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本番行きまーす。せーの、ポチ!
さあ始まりました。ボイスカプセルの本番行きまーす。
この間夏フェスに参加するも、すっかり真っ黒黒すけになりました。
サルです。
この番組は、ボイスカプセルというポッドキャスターグループですね。
サザカ、ヘアチョウ、サルがお送りしている番組で、
ポッドキャストトークという、ポッドキャスト番組を紹介する番組のスピンオフのようなものですね。
スピンオフ番組です。
ポッドキャストトークでは、ポッドキャスト番組の紹介をしているんですが、
主にその話がメインになるので、
こっちの本番行きまーすでは、裏話だったり、それとは全く関係ない、
とにかく今話したいことであったりとか、
いただいたお便りの紹介とかをこちらの方でしております。
今日はタイトルにある通りですね、おやすみです。
おやすみ。
もうね、夏休みですね。
我々社会人にはない夏休みってありますが、
お盆のところでね、ちょうどみんなの休みたいタイミングが、
うまく噛み合ってしまったというんですかね。
いつもね、収録する金曜日に、
笹川の方から、ごめんちょっと今週金曜無理だわ。
土日いける?
そしたら部屋長が、あ、土日はちょっと無理だわ。
月が暑いわって、いう話になって、
で、今度猿が、ごめん俺月は無理なんだけど、
寒水だったらいけるで、と。
部屋長も寒水だったらいけるわ。
で、なったら今度やっぱり笹川が、あ、火曜から無理なんだわ。
みたいな感じで、
お盆のね、我々予定を、
ろくに確認もせず、直前までこんなことやっておったもんで、
見事に収録するタイミングを逸してしまいまして、
今回はお休みです。
笹川、部屋長のお声を聞きたかった方、大変申し訳ございません。
今回は、猿だけでお送りする番となっております。
このアナウンスができればね、
もう正直、お役ごめんっていうところではあるんですけど、
まあ今日は、こんなね、一人話をするような回も珍しいので、
なんか今日は一人で喋りたいことを喋ろうかなと。
皆さんも今ね、まさに今こう、我々ボイスカプセル笹川部屋長猿で予定が合わなかったこのお盆休み、
お盆なんですけど、
猿はすごいこういう疑問があったんですよ。
お盆って何?
お盆って何?
当たり前のようにね、この時期はお盆だお盆だ、
なんかこうお墓参りに行くだとか、
そういう感じの習慣というか文化なのか、
なんかそういうものが当たり前のように擦り込まれておるんですけど、
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何お盆ってと。
料理に乗っけて運ぶやつじゃないの?お盆って。
そのお盆の意味をね、いまいちよく分かってないんですよ。
で、お盆についてね、ちょっと調べたんですよ。
すぐ出てきますね、今はね、インターネットで検索すれば情報が有名なとこです。
お仏壇の長谷川。
で、おなじみのお仏壇の長谷川さんのホームページがすぐパーンって出てきましてね、
お盆について説明してくれてたんですよ。
皆さんもね、お盆お盆っていうね、
お盆っていうのは知ってるけど、
そもそも何やねんお盆っていうの知らない方はね、
これ一緒に聞いていただければと思うんですけど、よく聞いてくださいね。
お盆は仏教における裏盆絵、または裏盆を略した言葉とされています。
語源はサンスクリット語のウランバーナ、
かっこ逆さに吊り下げられた苦しみです。
裏盆絵はその昔、お釈迦様のお弟子である木蓮僧者が亡き母を救う話に由来しています。
という説明だったんですよ。
なるほど、なるほどってなる方がどれくらいいるのか猿にはわからないんですけど、
猿はですね、さっぱりこれ何を言うとるんだと、よくわからんぞと思いまして、
さらに続きを読み進めます。
そのね、木蓮僧者が亡き母を救う話、それがだからどういう話やねんっていうところが大事みたいで、
その話っていうのが、木蓮僧者の母親は子供、つまりその木蓮僧者ですね、
を出来合いするあまり、周囲の不幸に無関心だったことが原因で、ガキ堂に落ちてしまいます。
ガキ堂って何やねんっていうところなんですけど、
ガキ堂っていうのはちょっと僕もね、わからなくて調べたんですけど、
ガキ使のガキじゃないですからね。
ガキのガはですね、食べるっていう字の食辺っていうのかな、食辺に割れって書いてあるガで、
木はね、鬼です。の道。
木ガのガガ。
ガキ堂。
常に飢えと渇きで苦しむ道。
苦しむ道のことで、これ生前にですよ、死ぬ前に豪欲で嫉妬深く、
これ漢字が読めないので読まないですが、そういった感じの心に囚われている人、
そういう人がお亡くなりになられた後に落ちる道のことがガキ堂だそうです。
出来合いするあまりに、周りのことには無関心で、自分の子供大好き大好き、
木根掃除大好き大好きで、周りの不幸なんて一切関係ない。
うちの子供だけが幸せになってくる。それが私の本望。みたいな感じで生きたがために、
亡き後苦しむ道に落ちたらしいんですね。
そのガキ堂に落ちた母親、この人は逆さに吊り下げられ、
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さっきのウランバーカッコ逆さに吊り下げられた苦しみが書いてありましたけど、
食べるもの飲むものすべてが火となり、上と渇きに苦しんでいました。
木根掃除は陣痛劇を持っていて、苦しむ母親の姿が見えてしまっていたようなんですね。
それをお釈迦様に相談した時に、夏の修行を終えた僧侶たち、
その人たちを招いて、供物を捧げて供養してもらいなさいと言われたらしいんです。
夏の修行ってなんじゃい?という話になってくるんですけど、
その夏の修行というのが雨が降る時期ですね。
この時期にお坊さんたちが一箇所に籠って行う修行があるみたいなんです。
暗雇って言われるそうなんですけど、それが終わるのが旧暦の7月15日。
このあたりがそこにあたるそうで、この7月15日あたりで供養してもらいという話だったそうです。
でもこの僧侶もこれに従ってお坊さんたちのお願いをして、
皆様のお力によって苦しんでいた母親は無事にその苦しみから解放されたと言われていると。
こんな話がこのお坊の由来になっているそうです。
いや、全然知らなかったですね。
でも周りの人に無関心で、自分が強欲で嫉妬深くなっていたような人なら仕方ないんじゃないのって思ってしまうドライな猿もいますが、
でもそういう話があったみたいです。これがお坊、そういうわけなんですね。
だから亡くなった人が苦しまないように皆で供養しましょうと、そういう期間なんですね。
そういう意味ではうちの佐々木も部屋長も家の方に足を伸ばしているということで実家の方に顔を出してたりするので、それは素晴らしいことだなと思うわけです。
各有猿もですね、ちょっと遅れてにはなっちゃうんですけど、8月17日とかに昨年末に亡くなったじいちゃんがいるんで、
それの値本と言われるやつですかね、供養に行くという予定はあります。
台風とかが来なければいいんですけどね、運転に支障が出てくるようだと困るんですよね。
去年も年末あたり、今年の年始の方かな、亡くなって1ヶ月ぐらい経ったところぐらいのどこかで行こうと思ったところがあったんですけど、雪が降っちゃってちょっと行けないわってなっちゃったね。
っていうのがあったので、ちょっとこのお坊はね、ちゃんとじいちゃんのことを思い出しながら手合わせに行かなきゃなーなんていうのは思ってるんです。
人間が本当に死ぬときはね、残された人からも思い出してもらえなくなる。忘れ去られた時が本当の死だなんていうこともどこかで言われてたような、言われてなかったような気もするんですが、こういう機会にいろいろ思い出してみるっていうのはいいかもしれないですよね。
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じいちゃんとの思い出ってなると、前にもどこかここの本番行きますか、ポッドキャストオークのどっちかで話してるとは思うんですけど、うちのじいちゃん家、一軸の木が庭になってて。
ほれ、猿、食え!ってね、じいちゃんが嬉しそうに一軸を出してきてた時があって、結構見た目がね、あまり綺麗な見た目じゃないというかちょっとグロテスクな見た目だったので、こんなもの絶対食っちゃあかんやろと思いながら、でもじいちゃんが嬉しそうに出してるしなーっていうので食べて、おい一軸うま!っていう風にね、思った覚えがあるじいちゃん家ですけど。
まあそうね、じいちゃんね、2023年の年末に亡くなってね、僕にとってはね、最後のじいちゃんというかもうおばあちゃん二人亡くなってて、おじいちゃんも片方もう亡くなりになってたので、もう最後のじいちゃんだったんですけど、まあとにかくじいちゃんが大好きでしたね。
特に小学生ぐらいの時とか、もうじいちゃん家に行くのが楽しみで楽しみで、じいちゃんにね、こう布団敷いて、じいちゃん寝てて、じいちゃんマッサージしてあげるって言って、じゃあ背中に乗ってくれって言われて、じいちゃんの背中にこう乗って、じいちゃんが気持ちいいなんて言ってたのはなんかこう覚えてますね、おぼろげに。
そんな光景が、だんだん中学生高校生となって、思春期と言いますか、繁豪期と言いますか、親にすらね、何かこう、って言うと態度が悪くなってくるような時期で、そのあたりからあんまりじいちゃん、じいちゃんっていう風にならなくなってきたんですよね。
そんなこんなしてて、高校終わり、大学、社会人といえながら、年に一回とかね、じいちゃんに顔見せる時には、家族でじいちゃんに顔見せに行ってっていうのはやってましたけど、何回もね、ちょっと言っちゃってて申し訳ないけど、昨年末ね、亡くなるぐらい調子がね、去年あたりから一昨年ぐらい、ここ数年で結構調子が悪くなってて、
うーん、なんかね、じいちゃんここまでよう頑張ったなーと思いながら、会いに行かなきゃなーと思ってたんですよ。これで去年の10月かな、11月ぐらいかな、じいちゃんに会いに行ったんですよね。
ちょうど亡くなる1、2ヶ月前ぐらいからイケててよかったなーって今になったらすごい思うんですけど、じいちゃん、路地本部の施設に入ってたんですけど、もうちょっと手に負えなくなってきてですね、状態が。
今療養型の病院に入院をして、その病院に面会に行ったっていうタイミングだったんですけど、じいちゃんの病室に入って、4人部屋だったのね、そこの窓際の入って右奥だったんですけどね、そこでね、じいちゃんが寝てて、目が開いてたんで起きてたんですよ。
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なーじいちゃん、来たよーって。じいちゃん一切反応ないです。じいちゃん来たよーって手振ります。無です。反応なし。それはそうです。うちのじいちゃん耳全く聞こえてないんで、だから大きく手を振って満面の笑みを浮かべてみたんですけど、反応がなくて。
猿薬剤症してるんで、医療に関してちょっと知識があるもんで、じいちゃんの血液検査値っていうのを直近で見てたんです。それを見てたから、じいちゃんがいかにもう飯を食えてないか、低養状態の、もうどこを動かそうにも動かないんだろうなーっていう状態っていうのは、確かにある程度想定はできてたので、あんまりびっくりはしなかったんです。
まあそうか、こういう感じになっちゃってるよな。自分の記憶だと、まだ生えてた頃のじいちゃんは、おーって、来たねーって言って、好きなアンパンを頬張ってたじいちゃんがね、ちょっとこう、ノリに思い出せてるんですけど、もうそのじいちゃんから、そうか、もうここまで来たかーと、90だもんねーって思いましたね。
じいちゃんのところに、子供がよく使うようなやつかな、さてつがこうしりつめられてて、こう、磁石のペンで書くと文字が書けるみたいなやつがあるので、あのー、僕の名前書いて、猿だよーって、さーるーって、ちゃんとね、名前を書いて、口も大きく動かして、目でわかるように、来たよーって。
こうもう、目もね、そんな多分よく見えんだろうから、結構近く持ってって、でっけー文字で見せたんですけどね、やっぱり一切反応がないんすよね。悲しいことに。
あーじゃあこれ、もう俺が来たのも覚えちゃおらんのかなー、きっともうこれ理解するのも難しいんだなーって。
許されたね、面会時間の、何分だったかな、15分だったか30分だったか、もうちょっと忘れちゃいましたけど、もうできることといえば、まあ横で手握ってるぐらいかーと思って、目を開けてね、無表情でこっちを見てるじいちゃん見ながら、じいちゃんのもうね、細くなった手をずーっと握ってたんですよ。
まあもうそろそろ時間だから、まあ行くかと、面会時間も限られてますんで、それで行こうかなって思った時に、あーまあでもこのままなんかじいちゃんの元離れるのもなーっていうのがちょっと僕の中であって、
そこでもうじいちゃんにね、分かってもらえなくても、気持ち伝われると思って、じいちゃんのおでこに僕のおでこをね、ごつん、まあそんなに勢いよくごつんじゃないですよ、ちょんって、おでことっと合わせて、
じいちゃんありがとう、よーここまで頑張ったねーって声かけて、こう念を送ったんです。ありがとう、ありがとう、よーやったよじいちゃんって。
で帰ろうと思って、パッと顔上げたらですね、なんとびっくり、じいちゃんがめっちゃ笑ってこっち見てるんですよ。歯めっちゃ抜けててね、もう前歯の方、下の前歯1、2本ぐらいのが残ってる、口にっくり開けてこっち見てんの。
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何、じいちゃん分かってんじゃんと思って、興奮しちゃってねそこでね、なんだなんだじいちゃん分かってんのかと思って、今度はほっぺとほっぺね合わせながら、白いひげがね、ちょんちょん生えてる状態で少しね、おりおりチクチクするかなと思いながらこう頬と頬をつけて、ありがとうありがとうってこう頭ポンポンさせてもらって、じいちゃん変わらず笑顔で。
時間だからそろそろ行くね、じいちゃんまた会いに来るからね、と言って病室を出たと。
僕のじいちゃんとの記憶はそれが最後ですね。じいちゃんは神奈川で僕は山梨に今いるんで、電車ですぐっていう風にはいかなくて、でも車で2時間ぐらい高速飛ばして走っていけば会いにはいけるので、分かってくれてるんだからまた来れるタイミングがあったらじいちゃんまた顔出すかなんて思ってたら、もうそこから1、2ヶ月で亡くなっちゃったので。
でもあの血液検査中見たらそうだよなーってちょっとね思いながら、でも最後に会いに行けてて、じいちゃんの笑顔をね、見ることができたのは僕にとってはすっきりしたようなね、よしちゃんとじいちゃん見遅れたなっていうような後悔みたいなものはあまり残らない感じだったかなと思います。
僕もね、もし自分が90で行くとなりゃまだ60年弱へ行きないといけないですけど、最後ね、何かこう誰かに見てもらってるようなタイミングっていう時にね、ああいう笑顔を見せるっていうのは残された人たちにとってすごい救いになるなって思うから、僕はこのじいちゃんの笑顔ね忘れないようにしないといけないですね。
自分が死ぬ間際に笑顔が出せるってやっぱかっこいいっすよね。
なんかできることじゃないと思うんだよなー。
なんかじいちゃんがあそこで笑ってくれたのは僕の中でのこうじいちゃん像っていうかね、自分がじいちゃんになった時の目標の一個になったかなと思います。
まあそういう意味ではじいちゃんね、最後の数年はちょっと苦しかったかもしれないけど、ここまでね、背中で色々伝えてくれてありがとうっていうのは思いますね。
はい、なんだかすごいしんみりしちゃいました。ごめんなさい本当に。
今日はね、本番行きますお休みだよっていう回だったんですけど、一人で喋る機会もね、なかなかないんで、いい機会だなと思って、今のね、この時期にちなんだ話をさせてもらいました。
皆さんももうね、お盆はちょっと積んじゃったよって方も多いかもしれないですけど、お墓参りとかね、聞かれた時には、こうやってその方の思い出を振り返りながら手を合わせていただけたらなと思います。
もしなかなか忙しくてお墓参り行けないなーって人も、正直どこでもね、思い出して手を合わせることができると思うんで、いい機会だと思うんで、年に一回しかやりませんから。
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皆さんもね、直接お墓にはいけなくても、誰かのことを思いながら、今座られてるそこで、寝転がってるそこで、手を合わせてみてはいかがでしょうかといったところでございます。
すみません、一人でここまでだらだらと話してしまいました。お付き合いいただいてありがとうございました。
我々、ボイスカプセル、うだんは、ささか、へやん、ちょう、さるの、3人でワイワイとポッドキャストを配信しております。
火曜日にやっているポッドキャストトーク、金曜日に上げている本番行きます。
両番組ね、よければお聞きいただけると大変嬉しいです。
Xもやっておりますので、ボイスカプセルの本番行きます。
ボイカプで検索してもらったり、本番行きますで検索してもらったり。
本番行きますの方は、ハッシュタグ本番キャスト、もしくはハッシュタグボイカプとつけていただければ、いろんなものが見つかると思うし、
ぜひ、感想ポスト等をいただけるときは、それをつけていただけると、我々非常に探しやすくて大変助かりますので、
このボイスカプセルの番組は、ハッシュタグカタカナでボイカプとつけていただければ、もうそれで十分ですから。
というところで、よろしくお願いします。
それでは、また来週お会いしましょう。さよなら。バイバイ。
