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どうもこんにちは、シン・イクメン育成コーチのひなたです。
この番組は、夫専門夫婦関係改善コンサルの活動をする私、ひなたが、
夫が成長して最高の夫婦関係を構築するためのヒントをお届けする、そんな番組となっております。
帰宅が憂鬱な夫の皆さんを励ますために、平日の16時50分に毎日お届けしますので、
よろしければフォローのほどよろしくお願いします。
さて、本日のテーマなんですけれども、本日は、
夫婦は幸せにはなれません、というタイトルでお話をしてみたいと思います。
どうでしょう、皆さん、今、夫婦関係、幸せでしょうか。
これはですね、私の夫婦関係における考え方の基本の部分なんですけれども、
そもそも夫婦関係とは苦しいものである、というのを前提に考えておいた方が良いのではないかというふうに思っています。
当然、結婚をするときというのは、大体の人が恋愛・結婚だと思いますので、
結婚するときは、当然、ハッピーな将来、未来を描いて結婚するわけですね。
この人とだったら幸せになれる、この人を幸せにする、というふうにポジティブな感情で結婚するわけなんですけれども、
そのポジティブな気持ちというのは、いつしかお互いの価値観の違いがはっきり見えてきたり、
日常生活を一緒に暮らすということは、お互いの価値観があらわになってきますので、
当然、いろいろ結婚する前には見えてこなかった部分というのが見えてくるんですね。
そうすると、例えば食事の食べ方一つもそうですし、洗面台を使った後にきれいにするかどうかとか、
扉を一回一回閉めるかどうかとか、足音がうるさいとか、いろいろな価値観の違いや行動の違いがあって、
お互い嫌な思いをするわけです。
そもそも夫婦というのは他人なので、価値観が一緒ということはまずないんですね。
でも結婚するときというのは、お互いすごく価値観が合っているなとか、
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付き合うときもそうだと思うんですけれども、自分にない部分というのに惹かれてしまったりとか、
そういったことで価値観が合っている、この価値観が素敵と思って結婚するんですけれども、
いざ日常生活を送ってみると、その素敵だと思っていた価値観というのが実は全然自分とは合わずに、
そこが苦しみになっていくという。
夫婦関係というのは、時間が過ぎれば過ぎるほどどんどん苦しくなっていくものだというふうに考えておいたほうがいいんだということですね。
これは何でこういう考えになるかというと、仏教の考え方にも通じるところがありまして、
仏教の根本的な考え方の一つに一切皆苦という言葉があるんですね。
これは一切皆苦、人生は全て苦しみであるというのが仏教の根本的な考え方のスタートになっています。
仏教では四苦八苦、これ皆さんも普通に使う言葉だと思うんですけれども、四苦八苦という言葉、実はこれ仏教から来ている言葉なんですね。
この最初の四苦というのが、生老病死の四つというふうに仏教では説かれています。
まず生まれて生きる苦しみ、そして年を負う苦しみ、そして病気になる苦しみ、そして最後死ぬ苦しみ。
この四つはどんなに素晴らしい人でも必ず訪れる人生の苦しみという、これはもう全ての人が平等に与えられている苦しみなんですね。
それに加えて愛別離苦、愛する人と離れる苦しみ、恩憎悪く、嫌いな人、憎しみを持つ人と会ってしまう苦しみ、
それから愚不徳苦、求めるものが得られない苦しみ、五運浄苦、自分の心も体も思い通りにならない苦しみ。
ちょっと難しい言葉が並びましたけれども、この八つを加えて四苦八苦、これが人生のそもそもの苦しみであるというふうに仏教では教えてくれます。
では、その人生の苦しみがあるということで、人生は苦しいばっかりで悲観的になってしまうのかというと、そうではなくて、
その苦しいものを前提に考えたときに、その中にある幸せに気づくこと、その中にある幸せをいかにたくさんキャッチできるかが、人生を充実させるポイントなんじゃないのかなと思うんですね。
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仏教でもその苦しみの断ち切り方というのはいろんな方法で教えてくれているんですけれども、今日のテーマにもあります。
夫婦は幸せにはなれないという、一見聞くとすごく悲観的なタイトルなんですが、これは幸せになろうと思っていると幸せにはなれない。
つまり幸せになりたいということは、今が幸せじゃないというふうに思うからこそ幸せになりたい、もっと幸せになりたいというふうに思うわけですね。
そうではなくて、この苦しい夫婦関係の中に実はたくさんある幸せに気づくこと、これが夫婦関係における最も大切なことなんじゃないのかなというふうに思っています。
なので幸せにはなれないんですけれども、幸せがあることに気づく、こういう視点を持てると夫婦関係というのはまた違った見方ができてくると思っています。
そのためには夫婦関係というのは素晴らしいものだ、もちろん素晴らしいものなんですけれども、素晴らしいお互いが常に協力しあって、お互いが分かり合えて、お互いのことが常に支え合える、そこが理想ではあるんですけれども、
なかなかそういう関係はそもそも他人同士が一緒に暮らしているので難しいと。
つまり苦しいのは前提として考えて、でもその苦しみの中に実はたくさん散らばっている幸せがあるんだということに気づくことが夫婦関係を改善させていく一つの原動力になるというふうに思っています。
例えば、昨日、妻が料理を作ってくれたんですね。
それ本当に美味しくて、豚的を食べたんですけれども、我が家であんまり豚的って出てこないんですけれども、
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なので豚的ってタレがあるんですね。
今までは出来ているタレを買ってくるみたいな発想だったのを、昨日妻が手作りでそのタレまで作ってくれて、食べたらやっぱりめちゃめちゃ美味しいわけです。
出来合いのものっていろんな添加物とか入っていますし、いろんな雑味があるなというのが、
ああいう添加物が一切入っていない手作りのものを食べるとすごくよく分かって、すごく美味しいなというふうに幸せだなと思いました。
なんでこういうことが思えるかというと、日ごろ私も料理をするんですけれども、そういう料理をするというのがちょっと面倒くさいなとか思うわけです。
仕事が終わって家に帰ったら、まだ食事の準備が出来ていないから自分が座る間もなくエプロンを着けて料理をするなんて大変だなと思ったり不満に思ったりすることもあるんですけれども、
そういった不満の中にも妻が料理をしてくれてそれがすごく美味しい、そういうことに幸せを感じられる。
何を言っているかよく分かりませんが、そういう当たり前だと思ってやってもらっていることの中にも幸せがあるということですね。
少しまとまりなくなってしまいましたが、夫婦関係はそもそも苦しいものなんだというのを前提に考えて、
その中に自分がどれだけその中にある本当はハッピーなことに気づけるかというのが大切なポイントになると思いますので、
今日の夫婦論の一面に進化する結論としては、幸せは成るものではなくてそこにあるものであると。
ひすぎ小太郎さんのフレーズの丸パクリなんですが、そんなことで夫婦関係を見てみると幸せな気持ちになれると思います。
本日もお聞きいただきましてありがとうございました。
この番組ではコメントを募集しております。
この番組を1秒でも聞いてくれた夫の方を私は親育メンズというふうに名付けようと思いまして、
妻側の奥様側の方々は親育メンサポーターとしてお呼びして、皆さんと一緒に番組を作りたいと思っておりますので、
ぜひぜひコメントやご質問や、こんなことが今夫婦関係の問題として起こっているとか、
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こういったところが相手の嫌な部分に思ってしまうとか、いろいろなご意見があると思いますので、
ぜひ送っていただいて番組を一緒に作っていったらいいなというふうに思っております。
それでは本日の放送はここまでといたします。
親育メン育成コーチの日向でした。
今日も最高の夫婦関係になるようにあなたのことを応援しています。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
