シンガポールで暮らすマレー系の人々のワンシーンを切り取った作品。そこには私たちの知らなかった葛藤もあれば、人間が生きていくということへの信頼感もありました。
【紹介した本】
・アルフィアン・サアット(著)、藤井光(訳)「マレー素描集」書肆侃侃房
・野崎泰伸「『できなさ』からはじまる倫理学」大月書店
【わたしのBunkamuraドゥマゴ文学賞】
https://www.bunkamura.co.jp/bungaku/mybungakusho/article70.html
【よりぬき】
・シンガポールのマレー人社会の話
・スケッチのように日常の場面を切り取った作品
・多民族社会で生きるとは
・「他者と共に豊かに生きる」とはどういうことか
感想
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サマリー
本エピソードでは、シンガポール在住のマレー系作家アルフィアン・サアットによる短編集『マレー素描集』が紹介される。この作品は、多民族社会シンガポールにおけるマレー系住民の葛藤や、人間が生きることへの信頼感を、スケッチのように切り取った日常の場面を通して描いている。また、身体障害を持つ著者が自身の経験から倫理学を考察する『できなさからはじまる倫理学』も紹介され、自身の経験外の事柄への理解を深めることの重要性が語られる。読書を通して、自身の視野を広げ、他者への共感を深めることの価値が強調されている。
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