第593回【アニソンの日】昭和の巨人「手塚治虫」の作品に見る人間の不条理と二面性
2026-06-01 13:07

第593回【アニソンの日】昭和の巨人「手塚治虫」の作品に見る人間の不条理と二面性

今日は6月1日ということで、毎月恒例のアニソンの日にちなんで、手塚治虫の作品の魅力について語りました!
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こんにちは。言葉とアートで人の心を導く英語指導メンタリストそしてライトワーカーアーティストの はじめ先生です。
このチャンネルでは、心の在り方を整えることによって英語力や人生を劇的に好転させる秘訣についてお伝えしています。
今日のテーマは、【アニソンの日】昭和の巨人手塚治虫の作品に見る人間の不条理と二面性
というお話です。
今日のお話は50代以上でないとひょっとしたらわからないかもしれませんね。
手塚治虫の作品がテレビで放映されていたのって結構前ですからね。
これを聞いている皆さん、手塚治虫原作のアニメってテレビで見た記憶ありますか?
かなり若い世代になると、手塚治虫の作品って言われてピンとこないかもしれないですよね。
本当に有名な作品が多いんですけれども、鉄腕アトムなんていうのはみんな聞いたことあると思うんですけど、
あんまり見たことがある人はいないかもしれないですね。
もともと最初の作品は白黒だったぐらいなので、
僕も完全にリアルタイムじゃなくて、そういった作品があったということとか、
再放送でもあんまり見た記憶がないくらいな雰囲気ですかね。
僕が覚えている手塚治虫作品でリアルタイムで見た記憶があるものといえば、
不思議なメルモってご存知ですかね。
これ放映されたのが1972年くらいなんだそうですけれども、
メルモちゃんという女の子が赤い薬と青い薬を飲むと大人になったり子供になったりできるという、
そんな漫画なんですけれども、
ちょっとね、ちょっぴりセクシーな感じのアニメだったんですよね。
子供だったメルモちゃんがぐーっと大人になっていくところとか、
なかなかちょっとエロい感じで、親の前で見るのが難しかったような漫画なんですけれども、
歌がね、子供の声でね、すごい可愛い歌でしたね。
メルモちゃん、メルモちゃん、メルモちゃんが持ってる、
赤いキャンディー、青いキャンディー、知ってるかい?とかいうやつかな。
今にして思うとね、ちょっと性教育的な部分があるアニメだったかなと思いますけれども、
ご存知の方も多いと思いますが、手塚治虫さんって実は医学博士の資格を持っているんですよね。
これが後年、ブラックジャックという作品につながってくるわけなんですけれども、
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どんな内容だったかというとあんまり覚えているものもないんでね、やっぱりちっちゃかったんでしょうかね。
そういうドキドキした覚えぐらいしかないんですけれども、
それが1972年くらいまで放映されたもので、同時ぐらいに放映されたものに、
海のトリトンがあります。これは僕も歌が大好きなやつで、何度もこのアニソンの日で歌っていましたけれども、
この海のトリトンは原作とアニメとずいぶん雰囲気が違ってね、絵の雰囲気もだいぶ違うんですよね。
アニメの方がより僕はちょっと素敵な感じかなと思っていたんですが、
実はこのテレビ版は手塚治虫さんが直接手掛けて作ったものではなくて、
なんと機動戦士ガンダムを監督した富野由悠季さん、彼が制作したみたいなんですよね。
なのであらすじとか結末が原作とちょびっと違うということなんですけれども、
ざっくりと言うと、トリトンというのは昔海の支配者だったトリトン族というのの最後の生き残りなんだよね。
髪の毛が緑だったりするんですけど、その一族は現在の海を支配しているポセイドン族に滅ぼされちゃっているわけです。
トリトンは赤ん坊の頃に人間に拾われて地上で育てられたんですけれども、
イルカのルカというのが、実はあなたはトリトン族の末裕なんですみたいに言って、
ポセイドン族と戦う宿命があるんですみたいに言われてね。
それで海に戻っていって戦うという話なんですが、
なかなかこれが深くてですね、最終的にどっちが正義だか分からないみたいな感じのストーリーになっているんですね。
それから僕が割と好きだったのが、ミクロイドSという番組がありました。
これ1973年らしいんですけれども、昆虫のように羽の生えた人間3人組、しかもサイズが昆虫サイズなんですよ。
ミクロ、ミクロ、ミクロ、ミクロの34、ミクロイドSが立ち上がる、とかいうそんな感じの歌だったと思うんですけど、
本当に小っちゃな、虫サイズの人間型のヒーローの目から見る、
人間の生活、人間のなりわいの自己中心性というか、そういったものを描き出すんですよね。
例えば公害であるとかね。人間がちょっと悪みたいにして扱われているんですよ。
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文明に対する批判というかね、そういったものが込められているもので、
トリトンと同じようなメッセージで、やっぱ当時公害とかが問題になってきていたので、
自然を壊したりしている人間の存在って実は悪なんじゃないのっていうね、
その人間の持っているダークな部分、これを浮き彫りにした作品なんですね。
手塚治虫さん自身のアニメプロダクション、これ当時虫プロって言ったんですけど、
実はその虫プロは途中で倒産しちゃうんですよね。
優れた漫画家でありながら、同時にアニメの監督もやっていくということが
物理的に大変だったのかもしれないですし、
クリエイターとして優秀であったかもしれないけど、
経営者としてはイマイチな能力だったのかもしれません。
詳しいことはよく覚えていないんですけれども。
なので手塚治虫さんが直接手掛けたアニメって膨大にあるようで、実はそんなに多くないんですね。
僕が本当に生まれる前ぐらいのレベルの話になると、
一番最初に言った鉄腕アトムであるとか、ワンダースリーだとか、
あとはジャングル大帝なんていうのも、僕は小さい頃覚えてるけど、
多分あれは再放送だったと思うんですよね。
あとドロロなんていうのもあるんですけど、
この辺になると50代後半の僕でも覚えてないので、
これを聞いている皆さんはわからないと思います。
いわゆる虫プロダクションが潰れた後に、別の会社によって作られたりしたものかな。
オリジナルビデオとかになったり、テレビシリーズが何度も何度も作られているものといえば、
ブラックジャックがあると思います。
このブラックジャックは何度かアニメ化されたんですが、
何となく原作のテイストと違うものが多かったんですけど、
僕が一番好きなものは、息子さんに手塚誠さんという方がいらっしゃるんですが、
その方が監督した2004年から放映されたテレビシリーズがあるんですけど、
これは本当に漫画を忠実にアニメ化した感じで、僕は大好きなシリーズでしたね。
今でもどこかでネットフリとかあるところで見られるのかな。
やっぱりブラックジャックは医学的な部分があって、必ず手術のシーンが出てくるので、
アニメ化しづらかったと思うんですよね。
本当に内臓とかが出てくるので、小学校の時に漫画で読んでいて、
ウーグローとか思いながら、そのストーリーの深さにすごく心を動かされましたね。
なので僕が個人的に手塚治虫さんの作品で一番好きなものは何かって言ったら、
やっぱりこのブラックジャックになるんじゃないかと思います。
天才下界でありながら実は無免許というね。
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非常に深い愛情を持って人を治療するんだけれども、時々冷たく突き放したりとかですね。
それとか手術財がめちゃめちゃ高いとかね。
彼自身が善と悪の顔みたいなものを両方持っている。
顔もツギハギになっていて、一部分が黒い肌になっているというね。
この辺も理由なんかを読んでみるとすごく面白いと思います。
本当に手塚治虫が生涯を通じて描いてきたテーマって、
さっきも言いましたように人間の二面性みたいなものだと思うんですよね。
海のトリトンだと主人公が自分たちが正義だと思っていたのが、
実はポセイドン側になってみると自分たちが虐殺者の生き残りであったという形であったり、
あとミクロイドSにおいては地球を汚す人間が駆除すべき外役であって、
敵であるような偽参というね、昆虫帝国がいるんだけど、
これは自然からのメッセージというのかな。
自然の調和を崩しているのは人間なんだという怒りの象徴として出ていたりする。
なので常に手塚治虫作品の中では人類というものが被害者であり同時に加害者であるという、
こんなところが描かれているんですね。
これはやっぱりこの世代独特の太平洋戦争に対する強烈なトラウマというのがあったと思うんですよね。
手塚治虫さんは生まれたのは1920年代ぐらいなので、結構リアルに太平洋戦争を経験しているわけなんですけど、
やっぱりその価値の急な転換みたいなものって、
鬼畜兵衛と言われて育って、アメリカは敵だという風になっていたんだけど、
敗戦した途端にね、これからは民主主義だ、アメリカは素晴らしいみたいになって、
それまでの教科書が塗りつぶされるみたいな価値の大転換を経験している世代なんですね。
だから何が本当なのか信じられない。
自分たちが本当だと思っていたものが実はそうではなかったということが描かれているんだと思います。
これまさに今の時代に響くと思うんですよね。
SNSがこれだけバーッと発達してきて、そして最近ね、今まで自分たちが真実だと思ってきたものの信頼性が由来できている。
テレビはいつでも真実を言っていると思ったら、もう今は信じている人いないと思いますけどね。
オールドメディアと言われて、それが変更報道がされているというような考え方を持っている人も多くなってきましたし。
そういった時代において世界をどのように見ていくか、そんなことのヒントが手塚治虫さんの作品にはあるのかもしれません。
もしよかったらね、動画配信サービスなんかでまた探してみてみるといいんじゃないかなと思います。
やっぱり人間ってでも多様なものを、相矛盾したものを包含している存在なんですね。
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自分の中にやっぱりいろんな面があって、自分というものは固定されていたものではなくですね、常に変化していくものであり、常に過去に引っ張られている存在でもあるわけです。
時にね、自分はどうしていったらいいんだろうと分からなくなっちゃったりすることもあると思うんですけれども、
そんな時にはですね、過去を振り返り、自分を今留めているものは何なのか、そして自分の魂がどこに向かっていこうとしているのか、
まだ形になっていない兆しみたいなものを一緒に読み解くワークがありますので、興味のある方はLINE公式アカウントからご登録の上、解読とメッセージを送ってください。
はい、というわけで今日も聞いていただいてありがとうございました。
今日のお話が面白かったよという方は、いいねやコメント、そしてフォローをお願いいたします。
OK, that's it for today. Thank you for listening,and have a great day.
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