あの、ほんとにね、あのー、成人式ゾンビだけはなるなよっていう風に僕は思ってるんですね。
え、ちょちょ。
え?
成人式ゾンビ?
戻さなくてよくないですか、今。
ちょっと、下手ですね、あなた。下手ですね、あなた下手ですね。
ちょっとねー、やっぱ信仰が下手なんだよ。
聞き手が下手ですよ。
成人式ゾンビってなんですか?
はい。
成人式ゾンビ知らないですか?
知らないです。あ、じゃあいいですか、当てて。
あ、はいはい。
なんか成人式の時に、うぇーいみたいな感じでわちゃわちゃしてるやつらがどんどん増幅していくこと。
あ、なるほどね。
違います。
なんだよ、いい声だな。
よくはねーだろ、こいつ。
いい声。
違います。
はい。
いいマイクだからね。
はい。
あのー、成人式ってやっぱり、地元のね、あの、いわ、小中高で大体集まるじゃないですか、みなさんが。
はいはい。
久々だねってなるんですけど、このねー、やっぱりみんなね、小中の友達と比較的なんかこう一緒にいる傾向が強くなるんですよ。
そうだね、小中一緒だからね。
はい。
うんうん。
なんで、高校の友達と一緒にいたいって思っても、その友達は中学とか小学校の友達と一緒にいるみたいな。
だから、高校デビューとか大学デビューした、でイケイケだと思ってた奴らも、その小中のコミュニティーではイケてなかったら、そのイケてないポジションに逆戻り通る。
そう!
はー、こいつらいいよ。
そうなります。まさに今言いました、あなた。
あ、正解じゃん。
高校デビューって言いました、あなた。
はい。
高校デビューです。
あなた高校デビュー?
高校デビュー。
私言っていい?
はい。
社会人デビューです。
お、そう。
まあ、僕もまあ、インディーズぐらいですね。高校インディーズデビューぐらいです。
メジャーデビューは?
メジャーデビューは、
今でしょ?
今ぐらいです、だから。
はい。
30代、離婚してからぐらいじゃないですかね。
そうですね。離婚したからギアが一段階上がるみたいなことありますからね。
はい。
だからね、高校デビューなんで、高校は友達はまあ、何人か。何人かですよ。何人かいたんですけど、中学の時に僕ね、友達いなかったんで。
うん。
まあ、これも結構。
じゃあ、輪に入れないじゃん。
そう。まあ、学校に行って話す友達はもちろんいますけど、いるんですけど、でもね、衝撃的なこと言いますけど、僕中学校の3年間、1回も誰とも遊んでないんですよ。
え?そんなやついるの?怖い怖い怖い怖い怖い。え?
はい。
マジ?
はい。僕ね、3年間1回も誰とも遊んでなくて、だから私服とかを披露して、1回も披露してないんですよね。
それでよくアパレルやってるな。
いや、本当そうなんですよ。本当に。
ありがたファンク。
はい、こうやってますけど。
え?
はい。
じゃあ、学校行ってすぐ帰宅してたってこと?
まあ、僕学校行って、でもなんか分かんないけど、朝一番最初に学校着くのは僕なんですよ。
あれ何なんだ?何だったんだあれ。一番最初に学校行って。
掃除とかしてるわけじゃなくて?
廊下にこう座ってるだけ、退屈割りでこう座ってる。
廊下に座ってるの?机じゃなくて?
好きな子がいて、その時。好きな子の、もうキモいんで。廊下でこうやってるんですけど。
こうやって退屈割りしながらこうやってるんですけど、好きな子の足音が聞こえてくると。
目が覚めて。
超能力すぎる。
目が覚めて。
超能力じゃん。
おはよーって言うのを楽しみに。それをしに行ってたのかな。
それをしに行ってたね。
その子めっちゃ怖くない?その毎日されたら。
怖かったと思う。
今聞いてみなよ、ちょっとでも。
やだー!だって連絡先知らないし、怖い、キモいと思われても。
朝早く行ってそういう感じだったですけど、でも休み時間とかも何してたか記憶ないんですよ。
でも図書館には行ってたかも。
図書館生の。
図書館で裸足のゲームスタイル。
ブラックジャックとか裸足の。
ですね、はい。だったかもしれないですね。
でも友達に遊びに行こうぜって言われても、休日は家でゆっくりしたいから。
人間関係にちょっと疲れてる。
俺はいいやって言って断ったらだんだん誰も誘わなくなってきて、結局3年間誰とも一回も遊ばずに卒業することになる。
怖すぎてふざけれない。
ふざけれないですか。
ごめんどうしよう。切実すぎてふざけれない。
小学校の友達はみんなイケてるグループに行って、中学校の時に仲良かった友達とはでも遊んでもないから、卒業した後にそんなに絡みもない。
なぜなら遊んでないから。学校以外では。ということで、何の繋がりもなく。
でも行ったんだ、成人式では。
でも高校デビューしてるわけでしょ。高校の時は友達いっぱいいたの。
割と馴染む感じで頑張って馴染んでいたんですけど、でも高校の友達はやっぱり地元の中学の友達とは、
ヘイヘイヘイってやるんで、あれとなりますよね。
でなんか親から、あんた成人式行っときなって。僕は正直行きたくなかったんですよ。多分なんか居場所ないんじゃないかな。
一点突破行くぜヒップホッパーのやり方だ。行っときなーって。
行っときなーですよ。行きたくなかったんですけど、親はなんか、あんた成人式行っときなっていう。
行っときなーって。
なんかよくわかんない。
スーツ買っときなーって。
で、やっぱ行くことになるんですよ。親御御さんに言われなかった。自分から進んで成人式行きました。
僕は楽しみにしてました。
久しぶりに会えるなーみたいな。
みんなにみたいな。僕も全然会いたくないなーぐらいだったんで。でも親は成人式行っときなっていう。
なんかこう、なんかよくわかんない成人式は行っておいた方がいいみたいな感じで言われて。
じゃあ行くかーって言って、行ったら。
行ったら。
案の定。
案の定。
中学の友達はやっぱり、高校の友達はみんな中学の人たちと絡むってことになって。
で、だから僕も一応中学の方に、自分の中学生の人たちが集まってる方に行くんですけど。
行くんだが。
行くんだが。
こうですよ。
ATフィールドがね。やっぱり見えないATフィールドがあって。
こうか、だからこう。
ダンサーだからね。やっぱポーズは上手なの。ダンサーだからやっぱり。
でも端っこですよ。
端っこね。トキメッセ。トキメッセでしょ?
トキメッセの人と一緒の会場だった。
一緒の会場だ。
一緒に溜めて過ごした。
そうだ!そうだ!
あなたが楽しくしてる時、僕はだからこうしてたんですね。
俺でもこうしてたよ。話聞いてたもん、だって。
いやいや。
こうで。
ちゃんと聞いてた。でも友達と一緒に行ったと思いますよ、地元のね。
だから僕は結局でも、こうしてる時にも、やっぱり活動限界があるんですね。
もうこれ以上はキツイと。
点滅してるんだ、胸のランプが。
ビコンビコンってなってるんで。もう3分経過ってなっちゃってるんで。
チューンってなって。
動け!動け!動け!ってなったんだね。
なっちゃうんで、どうするかっていうと、とりあえずやっぱりその場から離れます。
そうだね。
その中学のグループから。
アルコッカーで。
アルコッカー。アルコッカーって言って、ちょっとアルコッカーって一人、一人アルコッカーで。
アルコッカー。
って言って、時メッセっていう会場、新潟の一番大きいビルがあるんです。
そこをひたすらに歩き回るんですよ。
ロールプレイングで。
こうやって、まるでゾンビのように。
ゾンビだ。
ゾンビのようにひたすら歩き回りまして、当てもなくですね。
当てもなく歩き回ることになるんですよ。
それロードムービーじゃないよね。
ロードムービーじゃないですよ。
見てるわけじゃないよね。
リアル。
It's real.
You know what I'm saying?
It's リアルなんです、これが。
フィクションじゃなくて。
フィクションじゃないんですよ。
だから、これあれ、俺もうこれ、ゾンビじゃんと。
いうことで、これを僕は成人式ゾンビと。
成人式ゾンビだ。
友達がいないのに、なんとなく行けと言われて行った成人式。