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This is はみだし系ライフの歩きかた。 I'm Yukari Peerless.
周りが決めた道からはみ出して、自分だけの生き方をする人を応援するポッドキャスト、 はみだし系ライフの歩きかた Welcome to Episode 151. こんにちは、ピアレスゆかりです。
先週の150回にたくさんのお祝いコメントありがとうございました。
今日からシーズン4が始まります。4年目に入りましたが、初心を忘れず、気を引き締めていきたいと思っています。
さて、シーズン4最初のゲストは片山レモンさんです。
4月に入って、新しい職場、学年、学校など、環境が変わった方もいらっしゃるかもしれませんね。
日本ではコロナ禍とはいえ、かなり普通の生活に戻っているようですし、4月から電車での通勤や通学を始めた方もいらっしゃるかもしれません。
レモンさんはRadarLabという会社でCPUをされていて、痴漢その他の被害を報告できるRadarZというアプリを開発されています。
とっても画期的なアプリだと思ったので、ぜひお話を伺いたいと思ってお招きしました。
それでは早速レモンさんとの会話を楽しみください。
今週のゲストは片山レモンさんです。どうぞよろしくお願いします。
はい、どうぞよろしくお願いします。
この何週間か、このポッドゲストのゲストさんにクラブハウスで出会った方がすごく増えてきているんですけども、レモンさんもそういった方の一人なんですけども、まずは最初に簡単に自己紹介をお願いします。
はい、ありがとうございます。片山レモンと申しまして。ちょっと名前下が変わっているんですけれど、本名でレモンと申します。
今はRadarLabというIT系のスタートアプレンチャーでCPUという役割をしているんですけれど、ちょっと耳なじみがないかなと思うので、いわゆるプロダクトマネージャーという言葉に言い換えるとわかりやすいかなと思います。
主にアプリケーションやソフトウェアを開発していく中で、リサーチとかサービス設計とかマーケティングなどをしていて、プロダクトを中心にユーザーの皆さんにその価値をどういうふうに届けるかというのは、ディレクションをしていくお仕事になりますね。
はい。
なるほど。CPUのPはプロダクトですか。
プロダクトです。
はい。チーフプロダクトオフィサーってことですよね。
はい。
なるほど。わかりました。最初はどこで知り合って、クラブハウスのどこかで同じ部屋になって、お名前が素敵だから、レモンさんってすごいみたいな感じで、お名前を拝見したときに本当にそういう名前で、クラブハウスの名前も英語のレモンのLじゃなくて、
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RでR-E-M-O-Nに書かれてて、なんかすごく、またその漢字が素敵じゃないですか、レモンって。どう説明されます、あの漢字は。
左が王で右側に冷たいのに水がないレイという漢字にレモンっていうふうに説明するんですけど、これは祖父が名付けてくれた名前なんですが、ちょっと孫の数が少なかったので気合が入ってたっていう。
いや本当に素敵。その門っていう文章の文っていうのもすごく素敵だなと思うし、珍しいけどすごく素敵なお名前だと思います。
そうですね、最初の繋がりはクラブハウスで、その後、アプリをされているという、アプリをされているって言い方も変ですけども、アプリを制作されているっていうプロフィールとかから拝見して、別の部屋でもレモンさんってアプリを作っているんだよねみたいな。
あとまたすごいのが、レモンさんはすごく、もちろんそういうスタートアップの業界にいらっしゃるので、クラブハウスっていうアプリにもすごく詳しいし、何度も私もお世話になっているんですけども、今日でも来ていただいたのはこのアプリのことを私ももっと詳しく教えていただきたいと思ってお願いしたんですけども、じゃあもう言っちゃってください、どういうアプリなのか。
ぜひ。
はい、ありがとうございます。
サービスの立ち上がりの手前のところから話をしますと、私もともとIT業界がとても長くて、全国で言いますとYahoo!Japanというところで知恵袋っていうサービスに長く携わってきたんです。
何プロ?
知恵袋。
知恵袋、はいはい。
立ち上げの2004年の時のメンバーでして、それを10年近くやってくる中で、結構そこが私の人生にとっての大きなターニングポイントと言いますか、ユーザーの声が生かされたサービスってすごく素敵だなっていう体験でしたんですね。
それがきっかけで会社を起業する時にも、ユーザーと一緒に作るサービスをやりたいなとも思ってましたし、ユーザーの声が世の中に役立つとか還元されるサービスをやりたいなって思ってたんですね。
そのスタートアップを始めていく中で、実は最初にチャレンジしたのは今回ご紹介するレーダーZではなくて、ハラスメントの悩み相談サービスをやってたんですね。
ハラスメントの悩み相談をしていく中で、そうは言ってもセンシティブな領域で、セカンドレープとかバッシングがないサービスを目指したんですけど、皆さんが声を上げることってすごく難しいんだなということを体験してまして、
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そのサービスを1年ぐらい続けていく中で、今回ご紹介するレーダーZサービスを提供するきっかけになったのが、アプリの立ち上げは2018年の8月1日になるんですけれども、
その前年であったのが、ツイッターで痴漢に対して安全ピンで戦うゼヒットがありまして、それに対してブングメーカーの幸旗さんが特殊インクで相手の方に押すっていうプロダクト。
なんていうか、普通には見えないインクかなんかそんな感じでしたっけ。
インクを相手の方に押して、それをライトで照らすと相手の人が分かるよっていう仕組みが開発されていて、それは実際にテストプロダクトがリリースをされて15分ぐらいですぐに初期分は完売してたんです。
そういう経験がある中で、そのハラスメントの悩みサービスをやっていく中で、とある大学のキャンパス内ハラスメントとか性暴力について考えるシンポジウムに参加したんですね。
そこで私、弁護士の先生の方が言っている言葉がとても印象的で、学内で起きるハラスメント問題だけれど、日常で起きている痴漢みたいな問題も本当はみんな黙ってちゃいけないんだよってことをおっしゃってたんです。
ああと思って、周りの学生の方に聞いてみたんですよ。痴漢ってあったことあるかなっていうことを聞いてみたら、いや普通にありますよっていうことを皆さん誓っていて、ただ遅刻扱いになったりしたくないから言いませんっていうことを聞いて、
私もすでにちょっと40歳を超えているんですけれど、私が高校生の頃に嫌だったことって、この20年間くらい何も実は前進していなかったと気づいたんですよね。
先ほどのちょっとハラスメントサービスの難しさとこの問題を対比すると、通定しているところとしては言いづらい問題であると思うんですけれど、
ハラスメントは結構その俗人的にその利害関係とか上下関係がある中でされていることだから言いづらいっていうことで、
痴漢の方は見知った人にされるっていうことよりも知らない人にされる。
全くの他人って感じですね。
そうですね。ただ言えないっていうのは遅刻をしてしまうからとか、電車を止めたら他の人に迷惑になるんじゃないかっていう違うちょっと課題が見えてきたので、
そのカメラをそのリリースをする前にユーザーリサーチ、100人くらいの方にアンケートを取らせていただいて、
分かってきたこととしては、言えないことをリスクなくコストなく言える仕組みが必要。
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まずはどういうことが起きているかというファクトを立ち上がらせることがすごく大事なんだなということを思って、
初期のプロダクトでは地図上にマークができるような感じで、ここで被害があったよってことを残せるようなプロダクトを作ったんですね。
それを突貫で本当に1週間ぐらいでプロトタイプを作ってリリースをしたんです。
最初はアプリもなくてウェブ版でしかなく、入り口もLINEから簡単に入れるような設計にしたんですけれど、
すごく驚いたのが、何気ないリリースが終わってノートにプレスを書いて、ツイッターに少し投稿をしていました。
そしたらその夜から代表の女の子のツイッターの通知が鳴り止まなくなって、
翌日のお昼ぐらいからいろんな各種メディアの方からのご取材が殺到し始めて、
こんなに簡単に作った仕組みなんだけれど、言えなかった悔しさとか、自分の被害がなかったことにしたくないというプロダクトがこんなに求められていたってことで、
嬉しいような悲しいような複雑な気持ちになりましたし、このサービスは一切広告とか打ってないんですね。
本当に皆さんの口コミとかメディアの取り上げでここまで、今全体の累計のユニークユーザーで7万人ぐらいの方が使われているんですけれど、
こんなサービスがない世の中になってほしいなっていうことを思いながら、そのサービスのグローブを重ねてきたみたいな体験なんですね。
なるほど。
それだけやっぱり怒っている女性たちがいるってことですよね。
その被害者は女性と限らないかもしれないけど。
そうですね。被害者が女性に限らないというのもすごい大事な視点で、
そのサービスを作るときに私たちが気をつけたことは、先ほど申し上げたリスクやコストがなく声を上げることができるということもそうなんですけれど、
その被害者が女性に限らないっていうのも一つポイントで、サービスをローンチしてみると結構周りの男性からも実は被害に遭ったことがあるっていうことも伺っていて、
なので、よくあるこういった痴漢劇体アプリケーションを調べてみると、女性が使うことを想定したピンクのリップのアイコンとかがするんですね。
なので私たちのサービスでは、開いた時点ではマップ系のサービスにしか見えないし、カラーリングも黄色とか注意喚起を使う黄色を使ってますし、
報告する系のボタンとかもあまりジェンダーを固定しないような、加害者はこういう像である、被害者はこういう像であるっていうボタンにしないように配慮をしてましたね。
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すごいな、じゃあ今ちょっと私もその日本のスタートアップとかアプリとかの状況がよくわかってないんですけど、そういう痴漢関係のアプリっていうのは多いんですか?
そんなに多くはないんですけれど、まあ分類をしますと、大体何かがあった時に代わりに音を出して撃退をするとか、画面を見せて撃退するみたいなタイプと、
あとは周りの方に何か助けとか通知を送るようなものに分かれているっていう。
でもレーダーZは、被害に遭った人が事故になってしまうけれども、情報をアップする。
はい、なかったことのようにまず地図上にマーキングができるっていうことを目指しました。
そのコストなくリスクなく。
そこの背景でもう少しお話をすると、このサービスに関わっていく中で、そのMe Tooであるですとか、クートゥーみたいな取り組みですとか、私実際に伊藤さんですとか石川さんとかと話をしたりしたんですけれども、
声を上げることに実名で、伊藤さんはその後日本で活動できなくなってしまって海外に行かれていましたけれども、
本当にリスクとかコストを上げてまで声を上げなきゃいけない。
それをされている方とかできる方ってごく一部に限られると思っていて、
この問題に関しては、そこの部分のハードルをすごく下げたいなということを思いましたし、
サービスを始めて、ユーザーの声でいろいろサービスのバージョンアップをしてきたんですけれども、
比較的すぐに入れたのが、その痴漢にまつわる問題って痴漢だけじゃなくて盗撮であるとか、嫌なつきまとえみたいな、いろんなタイプがあるということもユーザーさんに教えていただいてタイプ拡張をしたり、
第3者の行動が結構肝だということも最初に気づいて、
ツイッターの中で最初に反響を寄せてくださった男性の声で、今まで見かけても積極的に介入ができなかった人たちも、
このサービスを使えばせめてデータの面で協力ができるという。
じゃあその当事者じゃなくても。
そうですそうです。なので最初のレポートボタンは当事者向けのボタンしかなかったんですけれども、
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第3者から報告ができるようなボタンを置いたことで、第3者のレポートも集まって、
面白いなと思うのは、
特に盗撮なんですけれども、盗撮って当事者よりも第3者のレポートの方が顕著に多い。
これってやっぱりされてる方は気づかないんだけれど、
階段の下で撮ってる人のその後ろにいる人は実は気づいてる状況があって、
気づいてる人たちも今までは、
見て見ぬふりというか心苦しいなって思いながらも、被害者の人にわざわざ言うのも逆に嫌な思いをさせる。
誤った逮捕につながったら怖いなとか、犯人の人に何か仕返しをされたら怖いということで何もできなかったけれど、
でもせめてこれぐらいの行動ならできるっていうことだと思うんですよね。
ということで、逮捕を開けたり、第3者の声も拾えるようにということを意識したサービスをしました。
さらにこの第3者の行動っていうところについては、その時点でとても大事だというふうに気づいたのと、
時間の問題って駅だったりとか駅構内っていう、結構多くの人が居合わせてる場で起きる問題なんですよね。
それは、止められるべき第3者が結構大勢いる場所で起きてるんですよ。
こういう意味でも第3者の行動がとても大事だなということに気づき、サービスをリリースしたその翌年の1月、
ちょうど冬のセンター試験があるタイミングだったんですけれども、この時にアプリケーションアップデートと、
もう一つオフラインでイズイエローっていう運動をしたんですけれども、
これがまさに第3者の行動喚起という意味で非常に大事だったかなと思ってまして、
どういうことかというと、すごくこれも調べてびっくりしちゃったんですけれども、
そういうことをネットでいろいろ調べていくと、まさかのそのセンター試験の日は痴漢がやり放題だみたいな言説が、
ネット上の掲示板に毎年出現するみたいな。
そういう痴漢をやってる人の掲示板みたいなのがあるんですよね。
私はわからなくて、なるほど遅刻をしたくないから絶対に言わないだろうということなんだということに気づき、
これは実際にやるやらないというか、面白半分でもちろん書き込んでる人もいるんでしょうけれど、
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それを見かけた受験生が怖がってしまって、警察とか試験会場に問い合わせて、
もしそういうことにあった場合に遅刻しても試験を受けられるのかみたいな問い合わせをされてる子の声を私にかけたり、
行く時に女の子だって見えないように長いロングコートを着たりとか、
学校を被ったりするっていう話を聞いて、こんなにプレッシャーがかかる人生の大事な日にそんな心配までさせて受験で行かせたくないと思ってたんですよね。
反対っていうか、逆転してるっていうか、だって本当は受験に行く学生たちは全然そんなこと、
彼らのせいじゃないのになぜか彼ら、彼女らがそういう余計な準備をしないといけないっていうのは絶対理不尽だと思うし。
そうですね。実際にその痴漢とは何かで書かれてるらっしゃる牧野先生っていらっしゃるんですけれど、
その日に本当に数が増えるっていうことではないですし、これもちょっと伝説的に言われる次の時に痴漢が増えるっていうのも、実際データがあるわけじゃないんですけれども、
不安がそもそも増長されるっていうことが良くないよね。実際に運動してみると過去にその日に被害にあったっていう方の声を見かけることがあって、
実力が発揮できないんですよ。やっぱり動揺してしまって。
そりゃそうでしょ。
そうなんですよね。なので私はこのセンター試験の日に照準を合わせて、アプリケーションのアップデートとその運動2つをやったんですけれど。
その運動をちょっと説明してもらっていいですか。私も昔読んだ記憶あるんですけど。
ありがとうございます。
1つは黄色いものを身につけて、もしそういうことがあったときには受験生を守るよという意思表示をして皆さんがパトロールをするっていう。
もう1つ助かる角度を上げるためということで、私たちのアプリケーションに近距離通信の技術を使って、もし被害にあった場合にボタンをタップすると、他に同じ車両内でアプリケーションをインストールしている人に通知が飛ぶので、
その場で何か助けることができないかという2つのオンラインとオフラインでできることもあったんですけれども。
その当日、実際にその見守り活動をしていらっしゃる方にそのウィズイエローというハッシュタグですとか、身につけた黄色のものなんかの写真が自然発生的に投稿されて、全てを観測しきれなかったんですけど、本当数千という単位がされて、
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皆さんの見守りパトロールが終わった後のお昼間ぐらいに、渋谷駅でその後集合に行っていただいて、スタンディングで皆さんに使うのが良くないとか許さないというカードをご自身で書いていただいたんですけれども、
それもトータルで、デイリーはありましたけれど、100名ぐらいの方が渋谷駅のところ、雪が降ってるすごい寒い日だった。参加いただいた方も本当に高校生から4、50代の方、年齢も様々でしたし、性別も女性も男性も半々ぐらいでしたし、
カップルでお立ち寄りいただく方とか、お手製のカードを作ってくださる方とかたくさんいらっしゃって、なんか日本って捨て玉じゃないなんですかね、希望を持っていましたね。
アプリケーションの方の使い方も、先ほどの近距離通信ということを申し上げたんですけれども、もう一つ使い方の工夫っていうところで、実際に被害があったときに、電車内で通知が来ても混雑していると、どこで誰が被害しているか、同じ社会でも分かりにくいという課題があったので、
その前のバージョンで提供している機能と組み合わせて、前のバージョンでは偽電話という機能を搭載していたんです。偽電話とは何かというと、昔女性が夜道を歩いているときに、後ろでもしかしたら怖い人がついてきているかもって思った場合に、
自分のお母さんに電話をしているふりをするとか、電話しているふりをするっていうのがあったかと思うんですけど、それをそのまま実装したものになっていて、被害に遭ったかもしれないと思って、ボタンを押すと偽物の電話を受信できるんですね。
画面上に本当に受信っぷりの画面が出て、通話をタップすると私たちが吹き込んだ音声が、友達のふりみたいな感じの声が聞こえるんですけれども、本当に怖いときって声も出せないし、ひたふりの会話さえも作り出せないっていうことがあるかなと思ったので、その音を吹き込んだんですけれど、ことその電車の中っていうところにおいては、日本ってマナーの問題があるので、
電話している人がすごく目立つんです。それを逆手にとって、偽電話を受信しているっていうことは、被害者である確率が高いということになりますし、加害をしている人ももしかしたら通話相手に言うかもしれないということで、その場合加害をやめる可能性もあるということを期待するんですけれど、
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近距離通知で通知を受け取った人が周りを見渡したときに、電話をしている人っぽい人がもしかしたら被害者かもしれないと気づけると、積極的に逮捕とかまではできなくても、ご気分悪いですかっていうことぐらいの声がかけられるんじゃないかということを期待して、この仕組みを実装しました。
近距離に連絡が行くっていうのはすごいですね。それなんかめちゃめちゃいいと思う。
そうですね。
その人同士で通話とかできないか。できないのか。
でも電話を取りたくないっていう人もいるかもしれない。
そうですね。まずはちょっと。
とりあえずSOSを発信できるっていう。
受信した人が、あの人が困ってるかもしれないなっていうのもいけるぐらいですね。
もうちょっと進めば、もしかするとその、地震速報じゃないですけれど、アプリを持っている人にもっと大きい音で知らせるとかっていうことができると、車両内に乗っている人が、あれ、この車両で今何か起きてるんじゃないか。
この音は何だっていう。
そういうこともできるかもしれないんですけど、ちょっとそこまで行くとご迷惑かもしれないので。
時と場合によるから難しいですよね、そういうのは。
そうですね。
そっかそっか。
でもすごいな。私もこのアプリいろいろ読ませていただいたんですけど、すごいと思うし。
だから地震だけじゃなくて、ぶつかってくる人とかもいるじゃないですか。
そうなんですよね。ぶつかりというタイプも入れましたね。
これも、これは結構私自分の実体験にもひも付くところなんですけれど。
あります?やっぱり。私、都会の人間じゃないのでよくわかんないんですけど。
そうですね。ユーザーリサーチをしているときにどういった被害があるかっていう皆さんのレポートを読ませていただいている中で、
そういえば私は昔にこういうことあったなっていうのが、混雑している電車の中で、当時の恋人というか今の主人なんですけれど、通勤中に乗っていて、
非常に混んでいる中だったので、多分周囲にいる方もイライラされてたんだと思うんですよね。
そのイライラされている一人の方が、電車の乗り換え駅のところで私のことが気に入らなかったらしくて、
私の股間部のところを前斬りですごく蹴ってきたんですよ。
すごいびっくりして、何が起きたのかわからなくて、2回目のときはかろうじて避けたんですけど、2回目と3回目かな。
同じ人から2回目も3回もされたんですか?
そうです。
違うとき1回でしょ?1回で2回も3回もされたんですか?
そうです。連続で蹴られて、股間部も蹴られたんですけれども、
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混雑されている電車の中で、当時の恋人、今の主人と乗っている私がくっついているというか、
イライラして見えたんでしょうね、ということもあったと思うんですけれど。
ひどいな。
なんでそんなことをされたのかもわからなかったし、そのときはショックすぎてかわすことぐらいしかできなかった。
絶対ショックだと思う。
1週間ぐらい、トイレに行っても痛いし、なんで私こんなことされなきゃいけなかったんだろうって思ったことが、
ユーザーのアンケートを見ているときに思い出されて、
あ、これって最近のニュースの中であったぶつかりっていうのに結構似てるやつだったんだと思いましたね。
混んでいる状況を利用した暴力ですよね、ぶつかりも。
暴力。
ひどいな。
信じられない、ちょっと。
そうなんです。
時間もやっぱりそのレポート、皆さんのレポートとかアンケートリサーチを見る中でやっぱり過去のことを思い出すと、
一番高校生のときに多かったなって思い出すんですけれど、
最初の頃は衝撃で何もできなかったけれど、1回だけ捕まえたことあるんですよ。
すごい。
その日は部活の日だったので遅刻してもいいかなと思って、
終点の駅まで我慢して、
終点の駅のときに手をバッと捕まえて、ちょっと駅員室に行きましょうって言ったら、
全然平気な顔してついてきて、
連れて行ったものの、当時何もおかしいと思いませんでしたけれど、
被害者とか害者が同じ部屋で聴取される、
僕は物質的な検査をする技術もなかったので、
結局本人たちの主張次第なんですよね。
そうするとどっちが正しいともいえず、
駅員さんもこういったケース、警察に届けてもいいですけど、
結局どうにもならないと思うので、
今回は注意しとくにとどめるのが吉です、みたいな言い方をすると、
そうかと思って、結局その場から去ったんですけれど。
結局その人は謝ったりもしなかったんだ、認めもしなかったんですか。
そうですね。余裕の意味で去っていかれたんで、
捕まってもどうということはないということは、最初から彼は分かってたんだなと。
どうしようもないって分かってやってるんだね。
そういったことを思い出しながら、
やっぱり自分たちが黙ってたことって、
一瞬また次の世代に積み残されてるのが良くないなって思います。
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すごく反省しましたね。
そうか。でも今は、例えば誰かが現行犯で捕まえたときは、
さすがに何かしてくれますよね、駅員さんは。
そうですね。結構人によって属人的なんで、
それは警察であれ駅員さんであれ対応が違うということは聞くんですけれど、
前よりもやっぱり進んでいるところとしては、
さっきの聴取をちゃんと別にしてくれるとか、
ヘアリングを女性の警察官の方がしてくれる配慮があったりとか、
証拠物質を手から検出するための技術なんかも、
昔と比べてあるというところは違いかなって。
でも昔に比べたら、結構真剣に取り扱ってくれるようにはなったと思うんですけど、
どうでしょう。
そうですね。それはそう思います。
本当に許せないと思うし、
地下に会ったことない女性って本当にごく少数だと思うので、
みんなほとんど経験している、
でも何も変わっていないっていうのが、
私もちょっとかなり信じられない。
私も初めて見るまで結構知らなかったことの一つとして、
地勘という言葉が海外では、
もったいないとか過労死とかと同じレベルで、
日本には地勘というものがあるらしいということですね。
C-H-I-K-I-N、地勘でしょみたいな。
英語でね。
されてるんですよね、都合メディアに。
えーっと思って。
いや、もったいないとかはいい言葉だと思います。
同じレベルで。
地勘の広がってほしくないっていうかね、恥ずかしいしね。
なんで海外のメディアの方にも結構このサービスをご取材いただいたんですけれど、
皆さん結構ものめずらしいですね。
女性専用車両を撮影されたりとか、
あとそのアダルトコンテンツの漫画とか、
その動画の中で地勘が主題になっているコンテンツがあるみたいなことを
投稿されてたりとかして、
結構これって異常なのかなっていうことにもついて気づきましたし、
なんて言いますか、この地勘とか盗撮って結構軽視されがちなんですよね。
地勘とか盗撮って結構軽視されがちな性暴力だと。
そうですね。
なんですけど、割れ間取り論じゃないんですけれど、
私、地勘がなくなるような世の中とか、
地勘を周りの人が当たり前に許さない世の中って、
それよりももっとひどいものがなくなっている世界なんじゃないかなと思っていて、
地勘の問題って、その背景の中にいろいろあって、
加害者の方のストレスコーピングだったりとか、
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依存症の問題だったりとか、
日本の満員電車みたいな背景もありますし、
さっき言ったようなアダルトコンテンツの問題、性教育の問題、
そういうことがジェンダーギャップも含めて、
本当はここに現れてしまっている。
これが解決されているような世の中って、
それ以外のイシューもいろいろ前進している世の中じゃないかなと信じています。
素晴らしいな。
これは日本のアプリなので、私はダウンロードできなかったんですけれども、
日本にいらっしゃる方ならみんなダウンロードできるアプリということですよね。
iPhone、Android関係なく。
はい。利用いただける。
ちょっと拝見した限りで、駅ごとに通報できるのかな。
駅ごとにデータが集められるみたいな感じですよね。
なんとか駅で何件発生しましたとか。
そうですね。サービスの仕組みは非常にシンプルで、
第三者であれ当事者であれ報告のボタンを押していただくと、
どういう被害ですかというタイプ選択と、
その時の状況なんかが書き込めるようになっているんですけれども、
実際に裏側では井戸経路というデータを取っているので、
どの場所で起きたのかというのが分かるんですね。
ただそれをマップで表示するときに、
全部井戸経路でピンを立ててしまうと、
どこでどういうことが起きているかって、
傾向がちょっとバラバラして見えづらくなってしまうので、
最初はその駅単位でどういうことが起きているかという傾向データを
表示するようにしていました。
最近のアップデートでいうと、駅中だけじゃなくて、
例えば商業施設なんかでも盗撮が起きたりとか、
子どもに対する不審者みたいなこともあるので、
最近はそういったランドマーク単位での表示もできるようになっていますし、
警察が報告されているデータも一緒にマップ上に表示をできるようにしています。
これは東京の方だけじゃなくて、
地方の方とかでも誰でも使えるんですか、日本の方なら。
はい、どなたでも利用いただけます。
素晴らしいな。私も使いたい。
もちろん使わないでいいのが一番いいんだろうけど。
素晴らしいですね。
これは2018年だから今年で3年目ですか。
ごめんなさい、2019年8月です。
19年から。
さっきどこかで読ませていただいたんですけど、
コロナ禍になって一旦被害は減った。
緊急事態宣言とかが出たからということですけど、
これから解除されるかもしれないから、
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そしたらまた増える可能性もあるということですよね。
そうですね。やっぱり電車の中で起きることが多かったので、
レポートデータとしては一旦減ったんですけれど、
逆にちょっとわかるところとしては、
相対的に街中の問題みたいなことは減ってないんですよ。
公園の中での不審者とか声かけみたいな事例であったりとか、
街中で起きる盗撮みたいなところは減ってなかったりとか、
あとはその電車の中での傾向でも、
満員電車だったらされなかったであろう、
向かい側から盗撮するみたいな事例とかも見かけたりして、
空いてるからこそ起きちゃうみたいな問題もある。
なんかこう、向かいに座っている人が堂々と盗撮、
なんか盗撮じゃないっていう感じもしますけど。
そうですね。
だからやっぱり根っこが解決していない限りは、
やっぱり外に出る頻度が変わると、
問題はやっぱりまた再浮上してくるのかなと思ってますね。
ほんとじゃあこれからコロナどうなるかまだわかんないですけど、
なんか時間の状況がどうなるのかそういうのも気になりますね。
定期的にノートの方でブログっていうか書いてらっしゃるんですよね。
そうですね。
レーダーラブ株式会社っていうあれですけど、
これなんかそのデータが私も面白いなと思っていて、
もちろん企業秘密とかもあるだろうし、
全部のデータはなかなか公開しにくいのかもしれないけど、
なんとなくざっくりとしたものでいいから、
定期的にデータを上げていただけると面白いというか、
役に立つかなっていう気はしましたね。
そうですね。
まさにデータの利活用というところは、
最初のサービスリリースでも宣言をしていまして、
最初の方に他にちかんのプロダクト、
こういうことがありますよってことを申し上げたんですけど、
音が出るとか画面を見せて撃退するみたいな機能って、
それはそれで、ちかんに対して安全品じゃないんですけれど、
防衛の手段として一つかなって思うんですけれど、
私なんかその被害者の人が自衛しなければいけないとか、
その人が戦わなきゃいけないっていうことを
強いてること自体にも、
そこがおかしいですよね。
あるので、なので先ほど言ったように、
パトロールとか見守ってる人とか、
第三者の意識を変えるとか、
集まってきた声を通して、
そのデータを警察であったりとか、
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電鉄に届けることで、
それが起きないような予防に転じるっていうところが
非常に大事かなということで、
いろんな電鉄会社ですとか、警察の方にも
私たちのサービスのことは定期的にご説明させていただいたり、
データを提供させていただいたりするような動きをしています。
素晴らしい。だってこの時間とかこの駅で特に多いとかなったら、
やっぱりその駅の方でパトロールの人を増やすとか、
対応ができるようになりますよね。
そうです。
素晴らしいな。
すごい頑張ってください。応援してますので、
このポッドキャストを聞いている方も、
まだこのアプリ持っていないという方は、
たとえば私みたいな年齢の人になると、
私とかおばちゃんだからそんな時間とか合わないし、
とか思う人もいるかもしれないんだけど、
助ける人としてアプリをダウンロードするっていう、
特に男性とかね、男性だったら俺は時間とか合わないから
いらないと思う人もいるかもしれないけど、
そういう人にこそダウンロードしてほしいと思いますよね。
本当におっしゃる通りなんです。
第三者の見守り手の人たちに使ってほしい。
今後はその見守り手の方の数の可視化、
今までは悲哀の方のレポート状況とかで
ファクトを出すっていうことをしてましたけれど、
この路線とかこの駅にはこれぐらい見守り手がいるよとか、
撃退してくれた人数がこれぐらいあるよっていう、
希望がある数を可視化していきたいなと思いますね。
すごい。
そうなってくると、
私昔ちょっとだけスタートアップにいたので、
こういう話結構好きなんだけど、
そうなってくると逆にマーケティングとかの観点からも
それを使えると思うんですよ。
うちの駅は安全ですよとか、うちのショッピングモールは
これだけで、そう。
そうしたらそういうふうにも使えるじゃないですか。
宣伝っていうか。
いいアピールになる。
いい地域とかいい見守りで、
日本で言うと海外にもあるのかな、
パトランっていう言葉があって、
ランニングをしながら地域の安全を見守る活動されている方とか
組織があったりする。
これも背景の中に、その地域の中でちょっと残念なというか、
悲惨な子供に対する責任がある。
子供に対する連れ去り事件があったりするところで、
保護者の方たちが住民自らできる行動をということで、
夜ランニングをしながら地域を巡回するっていう活動されているんですけれど、
まさにそういう地域とか市民活動が素晴らしいっていう世の中になるといいなって。
大昔の日本で言うと日の用人みたいな感じですけど。
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憎みの人じゃないです。
あと、北米だとブロックウォッチっていうのが、
それも結構古い団体なんですけど、
要するにその近所の人が、近隣の人で形成された敬語団みたいなやつで、
アキスとかそういうのを見るって、
サインがあってブロックウォッチっていうサインを窓に付けてる人がいっぱいいると、
やっぱりこのエリアはいろいろ見てる人が多いっていう意思表示になるんですよね。
アキスとか入ろうとしてる人がいたら、
ちょっとここは見てる人が多そうだから、やめとこうかなみたいになる。
具体的にどのぐらい効果があるのかはわかんないですけど。
日本で言うと子ども百頭板とかに近いかもしれない。
でしょ。
でもいいですよね。
そうなんですよ。やっぱり人の目があるっていうことをすごく大事で、
これは加害者治療をされてる斎藤先生っていう方にお伺いした話ですけれど、
やっぱり加害者の方の心理として、
透明人間だから加害できるっていうことなんですよね。
だから人から見られてるとか、先ほどの偽電話とかじゃないんですけれど、
注目されてるっていうことがとてもやりづらい状況を起こす。
誰も気づかないと思ってるからやるんでしょうし。
そうですね。
なるほどな。
いや本当に素晴らしい取り組みだと思うので、
ぜひぜひ聞いていらっしゃる方で、男性でも女性でも、
このアプリをすぐに入れてください。
素晴らしい。
本当にぜひぜひありがとうございます。
そしたらですね、ちょっと質問コーナーに入りたいんですが、
毎回聞いている質問があるんですが、
これまでで直面した最も大きな試練は何でしたか?
そしてそれをどうやって乗り越えましたか?
なるほどですね。
これはですね、
私これまでに鬱を2回経験してるんですけれど、
最初は、私今息子がいるんですけれど、
子どもが幼稚園ぐらいの時かな、
その仕事の量と家庭でやらなければいけないことの量が結構多すぎて、
参ってしまったと。
で、2回目はちょうど今のスタートアップにジョインする前の年ぐらいだったんですけれど、
それはちょっととあるパワハラがあって、
そこでちょっと参ってしまって、1年間ぐらいずっと外に出れない状況が続いてた。
その時が結構試練でした。
この最近が実は最初に取り組んだハラスメントのサービスとかにもつながってたりするんですけれど、
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困ってる時に声を上げづらい世の中とか、
弱い人の声と助ける側の声ってどういう風にしたら世の中が良くなるんだろうみたいなことは、
このことがちょっと原体験になってるかなっていうことを思いますね。
それはどうやって乗り越えたんですか。
そうですね、これはちょっとご経験のある方だったら分かるかなと思うんですけれど、
やっぱりその時とても出口が見えなくて、
このトンネルっていつ終わるんだろう、私っていつ起き上がれるようになるんだろう、
外に出れるようになるんだろうと思うんですけれど、
きっかけになったのは、今一緒に授業をやっているパートナーの女性、女の子がいるんですけれど、
私、彼女とは知恵袋の時代の時から一緒に仕事をしてきた同士というか、
家族の上ではパートナーは主人ですけれども、
私のもう一人の人生のパートナーってその子で、
十何年IT業界スタートアップの中でそれぞれ戦ってきた同士選手であり、
かつかず離れず、お互いの部署が変わってもずっと私のことを気にかけてくれていて、
最近元気ないねって声をかけてくれて、
彼女が私に役割を与えてくれたっていうことがとても大きいかなって思うんですね。
やっぱりそういう時期って会社の中でもちょっと晴れ者に触るみたいな扱いをされて、
プレッシャーをかけちゃいけないとか、あんまり声をかけちゃいけないとか、
給食中もあんまり声をかけないようにみんな配慮してくださってたんですけど、
彼女は逆にいい感じのプレッシャーとか、私今起業しようと思ってるんだけれど、
レモンちゃんもしよかったらアドバイスしてほしいとか、私の話を聞いてほしいとか、
来週ここに来てくれたら話できないかなってちょっとずつ話しかけてくれて、
週に一回外に出れるようになるとか、彼女の話を聞いてくる中で、
私のアドバイス聞きたいと思ってるんだったら明日も行こうかなみたいな。
頼りにされているみたいな?
そうですね。どうしてもみんなセンシティブな状況って、
プレッシャーをかけちゃいけないかなっていうのは、それもそれで思いやりだと思うんですけれど、
ちょっとした期待値、あなたにいてほしい、あなたを頼りたいって言ってくれたことに
応えたいみたいなところから、ちょっとずつ社会と関わる頻度が増えて、
週に一回の外出が週に3日出れるようになって、一週間出れるようになって、
電車乗るのも怖かったけど、だんだんと混んでる時間にも乗れるようになって、
48:01
みたいなことが繰り返されて、よくなってきたかなと思います。
すごいな、素敵なお友達ですね。本当に素晴らしい。
私、そこまでできるかわかんない。私もなんか声かけちゃいけないとか思っちゃうかもしれない。
そうですね、彼女は職場の中でも、部長職とかある程度の役職について、
部下を育てるっていう面でもそうでしょうし、私も彼女も子供がいて、
彼女は特に3人のお子さんを育ててらっしゃるんですけれど、
いろんな多種多様な3人ともカラーが違うお子さんなんですけれど、
やっぱり人と付き合うことの本質って、部下であれ子供であれ、
人に対して認めてあげるとか、責めないとか承認するっていうことが多分通定してて、
私に対しても多分そういった気持ちで接してくれたのかなと思いますね。
素晴らしい、ラッキーでしたね、ラッキーっていうか。
そうです、私の人生のパートナーですね。
恵まれている、素晴らしい、いい話聞いた、ありがとうございます。
OK、そしたらですね、10個質問をしますので、あまり深く考えずに答えてください。
じゃあ1番、飽きずに何度も見れる映画は何ですか?
飽きずに何度も見れる映画、ドラマでもいいですか?
ドラマでもいいですよ。
This is Us っていう。
私も見てます。
はい、これはすごい、なんかよーみたいな。
あれもなんかすごい波乱万丈の家族ドラマで。
いいですよね。
誰もがなんか身近にいそうだし、さっきのレモンっていう名前じゃないんですけれど、
物語のキーワードになる、人生が差し出すその酸っぱいレモンって、
レモネードになるっていうキーワードがすごい好きですね。
When life hands you a lemon, make a lemonade っていうやつですね。
素敵、いいな。
いや、本当にいい名前ですよね。
ありがとうございます。私もThis is Us大好きです。
OK、2番、今何を読んでいますか?もしくは最後に読んだ本は?
本か、そうですね。
読み終わった中で最近一緒に残ってるのは、
確か世界は雑魚でできているっていう本。
世界は何?
雑魚でできている。
雑魚って渡すやつですね。
送り物の雑魚?
そうですね。
どういう本なんですか?
これは山口周さんが書かれた本なんですけれども、
ちょうど私この本を読んでいる時に、
昨年コロナの問題でシングルマザーであるとか、
51:02
子どもの貧困を助けているNPO団体向けの
寄付の紹介サービスみたいなプロジェクトを
お手伝いしていたっていう背景がありまして、
寄付をすることってとか、
人に何かを渡すことってどういうことなんだろうと思っていて、
とあるソーシャルインパクト系の投資をしていらっしゃる方の
勧めでこの本を読んだんですけど、
雑魚って誰かが先に渡していることを、
最初は無自覚なまま受け取って、
誰かが自覚した時に、
これってお母さんからもらった雑魚だったんだってことに
気づくとその下にリレーしていくっていうことを
大まかに言うと話してあるんですけれども、
映画で言うとペイフォワードとか、
彼のペイフォワードがあんまりうまくいかなかったので、
彼って家庭環境があんまり良くなくて、
彼は受け取ってないのに誰かに渡すことを始めてしまった
っていうことを言われて、
与えるっていうことも、
これから与えるよってことを宣言してしまうと
それって雑魚じゃなくて、
未来の誰かに向けて幸せだったらいいなって
思いをかけた未来の手紙みたいなことが
雑魚の本質だっていうことを書かれて、
子育てをしている中でも、
子どもにお敷せの雑魚をしてしまってはいけない
みたいなところで私は学びがありました。
おもしろそうですね。ちょっと読んでみたい。
ありがとうございます。
3番、座右の銘は何ですか?
座右の銘はですね、
リアクションはアクションを加速するっていうことなんですかね。
リアクションはアクションを加速する?
はい、これは私の完全に雑魚ですけれども、
やっぱり誰かに対して承認してあげるとか、
いいねみたいなリアクションをしてあげることって
誰かの言動力につながってるかなと思っていて、
先ほどの痴漢で言うと、
傍観者って何もしてないようで、
傍観こそ罪であるみたいなところにつながるかなと。
ノーアクションだけど、実はそれがアクションっていうかね。
何もしないっていうアクションになっているっていうか。
そうですね。さっきの私のうつべ困ってた時にも、
触らないのが基地じゃなくて、
実はちょっと声かけてあげることがいいみたいなところにも
通じると思うんですけれど。
何か人のアクションであれ、社会的なイッシュであれ、
54:01
それに対して自分が何らかリアクションすることが、
もともとにあった問題に対するアクションを加速する
っていうことに私はつながってるんじゃないかなって思ってます。
素晴らしい。いいですね。覚えておきます。
OK、じゃあ4番。何が怖いですか?怖いものありますか?
怖いもの、そうですね。
これって後半にもしかしたらかもしれない。
あなたを脆く感じさせますか?とちょっと被ったりするのね。
いいですよ、被っても。
私は人にNOと言ったりとかすることが結構苦手で、
期待に応えられないっていうことに怖さを感じるタイプですかね。
分かります。OK、じゃあちょっと後で深掘りしましょう。
じゃあ5番。今までに人に言われたことで心に残っている言葉はありますか?
心に残る言葉。
まあいいことでも悪いことでも。
ビーワイルド。これはビーワイルド。
これはビーワイルド。
前職でご一緒してたヤフージャパンの当時の社長で、
宮坂さんっていう現在東京の副都知事をされている方のけれども、
迷ったときはワイルドの方を選ぶ。
いいですね、でも。
それもなんかちょっと座右の目っぽい感じ。ありがとうございます。
ありがとうございます。OK、6番。
無人島に島流しにさせられました。
一つだけ持って行っていいと言ったら何を持って行けますか?
私無人島に行ったらすぐ死んじゃうと思うんですよ。
電源電波があることを。
電源電波はないです。スマホはダメ。
スマホはダメなんですね。
スマホっていう人は結構多いんだけど、スマホは毎回ダメって言って。
あとね、船とかもダメです。
船あったら脱出できちゃうから。
あとなんか家族っていう人もいるけど、家族もダメ。
現実的に考えて持って行けるものを。
ものか。
え、何だろう、じゃあナイフかな。
ナイフ?ナイフか。
何かを想像するときに必要かなものを作る。
はい、すごく現実的な、いいやつだと思います。
じゃあ7番、さっきちょっと出ましたけど、どんなことがあなたを脆く感じさせますか?
そうですね、さっきのNOと言えないときとか、
多分もっと言うと期待に応えられないときみたいなときが、心苦しく思う瞬間というか。
結構でもそう思う人多いんじゃないか。
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特に女性は多いかもしれないなと思いましたね。
そうなんですね。
でも結構それがNOと言えなくて困っちゃったりとか、
それで逆にやることが増えちゃってとか、そういうことはないですか?レモンさんは。
あります。まさにそうで、
例えば今年で言うと私、学校のPTAを始めているんですけど、
大変らしいですね。
断れなくてやったんですけど、結果的にやっぱりちょっと仕事の忙しいときと被っちゃうと、
どっちにも迷惑がかかっちゃったりとか、
本業の中でも自分のメインの授業以外にやっぱりいろんなネットワークができてくると、
その人たちを少し手伝えたいなみたいに思うことがあって、
いろいろお手伝いをしてしまいがちなんですけれど、結構それでアップアップになる。
わかります。
でも自分の時間削ればいいかって思っちゃうんですけど。
それで逆に楽しい人はいいと思うんですよね。
いろんなことをやられて楽しいと思える人なら別にいいのかもしれないけど、
それで疲れちゃったりとかすると、それはちょっとセルフケアが大事って感じですけどね。
でもそういうところも、さっきの私のパートナーの女の子はすごくサバサバしているタイプの子なんで、
そこがレモンちゃんのいいところでもあり、悪いところでもあるから、
でも最低限自分の心身が健康じゃないと相手を助けることもできないから、
それは良い配分でやらないとね、みたいなことは結構自分でバランスするときにいつも思い出します。
それは良いアドバイスだと思います。素晴らしい。
8番、自分の力で変えられることが一つあるとしたら何を変えますか。
何を変えますか。
言いやすくするっていうことを実現したいですかね。
さっきの私たちのプロダクトとかもそうですし、自分がうつで困ってたときとかもそうなんですけれど、
日本ってその自己責任論とか、動作圧力みたいな中で我慢して生きた方がいいとか、
助ける方に対してもそれはおせっかいかもしれないみたいな空気があるんですけど。
1:00:00
あと迷惑かけちゃいけない病っていうのがね。
そうですね、ありますね。
これ私、痴漢レーダーをやりながら伺った警察のとある方の言葉でいいなと思ったのが、
四国のお辺野さんって迷子がいないそうなんですよ。
お辺野さんってそもそも他の土地から来て巡礼してるっていう人なので、
その所属を来てる人って他の土地から来た人かもしれないので、
道がわからないかもしれないとか、
食べ物を今あげた方がいいかもしれないみたいなことが、
周りの人から困ってませんかって声かけられるし、
巡礼してる人も道を教えてくださいって言いやすいみたいで、
迷子はいないみたいなんですよね。
本来日本の中には困ってると助けたいっていう気持ちはあるけど、
それが何かこの数十年の教育とか文化の背景の中で
言いづらくなっちゃってるだけだと思うので、
それをさっきの痴漢レーダーのところで言うと、
被害レポートを言いやすくするとか、
周りのwith yellowの声を可視化するっていうことかもしれませんけど、
そういう声を両者側の声をエンパワーしたいし、
マッチングしたいなって思いますね。
そうするともっとみんなが生きやすくなるんじゃないかなと。
そうですね。私もいろいろやっていて、
最終的なゴールはみんなが生きやすい社会にしたいっていうのがあるので、
声を上げようとかっていつも言ってますけど、
その前に声を上げやすい環境を作るっていうのはすごく大事だと思います。
素晴らしい。ありがとうございます。
9番、今ハマっているものは何ですか?
今ハマっているもの、
私ずっとIT業界にいるってことなんですけど、
とにかくUGC系サービスって呼ばれるような、
ユーザーが使うコミュニケーション系のサービスとか、
スマートフォンとかもそうなんですけれど、
ガジェットとかもすごい好きで、
すごく詳しそうだもんね、そういうの。
だから常にそういうサービスは大好きなんですけれど、
でも根底にはそれを通じて人間の根底にある欲求みたいなことは普遍だなって思っていて、
根っこにある人につながりたいとか承認したいとか、
さっき言いづらい問題なんですけど、
1:03:00
それを解決するためのサービスとかプロダクトってどういうことなんだろうなみたいなことを、
自分のサービスとか他の人のサービスを通じて使いながら考え続けていくことはすごく大事ですね。
だからクラブハウスとかでも、
普段知り合いないような方の生の方の声を聞くっていう機会はとても大事に。
おもしろい。
お仕事とその業界にハマっているっていう感じですか?
そうですね。ライフは一緒です。
わかるわかるわかります。
私はその業界にいる人じゃないけど、
私もそういうのすごくおもしろいというか興味深いと思うタイプなので、
なんかわかります。レモンさんがおっしゃっていることは。
じゃあ最後の質問です。今何に感謝していますか?
誰かっていう特定の方ではないんですけれど、
私の人生の中で常に私に機会とか期待を注いでくれた全ての人に感謝しています。
それはなんか自分の親であれ、さっき紹介した私の事業のパートナーであり、
主人とかもそうですけれど、やりたいと思っていることを引き出してくれたり、
フラットに常に機会を与えてくれた人、
さっきの宮坂さんとかも含まれるんですけれど、
この20年とか子供時代も含めて、
親であれ会社関連であれ、人間関係であれ、
常に私に期待と機会を与えてくれた結果、出来上がっているのが今の自分だと思っています。
私もこの40を過ぎて、あと何十年ちょっと現役でできるかわからないですけれど、
逆にそういうことに感謝を覚えつつ、
次の世代に対して私が機会を与えられることはすごく頑張りたいなと思っていますね。
いいですね。
私も世代的に、私がちょっと上だけど似ているから、その気持ちはすごくわかります。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
このアプリ本当に素晴らしいと思うので、ぜひぜひできるだけ多くの人にダウンロードしていただきたいですね。
もちろんこれ以外にもいろいろ、レーダーラボ株式会社さんでは他のアプリとか他のサービスもやってらっしゃるんですよね、一応。
本業はこのレーダーZ、今の。
そうなんだ。
それはさっきのちょっと寄付を行うためのサービスだったりとか、
1:06:03
一人じゃないよプロジェクトって呼ばれるような寄付のハブサービス的なこともしてはいくんですけれど、一応本業としてはそこ。
これがメインのアプリ。
なるほど、わかりました。
じゃあ皆さんぜひぜひレーダーZで検索すれば出てくるんですね。
ということでぜひ皆さんこのアプリをダウンロードして、もし感想とか何かフィードバックがあればぜひ私に送ってもらったらレモンさんに送ります。
もちろん直接アプリの方で送ることもできると思いますので、ぜひ利用してみてください。
今日は本当にお忙しいところありがとうございました。
こちらこそありがとうございます。
今週のゲストは片山レモンさんでした。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
What's up you guys?
This is Sunny from Sunny Days in the USA.
You're listening to 神田死刑ライフの歩き方
Enjoy!
さて、レモンさんとの会話いかがでしたか?
痴漢ってほとんどの女性が体験したことのある性暴力だと思います。
自分の被害をなかったことにしたくないという気持ち、とってもよくわかるし、
また、被害者だけじゃなくて周りにいる私たちも声を上げることが大事なんだというお話にとっても共感しました。
日本にいる皆さんはぜひレーダーZをダウンロードしてみてください。
さて、それでは今週のポジティブです。
今週のポジティブは無事に去年の秋からやってきていたブレネーブラウンブッククラブの2冊目の本
Rising Strong 立て直す力という本をみんなで読み終えたことです。
2020年のブッククラブのグループでは引き続き3冊目の本、Brave in the Wildernessという本を読んでいくのですが、
4月になって生活のリズムが変わったりして、ここで一旦卒業される方もいて、みんなでなんだかしんみりしてしまいました。
卒業された皆様、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
残りのグループでは引き続き読んでいきます。
そしてもう一つの2021年度組のブッククラブは今週末、日本時間の4月10日からDaring Greatly 本当の勇気は弱さを認めることという本をみんなで読んでいきます。
今ほぼ定員であと1、2席スペースありますので、ギリギリで申し込みたいという方はショーノートをチェックしてみてください。
そしてですね、メンタルヘルスがテーマだった先月のハミライのお話し会、
それからクラブハウスで塚越恵子さんと斉藤圭吾さんとでやっているエモーションウィールのお部屋、いわゆるイマエモ、
それ以外にもですね、私が参加させていただいている佐久間由美子さんの佐久間具編集会議でも、
日本人は感情の話をするのが苦手、感情の話をする機会がないという話を本当この1週間で何度も聞きました。
1:09:02
これは前から言っていることなんですけれども、自分の感情としっかり向き合って感情を感じることってすごく大切なんですよね。
そこで4月のハミライのお話し会のテーマは感情にすることにしました。
日時は今回ちょっとショートノーティスなんですけれども、日本時間4月の18日、来週ですね朝の10時から北米時間では4月17日の夕方夜になります。
参加は無料ですが基本ズームで顔出しできる方を優先します。
先着15名ですので興味のある方はお早めにショーノートにあるリンクからご登録ください。
それでは今週もお聞きいただきありがとうございました。
はみ出し系ライフの歩き方は、プロデューサー・ホストのピアレス・ユカリが、ミジョートのコーストセイリッシュ・ジュン州であるカナダ・ブリティッシュ・コロンビア州・ビクトリアで制作しています。
メッセージはインスタグラムユカリピアレスもしくはハミライのインスタアカウントはみ出し系でお待ちしています。
ツイッターのアカウントはユカリPそしてはみ出しライフです。
番組へのサポートはペイパルもしくは月ごとのサポートはペイトリオンで可能です。
番組のスポンサーは随時受け付けておりますのでぜひお問い合わせください。
はみだいショップのURLはsuzuri.jpスラッシュはみ出し系です。
はみだいを気に入ってくださった方はぜひお聞きのポッドキャストアプリにてはみだいのレビューを書いていただけると嬉しいです。
レビューを書いていただいた方にははみだいステッカーをお送りしますので住所を教えてください。
さてここまで聞いてくださった皆さんに今週の内緒話をお話します。
今週の内緒話は私来月誕生日なんですけれども、
今日インスタの広告に出てきた大人向けっていうんですかね、ちょっと凝っている日本の風景を再現したレゴ、
レゴじゃないんですけどブロックっていうのが広告で出てきましてすっごく可愛いんですよ。
それが可愛くて欲しくてちょっと今マジで買おうか悩んでいます。
50ドルぐらいなんでそんなね、そんなんで迷うなよって感じなんですけれども、
私がオンラインで買うものって洋服も最近は洋服もほとんど買わないですけど化粧品、本くらいなので、
こういう完全に趣味の世界のものを買うのにすごく躊躇、自分で一番ビビってるんですけど、
アニメとかが好きな方でフィギュアとか買ってる人にはもう多分当たり前の世界だと思うんですけど、
なんで迷うんって感じだと思うんですけども、普段趣味にそんな、私の趣味って水彩画とかそういう感じなんで、
物を集めるブロックを買うとかいうのは自分でも初めてなので、どうしようと思っているんですか。
買ったらインスタに載せます。多分1ヶ月ぐらいかかると思いますけど。
買ったらです。まだちょっと買うかどうか決めていないんですけども、買ったらインスタに載せますね。
というわけで今週も黙らない女、黙らない人でいてくださいね。