映画「大丈夫、大丈夫、大丈夫」の紹介
この時間は、日替わりコメンテーターが独自の切り口で、多様な視点を提案するCatch Up。
木曜日は、クリエイティブプロデューサーの三好剛平さんです。
今日は、リモートでのご出演です。三好さん、おはようございます。
おはようございます。
さてさて、今日はどんなものを紹介してくれるんでしょうか?
はい、今日はですね、4月10日金曜日よりも公開中の作品なんですけれども、
福岡では、ユナイテッドシネマ・キャナルシティとももちで公開中の韓国映画です。
映画のタイトルが、「大丈夫、大丈夫、大丈夫」というですね、作品でございます。
大丈夫3回ですね。
何があったんだろうって思っちゃうけどね。
背中押してもらえそうな感じかな。
そうそう、でも本当にそういう映画でね、僕自身も昨日ずっと見たかったんですけど、やっと見てきたんですけど、
これね、見た後にはね、もうね、きっと誰もがね、ああ楽しかったと、本当に見てよかったなと、元気になって劇場後にできるようなね、
爽やかで優しくて前向きな、とってもいい映画でした。
ここからその魅力をご紹介したいと思います。
はい。
はい、まずこの本作、「大丈夫、大丈夫、大丈夫」のあらすじからご紹介します。
韓国ソウルで伝統舞踊の名門である芸術団が舞台なんですけど、ここに属するですね、母を亡くしてしまった女子高生と完璧主義の先生というですね、女性の先生なんですけどね、
この2人のですね、心の交流を描いたハートフルヒューマンドラマということになります。
さらに詳しくあらすじ深めていきますと、ソウル国際芸術団の舞踊学科に所属する主人公イニョン、彼女の元に母が交通事故で亡くなったという不法が届くところから物語が始まります。
このイニョンなんですけど、母子家庭で育った彼女は家賃が払えなくなって、住んでいた家も追い出されてしまって、芸術団の練習室に隠れて寝泊まりするようになるわけですね。
で、かたやこの芸術団では創設60周年記念の講演に向けての猛特訓が続いている最中でございまして、そんな折にね、こうやって芸術団の練習室に隠れて寝泊まりしてたイニョンをですね、
団員から魔女と呼ばれている完璧主義で冷徹な芸術監督のソラ先生というね、ソラっていう先生がいるんですけど、
この人から練習室に、寝泊まりしてる生活をイニョンが見つかっちゃうわけですね。
で、何やってんのっていうところから始まるんですけど、で、ひょんなことからソラの先生の家にですね、イニョンは居候することになっていきます。
どこにも行く場所ないんだろうということで、先生が引き取ってくださるわけですね。
そこなんですけど、とはいえ、ソラ先生、年齢から性格から生活習慣から何から何まで異なる2人なもんですから、
互いに戸惑いながらも、同じ時間を過ごすうちに徐々にですけれども、心を通わせていくわけですね。
そんな中、芸術団のエースでイニョンを敵対しするナリっていうですね、同じ女子高生の団員がいるんですけど、
彼女の不調をきっかけにチーム内で問題が発生し、イニョンら団員たちとソラの気持ちはバラバラになりかけてしまうけれども、
アドナルっていう、そういう物語なんですね。
で、まずですね、この主人公イニョンを演じたのが、2013年の映画ソン・ネガイっていうですね、作品があったんですけど、
この映画で当時8歳の子役としてデビューして、以来様々な映画やドラマで活躍している若手女優のイ・レというですね、
イ・レさんというですね、この女優さんが演じています。
で、まるで宝塚の男役みたいなね、凛々しくて美しい存在感で、冷徹な芸術監督ソラというですね、その先生を演じたのはチン・ソヨンという女優さんです。
そして、その主人公のイニョンをですね、優しく見守り続ける心優しい長罪役局のお兄さん代わりの青年がいるんですけど、
これを韓国の人気俳優ソン・ソックが演じております。
ソン・ソック、朝野太郎さんに似たね、雰囲気のね。
おみずきさんもよくご存知だと思いますけどね。
はいはい。
ソン・ソックいいんですよ。これがね、いい味出してるんです。
で、そんな映画なんですけれども、これ監督脚本を務めたのはキム・ヘヨンというですね、女性の監督でいらっしゃいまして、
これまではドラマ畑を中心に活躍されつつ、僕も大好きな2019年のエクストリームジョブって映画がありましたけど、
面白かった!
あれあったでしょ。あの映画なんかも含めて、いくつかの映画で女監督も務められるなどして、
演出の腕を磨いてこられた女性なんですね。
今回のこの大丈夫大丈夫大丈夫が、彼女にとっての長編監督デビューになった作品なんですけど、
これね、韓国最大の、韓国最大の映画の祭典と言われるこの清流映画賞っていうのがあるんですけどね。
これの2025年の新人監督賞をこの作品で受賞しました。
さらにその次、2月にはベルリン映画祭の児童青少年向け映画を対象にしたジェネレーション部門っていうのがあるんですけど、
このベルリン映画祭のジェネレーション部門で韓国映画として初めて優秀作品があるクリスタルビア賞も受賞して、
注目を集める作品になったんです。
最優秀作品賞。
ジェネレーション部門の最優秀作品賞。
すごいですね。
すごいんですよ。
いうことで、そんな映画なんですけれども、本作の魅力、ここからもう少しだけ掘り深めていきたいと思います。
まずはそのあらすじでご紹介した通り、映画の導入にはね、母子家庭の主人公に突然訪れてしまった大切な母親との私別っていうですね、
本当に深い悲しみがあるわけです。
なんですけど、この映画がある意味潔いのは、その悲劇性みたいなものが物語に現れる場面をギリギリまで絞り込むんですよ。
映画全体のトーンから基本的に悲壮感をなるべく遠ざけて、前向きな映画として持ち上げていくエネルギーがあるんですね。
なので、映画のタッチとしてはほとんどコメディと言ってもいいぐらいの陽気なテンションがあります。
その演出が引いては、まず映画を前向きな映画のタッチに仕上げていることはもちろんなんですけど、
やっぱりその演出によって主人公のイニョンが潜在的に持ち合わせていた生きる力、その煌めきみたいなものを際立たせることに成功しているなということにも感じましたし、
さらには同時に、そんな彼女にだって訪れる悲しみの瞬間というもののある種の重みを際立たせることにも成功しているなというところに良さがあるなと感じました。
何たってこの映画の魅力は、主人公イニョンのキャラクターと俳優さんの演技の見事さなんですよね。
このイニョンが、とにかく悲壮感にめげることなく前向きなんですよ。めっちゃいいんですよね。
親を失ったというのは非常に大きなこともあるし、さらには芸術団の活動費が親がいないから払えないということで、
メンバーからちょっと嫌ごと言われるんですけど、その時もきちんと言い返すんですよね。
めげないんですね。だったりとか、あるいは母と住んでいた家を結局離れなきゃいけなくなった。
さらには頼れる親戚もないという、普通だったら絶望の極点になりそうな場面なんですけど、
この場面においても、ひょうひょうと練習室に今日を移して、生き延びてるんですよ。
たくましいんですね。
そうなんです。たくましいんですね。
さらにはコンビニでバイトしながら何とかやってるんですけど、
そのコンビニバイト中も時間切れになったら廃棄で持ち帰れるお気に入りの弁当があるんですね。
それの売り行きをね、行く末をね、じっと見つめながらね、時間切れを待つみたいなね、そんなキャラクターでもあって。
なんかね、終始めげないんですね。前向きなんです。
さらにはね、厳しいソラ先生との思わず始まってしまう共同生活が始まるわけですけど、
その際にもね、劇中のソラ先生だけではなく、観客までもがきちんと、
ちょっとだけ黙ってみようかって感じるぐらいよく喋るんですよ。
そんなもう、周りをどんどん巻き込んでいくようなキャラクターなんですけど、
この映画を見ていくと、それを実感していくのは、実は彼女はまさしくそういう姿を通して見えてくるのは、
もうこの時点で、実は自分自身で考えて、自分なりに選んで、決めて、とにかく動いてみるっていうですね、
実は私たちの人生にとってもかなり大切なことを、本人も自覚もしないまま実はもう達成し始めているっていう、
その姿でもあるなっていうことがわかってきます。
そうは言っても、やっぱり当然その過程で若いしね、間違うこともあるし、やらかして落ち込むこともたくさんあるんです。
なんですけど、この映画が優しいのは、彼女がね、決してこういう関係が広いわけではないんだけど、
その限られたこういう関係の中ではあっても、彼女の周りには彼女のことをいつでも心配して見守ったり、
助けたりしてくれる友達だったりとか、大人がいてくれるっていうね、その全員のサイクルがね、ちゃんとあるっていうことでもあるんですね。
そうなんだけど、それはただ周りの人々がたまたま優しかったからっていうことでもなくて、
やっぱり彼女のその周囲を巻き込んでいくその妖精の明るいエネルギーだったりとか、
その奥で彼女が実は飲み込んでいる寂しさみたいなものを周りがきちんと了解すればこそ、
呼び込まれていくようなものでもあるなっていうふうに感じさせる、そういう映画になってるんですね。
そうやって、イニョンっていう主人公は、まずその魔女と呼ばれたそのソラ先生、
さらにはその長寿薬局の兄貴代わりのね、青年だったりとか、幼馴染の青年ドユンだったりとか、
ライバル団員のナリだったりとか、そういういろんな人々をその関わりの中で互いに変化を重ねていきながら、
やがてこれから先も自分自身が、そして周りも生きていくことが大丈夫、大丈夫、大丈夫っていうふうな、
そういう気持ちになっていくような映画になっていくんですね。
で、もうね、これね、映画のね、物語自体はもう本当に言わば王道とも言うべき、
まあ言ったらもうね、そんなにこうなんだろうな、こうひねった物語っていうわけでもないんですよ。
ないんだけど、作り手たち一同がこんなふうにして、
丁寧に、真剣に、そのキャラクターとその物語を愛して動かしていけば、
まあそれは観客の、まあ私僕自身もそうでしたけど、胸を打つ、
良い映画になるんだなっていうことをね、改めて信じさせてもらえるような気持ちになりました。
で、そしてね、最終的にはね、これもう登場人物みんなが幸せになっていくような、
爽やかで、愛すべき本作のようなね、こういう映画が見られるとね、もう本当に幸せなんだよな、みたいな感じで、
僕もね、昨日見終わった後、夜ね、ずっとニヤニヤしながらね、
幸せな気持ちで劇場後にできるような、そんな一本でした。
いいですね。
そうなんです。まあね、春先はね、どうせならね、やっぱりこういうね、ちょっと明るい気持ちになれるような映画見たいですよねっていうこともある。
ということで、まあこの愛すべき爽やかさと後味の良さをですね、
ぜひ劇場で皆さんにも味わっていただきたいなと思うところでございまして、
韓国映画、「大丈夫!大丈夫!大丈夫!」というこの映画を、
福岡では、ユナイテッドシネマ、キャナルシティ13、ユナイテッドシネマ、福岡ももち、他にて絶賛公開中です。
ということで、ああ本当に良かったね。大好きな映画だったなと思えるような一本ですので、ぜひご覧くださいというご紹介でございました。
リスナー名作劇場のお知らせ
はい、ありがとうございます。
ありがとうございます。
さあそして、再来週2週間後30日木曜日のこの時間は、みよしさんとお送りするこちらの企画、リスナー名作劇場。
わー。
ということで、今月のテーマ、みよしさん発表お願いします。
最高の続編映画といえば。
ということになります。
まあ最初の作品がヒットして、2、3っていう風にね、続編が作られていくっていうものもあれば、
もともとこう続編ありきでね、話が進んでいくっていうものも、
サーガンみたいなものもあるし。
はいはい。
で、続編でコケた作品もいっぱいあるし。
そっかー。
ちょうどね、5月にはね、プラダを着た悪魔のツイがあったりとかね。
あとつい最近にね、ゴジラマイナスゼロのね、あれもね、ついに発表されましたりとかしたし、
いろいろちょっと続編界隈が騒がしい昨今でございますから、
ちょっと皆さんのおすすめの続編映画をですね、教えていただきたいということでございます。
はい、ということでエピソードも添えてですね、メール、ファックスでお寄せください。
メールはgu!rkbr.jp、ファックスは092844-8844。
また、田畑隆之グロウアップのSNSでもお待ちしております。
26日、日曜日までに送ってください。
たくさんのメールお待ちしております。
お待ちしてます。
ポッドキャスト番組の案内
ということでここまで、三好豪平のキャッチアップお送りしました。
三好さん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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