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2025-08-21 12:41

映画「パルテノペ ナポリの宝石」

クリエイティブプロデューサー 三好剛平
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この時間は、日替わりコメンテーターが独自の切り口で、多様な視点を提案するCatch Up。
木曜日は、クリエイティブプロデューサーの三好剛平さんです。
今日はリモートでのご出演です。
三好さん、おはようございます。 おはようございます。
おはようございます。
さあ、今日はどんなものを紹介してくれるんでしょうか?
はい、本日はですね、福岡では、明日8月22日金曜日より、
KBCシネマにて公開予定の、
「パルテノペ ナポリの宝石」というイタリアの映画をご紹介します。
イタリア映画?
はい、イタリア映画ですね。
今や、カンヌ国際映画祭をはじめ、国際映画祭の常連で、名実ともにイタリア映画界の巨匠ともいえる、
パオロ・ソレンティーノという監督がおりますけれども、
この監督が、美しきナポリを舞台に、一人の女性の生涯を捉えた一本でございます。
これがね、もうね、夏の終わりがけのこの時期に見るのにね、
ふさわしいタッチを持ったですね、堂々たるイタリア映画の一本っていう感じなので、
ここからその魅力をご紹介したいと思います。
はい。
はい。
まずですね、このパルテノペ ナポリの宝石という作品のあらすじの紹介に入る前に、
やっぱね、このね、パルテノペ、ほら。
パルテノペってオノマトペみたいな。
何ですかこれ。
イタリア語なんでしょうけど。
僕も噛んじゃいましたけど、パルテノペ。
これ、ちょっと読むにも難しいタイトルなんですけど、
これは、まずこの映画の主人公である女性の名前なんですけど。
名前。
はい。
で、それより以前にですね、まずこのイタリアはナポリに実在する地名でもあります。
さらにその地名っていうのは、ギリシャ神話に登場する有名な伝説の人魚による、
こんな一説には由来するわけです。
ということでその一説なんですけど、
岩場に住むセイレーン人魚たちは通りかかった船の周りを飛び回り、
船乗りたちを惑わして海に沈めます。
しかしその中で人間に恋をしてしまった人魚、パルテノペは悲しみのあまり身を投げ、
その泣きがらがナポリの街になったっていうエピソードがあるんですね。
へー。
ね、あのね、このね、あの、何でしょう、
あの人魚、岩場の人魚が船乗りを惑わすみたいなのはね、結構有名なエピソードで、
スターバックスのね、あのロゴなんかもね、
セイレーンが元になっているとかって言われますけれども、
その中でも出てくる中に、パルテノペっていう人に恋をした人魚がいるわけですね。
それがナポリになったっていうような、こういうエピソードなんですけど、
この人々を惑わすほどの美を生まれながらに携えた女性が、
人を愛することを通じて、自らの存在を問い返し、
ついにナポリっていう街、存在そのものになっていくっていうこのエピソードが、
実はこの映画全体を貫く一つのある種、象徴的なテーマにもなっていますので、
まずはそこをちょっと抑えておきたいわけですね。
はい。
ということで、ここからこの作品のあらすじに入っていきます。
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映画は1950年の南イタリアで始まります。
で、ナポリで生まれた女の子の赤ん坊は、
人魚の名前でナポリの街を意味するこのパルテノペという名前を名付けられるわけですね。
で、美しく聡明で誰からも愛されるこのパルテノペは、
数歳上にお兄さんのライモンドっていうのがいるんですけれども、
このライモンドと深い絆で結ばれてもいました。
で、やがて年齢と様々な出会いを重ねるにつれ、
美しく変貌を遂げていくパルテノペ。
だが、彼女の輝きが増すほどに対照的に兄の孤独は暴かれていきます。
そしてある夏、兄は自ら死を選んでしまいます。
で、彼女に幸せをもたらしていた美というものが、
時に愛する人々へ悲劇を招く刃にも変わる。
それでも人生を歩み続けると決めたパルテノペが、
果てなき愛と自由の探求の先にたどり着いたのは、という物語になっていくわけですね。
この作品に手がけたのが、冒頭にも紹介したパオロ・ソレンティーノという監督なんですけど、
この監督は2000年代初めから映画監督となって以来、
長編デビュー作を6作品連続で、
カンの国際映画祭に出品を果たしているという、
驚異的な実績を持つ監督です。
中でも2013年に、グレートビューティー、追憶のローマという作品を発表したんですけど、
この作品はカンでももちろんアカデミー賞、外国語映画賞も受賞しました。
さらには、続く2015年にはグランドフィナーレという、
この作品も各国主要映画祭で44部門ノミネート、13部門受賞という、
とんでもない結果を残しておりまして、
傑作の評価を揺るがせにしないような、そういうような監督でいらっしゃいます。
ここからその作品の、今回の作品の詳細にもう少し入るんですけど、
そんなパオロ・ソレンティーノ監督が今回手がけた、
このパルテノペ、ナポリの宝石という作品は、まず監督自身がこんな風に語っています。
この映画のアイディアは、時間の経過と人生の変化について考える、
瞑想から始まりましたというわけですね。
私たちの人生は壮大な物語であり、
愛、苦しみ、失望、そして時に他人を失望させるような経験にも耐えられる人間の姿、
そういったものには何か英雄的なものも感じます。
そこで私は時間の経過というアイディアを深掘り、
壮大でありながら端微で英雄的な映画を作りたいと思いました。
また私は、現代のヒーローは英雄ですね、すなわちね、
現代のヒーローは男性ではなく女性だと信じているので、
このアイディアを女性を主人公にして語るべきだと思いました。
パルテノペ自身が自由の象徴なのです、とかいうわけですね。
さらに別のインタビューでは、
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私にとって本作は何よりも神聖なものを扱った映画です、とも語っております。
みたいなお話があるんですけど、
僕自身もですね、この映画を見た後に心に残ったものたち、
そのキーワードというのが、今の触れたインタビューの抜粋のところにもまさしくたくさん登場していて、
それをちょっと僕なりに改めてまとめてみると、
この映画は一人の女性、神聖なる一人の女性とも言うべきかな、
その一人の女性がナポリという街で自身の美と孤独を引き受けて、
愛と自由を求めて生き抜いた人生、その時間の経過と変化を描き取った人生参加ともいえるような作品かなというふうに思いました。
映画にはですね、主人公パルテナペと、そしてその舞台になるナポリという街のですね、
もうとにかくあふれんほどのですね、美しさと生命力、もっと言えばそれは若さともいえるかもしれません。
そういったものと一方で圧倒的な、まあそういうふうな圧倒的な性の応一みたいなものが、
もうキラキラ輝いていると同時に、一方で映画の画面にはですね、終始ずっとひた迫るような死、そして何かの終わりの予感みたいなものが、
ずっとですね、その登場人物たちが重ねる時間の経過の中に、ずっと画面の中にも張り付いているような、そういうような感覚があるんですね。
で、やっぱりその圧倒的な新生さ、その生成と俗悪さ、みたいなものだったりとか、あるいは生と死、あるいは若さと老いといったような、
こういったものたちの二元的にそれをコントラストとして置いていくっていうのは、なんかね、やっぱりちょっと日本人の姿勢感と価値観とも違うような、
なんかね、イタリアならではの独自のものがあるなと思って、これ面白いなと思って見てたんですけど、
まさしくそういう圧倒的な生成と俗悪さ、生と死、若さと老いみたいな、そういうものの中で主人公のパルテナペっていうですね、
この女性がどのように生き抜いて、自らの人生を自身で描き出していくのかっていうのが、この映画の見どころになっていくわけですね。
これについてもですね、この作品に寄せたいろんな著名人のコメントがあったんですけど、
その中で作家の鈴木すずみさんがですね、非常にうまく表現していらっしゃるなと思ったのがあるので、ちょっとそれもご紹介したいと思います。
花火のような若さや美しさを楽しみながらも、ただ美しい女として消費されるだけの人生をゼッとしなかった聡明な女の一生。
美しくありたいけれども、美しいだけで終わりたくもない。多くの私たちの欲望が彼女の選択を支持するとかっていうわけですね。
で、彼女は言ったら生まれながらに授かった圧倒的な自身の美しさっていうのをパルトヨペ自身も自覚はしてるんですけれども、
かといってそれに寄りかかることもなく、あくまで一人の人間として誰かを愛したり、時にはそれを失ったり、そして一生懸命学んだり、
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あるいは時に失敗や幾度も重なりながらもしながらも、とにかく人が生きて死ぬこと、その神秘みたいなものをずっと探求し続ける存在として人生を重ねていく様子が描かれていくわけですね。
で、さらにそこにナポリっていうですね、僕この映画見てナポリってそういう街なんだっていう風に結構気づかされるようなエピソードもたくさんあったんですけど、
そのナポリっていう街の独自の風土だったりとかその文化が関わってきた時に、まさしくもう映画の終盤になっていくほどに彼女自身がナポリっていう街になっていくような感覚があるんですよね。
やっぱりそのナポリ独自のやっぱり土地の文化みたいなものの中を生きていく一人の女性になっていくし。
なんかその文化が育んだ女性の人生観みたいな。
そういうことなんです。で、さらに言えばやっぱりそれはもともとこの土地が持っているパルテノペ伝説そのものを現在に生き直すような新たなる神聖な存在として一人の女性としてついに成就していくような、そういうような物語だなっていう風に思ったんですね。
とにかく非常に美しいし、この感覚も含めてなんかイタリア映画らしいイタリア映画見たなっていう感じの堂々たる一本だなとも思いました。
映画の上映時間のほとんどがとにかく美しい海の波の音がずっと遠くになっているような作品でもあって、夏の終わりにこの美しきナポリに自分が行って、一人の女性の人生の旅を劇場で共にするような、特別な経験になるような、そういう2時間でもありますので、この作品、劇場で見るの本当にいいと思います。
ということで、映画パルテノペナポリの宝石は福岡では明日8月22日金曜日よりKBCシネマにて上映開始ですということで、ぜひ劇場に足を運んでご覧くださいというご紹介でございました。
特に女性は共感できる部分が大きいかもしれませんね。
いいと思います。
三好さんありがとうございました。
ありがとうございました。
三好合併のキャッチアップでした。
数学教師芸人の高田先生だいよーん。
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4649よろしくー。
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