2024-04-04 12:17

パスト・ライブス

クリエイティブプロデューサー 三好剛平
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感想

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毎週木曜日のこの時間は三好剛平のCatch Up、クリエイティブプロデューサーの三好剛平さんです。
おはようございます。
よろしくお願いします。
もう、よか映画ですよ。よか映画ですよ。
スタジオに入ってきましたね。
今日ですね、ご紹介させていただきますのは、
明日4月5日ですね、金曜日からシネコン他各劇場で公開される
アメリカと韓国の合作のラブストーリー、パスト・ライブス再開という映画をご紹介します。
この映画なんですけども、今アメリカで飛ぶ鳥落とす勢いでですね、映画シーンの台風の目になっている
キエイの映画プロダクション、A24。
エブエブでね、アカデミー賞取ったりとか、とにかく今注目の作品はだいたいA24がかかってるってことですけど、
このA24と韓国最大手のCJグループってありますね。
エンタメ会社のCJですけれども、この会社のグループ会社であり、
パラサイとハンチカの家族って大ヒットになりました。
この作品でいよいよ世界的な映画のビジネスプレイヤーにもなったCJENMっていうですね、
CJエンターテイメント&マーチャンライズかなっていうグループ会社があるんですけど、
ここは共同制作を担った作品でございまして、ニューヨークと韓国を舞台にした映画なんですけれども、
主要キャストはアジア系俳優が勤めているというですね、ちょっとなので異例の婦人の作品ですね。
これアメリカでの風紀維持には、わずか4スクリーンでの超小規模な公開からスタートしたんですけれども、
そこから作品の評判が口コミで広がって、5週目にはなんと900スクリーンまでいったと。
4スクリーンから900にいったんです。
すごくないですか。
すごいですね。
しかも格上げ。
結果1000万ドルを超える興行収入に達したということで大ヒットになったわけですけれども、
だけではなくて先日行われたアカデミー賞では作品賞、脚本賞の2部門でノミネートされたほか、
全米映画非評価協会賞では作品賞も受賞しているということ。
映画ファンタジーはですね、もうその話題は聞こえてきていたので、
とにかくアカデミーシーズンもずっと早く見てよって言って公開待望してたわけですけれども、
これがいよいよ明日から日本公開ということなので、ここからその見どころをご紹介していきたいということですね。
まずここでですね、お二人にご質問でございます。
そしてお二人だけではなくリスナーの皆さんもですね、ぜひちょっと自分で一緒に考えてみてください。
ズバッといきますよ。
あなたには自分の中で忘れられない恋の思い出はありますか?
恋の思い出。
そう、もういつまで経っても忘れられない自分の中で、
どっかでやっぱりずっと心のどっかに残っているあの時の恋の思い出。
あるんじゃないですか?
うんうん。
ありますでしょ?
ありますね。
なかなかね、今ね、ハンリョーがいる方はなかなかそう言えないところがあるかもしれない。
そして、もしその相手が数十年ぶりにあなたの前に現れてしまったら、
どうしますかっていう。
どうしましょう。
どうするかって言われてもね、困っちゃうと思うんですけども。
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みたいなことをちょっと念頭に置きながらですね、
あなたがもしそういう人がいるんだったら、
その人のことをちょっと思い浮かべながらこの話を聞いていただきたいと思います。
はい、あらすじです。
ソウルに暮らす12歳の少女、ノラと少年、ヘソンというこの二人がいます。
二人はお互いに恋心を抱いていたが、
ノラの女性ですね、女性の方のノラの海外移住により離れ離れになってしまいます。
で、その12年後、24歳になった二人は、
ニューヨークとソウルでそれぞれの人生を歩んでいたんですけれども、
オンラインを通じてですね、再会を果たして、
お互いを思いながらですね、やりとりを重ねていくんですけれども、
やっぱりそこでですね、再びすれ違ってしまう。
まだ会えないわけですね。
そしてさらに12年後、だからもう最初から言えば24年後ですよ。
12年後の36歳、ノラは作家のアーサーと結婚をしていた。
ヘソンはそのことを知りながらも、
ノラに会うために、ついにニューヨークを訪れるわけですね。
24年ぶりにやっと巡り会えた二人の再会。
その7日間、二人が選ぶ運命たどり。
そういう映画でございます。
24年経ってもこうやってときめきを持ち続けていられたわけですね。
ヘソンがね。
この映画の主人公は、12歳の時に家族でカナダに渡って、
その後劇作家となる夢を叶えるために、
単身ニューヨークに渡ったノラという女性。
韓国系移民のノラという女性が主人公なわけですね。
彼女が互いに思いを寄せながらも、きちんとさよならを言えずに離れてしまったヘソンという男性との再会というのが物語の中核を成しつつも、
同時に彼女がアメリカで出会い、そして結婚したアーサーという白人男性との関係というのが二つ進んでいくわけですね。
これまでのラブストーリーの典型で言えば、
この3人が三角関係になって、主人公となる彼女がどちらの男性を選ぶかみたいな、割と俗っぽいラブストーリーになることを想像できちゃうわけじゃないですか。
なんだが、この映画がここまでの評価をきちんと集めたもの、もといえば多くの人に愛される映画になったというのは、
単なるそういった恋愛上の俗っぽい選択とはまた違う、もう少し深いところにあるところまでを問題にできたからかなというふうに思うわけですね。
もう少しそれを読み解いていくと、主人公である野良という女性、これがやっぱり非常に2020年代の女性だなって感じがするんですけど、
自分自身がこれまで人生の場面ごとに重ねてきた一つ一つの選択を自ら否定することはないわけですね。
どころか、そうした良かったこと悪かったことも含めて、そうした選択一つ一つが今の自分自身を形成してきたものであるというふうに引き受けるわけです。
そういうような認識で生きている彼女であると。またさらにその彼女を醜く奪い合うようなことをせず、あくまでその彼女。
そして本来であれば恋がたきであるはずのお互い男性同士に、でもそれぞれが重ねてきた彼女との時間とかその意味を深くお互いに尊重し合う、そういう3人なんですよ。
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なので、その中で言ったら誰もが今ここの現実をちゃんと引き受けて認めて肯定した上で、その中で自分たちが一番良いと信じられる選択をしようとする大人たちの映画ですね。
ドロドロした愛憎劇とかじゃないわけですね。
だからこそこの映画はいわゆる単なるロマンチック、もうめちゃくちゃロマンチックであるんだけれども、ロマンチックな恋愛映画ということだけで終わらせるには惜しい。
やっぱり人生における選択についての映画。私たちはどのようにして今の自分を形成するこれまでの選択というものを引き受けて、またここから先の人生を選び取っていくかということにやっぱり触れていく。
非常にやっぱりですね、願蓄の深いというか広い映画になっている。で、それはやっぱりそのまま大人になるということはどういうことなのかということを示していくような映画になっていくわけですね。
映画の中で冒頭に実は登場するシーンがあって、これ午前4時を回ったニューヨークの一角にあるバーのカウンターで主人公女性のノラっていう女性がいて、その隣に片方の隣にはニューヨークにやってきた昔から恋をしていたヘソンと、
もう片方の方には彼女の夫であるアーサーというのが3人横並びになって断唱しているシーンが最初に登場するんですよ。このシーンは実は後に本作の実は極めて重要なシーンが先取りされているということが分かっていくわけですけれども、この場面こそが実は監督がこの映画を作るきっかけになった場面なんですね。
というのが実はこの監督セリーヌソンという女性監督なんですけれども、この監督自身が実は12歳の時に家族で韓国から北米に移住した実体験を持っていて、そして主人公の設定、そういった劇作家を目指してそのニューヨークに渡ってきたってこの設定まで含めて実は監督自身の物語なんです。
この自身がアメリカで結ばれた男性とかつて恋しあった韓国人男性に挟まれて2人の間で会話を取り持ったっていうこの経験は監督自身の経験なんです。映画の中でもこんなシーンあるかよっていう一番思うこのシーンこそが実は監督の実体験であるということがすごいんですよね。
こういうふうに互いの尊重の態度を崩さずに相手が重ねてきた時間とか人生そのものを受け入れながら愛していく姿勢みたいなものをやっぱり非常に大切にしているこの映画について監督が素晴らしい例えで答えているものがあるのでちょっとだけ引用します。
人間ってドーナツみたいなものなんです。人はすでに自分の中に小さなが空いています。私の夫は私と恋に落ちた時その真ん中に穴が空いているドーナツに恋をしたんです。私も自分自身がドーナツであることを悲しいと思っているわけではありません。
ドーナツは私が私であることを成り立たせている私の大切なフォーム形なんです。そして私のパートナーはそして誰かを愛しているパートナーもその人のフォームを愛さなきゃならないんです。ところがドーナツの欠けていた穴が12時間かけてあなたと元に飛んでくることを想像してみてくださいって言ってこの映画を紹介するわけですね。
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そうなんです。ドーナツの真ん中で欠けていたものがついに自分の元にやってきてしまったらどうなるのかというようなそういう映画になっています。とにかくこの映画は常に抑制された演出で統一されていてその抑制こそがこの2人の心中にある伝えたい思いがあるけれどもそれを言葉にするわけにはいかないというその切なさにつながっていくわけですね。
中でもやっぱり映画の真ん中2人がついに現実で再会できるというそのシーンのまなざしの演出です。もう本当に素晴らしい。これは2人がついに出会ってまなざしを交換し合う。でこのまなざしの交換だけで本当に文字通り数十年という時間が一瞬で埋まっていくその演出を絵だけでも見せるんですよ。
このシーンはもうね見てたらでたまらないものがあります。そうでやっぱり本当にそういう感じでですね言葉ではなくこの映画映像としてちゃんと見せていく素晴らしい映画になっていますし音楽も素晴らしいしまたニューヨークの観光映画としても実はすごい素晴らしい映画になっています。
で1回目より2回目見た時の方が僕はもう本当によこの絵が好きやなっていう大切な絵だなって思うような映画になったのこともあり実際にですねぜひぜひ皆さんにも見ていただきたい映画として今日はパストライブス再開明日より公開ということでご紹介させていただきました。
あなたの心の穴開いてますか。ここまで三好豪平のキャッチアップお送りしました。
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