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2025-05-15 12:00

映画「サブスタンス」

クリエイティブプロデューサー 三好剛平
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感想

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この時間は、日替わりコメンテーターが独自の切り口で、多様な視点を提案するCatch Up。
木曜日は、クリエイティブプロデューサーの三好剛平さんです。
三好さん、おはようございます。
おはようございます。
今日は、はい。
本日はね、もうかなりパンチのある、そしてね、多分国都市上半期最大級の話題作になります。
そんな作品をご紹介します。
明日5月16日金曜日から、福岡はTJ博多ほか各シネコン劇場で公開となります、映画「サブスタンス」をご紹介します。
はい、これ昨年5月の観音映画祭での初お披露目から足掛け1年、ずっと映画業界で、もうとんでもない映画が生まれてしまったとばかりにですね、
かなりの熱量で話題を接近し続けたこの映画なんですけど、いよいよ日本に上陸ということで、その魅力をご紹介していきます。
まず本作「サブスタンス」なんですけど、話題を集めている理由も本当に無数にあるんですけど、
まずはこの作品手掛けたのが、長編映画は2017年に発表されたウーマンバイオレンス映画とも言うべき、リベンジという作品を出しただけの、まだ長編2本目のコラリーファルジャーという新鋭の女性監督が手掛けたものだったんですね。
おまけにこの後また詳しく触れるんですけど、この作品ですね、めちゃくちゃ強烈なジャンル映画なんですね、実はね。
かなり極端な表現が出てくる作品なんですけど、そういうことで、通常だとそういうのって映画祭とかであんまり歓迎されないんですけど、にもかかわらず、昨年の関連での初上映で脚本賞を受賞して以来、各国映画祭とかもSNSでずっと熱狂的な大フィーバーを続けてまして、
さる3月初旬時点では、全世界の映画賞で277ノミネーション、133受賞というですね。
すげー。
崇拝な結果ですけどね。
はい、いうことで、さる3月のアカデミー賞でも受賞こそ一部門にとどまったんですけど、注目度で言えばトップクラスの1本だったんですね。
その注目の要因の1つになったのが、これ主演がデミ・ムーアなんですね。
デミ・ムーア、何歳なんだろう。
ね、懐かしいでしょ。
これ、81年に彼女スクリーンデビューして以来、ゴースト、ニューヨークの幻とか、アフュー・グッドメンとか、ハリウッドの第一線でずっと活躍してきた大女優なんですけど、
本作では彼女が、デミ・ムーアがですね、自身のかつての美と若さ、そしてこれまでのキャリアに執着する元人気女優役っていう役柄で演じてるんですよ。
えぐいでしょ。
えぐい。
で、実年齢でデミ・ムーアは60歳を超えてらっしゃるんですけど、そういうご本人の年齢だったりとか、あるいは彼女自身が90年代まではトップキャリアだったんですけど、
2000年代以降はちょっと低迷してしまった、女優人生も重ねずにはいられないタイあたりの役だったんですね。
さらには、デミ・ムーアはあれだけ人気を博したスター女優だったんですけれども、実は俳優としては主要な映画賞は1つも獲得しきれずここまで来てるんですよ。
そういうキャリアだったので、ですけれども、今回このサブスタンスっていう作品でもっていよいよですね、ゴールデン・グローブ賞の主演女優賞を獲得するほか、数々の映画賞でも女優としての最高賞を設見したということになります。
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ということで、このあらすじを作品ご紹介していきたいと思うんですけれども、ここからです。
元トップ人気女優のエリザベス、これがデミ・ムーアが演じてるんですけど、このエリザベスは50歳を超え、容姿の衰えとそれによる仕事の減少を機にあんで、ある新しい再生医療、サブスタンスに手を出したと。
再生医療。
その謎の違法薬品を摂取するや、バスルームで気絶したエリザベスの背中を破って脱皮するかの如く、一人の若く美しい新しい女性、スーが誕生する。
とんでもないでしょ。とんでもない設定です。
そのスーなんですけど、抜群のルックスと、そしてエリザベスの経験値を持ち合わせた、いわばエリザベスの若き上位互換とも言うべき存在。
その登場に、新たなスター誕生と色めき立つテレビ業界。
彼女は、たちまちスターダムを駆け上がっていきますと。
ところが、一つの精神をシェアする、同一の存在でもあるエリザベスとスーは、それぞれの生命とコンディションを維持するために、一週間ごとに入れ替わり続けなきゃならないというですね、厳格なルールがあるんですよ。
なんですけど、当然ですけども、徐々にスーはそのルールを破り始めて、というお話の中ですね。
こんな本作なんですけど、実は先ほどから何回か予告しているように、かなり強烈な映像表現を伴ったジャンル映画で、具体的にはボディホラーと呼ばれるジャンルの映画になるんですね。
ボディホラーって聞きなじみがないかもしれないので、簡単にご紹介すると、肉体の変容や破壊の恐怖を描いたホラー映画ということなんですね。
この映画においても、ある人間の肉体の変容が、やがて生産で阿鼻狂観な天末を迎えていく。
ストレートに言えば、かなり生々しく、正直グロテックスくない映画になっていきます。
そういう表現が苦手な人には、明確に警告を出しておく必要があるレベルの映画なんです。
あるんですけど、同時に極端な過剰さというのが絶対に必要だった。
さらには、それを笑ってしまうしかない。ブラックコメディ的な映画に仕立てているというのが、この映画のポイントで。
言ったらそれは、こんな作品でもあるにも関わらず、この映画がグロテスクで悲惨な作品として生み出さなければならなかったこと。
さらには、こういうジャンル映画にも関わらず、世界で高い評価を集めたというのは、やっぱりこの映画の過剰なグロテスクさということこそが、
現代社会にはびこる外見史上主義、ロキズムだったりとか、年齢による偏見や差別、エイジズムといった醜悪な現実の暴力性をそのまま鏡写しにしてしまったからにもかならないわけですね。
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ということで、この映画紹介なんですけれども、ここから反則技をさせていただきます。
コラリー・ファルジャー監督自身が、今回この本作に寄せたハッシュタグとされている言葉がありまして、
これが言ったら、これ以上的確にこの映画の魅力と見るべき理由を述べたものがないなというような内容なので、
ちょっと反則なんですけど、おまけに2分程度ぐらいあるので、短くはない引用を見失の拙い朗読でお届けすることなので恐縮なんですけど、
ここからそれをご紹介します。
女性の体は長らく公の場で好奇の目、幻想、批判に晒されてきました。
セクシーで笑みをたたえスリムで若く美しくなければ世間の人々に認められないと思わされてきました。
広告、映画、雑誌、ショーウィンドウなど私たちの周囲に存在するあるべき姿は常に美しくスリムで若くセクシーな姿です。
そのような理想の女性であれば愛がもたらされると思わされるのです。成功も幸福も。
そして年齢、体重、体の輪郭などがその理想の方から外れていくとき、世間はお前は女としてもう終わりだと私たちに宣言してきます。
この仕打ちはソーシャルメディアを利用する若者の間でさらに極端になってきています。
どんなに高い意向を受け強い意思を持ち自立していようともこの現実を避けることはできません。
私はこれこそが女性の監獄だと考えます。私たちの周囲に築き上げられてきたこの監獄は支配と抑制の道具として私たちを抑えつけます。
しかしこれは私たち自身が求めた監獄でもあります。
私は40代に突入しようとしていた頃、もう人を喜ばせることも、価値のある人間だと思われることも、愛されることも、人の目に留まることも、人の関心の対象になることもないと思い込み、自分の人生が終わってしまったと絶望感に苛まれました。
ある年齢に達したら価値がなくなるなんてくだらない考えが私の頭の中にも芽生え、頭を占領していったのです。
全くナンセンスだと思いませんか。そこで本作の脚本を書こうと思い立ちました。この現実に立ち向かいたかったのです。本作はこれを吹っ飛ばす時が来たと宣言しています。
2024になってまでこんなにくだらないことが続いていること自体がちゃんちゃらおかしいからです。
この作品を描くにあたり過剰さを追求することで私の内に存在するモンスターを解き放ちたいと思いました。
そのモンスターとは隠しなさいと教え込まれてきた自分の一部のことです。
それは不完全で追いつつあり変化を遂げている自分の一部でありその姿行動考え方は女性である自分にとって不適切だと思い込んできたものです。
それは女性たちをあまりにも長い間抑制してきた束縛から解放するために女性の肉体を破壊して戯れます。
長い間自分を抑えるようにと抑えつけられてきたからその真逆のことをするのです。
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社会が暗黙のうちに従えと教えてきたルールを用いて女性たちを破壊してきたのと同じ方法で体を強いてあざ笑い破壊します。
そのために非常に生々しい描写を用いました。
同時に最高に面白おかしくもある映画にもしました。
世間にあるルールがいかにバカバカしいものであるかを示すには風刺が最もパワフルな武器であると確信しているからです。
これは今の時代にぴったりとあった作品です。
この映画が言わんとしていることは最終的には解放なのです。
解放は人に力と励ましを与えるものです。
というもうこの監督の言葉をもってもはやもう他に何を言い足す必要もないと思います。
女性の解放ですね。
ということで映画サブスタンスは明日5月16日金曜日からTJ博多ユナイテッドシネマ他各シネコン等で上映開始です。
もう2025年最注目の一本だと思います。
どうかお見逃しなくというご紹介でございました。
ということでここまでご紹介できましたけども来週はリスナー名作劇場ということで今月のテーマミュースさんから発表をお願いいたします。
明日への活力職業をテーマにした映画といえば。
ということで勇気元気を与えてくれる職業をテーマにした映画を教えてください。
エピソードも添えてメールはguatmarkrkbr.jp
ファックスは092844-8844まで。
また田畑隆介グログアップのSNSでもお待ちしております。
18日日曜日までに送ってください。たくさんのメールお待ちしております。
数学教師芸人の高田先生だいよーん。
高田先生の算数ワクワクラジオ。
算数が不安なあなたを算数ファンに変えるポッドキャスト番組です。
アップル、スポティファイ、アマゾン、ラジコなど各種音声プラットフォームで配信中。
4649よろしくー。
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