独立に向いている人の共通点とは
お疲れ様です。松野です。 今日は、独立に向いている人の共通点というお話をしていきたいと思います。
独立したいんですけど、僕向いてますか?みたいな話をたまに聞かれることがあるんですよ。
僕が思う向いている人っていうのは、特別な才能がある人じゃ決してないんですね。
会社のお金の流れやったりとか、サービスを受ける側の人の気持ちを想像できる人、そういう想像力の大切さについて、いろいろとお話ししていきたいなと思います。
自責志向の重要性
まず、自責志向の人は強いっていうお話をしたいと思います。 自責志向、自分を責める自責志向。
ここで言ってる自責志向っていうのは、全部自分が悪いとか、そういうふうに思えよっていう、そういう意味じゃないんですよ。
もちろん相手が悪いこともあります。 そして、めちゃめちゃ理不尽やなーっていう、そういうこともあります。
ただ、世の中ってこう、100-0ってあんまないと思うんですよね。 例えば、9対1やったり、8対2やったり、7-3やったり、それぐらいのことが多いと思うんですよ。
で、そういう時に、相手がもう、とにかく全部悪いんやと、そういうふうに思ってしまう人と、
まあ、確かに相手の方が悪いけど、僕にもこういう部分はミスがあったよね、改善できることあるよね、と考えることができる人では、積み重ねられる経験値が全く違うんですよ。
会社員やったら、会社が守ってくれます。 上司が謝ってくれることもあります。 会社の看板で仕事ができますし、その人が新人であっても、
あ、どことこの会社の新人さんやからーで仕事が取れたりします。 ただ、独立すると全然違うんですよね。
もう問い合わせなんて来ない、売り上げも全然ない。 なんかクレームがある、変なお客さんに捕まったりする。
全部自分が受け止めることになるんですよね。 だから、自責志向の人が圧倒的に成長が早いです。
給料の裏側、会社のコストを理解する
次に、給料ではなくてその会社のコストが見える人。 例えば、もうちょっと給料欲しいなーって思うことは誰でもあると思うんですよ。
手取りが30万円欲しいと。 ただ、その手取りの30万円だけ見ていても本当の構造って見えてこないんですよね。
手取り30万円だったら、ちょっとややこしいので税金の話に抜きますよ。 税金の話に抜いたら額面で35万円前後。
会社は健康保険とか厚生年金とかをね、 この社会保険2つを本人と同じぐらい負担するわけですよ。
さらに、雇用保険と労災保険。 これをまとめて労働保険と言ってますけど、
この雇用保険は会社の負担が大きいんですよね。 会社がざっくりですよ。ざっくり3分の2ぐらい。
本人が3分の1ぐらいですかね。 労災保険、これはもう会社が100%負担してます。
つまり、本人が額面上35万円、手取りで30万ぐらいだとしました。
会社は元の額面の35万円プラス5万円以上を追加で負担してるわけですよ。
実際には40万円超えるコストになってるってことも珍しくないんですよね。
ただそれだけじゃ終わってなくて、その雇われてる人が働くためには、
パソコンやったり、机やったり、椅子やったり、ソフトウェアやったり、電話やったり、インターネット、電気、水道、
それからテナントの賃料、コピー機やったり消耗品やったり、こういうのも全部必要ですよね。
会社によっては経理、総務、人事みたいな感じでバックオフィスをすごい支えてます。
だから一人一人雇うって本当にお金かかるんですよ。
誤解してほしくないんですけど、別に経営者の肩を持ちたいわけじゃないんですよ。
ただこの構造を知ってるかどうかっていうのは大きいんですよね。
給与明細を見た時に手取り何ぼ?しか見れへん人と、トータルで見た時に会社って何本払ってるんやろうまで考えられる人、
この差は大きいと思います。
でね、独立したらね、全部自分が払うお金になるわけですよ。
会社が負担してくれていたものを全部自分で払います。
社会保険もそう、年金もそう。
で、事務所借りたら家賃、電気代、ネット代、パソコン、プリンター、文房具。
で、プリンターも壊れたらその修理費も含めて自分持ちですよね。
だから売上が100万くらいありました相手も100万全部が自分の収入ではなくて、そこから経費を引いて税金払って保険料払ってようやく残る。
この感覚がね、最初からある人っていうのはね、強いよねって思います。
営業と消費者経験の活用
だからまあ僕は独立したら儲かるらしいみたいなね、安易な考えで始めるのはお勧めしないです。
その行政書士、恥ずかしながらね、同業の行政書士の世界でも営業したことないんですっていう人が結構いらっしゃって。
まあ営業したことないんですは別にいいんですよ。僕もしたことなかったですし。
ただそれをもうちょっと聞いていくと、いや営業したくないんですみたいなね。
だってやったことないんだからできるわけないじゃないですかみたいな、半ギレみたいなことをする人もたまにいらっしゃって。
じゃあどうやって仕事を取るのって思うわけですよ。
もちろん営業得意じゃなくてもいいし、僕だって営業マンとかじゃ全然ないし。
もうSNSも試行錯誤、ブログも試行錯誤。
で、まあ今こうやってスタエフとかもやらせてもらってますけど、開業してすぐ順調だったわけでもないですし。
半年、1年、1年半、山のように失敗をし続けて改善をし続けて、ようやく問い合わせがちょっとずつ来るようになったんですよね。
まだまだ全然発展途上ですけど、ただね営業したことないからわかりません。
で、丸投げしている人たちとはちょっと一緒にはされたくないかなみたいなね、そういうのもありますよね。
独立したらまあ営業するのも仕事、集客も仕事、広告も仕事、全部自分の仕事です。
ここはすごく伝えたいんですよ。
営業経験なくても消費者としての経験を積んでらっしゃる方っていっぱいいるんですよね。
20代、30代、40代、それぞれ皆さんどこかしらでサービスを受けたり買い物をしたりしてるんですよね。
思い出してみてほしいんですよ。
例えば服屋さんで感じのいい店員さんがいたと。
反対にすごく売り込んできて嫌だったっていう人もいると思うんですよ。
車見に行っただけやのに決算前やから契約してもらえませんかってすごい急かされたりとかね。
あとはそのご予算どれぐらいなんですかって言ったら、こっちだったら少し安くなりますよって提案してくれる店員さんとかね。
そういう経験って誰でも持ってると思うんですよね。
だったら自分がお客さんやったらどんな対応が嬉しかったのかとか、どんな言い方やったら安心したのかとか思い出してほしいんですよ。
これまでの経験を。
どんな説明やったら納得してきたやろうって、ご自身の買い物客としての経験を思い出してほしいんですよ。
それをご自身の仕事に置き換えていただくことがヒントになってくるんじゃないかなと思いますよね。
だから独立って営業経験そのものよりも消費者としての経験をどれだけ逆転して考えられるかっていう人の方が強かったりすると思います。
物事の構造を見る習慣
あとは僕が思う一番大きい共通点は構造を見る癖がある人。
例えばこの商品はどういう流れで店頭に来たんやろうとかね。
この会社はどうやって利益出してるんやろうとかね。
なんでこのサービス人気なんやろうとかね。
この価格設定で利益残るんやろうかとかね。
自然とこういうことを考える人。
売上だけじゃなくて利益、固定費、経費、リスク。
そういうとこにも目がフッと行きますよねって元々の性格とかあると思うんですけど、そういう人って独立向いてるんじゃないかなと思いますよね。
売上を作るゲームでもあるんですけど利益を残すゲームでもあるんで守りの部分まで考えられる人って強いですよね。
独立成功への想像力と覚悟
まとめますと独立に向いてる人っていうのは別に特別な才能がある人じゃないと思うんですよ。
ただ自責志向で考えられる人。給料の裏側まで想像できる人。
人を雇うコストを理解しようとする人。
売上を作る覚悟がある人。
消費者としての経験を仕事に生かせる人。
そして何より物事の構造を見ようとする人。
想像力です。
会社のお金の流れを想像する。お客様の気持ちを想像する。
自分が独立した後の生活を想像する。
こういう想像力がある人は自然と準備もできるしリスクにも気づけるようになるんじゃないかなと思います。
独立っていうのは決して楽な道ではないんですけれども、
でも一歩ずつ積み上げていくことができたら成功する可能性はぐっと高くなるんじゃないかなと信じて僕も日々邁進しております。
今日も聞いていただきましてありがとうございました。