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この時間はZoom Up毎週火曜日は経済です。アメリカで広まったとされるクワイエットクイッティング、これ日本語で訳すと静かな退職という言葉。
日本でも広まっているのはご存知でしょうか。実際に退職するわけではなく、必要最低限の仕事だけをこなして、それ以上は頑張らずに心の中で職場に対して距離を置くという意味だそうです。
雇用市場改革とも密に関係しているということで、今日はこの話題にズームアップしていきます。
明治大学教授でエコノミストの飯田康幸さんです。
飯田さん、おはようございます。
さて、この静かな退職というのが日本でも徐々に増えてきているようですね。
はい、この静かな退職というと何か退社やめるみたいに聞こえるんですけれども、
要は仕事に対して情熱もやる気もないけれども、
言われた最低限のことをこなしながら、
クビにならない程度で勤め続けようという人たちを指すんですね。
いろいろな調査があるんですけれども、
このように仕事に対して何も情熱はないし、仕事好きじゃないけれども、辞める気はない。
5%から20%ぐらいに上るんじゃないかという推定もあります。
これが世界的にも大きな問題になっているのは、
現代の多くの仕事は働き手とは全然違うんですね。
例えば、かつてのように第二次産業であれば、
ちゃんと真面目に仕事しているのか、頑張って仕事しているのかというのはある程度管理できますよね。
また、店舗での販売やタクシーの運転のように、
実際に頑張りが営業成績という形で結びつくのであれば、
それに対してボーナスとか無礼を払うということができるんですけれども、
例えば、現代の仕事の中で聞く。
例えば、さまざまな業務のサポートをする部門ということになると、
営業成績というものがないわけです。
その一方で、作業の内容が明確じゃないので、管理監督もできないんです。
そうすると、新しい店舗、新しい商品を考えましょうというときに会議に来ないとか、
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遅刻付けですから。そうではなく、ちゃんと会議には来るし、
言われたレポートもクオリティは低くても、なんとなく出しはする。
そのくびりするとか、怒る方法はないんですよね。
なぜこういうことが起きるのかというと、
一つは、かつてのように会社の中で働かれて、そして出世していくというライフプランですね。
例えば、管理職になって残業手当なくなって、大して給料伸びないんだったら、
出世しない方がいいわけですよ。まずいことも悪いですが。
だったり、また別屋で出世しないでいいし、
例えばチームの中でみんなやる気がなくて、みんな最低限のことしかやらないわけですから、
新しいビジネス、新しい営業先を獲得とか。
そうですね。
苦労してるんですけれども、仕方で高めていく。
または、一部振興企業とかですと、むしろ会社での飲み会だったり、
または社員旅行であったり。
チームでみんなで頑張ろうやとか。
いきなりそこまでやる気なかった人が、めちゃめちゃ会社のために飯方向で頑張ろうとは思わないんですけど、
例えば日本的な口観、仲間観を高めて、ちょっとぐらい頑張ろうかという意識を持たせるようにするなんていう、
エンゲージメントの対策があるんですが、逆にそういうのが苦手だっていう人みたいになってしまうのかもしれません。
もっと静かになる可能性がありますね。
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そこは非常に難しいところですね。
ただ一つだけ言えるのは、仕事に対して静かな退職をするというのは、本当に幸せなことなのかと。
だって1日24時間のうち、
はい、そうですね。
最低限8時間は労働するというかね。
もうちょっとすると思いますし。
そうすると人生において、起きてる人を楽しくないですよと。
もったいない気がしますしね。
そういったところでエンゲージできる。
つまり自分がちょっとでも楽しいとかやりがいを感じられる仕事、職場ということでちょっとで動いていくと、
もうちょっとしたことでいいと思いますよ。
いつもより少しきれいなプレゼント。
そういった小さな目標で良いので、見出していくようにみんなができるといいなと思いますね。
いっそリカレント、リスキリングなどで別の道を探っていくというやり方もあるんですかね。
そうですね。
まさにね、新しいことを始めると知らなかったというステップが入るので。
あと日本はジョブ型というよりはメンバーシップ型が多いっていうのも、やっぱりこういう環境になりやすいところもあるんですかね。
そうなんです。明確に職務範囲が決まっているわけではない。
これが今まで日本は、だからこそ会社のみんなで、小学校からずっと立ち込まれている部分はありますけど、
チームで頑張ろうという意識で日本型で保たれていたんですけれども、
これが崩れてしまうとメンバーシップ型、つまりは職務をあまり限定せず働くという働きができなくなるんですよね。
日本型のシステムを維持できるように、ある程度みんながんばっていこうよ、チームみんなでやっているみたいな意識を維持する方向にいくのか、
監督会社が機能だし、会社によって変わっていく。
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そうですね、わかりました。飯田さんありがとうございました。
この時間はZoomUp明治大学教授で、エコノミストの飯田康幸さんでした。
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