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黙れ、ヤドロクでございます。どうもです。
朗読を結構やらせていただいておるんですけども、太宰さんの作品なんか何本か読ませていただいておるんですけどね。
撮ってんのに出し忘れてるやつが一個ありましてですね。
なしてねー、言うてね。そんだけ太宰、太宰、言うてね。
別に太宰さんの作品とかまともに読んだことそんなにないと思うんですよ。
ただただ、短編の中では太宰さんの文というのは読みやすいという部類に入るのではないかと。
それは自分がという意味ですよ。他の方がどう受け取られてるかわかりませんし、僕の表現なんかっていうのはまだ表現の域に達してないのでね。
あくまで文字を読むというレベルにおいてですね、読みやすいというようなことなんですが、あんまり難しい言葉はそんなに出てこないんですよ。
ちょこっと調べるぐらいでね、読み方とかね、古い言葉とかやと、ちょこっと調べると出てくるぐらいのもんで何とかなってるというようなことなんですね。
だとは、帰り見ると言うんですか、自分に向き合ってるような文章が多いから、読んでて、
なるほどなーとこういうふうに書いてねーなーっていうようなことがわかりやすいというようなことだと思うんですね。
なんかこう、なんかね、自分の中である太宰治という人っていうのはちょっとこうなよっとしたイメージがあったんですけど、文章だけ見てるとそんな感じではないですね。
まあまあそんな強いというようなことではないんですが、口調としてはちょっと強めと言うんですかね。これはあくまで自分に向かって言うてるから強いのかもわかりませんな。
まあそんなふうに思う。まあ気が強いわけではなく、口調として文として強いというんですが、やっぱりそれは才能というものなんですかね。文才というものなのかなと思ったりしますね。
それをまた今しめるような気持ちを同時に持ってあったりなというようなふうに思うわけでございますけども、
今日読ませてもらうやつっていうのも題名としては「かすかな声」という題名がついてるんですよ。だから弱チーク言うんかなと思ったらもう全然逆なんですよね。
こうじゃーって言ってあるような感じなんですよね。まあ僕の読み取り方って浅いもんでね、そんな意味がわかって読んでるわけじゃないんですよ。
賢いわけじゃないですからね。確か読みやすいから読んでるという部分は大にしてあるわけでございますけど、
なんとなくこの人の言うてることっていうのは、しゃべってて小気味がええと言うんですかね。自分のリズムとしては読みやすいリズムだというようなことでしょうな。
朗読っていうのは難しいですね。感情乗せればええのかって言ったらそういうわけでもないというような、セリフの部分があればそれなりにというようなことなんでしょうけど、
まだそこの域に達してないですからね。聞いてて何言ってるかわかるぐらいのレベルのところでしゃべれたらええんちゃうかなと思ってるわけでございますけども、
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まあ皆さんのお耳おごしになってるんやと思うんですが、やっぱ時間つぶしにはなるんちゃうかなと思うわけでございます。
早速ですが、かすかな声、太宰治さん、聞いていただこうかなと思うわけでございます。
かすかな声 太宰治
信じるより他はないと思う 私は馬鹿正直に信じる
ロマンチシズムによって夢の力によって難関を突破しようと気構えている時
よせよせ帯がほどけているじゃないかなどと人の悪い忠告は言うものでない 信頼してついていくのが一等正しい
運命を共にするのだ 一家庭においてもまた友と友との間においても同じことが言えると思う
信じる能力のない国民は敗北すると思う 黙って信じて黙って生活を進めていくのが一等正しい
人のことをとやかく言うよりは自分の低下落について考えてみるが良い 私はこの機会になお深く自分を調べてみたいと思っている
絶好の機会だ 信じて敗北することにおいて悔いはない
むしろ永遠の勝利だ それゆえ人に笑われても地獄とは思わぬ
けれどもああ 信じて成功したいものだこの歓喜
騙される人よりも騙す人の方が数十倍苦しいさ 地獄に落ちるのだからね
不平を言うな 黙って信じてついていけ
オアシスありと人の言うロマンを信じたまえ 共栄を支持せよ
信ずべき道他になし 甘さを軽蔑することぐらい容易な業はない
そうして人は案外甘さの中に生きている 他人の甘さを嘲笑しながら自分の甘さを美徳のように考えたがる
生活とは何ですか 侘しさを応えることです
自己弁解は敗北の前兆である いやすでに敗北の姿である
敗北とは何ですか 悪に微笑することです
悪とは何ですか 無意識のオーダーです
意識的のオーダーは悪ではありません 議論とは往々にして妥協したい情熱である
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自信とは何ですか 将来の触光を見た時の心の姿です
現在の それは使い物になりませんバカです
あなたには自信がありますか あります
芸術とは何ですか スミレの花です
つまらない つまらないものです
芸術家とは何ですか 豚の花です
それはひどい 花はスミレの匂いを知っています
今日は少し調子づいているようですね そうです
芸術はその時の調子でできます
最初の質問を答えましょう
ちょっとリズムを変えます
最初の質問を答えます
さて 次の質問です
次の質問です
次の質問です
次の質問です
あえてこの歓喜なんてね、いわゆるイメージはないですよね、あのあんにゅいな感じというんですか、そういうイメージ持っとるんですよ、勝手にね。
せやけどこの感動をあらわにするような言い回しというんですかね、こんなふうにかかるんやなというようなことを、
まあ案外やっぱり強い文章なような気はしますよね、どの文も読んでみてもということなんでございます。
だからといって内容がどっしり強いかといったらちょっと引く部分もあったりとかしてね。
最後のほうの問答というんですかね、こういった手法多いですよね。
インタビュアーのようにインタビューされてるというんですか、何々とはどうですかと書いたらこういうことだ、何々とはどうですか、こういうことです。
最後のほうはちょっと何言ってんやろうなというようなことで、どう捉えたらいいんでしょうね。
僕は学科ないもんでなんちゃわからんわけでございますけども、なんとなく雰囲気でわかったふりしておこうとしますね。
まあ嘘やなあ、言うて。
おさむちゃんが言うんやからそれでちゃうか、思うわけでございます。
これは学のある方からしますとね、文学を学問としてやってた方からしたら、これはこういう表現なんやとか、こういうとこにかかっとるんやとか、
僕の知らんような作品、例えば他の国の作品のこういう言い回しにちょっと影響を受けてるんやとか、いろいろあるんでしょうな。
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そんなんどっちでもよろしいね。
でも最後のほうの表現というのは、何かしらに影響を受けてんのか、自分で考えはったんか、そうかというようなことなんでございます。
言うてることはなんとなくわかるんですけどね。
言うてることはわかるということぐらいで、なんとなくですよ。
意味はわかったわけじゃないんですよ。雰囲気、雰囲気ね。
でもまあ、どんな人の読んでもね、雰囲気でなんとなく入れといていいんじゃないですか。
難しく考えたら本なんか読む気を失せてしまうからね。
そうやと思うんです。
皆さんもこういうところのとっかかりというんですかね。
ダザイオさんはこういう短編を書くんやなということで興味湧いていただくってことはあるんちゃうかなと思うんですよ。
僕よりもね。僕なんかさほど言うて興味湧かないですよ。
一番湧いてんのは北大塩三人さんの納豆の食べ方とかそっちのほうなんですよね。
レシピ本読むみたいなもんでね、食べ物のほうにはどうしてもよっていくってね。
前回もおにぎりのこととか、食べ物のところにふとよってまうなというのがあるわけですけど。
そんなもんなんでございますよ。興味湧くところなんていうのはね。
そうやけども、これから芸術、文化芸術の秋がやってまいりますからね。
ぜひぜひ皆さんには、いろんなご本読んでいただくとか、こういう本読むのめんどくさいわ、お前と一緒や、俺なんかわかるかいなというときは、
僕と一緒に短編でも読んで、ちょっと賢なった気分でも味わいましょうと言ってね、一緒に楽しんでいただいたらよろしいかなと思うわけでございます。
人の高額意欲をかきたてるようなことを言うべきですが、
またこういうふうにね、そんな言うたってええやないのなんて言うてるとね、そこいらの奥さんが黙れやぞろく言うて怒られそうですなあ。