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こんにちは、カナダのトロントからクラフトとポケットスクラップブッキングを楽しむヒントをお伝えしている、OKEです。
日本時間で毎週金曜日に配信をしています。
家で育てている株と因源を収穫したんですね。
収穫といっても、ちっちゃい株2つと、因源10本くらいだったかな。
なので、両方一緒にしてサラダとしていただきました。
今年こそはラディッシュなんですけど、これが今年も全く育たなくて、葉っぱだけすごく育ったのね。
なんででしょうね。分かんないんですけど。
そんな我が家庭さんへの緊急報告をしてみました。
今回で188回目の配信となります。
今日は、海外生活で困ったことはありますか?という質問を、匿名のレターでいただきました。
どうもありがとうございます。
今日は、この返事をしてみようかなと思っていて。
もちろん、困りごとリストとかにしたら、いろいろあるかもなんだけれども、
その中で一番といったら、お医者さん関係のことかなと思います。
ここカナダは、医療費がかからないわけなんですけれども、
そこだけ聞くと、とても素晴らしく聞こえるじゃないですか。
なんですけど、自由に診療を受けられるのかというと、かなり大変だったりするところもあって。
2つのポイントに分けて、今日はお話ししてみたいなと思うんですね。
1つ目のポイントが、ファミリードクターだけど、なかなか会えないというね。
ここカナダにいると、ファミリードクターと呼ばれるお医者さんがつくことが多かったりするんですけど、
我が家にもファミリードクターの方がいらっしゃいます。
これね、どういうふうにシステムになっているかというと、
まず、基本的に具合が悪くなったら、このファミリードクターに相談をするというね。
このプロセスが一番自然な流れなんですけれども、
連絡したところでサクッと会えるのかというのは、結構稀だったりするんで、
もちろんね、ファミリードクター、何台も続けて同じ先生にお願いしているみたいな場合だと、
意外とサクッと会える場合もあるかもしれないんですけど、
私ね、3回ぐらい会えてるんですよ、先生を。
なんですけど、その3人ともの先生にサクッとお会いできたことは一度もないんで。
例えばね、お腹が痛いからって言ったらば、
まずファミリードクターに電話しますと、予約2週間後だったりするわけだよね。
お腹痛くて2週間後とかだと、その頃に悪くなっているか治っているかのどちらかによって、
そういう場合はですね、ウォークインクリニックというところに行ったりします。
これ、ファミリードクターをつけていない方たちが、
誰でも利用できるクリニックということになるんですけれども、
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我が家の場合ね、このファミリードクターよりも、
このウォークインクリニックの方が、がぜんお世話になってたりするのかなという風に思っちゃうので、
必要はあるんですけど、
2つ目のポイントがね、専門医はさらに遠い存在であったというね、
こんな話なんですけど、
ここでカナダで専門医に会うというのは、非常に難しい制度になってたりします。
今お話ししたように、具合が悪くなったのはまずファミリードクターなので、
直接はこの専門医の先生には会うことができないので、
専門医の先生に会うことができないので、
具合が悪くなったのはまずファミリードクターなので、
直接はこの専門医の先生には会うことができないので、
日本だったら、例えば皮膚科とか内科とか、あとジビ科とか、
耳が痛くなったら当然ジビ科にかかったりしますよね。
これができないということになります。
どうやって専門医の先生に会うのかというと、
ファミリードクターの先生に紹介状を書いてもらうということになるんですけれども、
ファミリードクターの先生に紹介状を書いてもらって、
今度専門医の先生に予約をするとなった場合に、
これが予約何ヶ月が先というのは結構普通のことだったりするので、
これは診療の予約ではないんですけれども、
以前、夫のお母さんがジョイントの手術をするということになりました。
当然手術ってちょうど足のところのジョイントだったので、
この手術をするということになると、
当然専門の先生がやるということになると思うんですけれども、
その手術の予約は2年後ですと言われたんですね。
それで家族中でちょっと倒れそうになっちゃったというエピソードなんだけど、
今のこの2つのポイントを踏まえた上で、
ちょっと苦笑いしたストーリーもシェアしてみたいんですけれども、
1つ目はカナダの政治家の方が、
アメリカで手術をしてニュースになっていたというのがあります。
これどういうことかというと、
カナダで手術をするつもりだったみたいなのね。
なんだけど、いつまでも手術してもらえないので、
アメリカに渡って手術を受けたということで、
アメリカだと多分お金を払えば手術をしてもらう可能性が出てくるので、
でもここカナダはお金を払っても自分の順番が来ない限りは、
手術を受けることができないんですよ。
私はこのニュースをまず聞いたときに、
政治家の方じゃないですか、
これを機に医療システムを見直してくれないかなと思って、
淡い期待を抱いていたんですけれども、
その後で変わった兆しがないので、
何も変わらなかったということなんですかね。
もう1つが、
ご夫婦でドクターをされているご家族の方とお話をする機会があったのね。
その時に、
奥さんのお母さんが病気になった時の話をしてくれたんですね。
病気のための検査をするということになって、
この予約が何ヶ月も先だったわけですよ。
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それでびっくりしたという話で、
この話を私たちにしてくれた最後のところで、
ぽそっとね、
この国の医療は崩壊してるよねって一言言ったのね。
医療関係者の方からそんな言葉が漏れるというのは、
よっぽど大変な状況になっているのかなというのを改めて感じた次第です。
こうやって全部を無料にしてしまうというのは、
いろんなところに支障が出るのかなというのを、
今、とても思うんですね。
やっぱり無料、
医療関係者の方からの言葉が漏れるというのは、
今、とても思うんですね。
やっぱり無料という部分だけ切り取ると、
とてもいい感じに聞こえるんですけど、
これは医療現場に落とし込んだときに、
いろんなところで問題が発生するということになるのかなと思っていてね。
なので海外生活していて、
ここカナダ、ポロントにいて、
一番困ることといえば、
お医者さんの予約というんですか、
待たされることですね。
188回目の配信は、
海外生活で困ったことはありますか、
というレターにお返事をする形で、
ここカナダ、
医療費無料だったりするんですけれども、
ファミリードクターにもいっぱい待つよ、
そして専門医にもさらに待つよという、
こんなお話をさせていただきました。
最後まで聞いていただき、どうもありがとうございます。
また次回の配信でお会いしましょう。
カナダ・トロントからOKでした。