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#99「我々が人生において体験する深刻な混乱の大半は、原因と結果の間に等価性が見出せないことによって生じるということだ」:村上春樹『夏帆』
2026-09-01 42:58

#99「我々が人生において体験する深刻な混乱の大半は、原因と結果の間に等価性が見出せないことによって生じるということだ」:村上春樹『夏帆』

第99回はつかだが担当。


村上春樹さんの3年ぶりの長編小説「夏帆」からの引用です。


武蔵境でアリクイに遭遇するという奇抜な筋ですが、村上作品にはいつどの物語にも人間の一面の真実を感じるし、我々が生きるうえで大切な学びを感じざるを得ません。


あなたが生きるうえで内在化している「物語」が気になります。


1度ここらで、村上作品の"真実"について覗いてみませんか。




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【メンバー】

わたる:発起人。テレビの制作会社ディレクター。テレビを見るより本が好き。



ひかる:わたるの大学からの友だち。会社員。道端に落ちているものを写真におさめたり、飼い犬を愛でるのが好き。



つかだ:ひかるの前の会社の先輩。ゆいこの塾の友だち。本が好き。



ゆいこ:みんなの友だち。ラジオやポッドキャストが好き。小学生からくるりを聴いている。現在はインドシア在住。



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サマリー

今回のポッドキャストでは、村上春樹の最新長編小説『夏帆』の一節を引用し、人生における混乱と、その原因と結果の間の「透過性」について深く掘り下げています。特に、主人公の絵本作家が経験する出来事を通して、原因と結果の繋がりが見えなくなることが混乱を生むというテーマが語られます。このテーマに対し、メンバーそれぞれが自身の人生経験を基に、どのように出来事を解釈し、物語を紡ぎ出すことで困難を乗り越えているかを共有しました。 鹿島さんは、夫の転勤による別居婚という予期せぬ出来事を、自身の家族の歴史や身近な人の経験と結びつけ、「同じ人生ゲームを遅れてプレイしている」と捉えることで受け入れたと語ります。ゆい子さんは、人生の大きな出来事を「今、そのフェーズに突入した」と捉える「神の視点」で乗り越えるとし、一方で理解できない人や出来事もそのまま受け入れる姿勢を示しました。ひかるさんは、困難な出来事に直面した際、その構造や背景を徹底的に学び、知識を得ることで立ち向かうアプローチを語りました。わたるさんは、自身の人生を「修行」と捉え、困難な状況を乗り越えるための経験を積むプロセスとして解釈する姿勢を共有しました。メンバーそれぞれの多様な解釈や向き合い方が、人生の混乱を乗り越えるためのヒントとなる回です。

オープニングと村上春樹『夏帆』の紹介
IN YOU RADIO 
引用ラジオ、小説や映画、ドラマや本など、日常で出会った言葉たち、心に残った言葉に、その人だけの経験や、普段考えていることが透けて見えてくる。
引用する言葉から、あなたの中に湧き上がる何かが垣間見えたら。 メンバーたちが持ち寄った言葉を取り上げながら、社会や生活を考え、雑談するポッドキャストです。
渡辺です。 ゆい子です。
ヒカルです。 鹿島です。
塚田です。
今日、1年ぶり以上のフルメンバーですか?
全員集合。
5人が集まりました。
あれかもね、鹿島さんと1回も収録実際一緒になってないという説すらあるよ。
1回ついに一緒になったのかもしれない。
むしろ、誰かがいなくて、鹿島さんがいたときもあった。
いや、塚田くん家でやってるから。
多分、塚田くんと最後の収録は去年の秋とかで、
渡辺くんと、私と塚田くんっていう、それはそれで謎だよね。
うちでやったやつか。
それはそれで謎って。
1年半くらいやってるポッドキャスト史上、4回目くらいです。
かなりレア。
そういうちょっとレアな回を応勢使ってしまって、恐縮なところあるんですけど、
ちょっとレアな回だし、やっぱりそろそろ回数も積み上がってきたので、
もうちょっといろんな人に聞かれてもいいなってことを、下心が出まして、
そのためにメジャーなタイトルで、かつ時勢を捉えたもので、
今日は村上春樹のカホという小説。
最新巻。
7月の上旬に出て、結構本屋さんにも平積みされてたりとか、
僕も本屋さんで買ってたら、隣のカウンターの人もカホ買ってて、
この光景久々に見たなって。
昔だとね、ハリーポッターとかさ、そんな感じだったなとか思いつつ。
そんな感じなんだ、今。
うん、結構ね、カホは売れてるんじゃないかしら。
この国にはまだ届いていないかもしれない。
ああ、そっか。
確かに。
今日はだからそういう意味では、読んでる人僕しかいない気もするので、
あんまりネタバレ的な話というよりは、
そこで出てくる一つのテーマというかモチーフみたいなものから、
ちょっとみんなどう思うってところを聞けたらと思っています。
あらすじ、作者とかで皆さんご存知だと思ううち村上春樹で、
3年ぶりくらいの新巻で、
一応話題になった話で言うと、
中長編と呼ばれる作品の中では初めて女性を主人公にして、
したがって語り手も女性で、
26歳の絵本作家の人が武蔵境に引っ越しするという話なんですけど。
『夏帆』のテーマ:原因と結果の透過性
へー。
一枚本歌うの。
意外とね、みんな馴染みの深い武蔵境が舞台になっていて、
で、大きいテーマで言うと、
実は結構村上春樹はずっとこすってきている家族であったりとか、
親との対決みたいなことであったりとか、
そこにある根源的な悪ってなんだろうみたいなこととかが、
すごく偶和、偶和みたいな形で語られるっていうもので、
アリクイが出てきたりとか、シロアリが出てきたりとか、
ジャガーが出てきたりみたいな、
動物が現実世界に出てくるみたいな話だったりもするんですけど、
26歳の絵本作家の女性が、
ちょっと家族のことでいろいろ困り、
ネタバレに何が入っているかと言うと、
家族と対決をするというか、
ある画質みたいなものを抱えている存在に対して、
ちゃんと向き合う一歩手前のシーンで、
急に堕天使と会うんだけど、
突然、急だったな今。
堕天使がアドバイスをするんですけど、
堕天使?
そこで出てきた話が結構この作品のテーマにもなっているんですが、
そういうところを読みます。
一般的な原則になってしまって悪いんだが、
一つ心に留めておいてもらいたいことがある。
それはね、
我々が人生において体験する深刻な混乱の大半は、
原因と結果の間に
透過性が見出せないことによって生じるということだ。
というのが意味になっていて、
ちょっと難しいんですけど、もう一回言うと、
我々が人生において体験する深刻な混乱の大半は、
原因と結果の間に
透過性が見出せないことによって生じるということだ。
多分いろんな感じの取り方があって、
僕はシンプルに何かが起きてしまった時に、
何でこんなことが起きちゃったんだろうとか、
あるいは何か自分が思った些細な選択のミスみたいなことによって、
めちゃめちゃ人生規定されちゃったみたいなこととかだったりするのかな、
みたいなこととか。
それで言うと、
村上春樹作品の通計する、
ただの一人の人の行為が大きなものにつながっていくみたいなものを感じる。
そこにやっぱり共通点。
まさに。
日常の中にしていた些細な悪意とか、
あるいは些細な善意みたいなものが、
回り回って大きい結果になっていくみたいな話で、
それも一つテーマとしてはあるなと思うつつ、
それの後に重ねて、その打点詞は、
本作家の人にこういうことを読みます。
君は君が目にするすべての事物のその裏側を見通さなくてはならない。
原因と結果の間を結ぶ糸を見つけるんだ。
言うまでもなくそれは絶やすいことじゃない。
でも君ならできるはずだ。
君は聡明な自立した女性だから。
そして君は自分の物語を思い通りに紡ぎ出すことができる。
これはスコブル重要な才能だ。
みたいなことを言っていて、
原因と結果の間に、
いろんな実はこういう梅のいたずらというか、
ものがあった時に、
その絵本作家の女性は、
自分でも作家として物語を紡いだりもしているから、
きっと何かしらの意味を与えたりとか、
解釈をすることができて、
それが救いになったりとか、
多分その深刻な混乱から脱する。
その原因と結果の自分なりのストーリーを
受け止めるってことなのかなって、
僕は読んでいて思って。
確かにそれは、
なんか、
自分とかも生きていく上で大切なことだな、
みたいなことを、
ごめんちょっと抽象的な話なんですけど、
僕は思いまして。
で、
メンバーそれぞれの「物語」と解釈
なんか、
僕は結構村上春樹の本を繰り返し読んでいることもあって、
なんかそういう、
自分の中に解釈する様式というか、
解釈する方法みたいなものをいくつか持っているって、
結構素敵なことかなと思った時に、
みんなはどういう物語というか、
どういう風に、
いろんな起きた出来事を解釈して、
なんだろうな、
向き合っているかを、
ちょっと重めというか、
ガッチリしたテーマだけど、
聞いてみたいなと思った感じです。
それでもなんかいろんな物語が多分あるじゃん。
あると思う。
何について話す?
なんかその、
なんだろうな、
例えば自分が混乱に陥った時に、
どういう物語をこれまで積むことで乗り越えてきたかみたいな点でもいいし、
もちろんそれ、
でもまさにそういう感じ。
混乱みたいな話にするか。
いや、混乱じゃなくても。
でもなんかじゃあ、
自分が記憶に残っている自分の物語、
ストーリーテリングっていうこと?
自分でなんかひねり出した意味付けみたいな。
うん。
とかとか。
まあ、
ユイ子で言えば、
その海外に行くことになった天末だったりとか、
わかんないけど、
自分がこういうふうに、
結婚した人は結婚っていうものに対して踊りついて、
この人にするのだって決めたような解釈とか、
なんかすごく偏っててもいいし、
圧倒的な偏見でもなってもいいから、
みんなどういうふうに目の前の起きたことを解釈しようとしているのかなっていう、
ごめん、すごい抽象的なんだけど。
でもあれじゃない、
自分に意味を、
強い意味を持った物語、
物語をしたことは何かあるかっていうね。
ある。
来た。
来た。
ストーリーテラー。
ストーリーテラー。
まずは、
まずはあります。
まずは、
あるらしい。
ある。
まずはあります。
あってね。
まずはあります。
ストーリーテラー、かしもさん。
前にも物語家博版の哲学を引用したりとかして、
私は結構物語家人間なので、
自分の人生を伏線回収し続ける。
あらゆる今までやってきたことを線でつなぐことができて、
その線をどう通すかっていうので、
今までやってきたことと、
今やってることと、
新しくやることっていうのを、
むしろその線が描けないと結構続けられないみたいな。
っていうのが割とあるんだけど、
でもそれは、
自分で選べることとかだったら、
そういう風に結構ポジティブにつなげられるんだけど、
そうじゃなくて結構外的な要因で、
もう決定事項としてここにあるものを、
なんとか解釈しなくてはならないっていうのも、
人生にはあるなってさっき思って、
それが夫が転勤することになったんですね。
日本国内の転勤なんですけど、
けど私は東京に仕事があるし、
ちょっとついていくことは今はできない。
なのでお互いのキャリアを頑張る時期として、
別居婚みたいな状態になって、
まだ一緒に住んでるんですけど、
今年中になる見込み。
それいつか起こるっていうのは知ってたんだけど、
お互い結構楽観的には、
その時は暴れるしかないよねみたいな。
暴れて、暴れたらなんとかなるかなみたいな。
言ってたけど、なんともならなくて、
受け入れざる。
やだ、やだって暴れるってこと?
会社に暴れたらなくならないかなって思ってたんだけど、
なくならなくて。
暴れはしたんだ。
ちょっと暴れようとはした。
ゆい子にも相談したり、色々したんだけど、
その時に自分で一番納得のいった、
原因と結婚を結ぶ人が、
鹿島県の女は全員そうだと思う。
自分の兄の奥さんも結婚してすぐに、
兄が海外に駐在に行くことになって、
しかも奥さんはその時に妊娠してたから、
日本に出られなくて、
1年ちょっとぐらい別居して、
その後赤ちゃん連れて一緒に住んで、
でも第2次出産でまた帰ってきてみたいに、
結構本当に入籍即別居状態になって、
うちの母も兄を見こもったタイミングで結婚して、
1年ぐらい経って兄妊娠してるタイミングで、
仕事辞めたら父がカナダに飛ばされて、
1年単身赴任みたいな。
だから結構その新婚即別居みたいなのは、
結構近くにあることで、
私は結婚して1年ぐらい経って、
結婚式も終わって、新婚旅行も終わって、
お家で妊娠はしてないけど、
そのルーティン、鹿島県のリズムで行くと、
同じことが起きただけみたいな。
これは血の物語なのだみたいな。
でも思うと、
すごい抗えない、
そういうレールに乗っているから、
一旦受け入れるしかないっていう、
諦めがつく大きな話として捉えられるし、
かつ別に自分と素性が近い人々、
兄の奥さんは血のつながりはないけども、
でも自分の本当に身近な人で、
そういう結婚生活を乗り越えた事例が、
N2であるから、
じゃあ、ゆうちゃんはN3だしね。
だからそう思うと、
結構同じゲームをやってるだけなんだなって。
ゆうちゃんとは別に血縁関係はないけど、
いうことは大学院出た日も一緒だし、
就職したタイミングも一緒だし、
結婚したタイミングも一緒だし、
で、別居婚にもなって、
同じ人生ゲームをちょっと遅れてやってるみたい。
どっちかが前後はあるけど、
同じ人生ゲームやってる。
かなり同じだよね。
だいぶ同じ。
そう思うと、結構受け入れられる。
自分がどうこうとか、
自分がこういう選択をしたからこうなっちゃったんだとか、
例えば、バチが当たったんだみたいな。
そういうのもあるかもしれない。
そういうトラフィットかもしれないけど、
そういうレベルの話じゃないです、これは。
そういうゲームに乗っかっているので。
っていうので、結構乗り越えられると。
最近ありました。
ロールモデル的だなと思うけどね。
ある種ね。
別に香島さんがそう思ってなかったとしても、
香島さん結構ロールモデル探すじゃん。
探す探す。
すでに、別にこういうことだけじゃなくても、
初めてやることに対して、すでにやったことがある人に話を聞くっていうスタイルをよくやってるからさ。
だからそれだけでやっぱり、
全く同じ道じゃなかったとしても、
気持ちの持ちようとか全然変わってくるし。
それは大きな物語であるっていうこととプラスして、
すごいプラクティカルに何か役立てられるものもあるっていう意味では理にかなってるというか。
結構なんか私は、
あ、ごめん。
ちょっとまだ香島さんの話を深める。
お渡しします。
「神の視点」と「理解できないもの」の受容
ちょっと待ってね、今なんか。
鞄を開けたら蚊が出てきて。
あとじゃあバンも出てくるんじゃない?
バンも出てくる。
鞄だからか。
そう、蚊が出てきたからあとバンも出てくる。
多分今捕らえたんだよ。
足4本だけ捕らえたんだよ。
怖っ。
身体がない。
どこいったの?
身体がない。
身体。
確かにここにあった。
指の間に挟まってたんだけど。
まあいいじゃん。
私は、
なんか結構あれかもしれない。
物語っていう視点で言うと、
神の視点の自分が割と強くて。
だからなんか、
あらゆる出来事に対して、
解釈というかなんか、
今そのフェーズ。
この長い私の人生の中の、
今そのフェーズに突入したっていう
捕らえ方をしがちで。
はいはいはい。
だから、
海外転勤とかになったけど、
それを短い視点で見て、
結構不安だなとか、
やれんのかなとか、
友達と離れちゃうなとか、
家族と離れちゃうなみたいな。
その事実に、
その目の前の事実に、
結構心を乱される瞬間もあるんだけど、
それと同時になんか、
でもここから何年か、
人生何十年みたいな、
100年近くある中の、
今そのフェーズに突入して、
その先も続くし、
その先何があるか分かんないけど、
その先も別に日本に帰ったらみんなに会えるし、
変わり続ける中の今、
そのフェーズだなみたいな捉え方が結構強くて、
だから結構しんどいなみたいな時も、
その視点で乗り越えているかもしれないと思った最近。
それはまずあるんだけど、
あと、
鹿島は伏線回収みたいなね、
この糸、糸を通していくスタイルと言っていたけど、
私は結構逆かもしれないあれもあって、
伏線回収と思ってまず見てなくて、
そのフェーズフェーズで見てるだけなんだけど、
そのフェーズフェーズの中にとか、
ちっちゃなスケールで言ったら、
人と人との関係、私と誰かとの関係とかで、
全く理解できない。
あいつ結局何だったんだろうなとか、
この人と私は結局どういう人間関係だったんだろうかとか、
そういう理解できない人とか、理解できない出来事とか、
結局理解できないものとしてあるっていうことを結構、
好きではないけど、
好きっていうか何て言うんだろう、
そういうのもあるなと思っている。
あいつ何だったんだろうみたいなことを結局最終的に振り返って、
今振り返ってみるとあの人ってこういうことだったんだろうなっていうさ、
伏線回収じゃないけど納得の仕方ってあるじゃん。
それはすごいスッキリするんだけど、
そうじゃなくて振り返ってみても結局最後まで分かんなかったなみたいな、
人とか出来事も結構、
納得できないものとして受け入れる姿勢でいるかもしれない。
この伏線回収せず。
その時そういう訳わからないことが起きたけど、
訳わからなかったなっていう、
理解できなかったっていうことにするタイプかな。
それってさ、恋愛の文脈の話してるの?
恋愛だけじゃないかもしれない。
あるっていうと関わりがある瞬間に深くなった人ってこと?
友達とかもそうだし。
そんなこと言ったらさ、一クラス30人いたら29人そうな訳じゃん。
29人その可能性もある訳じゃん。
別に意味ないっていうか、たまたま一緒にいただけの過ぎ去る人たちは
もうずっといっぱいいるじゃん。
そのこの絵の理解できなさみたいなとこまで広げてない。
確かにすごい近しい人とか近しい友人とか。
1回誰かすごく近くなったり深くなった人に対してってことかな。
あの人何だったんだろうと思わないけど、
全然なんか、それこそ別に深くもなかったけど
不意に思い出す人がずっといっぱいいて。
なんか気になっちゃう人がいる。
あの人どうしてんだろう今みたいな。
すごいいっぱいいるけどね。
だから全然意味の、
映画だったら登場させない方が視聴者を惑わせなくていいタイプの。
いるよねそういう人。
登場人物がいっぱいいるじゃん。
なんかそういう人、あの人こういうことやってたなとかさ。
あの人やたらこういうことやってたなとか。
あの子めっちゃ金持ちだったのみたいな。
そんな思い出し方。
あの子きゅうりめっちゃ苦手で、
それを克服しようとして家庭科できゅうりの料理自分で作って
その後すぐ吐いてたなみたいな。
なんかそういうのもすごい思い出しちゃうんだよね。
何だったんだろうなだなそれ。
何だったんだろうみたいな。
でもさ別に何だったんだろうって問うほどのものでもない。
でもないね。
ふと思い出す瞬間ね。
例えばその人にとっては僕が
できるだけゴミを減らしましょうみたいな家庭科のワークで
ピーマンのヘタ食べたら
自分で食べちゃえばゴミじゃなくなりやとかいう男子だったんだけど
その子にとってはあいつ何だったんだろうじゃん。
あれは何の意味があったんだろうみたいな。
お互いそういうのあるけど気になるみたいな。
不意に思い出しちゃうみたいな。
振り返ってみたら本当にあったのかどうか分かんない瞬間だなそれ。
そういうのすごい好きなんだよね。
意味不明な。
困難への向き合い方:知識、学び、修行
さっき塚田くんが言ったような混乱ではないんだけど
思い出しちゃう。
いつもどっかフックに引っかかっちゃってるみたいな。
ザルに引っかかっちゃってる。
これ何で覚えてるんだっけみたいな。
あるよなそういうの。
記憶っていっぱい。
そっちはすごい好きなんだよね。
別に意味とか物語とかないんだけど。
すごい好きです。
そういう引き出しというかさ、
物をたくさん取り揃えていくことも年を取るというか
そうだね。
ことなのかなみたいなことを結構最近思うというか。
社会学者の岸正彦さんがポッドキャストでしょっちゅう
人生ってあいつ今何してんだろうが増えることだみたいなことを言ってたよな。
ほんとそうだなと思う。
ヒカルは何か覚えてるのある自分で。
いろいろあるけど
でもなんか自分の傾向として
なんか徹底的にそれと向き合うみたいな傾向すごい強くて
渡るにも言ってもらったことがあるんだけど
例えばだけど
前に結構えぐめの痴漢に会ったことがあって電車で
で、その時にその場でボロボロ泣いちゃうぐらいすごい怖いことだったんだけど
それを怖かったとか悲しかったとかで終わらせたくなくって
痴漢が起きてしまう構造って何なんだろうとか
何でこの人は痴漢をしたんだろうかとか
今何で痴漢の議論になる時に被害者同行より冤罪を懸念する声が強いんだろうとか
そういうことが同時にすごく気になるというか
それはなぜかというと
やっぱり自分の痛みとかが必ずしも人に共感されないというか
それにカウンターになる意見が浮かんじゃうんだよね
それこそ冤罪を気にする意見とか
そういう時に自分に知識とか知性がないと
それに立ち向かえないなっていつも思ってて
だからそういう自分が大きな困難とかトラブルとかそういうものに巻き込まれた時に
結構知識とかそれこそ本とか
そういうものに頼ってそれに徹底的に向き合うというか
知識を自分の中に蓄える
その上で自分がどう思うかみたいなのを構築していくみたいな
そういう傾向は結構あるなって思うかな自分では
ある種の飛躍ではなくむしろはしごをちゃんと作っていくみたいなことなのかな
自分では簡単には上がれないこの一つの上のステップみたいな
ちょっと違う角度からの考えみたいなものに対して
物語ってある種の飛躍だと思うんだよ
いやいやそうじゃないでしょって他の人だったら突っ込む
簡単に信じないっていうことができる物語だけど
今ヒカルがやろうとしてるのって
違うステップに飛躍していくんじゃなくて
ちゃんとはしごをかけとくというか階段を作っとくみたいな
そのために他の人だったらこう考えるねとか
その筋が通るとかちゃんと足が踏めるようなものを探すみたいなことなのかな
そうだね自分のいろんな物事の向き合い方として
それをあんまり考えないようにするとか
そういうのが結構苦手なんだよね忘れるとか
それよりもそれが自分に起きた意味とか
そこから学び取れるものってなんだろうとか
そういう経験をした自分だからできることってなんだろうとか
そういう方に行きたくなっちゃう傾向がある気がする
例えば私は結婚してないけど夫が不妊して別居婚になったとかなったら
今一人でしかできないことなんだろうとか
大学通い始めるかどうかわからないけど
そういうこととかし始めちゃったりする気がする
でもいいよね自分の人生らしい
そうだねそれは留学してた経験が大きいような気がする
めちゃくちゃしんどい環境だったから
渡るはどうですか
今みんなの話聞いてて思ったんだけど
みんな自分の人生をよりよく生きるためにやろうとしてることは同じである
っていうのは同じなんだろうなと思ったの
自分の人生を生き抜くためにどういう生き延び方を選択するかみたいな
それがある種飛躍した物語だけれどもそれを採用するとか
それをあえて生かすみたいな
鹿島さんもヒカルも生かそうという意味で同じだなと思ったし
今の状況を生かすとか
鹿島さんもよく自分の経験を誰かに話すとか
それをある種の強みとして次のステップに行くみたいなのをよくやってると思うけど
その点ではすごい
自分の人生をよりよく生きるために今を生かすみたいな
僕はなんだろうな
大学卒業するとき就活も今の会社しか受けてないけど就活したりとか
卒業するにあたって卒論書いたりするために
結構大学3年間を物語家を協力にした経験はある
その過程で見つけた大切なものを今でも軸にはしてるなと思う
仕事の
人の話を大切に聞くみたいなことなんだけど
どんな人にもやっぱり
些細なものでもその人が大切にしてるものがあるとか
その人だけの気づきがあるとか
その人が下の世代に伝えたい大切なもの何かがあるはず
あるはずというかあるんだろうなと思ってて
それをただ聞きたいみたいな
聞けるなら何の仕事をしても構わない
そこから逸脱しなければ何の仕事でもいい
それが社会をよくするものであればいいなって最近より思うんだけど
それを大学の時に南多病の患者さんに話を聞いたり
ハンセン病の人に療養所に行ったりとか
アラスカ行った先ですごいそう思ったね
点を繋いでた感じはあるし
結局それが寄りどころにはなってる
めちゃくちゃ寄りどころになって
物語化しすぎるのは危険だなっていうのは思いつつ
一度仮に決定した人生の目的みたいなものにはなってて
それはすごい強力な軸だなと思う
自分にしんどいことが起きた時の捉え方
その出来事が何なのかみたいな捉え方
しんどいことだけじゃなくて大きな出来事が起きた時の捉え方
社会人1,2年目でずっと仕事がしんどくて
その時はもう修行って言ってた自分で
これは修行の精神の修養であるっていう
それも一つの重要な仕方というか
中学で友達いなくていじめの標的になった時期もあるんだけど
その時は優しさで返すことで精神を鍛えるって思ってた
修行なのであるみたいなのはよく思うかもしれない
高尚な物語じゃなくて
今の言うことに似てるかもしれない
フェーズとして修行フェーズである
修行マインドが強いと思う
物語ってほど上手くいろいろ語れないけど
修行ですみたいな
長い修行の中に
修行が終わればまた次の段階に行くと思って
次の変化の中にあるみたいな
今ちょっと思ったけど
説明不能な出来事と、物語化しない選択
仕事なんてどうとでもなるっていうから
やらなくてもいいわけじゃん
今の職場がきついんだったらやめりゃいい
だから選択すごい
いつでもやめようと思ってきたんだけど
そういう意味では逃げ腰なの常に
半分腰を引いてるみたいな感じではある
それ以上にやっぱさ
しょっちゅうこの話してるから
おじいちゃんが亡くなったことが説明不可能すぎて
未だに
この間も自家帰ってたけど
その家があってその子やっぱ
やっぱり理解できないなって
なぜ死んだのかみたいな
もちろん寿命でとかがんでみたいな
ロジカルな医学的な説明
そういう医学的な物語は成立してるんだけど
とっくに成立しててみんなそれを信じてるんだけど
そこが受け入れられないみたいなのはあるかもね
別に物語を自分でちゃんと作ろうという
仕事はしてないからなのかもしれないけど
乗り越えられないな
裏側から道を通すようなことはしてないからかもしれないけど
それしたくないっていう感じなの?
いや、したくないわけではないけど
したくないわけでもない
でもその子のなんか
不快感とか
苦しさみたいなものが
避けたいとも思ってないのかもしれないけど
この混乱
気持ちの混乱を避けたいとも思ってないのかもしれない
それも結構わかるかもしれない私は
ユイ子は
なんかなんだろうな
わかんない、あんまり合ってるのかわかんないけど
理解して納得するために物語を
作ることをあえてしないみたいな
置いておき方もあるなと思ってて
すごい大きな出来事とか
別に対象はあれだけど
納得しがたい出来事とかについて
納得するために
あれはこういう意味があったんじゃないかなとか
あの時のこの発言はこうだったんじゃないかとか
あの出来事はこういう理由があったんじゃないかみたいなのを
なんか
考えたら結構いくらでも
納得し方はあると思うし
けど
あえてしないこともある
確かに
過去の中だとさ
なぜ絵本作家は
打点詞に物語を
物語らなければいけないって言われたんだっけ
物語らないといけないというか
原因と結果の
結構ブラックボックスになっちゃってるように見えるから
混乱するところを
あなたは
想像力だったりとか
技術とかによって
受け入れることとか
その原因と結果の細い糸みたいな風に表現されてたけど
それを見つけられるんじゃないかって
言われてた感じ
見つけなくてもいいよ
見つけなくてもいいんじゃない
まあその
家宝にとってはそういうやり方が良いのではないか
っていうことだったのかなって感じかな
まあなんかそうね
「全部必要なこと」という捉え方
でも物語っていう言い方がどうかわかんないけど
みんな何かしらその解釈する
やり方ってあんのかなって気がしてて
わかんないけど
認知とか認識はね
認識
そういうことなのかなって
塚田君は?
いやー
あんまこれっていうのは実は
なくて悩んでいるというか困っているから
こういう質問してる部分もあるんですけど
でもなんか最近は
そうだね
全部必要なことだよなっていうのは思うようにはしていて
全部必要なこと?
これは全部必要なことなんだ自分の人生に
伏線回収派?
伏線はね
でも伏線はそこまで回収ではないけど
でも
結果伏線回収
引きが強いなとは思うことあるかも自分の中で
引きが強い
この
何かヤバいことが起こった時って
あの時のあれなのかなみたいなこととか
わかんないけど
そのためにこういう経験をしてきたのかなみたいなことを
思うのかな
難易度が高い
その物事があって
ヤバいってなっても
これこの敵を倒すために今までの経験を
積んできたんだっていうこと
そうかもねそうかもね
勇者だ勇者
確かに勇者だ
あの時のあれが修行になってたんだ
ポケモン?ポケモンだよねポケモン?
ジムがさ
8個ぐらいあってさ
まずジムの1つ目はちょっと優しい
レベルも同じぐらい
なぜか自分とレベル同じぐらいの
ポケモンが出てくる
その時の自分にそう
一番ちょうどいい何かが起きてるっていう風に
思うかもしれない
ポケモンだ
自分にとってカードだなと思ったら
これ超えたらみたいな
思うかもしれない
ポケモンだ
結構
ちょっとまた
ゆう子先生が帰ってきたら
プライベートの話もしたいと思いつつ
やったー
都度都度試練が訪れるからさ
試練って呼んでんの?
待てない待てない
試練か
人の試練
それをどう自分の中で解釈して
立ち向かうかみたいなところが
結構今僕のホトトピックですね
へー
例のことか
ホトトピック出してきた
いい?
ちょっと締めましょうかね
はい
エンディングとリスナーへのメッセージ
じゃあカホのところで読みます
我々が人生において体験する
深刻な混乱の大半は
原因と結果の間に
強化性が見出せないことによって
生じるということだ
というカホの一つの話でございました
良かったら武蔵境に関心がある方
親近感を持つ方は
読んでいただけると
良いかなと思ったりするし
おかげこみ
ないこともまた物語だと思ったりもするので
みんながどんな物語を持ってるかとか
聞いてる人がどんな物語を持って
普段生きてるか気になるので
教えてください
あと普通にカホを読書会したいね
てか本でこうやって
意味付けしていくのは面白いよね
自分はこう読んだ
ここはこういうことを思い出して
そうだねそうだね
ありがとうございました
ありがとうございました
ありがとうございました
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