三好剛平の BrushUp
2023-07-06 10:06

三好剛平の BrushUp

クリエイティブプロデューサー 三好剛平

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今日から毎週木曜日のこの時間は三好剛平のブラッシュアップと題してお送りしていきます。
さあ三好さん、最初のこの時間、このコーナー、どんな話題でしょう?
はい、本日ご紹介するのが、7月1日から開催が始まっております 福岡アジア美術館の展覧会
水のアジア展を、今日はご紹介させていただきたいと思います。
へー。
まずはじめにお二人にご質問でございます。
水のアジアっていうテーマを聞いたときに、皆さんはどんなイメージとか、どんな風景、どんな物事を思い浮かべますか?
僕今一瞬でパッと浮かんだのが、カンボジア、アンコールワットの手前に水が溜まるようなプールがあって、そこで反射して映るんですよ、水鏡のように。
その景色を今パッと思い浮かんで。
あーすごい。アジアならではの風景ですね。
そうそうそうそう。水とそのコトの景色みたいな。
私、インドの大きい川何でしたっけ?
ガンディス川ですね。
ガンディス川、なぜか浮かびました。
行ったことあるの?
ないんですけど、水のアジア、アジアなので、アジア、インド。
タイがあるね。
なんか思いつきましたね。
いやもう本当に素晴らしい、その感じです。
で、水のアジアって聞いた時に、それこそ例えば海だったりとか川だったりとか、湖、池、滝、あるいは雨みたいな風景とかっていうのはあるかもしれませんし、
もしかしたらもうちょっとそこを広げてみると、例えば、環境問題とか、自然災害とか、労働とか、移民とか、そういうようなエッセンスももしかしたら感じ取れるかもしれないし、
あるいは精神的なものだったりとか、宗教観みたいなものにも水が関わっていて、みたいなこと、それこそガンディス川だとね、亡くなられた死体をそのまま流すとかってこともあったりするし、
だから水っていうのは、もっと言えばそれはアジアの中での水っていうものは、非常にいろんな意味合いを持ったものとしてあるわけですね。
で、今回のこの展覧会が、まさしくその一言で水っていう中でも、いろんなイメージがあるよねっていうところをですね、なんかこう呼び起こしてくれるような展覧会になっていて、
作家さんで言えばインドネシア、オルディブ、ベトナムに台湾、韓国、日本といったですね、アジア各国から8名の作家がですね、作品を展示してくれていて、
一人一人の作家それぞれが、水っていう普遍的な存在に対して何を移して、何を問いかけ、そして何を表現しているのかっていうことを紹介していくような展覧会になってるんですね。
八カ国ですか?
国で言うと、日本の作家さんが2、3名いらっしゃるので、メイン展でやっているので言えば、5カ国か6カ国ぐらいになると思うんですけれども、かなりやっぱりですね、多様な表現が楽しめるものになっています。
さらに言えば、夏休みをまたぐ企画展になるので、展示もですね、非常にスケール感のある作品であったりとか、あるいは体験型というか、ちょっと没入できるようなですね、作品だったりとか、あるいは親しみやすいですね、
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本当にアートのこととかがあんまり体験したことがない方でも入りやすいような作品もですね、いろいろ織り混ぜてやっているような展覧会になってますね。
この絵、絵画だけじゃなくて、いろんな表現方法でこの展示作品がね、あるんですね。
あるんです。今回ですね、せっかくですから、その展覧会の図録を持ってきてですね、この展覧会場のですね、一番入り口にある作品をですね、ちょっとお写真ですが、お二人に見せて、こんな作品が例えば来ているわけです。
色とりどりですね。
海の中潜った時に見たことのあるような。
素晴らしい。
沖縄とか。
さすが。観察眼が鋭いです。
これ、それどういう表現なんですかね。
はい、これですね、会場入ってすぐに展示されてある海の記憶というですね、インドネシアのムルヤナというですね、作家の作品なんですけれども、ご覧の通り、海の中のですね、色とりどりの珊瑚礁だったりとか、魚の群れだったりとか、あとはよく見るとですね、鯨のですね、骨がですね、海中のそこに横たわっているような。
なるほど。
まさしく今田畑さんがおっしゃっていただいたように、海の中をですね、実際にこう海の中に潜り込んだようなですね、感覚が味わえるインスタレーションになっていて、これ空間も相当広くてですね、もう入った瞬間に、あ、なんか別の空間入ったなっていうのが、体験できるような作品になっています。
で、面白いなって思ったのがこの作品。水のアジアっていうタイトルですけど、水は一つは描いてないわけです。
本当ですね。
素晴らしい。
田畑さんさすがですな、これな。
誰と喋ってるの?
これね、本当に今の鋭い視点でございまして、実はですね、これどういう作品かというと、このムルヤナという作家がですね、インドネシアに暮らしていて、やっぱりその海辺にですね、プラスチックゴミだったりとか、いろんなものが漂着して、海洋汚染を目の当たりにしたと。
で、そういう時にこの作家がどうしたかというと、それをそのままドキュメンタリックに、わりと悲観的な作品として作るのではなく、むしろその奥にもともとあったかもしれない、とっても美しくて、守るべき豊かな海の風景を、逆にここに現出させるっていうことをするんですね。
なるほど、だからサンゴ、カラフルなね、またサンゴなどを配置して、そしてそのクジラの骨とか、そういうのを配置することによって見る人に海を想像させる、水を想像させるっていう、この後すごいですね、表現方法。
そうなんです。しかもですね、このサンゴ礁とか魚の群れっていうのは何でできているかというとですね、実は地元の毛糸工場の余りだったりとか、リサイクルされた毛糸を使ってですね、このサンゴ礁とかクジラのオブジェとか作っているんですね。
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このオブジェはインドネシアのジョグジャカルタっていうですね、地域があって、そこに住んでいらっしゃる女性たち70名と一緒に約8ヶ月間もかけて制作したものになっていて、この作品は今お説明した通り、例えばこの1作品だけとっても海っていうところから海洋汚染だったりとか、美しい海の記憶だったりとか、女性たちっていうイメージだったりとか、
あるいはリサイクルっていうところで命が循環していくみたいな円環。これもまた海にまつわるものですね。あとはその労働みたいなこととか、そういうようなものをいろんなものを暗示してくれるようなものとして、その作品が構成されているということですね。
こんな感じで展覧会ですね。1個1個の作品が非常にいろんな水のアジアって置いただけで、そっかこういう問題とも接続できるんだとか、こういうふうにも解釈できるよね、水ってっていうのをもう1回発見できるような展覧会になっているので、見ていくほどにですね、どんどん作家のそれぞれの国のアジアの価値観だったりとか、そういうものにも触れられますし、
表現も本当に1個1個すごいビビッドなものが多いので、めちゃくちゃ楽しめる。見ごたえ十分な展覧会になっております。
宮さん、めちゃくちゃ行きたくなるプレゼンですね。
嬉しい。ありがとうございます。
向井 私もすごく行きたいです。
現代美術って言うとついね、難しかったりとかなんか敬遠しがちなんですけど、なんかこう1個味方の補助戦みたいなのが引けると、割とそういうふうに見たいなとか、なんか面白そうじゃん、私にもわかりそうじゃない?みたいなふうに思ってもらえるんじゃないかと信じて、こんな調子で今後もプレゼンテーションしていきたいと思っている宮下でございます。
向井 よろしくお願いします。
なんかね、敷居が高くいくように感じてしまうっていう方も多いと思うんですが、ぜひちょっとね、これを機に行ってみていただきたいですね。
7月1日から始まったばかりで、9月の3日日曜日まで福岡アジア美術館で開催ということで、これからも宮下にはこういったアートとか映画とか音楽に関するような話を中心にね、いろいろお話ししていただきたいと思いますので、グロウアップとしては今日が今週の最後ということで、週末とかにお出かけには役立つようなね、そんな情報にもなるんじゃないかなと思います。
宮下さんこれからもよろしくお願いします。
宮下 よろしくお願いします。ありがとうございます。
宮下剛平さんでした。
バッテン少女隊の春巻いなと
青井リロアです。
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