2026年9月前半から後半にかけての星空案内です。
頭上に高い夏の大三角と、南西の空低いさそり座やいて座の間にあるのがたて座。防具の盾、88の星座の中で5番目に小さな星座です。星座を小さいほうから並べると、みなみじゅうじ座、こうま座、や座、コンパス座、たて座となり、みなみじゅうじ座とコンパス座は日本のほとんどの地域では見えません。残りは今の宵空で探すことができ、ペガスス座に頭を並べるこうま座、夏の大三角の中にあるや座、そして天の川の中に浮かぶたて座です。どれも暗い星ばかりで作られていますが、かわいらしい小さな星座たちにも目を向けてみてください。
北東の空から昇ってきたエチオピア王家の人々。王妃カシオペヤに王女アンドロメダ、そして王がケフェウスです。ケフェウス座のμ(ミュー)星は、ガーネットスターと呼ばれています。ガーネットはザクロ石、赤い色味が特徴の宝石で、この星は望遠鏡で見ると確かに赤く感じられます。星の進化の最後の段階、赤色超巨星で、太陽の直径の千倍以上あるとされ、表面の温度が下がって赤い色になっています。夜空に潜む宝石のひとかけを探してみては。
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