【無傷の5連勝。それでも時計だけでは測れない】
秋華賞はモンローウォークがギャラボーグをクビ差で退け、デビューから無傷の5連勝を達成しました。勝ち時計は1分56秒1。見事な勝利ですが、この数字だけで古馬G1でも通用すると判断するのは早いと考えています。今回は勝ち馬の強さと、時計の価値を分けて振り返ります。
【息の入らない流れで問われた底力】
レースは前半1000mが57秒8。中盤も11秒台前半が続き、最後の400mは12秒0―12秒0と減速しました。前で運ぶ馬には厳しい流れです。
モンローウォークは5番手を進み、4コーナーでは4番手。上がり34秒5で差し切り、速い流れを追走して最後まで脚を使う強さを示しました。ローズステークスに続き、自分から勝ちに行ける点を評価します。
【負けて強かったギャラボーグ】
2着ギャラボーグは、道中2、3番手から最後まで粘りました。先行勢が苦しくなる中、勝ち馬に並ばれても簡単には下がらなかった内容は立派です。阪神ジュベナイルフィリーズと桜花賞で2着に入った実力は、やはり軽視できません。
初の2000mにも対応しましたが、私の印象では1600~1800mも合いそうです。次走は着順だけでなく、今回の負荷に耐えた点を重視したいところです。
【的中しても残った相手選びの反省】
私の馬券はモンローウォークとドリームコアのワイドを本線に、馬連も購入。ドリームコアが3着に入り、ワイドは的中しました。
ただ、事前動画で名前を挙げていたギャラボーグを買わなかったのは反省です。実績の割に人気がないことを、状態への不安と結びつけてしまいました。人気薄そのものは不調の証拠ではありません。オッズは能力評価の代わりではなく、評価を固めた後に買う価値を測る材料として使うべきでした。
【同じ1分56秒1でも能力は同じではない】
10月3日の京都2勝クラスでは、ブレットパスも1分56秒1を記録しています。同開催でも日付、斤量、展開は異なるため、同時計を理由に両馬の能力を同一視はできません。それでも、時計が出やすい馬場の影響は考える必要があります。
私が確認したTARGET補正タイムはモンローウォークが113。これはJRAの公式レーティングとは別の指標です。数値だけで勝利を否定するつもりはありませんが、レコードタイだけで次走も過信はしない。相手関係、馬場、疲労を見直し、古馬との比較は次の走りで確かめたいと思います。
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