まず一番最初に感じたこと、村上春樹の小説やっぱり難しいです。
難しく感じた理由はいくつかあったんですが、いろいろ話してもまとまりがなくなるので、今回は一つに絞って話そうと思うんですが、
それが気づけば不思議な世界に入り込んでいるというところです。
ここがですね、僕が村上春樹作品を難しく感じた理由の一つでもあり、それと同時に面白いなと感じたところでもあります。
小説を読み始めた時はですね、普通の日常、現実世界を描いた作品のように感じるんですが、
次第にですね、説明のつかない不思議な出来事が入り込んできて、気づけば不思議な世界に迷い込んでるんです。
ちょっとね、具体的な話をした方がわかりやすいかなと思うので、僕が2冊目に読んだ東京鬼胆衆の話をしようかなと思うんですけれども、
東京鬼胆衆はですね、2005年に出版された5つの短編が収録された作品で、普通の日常の中にちょっと不思議な出来事が入り込んでくる短編集です。
例えばですね、僕が一番これってどういうことってなったのが、その東京鬼胆衆の短編集の中の
どこであれそれが見つかりそうな場所でという作品です。
この作品は、ある女性の夫が自宅のマンションの階段を登っている途中で突然姿を消してしまいます。
その夫を探すことになった男性がそのマンションの階段を行ったり来たりしながら、そこに住む人たちと話をしていくっていう展開なんですけれども、
僕は最後まで読んでですね、結局どういうことだったの?ってなりまして、
てっきりミステリー作品的な伏線回収だったり、スカッとするような謎解きがね最後に待っているのかなと思ってたんですけど、
全然そんなことなくって、ん?つまりどういうこと?っていうね感情で終わりました。
そしてもう一つ東京鬼胆衆の中には、品川ザルっていう作品もあります。
これはですね、自分の名前を突然思い出せなくなる女性が、その思い出せなくなる原因を探していく話なんですが、話が進む中でかなり不思議な存在が登場します。
この不思議な存在はですね、きっと何かしらの象徴として存在しているのかな?とか、この物語には何かしらのメッセージが隠されているのかな?とか想像しながらね、読んだんですけど、全然わからないんです。
村上春樹さんの作品って、そういう不思議なことが起こっても、なぜそんなことが起こったのかっていうのをね、全部は説明してくれないんです。
そして最後までよくわからないまま終わるんです。
なので、人によってはすごくモヤモヤした感じではあるんだろうなと思う反面、全てが説明されてないからこそ、読み手によって色々な解釈ができる面白さがあるのかな?とも感じました。
このね、不思議な世界観、ハマる人にはめちゃくちゃハマるけど、ハマらない人には全くハマらないのかな?って感じました。
ちなみに僕はですね、まだこの世界観にハマりきってはいないんですが、もう一冊ぐらい読んでね、この世界観にハマるかどうかっていうのをね、試してみたいなっていう気持ちになっています。
まあね、もう一冊読んでハマるかどうか試したいってね、思ってる時点ですでにもうこの世界観にハマっているのかもしれませんね。
そしてですね、今回村上春樹さんの作品を読んだことで、もう一つ自分自身について発見がありました。
それが僕は小説のストーリーだけじゃなくて、日本語そのものを読むのを楽しんでいるなと感じました。
実はですね、村上春樹さんの小説を読む前に海外小説のアルジャーノンに花束をという翻訳小説を読んでいたんです。
この作品はですね、知的障害のある男性チャーリーが知能を高める手術を受けるところから始まる有名な作品です。
すごく評価されている小説なんですが、僕はですね、今半分ぐらいまで読んだところではあるんですが、なかなか読む楽しさを感じられなくて、今はですね、途中で一旦読むのをお休みにしているところです。
その代わりに村上春樹さんの東京鬼胆衆を読み始めたらですね、そっちはですね、どんどん読めたんです。
その時に気づいたんですが、僕は小説のストーリーだけを楽しんでいるわけじゃなくて、日本語そのものを読むことを楽しんでいるのかもしれないなということに気がつきました。
ここの場面ってこんな言葉を使って表現するんだとか、こんな言い回し方があるんだっていうね感動とかもあって、自分では到底思いつかないような日本語の表現がたくさん出てきて、それがね読んでいてすごく楽しくてですね。
翻訳作品だから良くないという話では全然ないんですが、ただ僕自身は作家さん自身が選んだ日本語の表現をそのまま味合うことにも楽しさを感じているんだなって気づきました。
ただですね、それが自分の語彙力として身についているかっていうとそれはまた全く別の問題で、今のところは全く自分の語彙力としては身についてはいません。
一方でですね、僕はあのハロプロが昔から好きで、つんくさんが書いた歌詞をね何度も何度も聞いてきたんですけど、こう昔から聞いてきた歌詞ってもうね体に染み付いているような感覚があるんですよね。
意識して覚えたわけじゃないつんくさんの言葉や表現がいつの間にか自分の一部になっている感覚があります。
なのでこうやって小説で出会った言葉も長い時間をかけて少しずつ自分の中に蓄積されて、いつかね自分が何かを話したりするときに自分の言葉の一部として自然に出てきてくれたら嬉しいなって思っています。
今日は読書初心者が村上春樹さんの作品を読んで感じたことを話してみました。
本当はねもっとたくさん村上春樹さんの作品を読んでから話した方がいいんだろうなぁとは思うんですが、
でもこう初めの頃に抱いた感覚ってね次第に忘れていくじゃないですか。
なのであえて今回は村上春樹作品をほとんど知らない今の自分が何を感じたのかを記録として残してみました。
今後村上春樹さんの作品をもう少したくさん読んだ後に改めてこの配信を自分でも聞いてみたいなと思っています。
皆さんの村上春樹作品のイメージやおすすめの作品があればぜひ教えていただけると嬉しいです。
ちなみに次は海辺のカフカを読んでみたいと思っています。
僕は四国出身なんですが海辺のカフカの舞台が四国の香川県ということなのでより世界観に没入できるかなと思って楽しみにしています。
それでは今回の配信はここまでとなります。
ここまで聞いてくださりありがとうございました。
また次回も聞いていただけると嬉しいです。
以上マサタツでした。バイバイまたね。