00:07
皆さんこんばんは、上水優輝でございます。
完全招待制の晩餐会を開催したり、公園にレジャーシートを敷くなど、
存在としての公園をコンセプトに、様々な活動をしています。
現象のラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
昨日、「何してる方なんですか?」って聞かれて困ったっていう話をしたんですけども、
分かりにくい活動をしているからなんだっていうような話し方をしましたが、
また別の側面もあって、分かりにくい活動をしているのはそうなんですが、
これという何かがあるわけでもないというのが一方であると。
何が言いたいかというと、実際の公園を思い浮かべていただきたいんですけども、
公園って何ですかって多分説明するの難しいんですよね。
普通の公園ね。ある人にとっては遊具があって遊ぶエンタメ施設。
ある人にとっては疲れた時に休憩するスポット。
ある人にとっては、そこにいると色んな人たちがいるなっていう、
社会の中の一員というか、一人じゃないんだと思えるみたいなことだったりとか。
ある人はそこでイベントを開催しようと、公園でフェスをやろうということで、
ビジネスの機会として、その一つの場所として見ているとか。
そんな公園に対する見方ってあると思うんですよね。
僕がやっている存在としての公園というのは、まさに物理的公園の存在バージョンということで、
もう少し抽象的でさらにわかりにくいということなんですよ。
なので、結構僕の活動をアートみたいな文脈で、
現代アートとして捉える方もいらっしゃるし、
何者でもない機能的に価値があるかないかという話じゃなくて、
別に存在として何者でもない自分として来てもらったら大丈夫ですよというところで、
価値があるかないかみたいなことを気にしなくて、存在としてそこでいられる、
ありのままいられる場所という意味では、福祉的な意味もあるかもしれない。
孤立を防止するための一手段になり得るかもしれないとか、
03:02
雨の日も風の日も公園にいらっしゃるとしていて、
ちょっと変わってるねっていうエンタメとして捉えることもできるかもしれないし、
公園に来た方が差し入れを持ってきてくださることって結構あって、
それをお供え物ですねとか言って宗教として見る人もいるし、
またまたそれらをある程度自分の中では頭の中で構想してやっているので、
面白いビジネス戦略ですねみたいな感じで、ビジネスの観点で捉えることもできると。
なので結局その干渉者が自分の解釈したいフィルターを通して解釈することができる活動であると。
だから僕の中ではアートでもあるし福祉でもあるしビジネスでもあるし、
エンタメでもあるし宗教でもある、もっと他のものでもあり得るというところで、
それを分かりやすく一言で説明しろってのはやっぱり難しいんですよね。
なぜならやっぱり見る人が決めてほしいから。
じゃあアートでもあり福祉でもありビジネスでもありエンタメでもあり宗教でもありっていうのはやっぱり分かりづらいし、
相手に分かる形で説明しないといけない。
例えばまだ情報解禁してないので詳しいことは言えないですけども、
とある芸術祭に呼んでいただいて、アーティストの顔合わせみたいなのがあったんですけども、
その時は自己紹介またしないといけなかったんですけども、
昨日の場合とは違ってこれは芸術祭だってことは分かっているので、
アートの文脈で自己紹介をするという感じで、別にそんなに困ったこともなくて。
皆さんもアート的に解釈したいという前提があるので、
するとおそらく説明が入ってきたんじゃないかなと思ってるんですよね。
だからどういう文脈感っていうのがすごい重要ですよね。
分かるという意味においてはですね。
ただそれも分かっているのかというとちょっと分かんないですね。
アートとして解釈すればそうなるというだけの話だったり、
福祉として解釈すればそうなるという話だったり、
それはそのように解釈しただけで、それが全体ではないというか、
青色として見た、赤色として見たらみたいな感じでしかないっていうやつだと思ってるんで、
公演は公演でしかない。
その公演をどう利用するかどう見るかは、
鑑賞者が決めることであるというふうに思っています。
なので説明って難しくて、説明で分かった気になってもらうというよりは、
何か分かんないけど興味深いことをやってる人がいて、
その方とに何か分かんないけど興味深いので、
06:00
ちょっと距離を詰めてみるみたいな感じで、
公演を利用してもらえるというのが一番僕としては嬉しいので、
そこにつながっていくような自己紹介というか、
発信というのをしていかないといけないんだろうなってことはちょっと思いましたね。
こういうことなんだよねって思ったやつをちょっとご紹介したいんですけども、
上水明の公演祭りということで、9月に東京で6カ所レジャーシートを敷きました。
その時の一つの公演でお子さんを連れていらっしゃった方がいて、
その時はその方は割と前半から最後までいてくれて、
その方が来た時まだ誰もいなくて、
なのでその方と娘さんと僕の3人で遊ぶみたいな感じだったんですけども、
ポッドキャスターも話したと思うんですが、
美女と野獣のあらすじ担当大臣をやってもらうとか、
一緒におもちゃの弓矢で遊ぶとかやってたんですけども、
その子が保護者の方がその子に、
その回ですね、僕がそれを喋ってる幻想のラジオの回を聞かせてくださったみたいで、
そしたら自分の話だという感じですごい喜んでたと。
そして何日か経ってですね、
百均に、全然関係ないですけど保護者の方と娘さんが百均に行った時、
100円均一のショップに行った時に、
トングが欲しいって言い出して、ゴミ拾いを始めたと。
こういうことなんだよなって思うんですよね。
何か僕がやっていることの意図とかコンセプトとか、
やっていることとやっていることの繋がりとか、
そういうことを言語的に、体系的に理解しているわけでは当然ないと思うんですけども、
公園で会った、そして一緒に遊んだ、そしてその話を僕がしていた。
で、何か分かんないけど、ゴミ拾いやってみようと思った、やってみるみたいな。
こういうことでいいというか、もうOKって感じなんですよね。
そしたらゴミ拾いをして、多分感じることがまたあるし、
別に一回やってやめてもいいんですよ。
そうやってゴミ拾いを自らやってみた。
そして見えてきたものがある、感じたことがある。
その解像度で見る僕のゴミ拾いが何なのか、
見たことがまた変わってくる。
これは言葉で理解するっていうこととは違って、
やっぱり体験として質的に理解している。
何か分かると。ゴミ拾いってそうですよね、みたいなことが何か分かると。
これはもうやってみるしかないんですよ。
それが自然と沸き起こってやってみた、みたいなのはすごく嬉しいですね。
09:06
だから誰かの気分が変わるとか、
さえ出たけども公園に来て何か元気になった、軽くなったとか、
15分のべしゃりとかでもそうなんですけども、
職場の人間関係で悩んでるっていうところでお話聞いて、
ちょっとでも心が軽くなったりとかしたら、
次のアクションがちょっと変わったらもうそれでいいっていうか、
僕の公園が何なのか、みたいなことを言語的に理解する必要はなくて、
その人にとってその場所が何かいい場所であればいいなと思ってます。
僕は天神中央公園を言語化する必要はないし、
それぞれの公園にそれぞれの公園の良さをなんとなく体で感じていると。
だから僕の公園活動みたいなものも、
もちろん誰かにこういう人がいて、こういう面白いことをしている人がいて、
こうなんですよねって説明してくれる人がいたらなお嬉しいですけれども、
それは得意な人がやればいいなと思うし、
無理に言葉で理解しようとしなくていいなと思います。
やっぱり大人って言葉でわかったような気になりたがるというところがあるなと思うんで、
言葉で聞いてわかんなかったらもうやってみる。
やってみるほどではないんだったら、
もう別に無理に興味持たなくていいっていう感じなんじゃないかなと思うので、
やっぱりですね、
昨日言ったみたいにあんまり言葉でわかりやすくわかりやすくみたいな感じにして、
半分嘘になるよりはシンプルにですね、
存在としての公園というコンセプトで公園しておりますというわけがわからないことを言って、
資料というか簡単な紙を渡して、
荷物にならない程度の小さな紙を渡しにして、
もうそれでわからなかったらわからないというか、
ポッドキャストにたどり着くための紙なので、
無理にね、出会って1分でわかってもらうみたいな、
なんかありますけどね、ビジネスとかだとエレベーターに乗ってる間にプレゼンし終わるみたいな、
1分で自分の事業を伝えて出資させるみたいな、
そういうのも一つ作法としてあっていいと思うけど、
僕は全然そういうのを魅力的には思わないので、
わかりやすさみたいなところからは、
別にそんなに突き詰めて考えなくてもいいかなというふうに思ってますね。
とにかく理想系ですね。
公園に来てみた。
遊んでみた。
ラジオ聴いてみた。
道具買ってみた。ゴミ拾いしてみた。みたいな。
12:02
なんかすごく軽やかでいいなと思いました。
自分もそうありたいし、来てくださる方々はですね、
そういう軽やかさを取り戻していくというか、
子供ってやっぱりそういう軽やかさがあるなって思うんで、
ある種のその軽やかさを少しでも取り戻してですね、
軽やかにアクションできるというような感じになったら本望ですね。
本日は以上です。
番組のご意見・ご感想は、
ハッシュタグ原症のラジオをつけて、
Xでポストしていただくか、
Spotifyのコメント欄よりメッセージをいただけると継続の励みになります。
また、原症の活動を応援してくださる方は、
概要欄にあるリンクより、
原症のLINE公式アカウントをお友達登録していただけると嬉しいです。
それではまたお会いしましょう。さようなら。