2026年8月後半から9月前半にかけての星空案内です。
金星が8月15日に東方最大離角となります。太陽の東側に大きく離れ、9月にかけて明るくもなるので、青空の中にも見つけることができる頃です。8月中~下旬の午後3時頃、真南を向き、空のてっぺんと地平線の真ん中あたりに金星があります。遠くの山などを見て目のピントを遠くに合わせ、青空の中を探すと白い光の粒が埋もれていることに気づきます。昼の金星が見つけられるかチャレンジしてみてください。
夏の大三角の中を通り、南に低いさそり座のあたりにかけて天の川が流れています。宮沢賢治の銀河鉄道の夜では、ジョバンニとカムパネルラの二人が銀河鉄道に乗り、はくちょう座の北十字から、南十字へと天の川に沿って旅をします。その途中で登場するのがさそり座。心臓の赤っぽい一等星アンタレスは、蠍の火。街明かりや月明かりのない空で満天の星を見上げた時には、二人と同じように天の川をゆっくりと散歩してみては。
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