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[シン・中学生でもわかる著作権#60]AI作品に著作権が発生するには○○注意!①
2026-07-24 15:53

[シン・中学生でもわかる著作権#60]AI作品に著作権が発生するには○○注意!①

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弁護士のキタガワです。 YouTubeやTikTok、あとはテレビ番組などで法律の解説をさせていただいております。
金髪頭のおじさん弁護士でございます。 さて、新中学生でもわかる著作権と題しまして、
生成AI時代にきっちり勉強しておいた方がいい著作権ですね。 まあ一般的なところをね、これまで何十回にわたってね、お話をさせていただいていて、
今度は実践編ですね。生成AIと著作権ということで、実際に生成AIツールをね、利用してコンテンツを作っていくときに、著作権法的にどういうところを気をつけるべきなの、みたいなね、
ところのお話を具体的にさせていただいております。 今日がですね、この実践編と言いますかね、この生成AIと著作権の中での一番大切なポイントでございます。
今日、耳かっぽじってね、聞いて、しっかり聞いておいていただければなと思います。 生成AIツールをですね、利用してコンテンツを作るときに、著作権がね、問題になる場面ですね、
2つあるよ、みたいなお話をさせていただきましたね。 1番目というのが、1つ目、場面の1というのが、そもそもね、生成AIに指示文章、
プロンプト、私たちがね、書いたり、口でお伝えしてね、やりますよね。 その文章、指示文章、プロンプトそのものが著作物と言えるのか、そのものに著作権が発生するのか、という場面と、
で、次の場面というのが、そのプロンプトをね、 AIに指示して、AIがバーって作ってくれたね、コンテンツ、小説とか、イラストとか、映像とかね、
音楽作品とか、そのコンテンツ、結果にね、著作権が認められるのか、著作物と言えるのか、みたいなね、場面が2つあるよ、みたいなお話しさせていただきました。
で、前回は場面1のお話しさせていただきましたよね。 そもそもの指示文章、プロンプトに、著作権が発生するのか、みたいなところ、
お話しさせていただきました。 もちろんケースバイケースではあるんですけども、私の考えとしては、指示文章、プロンプト自体には、著作権が発生しにくい傾向にあるんじゃないかなと思っています。
なぜなら、そもそもプロンプト、指示文章っていうくらいですから、指示するんですよね。 指示する文章、他人にね、指図する、他人にお願いする、こういうのね、作品作って、みたいに言う時って、
どうしても、よりわかりやすく自分の頭の中のイメージを伝えるところを、主目的に置く文章になりますよね。
その文章自体に、自分の思想とか感情を乗っけるようなアーティスティックな指示文章になりにくいじゃないですか。
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あくまでこうして、こういうふうにやって、ここはこうしてっていうふうに淡々と伝えますよね、文章。
そうすると、その文章自体には、アート的な側面って、あんまり垣間見えないと思うんですよね。
これはね、あの裁判例で、料理のレシピ本のね、裁判例もね、ちょっと説明させていただきましたよね。
裁判で、料理のレシピ自体そのものは、あくまでね、料理を作るためのその材料はこうですよ、
調理工程はこうですよって説明した文章に過ぎない、ありふれた内容に留まる、そこには作者の個性、料理研究家の個性って発揮されないよね、ということでね、
そのレシピ自体には著作物とは言えない、著作権が発生しないというような裁判例があったんですよ。
それとね、全くイコールではないけど、なんか考え方がすごい近いんじゃないかなというふうに思っています。
なのでね、虹がね、空に描かれた絵を作ってくれみたいにね、イラスト生成AIツールに指示したとしても、
それってやっぱりありふれた文章に過ぎないじゃないですか。よっぽどこういうふうに、こうでこうでこうで、時代背景とか場所とか時間とか、絵のタッチとか、
登場人物とか、非常に細かく設定をね、指示すればワンチャンあるかもしれない。
それでもね、あくまで手順を詳しく説明したりすぎないでしょ、芸術的な文章とは言いにくいでしょというふうに言われちゃうかもしれないですけども、
長くね、そこにちょっとアート的な要素があれば、ワンチャンプロンプトそのものに著作権が発生する余地はあるのかなと思いますが、
思いますが、皆さんやっぱり著作権が発生してほしいのって作られたコンテンツそのものですよね。
AIにね、指示文書プロンプトを入力して、AIがバーって作ってくれた小説そのものだったり、音楽作品そのものだったり、
イラストそのものに権利認めてほしいわけじゃないですか。
成果物に著作権が認められてほしいですよね。
じゃあ、今日から説明するのが、コンテンツそのものに著作権が発生するのか、発生するためのポイント、お話をしていきたいなと思います。
前置きがだいぶ長くなっちゃいました。
さて、生成AIツールにね、指示文書を伝えて、AIがバーって作ったコンテンツに著作権が認められるかどうか、
これに、この判断の基本的な考え方は変わりませんね。
人間の創作的な関わりが大きいのかどうか、
人間、ユーザー側、利用者側の個性、オリジナリティが存分に発揮されているアート作品に結果としてなっているかどうか、
ここがやっぱり最重要ですね。これが判断基準ですね。
これまでもね、何回かお話しした通り、生成AIってあくまで道具なんですよ。
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絵筆とか絵の具に近いような感じなんですよね。
AIという道具を使って、人間のユーザー側の個性とか創作性がしっかり発揮されていれば、それは認められやすいのかなということでございます。
AIという道具を使ったとしても、ユーザー側の、人間側の創作的な関わり合いが大きければ大きいほど、
著作権が認められやすくなる。作ったコンテンツそのものが著作物と言えやすくなるのかなと思います。
じゃあ、生成AIを利用して作ったコンテンツに著作権が認められるためにはどうしたらいいんですか?
どこに気をつけたらいいんですか?というのが皆さん気になると思いますけども、
私は重要なポイントとしては、まさにその創作的な、人間の創作的な関わり合いが大きくすればいいということです。
じゃあ、どうやって大きくすればいいの?というのが、やっぱり支持文書、プロンプトがどこまで丁寧なのかというのと、
もう一つ、修正ですね。ブラッシュアップしますよね。その回数、そしてクオリティがどこまで高かったのか、
この2つのポイントがとても大切になってくるというふうに思っています。
さて、まず一つ目のポイントですね。いかに支持文書、プロンプトを丁寧に、緻密に支持して文章を入力するかということでございます。
生成AIを利用してコンテンツを作るときに、人間が直接できる関与、直接関与できるポイントの、
この1つ目がまさにプロンプトですよね。自分の頭の中のイメージをどれだけ正確かつ丁寧にAIに伝えられているかが、
この著作権が認められるかどうかの大きな影になるということでございます。
なので、前回説明したプロンプトそのものに著作物と言えるか、プロンプトそのものに著作権が発生するのかと、
割と近い考え方にはなってしまうんですよね。例えば、プロンプトにすごく単純に虹、山、空という3つの単語だけをイラスト生成AIツールに入力したというふうに考えましょうか。
プロンプトがすごくシンプルで寂しいんですよね。虹、山、空、このだけです。漢字3つだけです。
これを入力したときに、AI側、AIの立場からすると、これめちゃくちゃ大変なんですよね。
3つの単語だけの指示しかないと、AIの方で考えなきゃいけないことっていうのが膨大にあるわけですよ。虹、山、空、この3つだけ?
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そしたらこれでイラストを描くの?山の形ってどうしたらいいの?なだらかな山なの?
けわしい、荒々しい、とんがっている山なの?虹の大きさってどのくらいなの?
色って何色使えばいいの?3色?5色?7色?しかも明確に分かれた方がいいの?色は。それともグラデーションがかった方がいいの?みたいなね。
空はどうしたらいいの?天気は晴れなの?雨なの?それとも雲がたくさんあったらいいの?
あとは色彩ですよね。鮮やかにすべきなの?なんかセピア色とかモノトーンみたいな感じで、なんかすごくシックな感じにした方がいいの?
そもそも構図。絵の構図ってどうしたらいいの?山を画面の中央に置いた方がいいの?それとも虹を真ん中に中心に置いて、山をちょっと左端に避けた方がいいの?みたいに。
AI側の心境に立つと、いやどんな感じで描いたらいいんやろう?と。もう選択肢がたくさんあって迷うなぁと。
これちょっと気合入れてね、私がもうAIが頑張るしかないかという状態になりますよね。
逆に言ってしまうと、人間側ってなんかほとんど何も決めていないということになりますよね。
人間の創作的関与のパーセンテージって極めて小さいですよね。
その代わりAIが多くの創作的な判断を担当していることになっちゃいますよね。
このような場合には、たとえ人間側がプロンプトを入力したとしても、虹、山、空だけだとさ、さすがにね、ちょっと少なすぎるよね。
人間の創作的な関わり合いって少ないよね。AIがめちゃくちゃ頑張ってるよね。
つまりAIで作られたコンテンツに著作権が認められる可能性は極めて小さい。
まあ認められないんじゃないかなと思います。
他方で、これ前回も説明しましたね。めちゃくちゃ長くて丁寧なプロンプトを入力した時を考えてみましょうか。
例えばね、虹、山、空の3つの単語だけじゃなくて、例えば次のようなプロンプトね。
1980年代のフランス・パリを舞台として、お昼頃の晴れ渡った空に大きく、そして半円状の淡い7色のグラデーションがかった虹が、
凱旋門のすぐ近くの上に浮かんでいて、その虹を見上げている30人くらいのパリジェンヌたちが、
頭にかぶった大きめの帽子のツバの部分を片手で押さえながら喜びの表情を浮かべていて、
下から虹を見上げているような構図の写実的なタッチの絵。
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そして一組の父親と赤い風船を持った子供が、青々と茂った木々の並木道の真ん中で虹を見上げている。
虹を上空の中心に描き、すぐ下に大小のふんわりとした綿飴のような白いボリューム感のある雲が複数かかっている。
遠くには水色したなだらかな山並みが見え、全体として鮮やかな色彩を使用した明るい印象で、
画角を4対3にして表現した作品、これを描いて、という風なプロンプトを用いてAIに指示をしたとしましょうか。
この長く、そして丁寧なプロンプトを、私が画像生成AIツールで何回か出したときに、ほとんど同じような絵になったんですよ。
ほぼ一緒と言ってもいいぐらい。
今みたいな、丁寧な、緻密なプロンプトを入力したときって、何回やってもほぼ同じようなイラストが出来上がるようになりました。
これはなぜかというと、プロンプトを入力した人間が、前回も言いましたね、時代設定とか、場所とか、時間帯とか、天候、虹の描写、登場人物、構図、絵のタッチですね。
色彩、画角などを丁寧に指示しているおかげで、そのプロンプトを受け取ったAIの立場からしたら、めちゃくちゃ楽なんですよ。
もうありがとうございますと。これだけ人間様が細かく丁寧に指示してもらえると、めちゃくちゃやりやすいですわ、こっちあんまり考えないで済みますわ、というような状態になるんですよね。
AI側があんまり頑張らなくていいんですよ。
AI側の自由な選択肢っていうのが、ほとんどなくなっているという状況になります。
人間側が頑張ってほとんどの創作的な判断を行っているので、AIは単にね、言われた通りに出力をする単なる道具として機能しているに過ぎないということになります。
これがさっきね、前も言った通り、虹、空、虹、山、空みたいな3つの単語だけだと、これ人間側が全然頑張っていないということになるので、この3つの単語を入力したイラストを何回か書いてもらったんだけども、全然バラバラなんですよね。
AI側がめちゃくちゃ頑張って、それぞれ何パターン、全部違うようなパターンを、AI側が頑張って書いてくれたことになるんです。
だけど長く丁寧な、緻密なプロンプトを入力すれば、ほとんど同じ結果になったんですね。
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つまり、人間側の創作的な関与が大きいので、このようにプロンプトを丁寧に入力すればするほど、作られた作品ですね、今回はイラストだけですけれども、著作物と言いやすい著作権が認められやすいんじゃないかなと思います。
よろしいですかね。
さて、2つ目のポイント、修正回数みたいな、修正のクオリティみたいなお話をしようかなと思ったんですが、だいぶ時間が丁寧に解説しちゃってますので、次回以降お話をしていきたいなと思います。
最後までお聞きくださりありがとうございました。また次回一緒に勉強していきましょう。
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