいところまで突っ込んで書いてあるものって少ないよね。
なんか、失礼な言い方をすれば、人のやつコピーしただけだろうぐらいの内容のものっていうのも結構多くて。
実際ね、使ってないとね、わかんないところすごい多いから、
例えば、ちょっと前に話したApple PencilとApple Pencilもどきの違いみたいなのも、
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見せ物使わんと気づかん。
使ってレビューまでしてる自分でも気づいてなかったぐらいの細かな違いで、
そういうのってやっぱさ、めちゃくちゃ使い込んでみて初めてわかることみたいなのがあるから、
そういうところはそのニュースサイトで拾われにくいかなっていう。
そうね、自分が実際に1年使ったレビューとかをニュースのサイトが雑誌記者がやれるのかって言ったらちょっとむずい。
現実的に難しすぎるからね。
その辺りはiPadワーカーズのiPadを使いまくっているはるなさんの強みとして。
基本的に毎日、
数時間。
めちゃくちゃ使ってるからね、常に肌身離さず持ち歩いてる。
iPhoneより長いかもしれない。
接触時間。
こういう話もまたしていけたらいいなと思います。
ということで、今日は2021年モデルのフロントカメラ、センターフレームのいいところみたいなのをまとめてみました。
番組への感想やリクエストなどは、
シャープiPadワーカーズのハッシュタグをつけてツイートしてください。
それではまた来週。iPadワーカーズポッドキャストでした。
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