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2025-01-30 10:09

[離婚の戦略!!#42]「みそ汁がしょっぱい!」という理由で離婚できる?

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弁護士のキタガワです。YouTubeやTikTok、あとはテレビ番組などで法律の解説をさせて頂いたり、NFTプロジェクトMOSQUITO FAMILYの運営をしております。
さて、男女のトラブルシリーズ、離婚シリーズですね。お話ししてます。離婚編にね、移ってから、ちょっとしかね、経っておりませんけども、導入部分と言いますかね、細かい話、有益な話はもちろん、後の方にめちゃくちゃ詰めてますけども、
まずはね、その日本の離婚のシステムというかね、まあそういったところをやっぱり知っておく、体系的に学んでおくのが大切なので、ゆっくりゆっくりですね、お話をしております。
前回は、離婚するためには、大きく分けて、話し合いでの離婚というのと、裁判を訴えて、裁判官があなたたち離婚しなさい、いや、あなたたちまだ離婚すべきではないというふうに、一方的に裁判官が判断する、ジャッジするというね、判決による離婚みたいなね、大きく分けると2パターンみたいなね、お話をさせて頂いたかと思います。
そして流れ、このね、離婚の話し合いの流れとしては、まずはね、お互いが離婚したいと思うんだけど、というふうに話し合いで、まあそれこそ家のね、家でもいいし、そこでですね、納得してね、まあ細かい条件もね、話し合ってね、
親権、子供の親権はどっちにするとか、財産とか養育どうするとか、すべて取り決めて話し合って、で、納得した上で、で、お互いが緑の紙、離婚届にサインをして、ただ出す、ね、役所に出す、まあこれが普通のね、一般的な離婚ですよね、まあその中で話し合いがうまくいかない、みたいなことあったりしますよね、一方が離婚したい、他方は離婚したくない、っていう場合はもちろんのこと、お互いね、離婚についてはいいんだけど、
子供の親権は絶対譲らないよ、養育費ね、一切払わないよ、いやもっと欲しいよ、みたいな形で、細かい条件について折り合いがつかない場合もありますよね、そうするといつまで経っても離婚がね、当事者同士では話しがうまくいかないからね、次何するかっていうと、家庭裁判所に離婚の朝廷です、朝廷を申し立てるということですね、この朝廷というのは話し合いです、
あくまで話し合いの舞台、土俵がね、その自宅から裁判所、家庭裁判所の方に移るという感じですね、でこの家庭裁判所の朝廷の中で、これ朝廷委員というね、まああのベテランのですね、男女2人の方がそれぞれの夫側の言い分、奥さん側の言い分を聞いていって、話の交通整理をしていって、
じゃあこのようにまとめていくのはどうですか、みたいなですね、まあサポートしながら話し合いを前向きに進めていくという、これが離婚朝廷というやつですね、聞いたことありますね、で朝廷でも話し合いがうまくいかない、最終合意ができないって時は、この朝廷が不成立になりますね、不成立になると、そうするとどうするかというと、今度は裁判、訴訟をですね、訴訟を起こす、離婚したい側が離婚をね、したくない側とかね、
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納得いってない側に訴訟を起こします、その中で話し合いというか、お互いが意見をぶつけ合っていって、で裁判官が判決を最終的にはするんですが、その前にちょっとね、お二人のね、言い分なんとなくね、あの全て出し尽くしたと思うので、ここで和解といって話し合いですよね、ここも話し合いでまとめられませんか、みたいなことの一石を設ける場合があります、
なので、離婚訴訟になったとしても、必ずしも裁判官のジャッジが100%あるわけじゃなくて、その前段階として話し合いで解決するという場合もあります、はい、それでも納得いかなければ、まあね、あのドラマとか映画で見たことあるような、まあ尋問みたいなのありますよね、尋問をして、でそれで、それを踏まえた上で裁判官が、いやあなたたち離婚しなさい、条件はこうですよ、いやまだ離婚すべきじゃない、というふうに決めていくと、
いうことになります、なので離婚朝廷というのは、全部話し合いということになるんですけども、離婚訴訟の方は、まあ最終的にはジャッジ判決があるんだけども、その前段階でも話し合いの場を設けることがありますよ、という感じなんですね、裁判、離婚訴訟を起こしたら必ずしも判決に100%なるというわけではございません、これ一つ覚えておいてください、そして前回もねお話ししましたけども、
いきなり離婚訴訟、朝廷を飛ばして離婚訴訟というのは基本的にはできないと思ってください、まずはジャッジ、裁判官のジャッジをする前に、まずは夫婦できちんと話し合うべきでしょうと、しっかり議論をすべきでしょうという考え方があるんですね、
なので一つ飛びにいきなり離婚訴訟はできず、離婚朝廷をして、それで話し合いが納得いかない、合意ができなければ離婚訴訟という2段階目に行くということですね、これを朝廷前置主義、前置って前に置くと書いて、前置ですね、前置主義と言ったりします、この辺がねちょっと長くなりましたけども、前回までのおさらいということでございます、
さて、ではでは、具体的にですね、離婚の内容についてね、お話をしていきたいなと思っております、当然のことながらですね、皆さんラブラブでは離婚しないですよね、ラブラブのままでは離婚するわけがないよね、きっと何らかの理由があってね、まあ離婚をするわけですよね、つまり離婚するってことは何か理由があるということなんですよ、
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で、この離婚の理由というのが実は結構ポイントになってきます、これねしっかり勉強していきましょう、まずですね、基本的には離婚するための理由ってぶっちゃけ何でもいいです、例えばですね、結婚してね、初めてわかったんだけど、同棲して同居して初めてわかったんだけども、奥さんが作った味噌汁がめちゃくちゃしょっぱいとかね、はい、あったりしますよね、
あとは何でしょうね、結婚した当時はあんなにイケメンでシュッとしてかっこいい人だったのに、なんかね、結婚生活10年超えるとなんか太ってきたし、なんかね、だらしくなくなってきたし、なんかあれ、髪の毛もあれ、おかしいなという感じになってきたりとかね、ちょっとルックスがちょっと嫌になっちゃったみたいなね、こともあったりしますよね、
他方でね、なんかめちゃくちゃ浮気をしている、浮気を繰り返しているとか、でもギャンブル依存症は治らないとかね、あとは何でしょうね、まあわかんないけど、まあ犯罪行為に手を染めてしまったみたいなね、こともあるかもしれません、このように離婚する理由ってそれぞれ夫婦ごとに違ったりしますよね、なんとなく離婚したいというお気持ちもあるかもしれません、
結婚してたら、なんか思ってたんと違う、みたいなこともあったりしますよね、まあ理由としてはちょっと弱いですよね、なんかね、意見聞くとね、それでもOKです、離婚はできます、はい、ただしそれはお互いが離婚に納得できたらね、ということなんですね、
味噌汁がしょっぱい、なんかね、太ってきた、こういった理由であなたと離婚したいです、と言った場合に、相手がわかりました、離婚に応じます、というふうにお互いが納得すれば、どんな理由でもOKです、思ってたんと違った、でも全然問題ございません、
他方でね、離婚を切り出された側は、まあそういったお味噌汁がしょっぱいとかさ、太ってきただけだとさ、それはちょっと納得いかないですよね、えーね、離婚に応じますってなかなか言いにくいですよね、だったらお湯入れて薄めればいいじゃない、そんなの離婚でね、認めたくないわよって思うかもしれませんし、
俺がね、お腹に蓄えてるのは脂肪じゃないと、上司としての威厳だ、貫禄だと、そのために太ってきてるんだ、みたいなね、反論をしたいですよね、このように、やっぱり理由として弱いものって、なかなかですね、合意ができないですよね、つまり、そういった離婚の理由として弱いものとね、えー、場合は、なかなか話し合いでの離婚というのができない、という感じになります、そうなってくると、ね、えー、冒頭でも説明した通り、
裁判、訴訟によって、離婚を求めていく、ということになります、で、ここからがポイントです、民法では、裁判、訴訟で離婚をしたい場合は、5個の離婚の理由のみ、ね、離婚を認めている、離婚自由として認めている、ということになります、訴えるとき、裁判、訴訟をするときは、次のね、説明する5個の理由のどれかに当てはまらないように、
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しないと、離婚が認められない、ということになるんですね、今日はちょっと残り時間がございませんので、5つ、さらっとね、おさらって、えー、また次回以降、丁寧に説明していきたいなと思っています、まず1つ目は、不抵抗意ですね、浮気ですね、不倫ですね、そして2つ目、悪意の意気、まあ、これ言葉、またね、次回以降、説明します、悪意の意気、続いて3番目、3年以上の生死不明、そして4番目、回復の見込みがない、強度の精神病、
そして5番目、その他、婚姻、結婚を継続することが難しい、重大な理由がある場合、この5つでございます、次回以降、丁寧に解説していきます、いってらっしゃいもっすっす。
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