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2020-11-19 10:17

多岐にわたる分野でスキルが高すぎると結果的に成果を出しにくいのでは説

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多岐にわたる分野でスキルが高すぎると結果的に成果を出しにくいのでは説
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何度も言いますが、今週1週間は1日2本ずつポッドキャストをあげてみようという週間です。
スペシャルウィークというのを言ってみたかっただけですが、それをやっています。
今は午前11時25分、福岡市内から田川市の職場に向かっています。
きついし、眠いし、だるいですね。
キャッチコピーというか、枕小童話みたいになっています。
きつい、眠い、だるいでお届けする樋口聖典の世界パーソナリティは、私、樋口聖典でございます。
これくらい適当にやっていこうと思います。
今日何を話そうかなと思って、いろいろと考えていました。
昨日、夜中にツイッターで書いたのですが、そのことについて話してみたいと思います。
最初に言っておくと、僕の中で結論や答えが固まっているわけではないのですが、
何となくふとこれを思ったので、これについて喋りながら考えていきたいと思っています。
何を書いたかというと、
いろんなスキルが高い人は、逆に結果を出しにくいんじゃないか、みたいな。
多岐に渡るスキルが高すぎる人は、逆に結果的に成果が出しにくいんじゃないか、みたいなツイートをしたんですね。
これ具体的に言っていきますよ。
昨日、夜中のポッドキャストの中で、みんながわいわい楽しく遊んでいるときに、
僕だけ一人何かやらないといけないことがあって、集中して遊べないみたいな状況があって、
昔から結構多いという話を前回のポッドキャストでしたんですが、
人生を振り返ると、ずっと僕は作業をやっている人生だなと思っているんですね。
これは結構高校ぐらいの時からも感じているかもしれないですね。
例えばバンドをやっている時とかに、バンドをやろうぜってなって、
友達の家に集まって、この曲をコピーしようと決めるじゃないですか。
当時はオリジナルとかはやらないので、コピーバンドをやったりするじゃないですか。
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そしたら、みんな耳コピとかはできないんですよ。
そして僕らがやろうとしている曲って楽譜がなかったりするので、
じゃあ僕が耳コピをして、ベースの人にそれを教えてやるみたいな。
耳コピっていうのは、音を聞いてフレーズを見つけ出してっていう。
普通、素人っていうか未熟な時だと音を聞いても、
それを実際どうやってギターとかベースとかで弾いたらいいかわからないじゃないですか。
それを音源を聞いて、どこをどうさえればこの音が出るのかっていうのを見つけ出すっていう作業が耳コピって言うんですけども、
他のメンバーの分、僕がそれをやって、僕が教えてやったりとかもありましたし。
その間、メンバーとか暇なんで漫画読んだりゲームしたり喋ったりしているっていう。
僕だけ一人で黙々とイヤホンとかで耳コピをしているという状況があったりとか。
例えばバンドをやるってなったら、僕だけレコーディングをして、
いろんな音を入れたりとか、パソコンを触って編集作業をずっとしている時に、
他のメンバーは暇だから漫画読んでたりとか。
別にいいんですけどね。だって本当に僕しかやれなかったので、その時。
ゲーリンとかになると、例えば音源を使うネタが必要だなとなったら、
僕が集団でコントをする時に音源が必要で、みんなの台詞が必要だなとなったら、
僕が全員でコントを作っている。
僕がコントを作っている時に、音源が必要で、みんなの台詞が必要だなとなったら、
僕が台詞を簡単なものを作って、割り振りをして順番を決めて、
一人ずつレコーディングする部屋に呼んでいって、マイクで一人ずつ録っていって、
それを声音してCDにして、音響さんに渡すみたいな作業を僕がやってたりとか。
なんかね、本当に昔からそういうことが多いなと思ってて。
昨日もそういう状況だったんですね。僕だけずっと作業してるみたいな。
やっぱりちょっとこれ、ふと気づいてしまったんですけど、
自分で言うのもあれなんですけど、客観的事実なんで言いますけど、
僕がその時関われる人全員の中で、僕が一番スキルを持ってるって状況が昔から多いんですよ。
なぜなら僕はスキルフェチというか、何か技術を習得するのが好きで好きで、
それを習得したら使いたくなっちゃうんで、だから僕が技術が一番高いことが多いんですよね。
ってことは必然的に僕がやらざるを得なくなるんですよね。
ってことは僕の時間がどんどんなくなっていくっていうことなんですよ。
例えば今の仕事でリアルに言うと、今ポッドキャストの編集っていうのは、
5、6本かな、あとYouTubeの編集とかも合わせるとめちゃくちゃやってるんですけど、
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これはっきり言って今のチームに僕より上手くできる人がいないんですよ。
じゃあ外注すればいいんじゃないかと思うんですけど、
外注したところで結局僕が確認をしてやらないといけないんですね。
具体的に言うと、どこをカットするかっていうのって僕が判断した方がいいんですよ、絶対に。
どこをカットしてどの間をどれくらい詰めるかみたいなやつって、
結局僕が最終的に確認した方がよくて、結局確認するんだったら聞く時間とか修正指示を相手に出して、
もう一回指示で帰ってきたものを僕が聞いてOK出すみたいな作業のやり取りを考えると、
いくら成熟しても僕がやった方が早いという状況になるんですよ。
しかも頼むっていうことは相手の時間と僕のお金を使うことになるので、
とか考えると結局僕がやった方がいいってなるんですね。
これ本当に僕の時間を分けたいんだったら100%信頼をして相手にチェックなしで任せるっていうことしかないんですけども、
それをやるとクオリティが下がるんですね。
もちろん仕事ってそうやってしていかないといけないので、
例えば本当は10割のクオリティを目指したいんですけども、
8割程度で我慢というか妥協をして害虫をして僕の時間を空けるっていうのは本当はやった方がいいと思うんですけども、
やっぱりなんていうんですかね、これって覚悟や決意がいるんですね。
要はクオリティを下げてでも自分の時間を空けるっていう覚悟がいるんですよ。
僕はずっとものづくりをしてきた人間からするとクオリティを下げるって結構地獄のような決断なんですね。
これをもう結構やらないといけないっていうのはやっぱり辛いというか、
やっぱり辛いしクオリティって聞いてる人からすると下げない方がいいじゃないですか。
とか考えると難しいんですね。
やらないといけないんですけど難しいっていう。
ただこれ僕ふと考えた時にそもそも僕が、
全く編集とかができなかったら人に頼むしかないじゃないですか。
ってことは人に頼んで自分の時間を空けるっていうことを
何の罪悪感も何のデメリットもなくナチュラルにやれるんですね。
この1個最良の選択をするのに
ハードルがあるっていうのとナチュラルにやれるっていうのの差ってめちゃくちゃでかいなと思って。
こう思った時に何でもやれるって結構難しいんですよね。
要は当たり前ですけど、本当はチームで役割分担をして
いろんなことを適材適所でやる方がいいじゃないですか。
でもそれが1人に集中するとそこがボトルネックになるじゃないですか。
だから結果規模が大きくならないっていうことになるんで。
だから結局やらないといけないんですよね。
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だからやっぱりやっぱりやっぱりやらないといけないんですよ。
今思うと一番いいのは技術は全く持たないんだけど
コミュニケーション能力と明確なビジョンを語れるスキルと
人を熱狂させるカリスマがあって
自分は一切スキルがないっていう状態が
もしかしたら一番成果を出せるんじゃないかなって思ってるんですね。
社会的に。
そう考えるとなんか今までこう
教育とか常識とかで考えてきたものっていうのが
一個ガラーンと崩れるような気がしてて。
なんですけどとはいえね。
じゃあ成果を最終的に社会的に成果を出すことが
人生の目的かと言われると別にそうでもないので
粛々と山の中で一人で全部やってDIYで生きていくっていう
選択肢もあるってなった時に
そこまでメタで考えると
別に正解不正解はないのかなと思うんですけども
そんなこと考えました。
スキル高すぎてちょっとつらい。
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