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おはようございます。現役占い師が教える実践AI活用術、スタートです。お聞き下さりありがとうございます。お届けするのは、現役占い師兼AIコンサルの美月藤夜です。
この番組は、占い師さん、セラピストさんなど、人の気持ちに寄り添うお仕事をしている人をメインに、お仕事や、AIと向き合う中での迷いやお困りごとの解決のヒントをお届けしています。
本題に行く前に一つお知らせをさせてください。
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さて、鑑定のセッションでこんなこと経験したことないでしょうか?
相談者様に座っていただいて、こちらから声をかける。
今日はどんなことが気になっていますか?
そう伺ったところで、相談者様が黙る。
しばらくして、こんなことを言われる。
何を聞けばいいのか、自分でもわからなくて、こんな時どうしますか?
時間をとって料金を支払って来てくださっている。
それなのに聞きたいことが出てこない。
悩みがないわけではないと思います。
いくつも重なっていて、うまく整理できていないのかもしれません。
なんとなく苦しいけれど、その苦しさにまだ言葉が追いついていないのかもしれません。
自分の中にあるものを言葉にするのは、時には簡単ではないんですよね。
もし、何を聞けばいいのかわからなくて、と言われたら、私ならまず悩みの中身ではなく、
ここ、相談するまでに至るまでのことを伺います。
どうして相談してみようと思われたのですか?
相談しようと思われた時、どんなお気持ちや状況でしたか?
悩みを整理して話してくださいと言われると難しくても、
申し込みをした時どうだったかを思い出すことはできると思います。
思い出しながら話しているうちに、頭の中でいくつかのことが少しずつ並んでいく。
言葉になっていく。
そして話し終える頃に聞きたいことがご自身の中から出てくる。
こちらはそれを待つのです。
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途中で要約したり、まとめて言い直したりはしません。
そうすると相談者様の言葉ではなくなってしまうからです。
確認するなら、相談者様が発した言葉そのままを使って聞き返します。
例えば、いろんなことがわーって一度に降ってきて、
頭の中がぐちゃぐちゃで、と言われたなら、
多くのことがあって整理できないんですね、と確認するのではなく、
そのまま概しに、いろんなことがわーって一度に降ってきて、
頭の中がぐちゃぐちゃだったのですね、というふうに聞くということです。
ただ、お話ししていただいても、言葉が続かないこともあると思います。
思い出そうとしても出てこない。話し始めても途中で止まってしまう。
そうなったときは、とりあえずカードを一枚引いてみます。
そして、引いたカードを相談者様に見ていただいて、印象や感想をお話しいただくんです。
ここで、私からカードの意味は説明しません。
カードの解釈を聞いているのではないからです。
ただ、目にして受けた印象をそのまま言葉にするだけ。
明るい感じがする。なんだか苦しそう。
この人、下を向いてますね。
これだけでいいんです。
うまかさ話せない人にとって、自分のことを最初から説明するのは負担が大きいものです。
でも、目の前にあるものについて感じたことを言うだけなら、それよりずっと楽にできるのではないかと思います。
絵を見て出てくる言葉には、相談者様の今の状態が混ざっていたりします。
苦しそうに見えると話されれば、どこかで苦しさを感じているのかもしれません。
そこから、どの辺りがそう見えましたか?と伺っていくと、いつの間にかご自身の話になっている。
話しているうちに、聞きたかったことがはっきりしてくる。
私が引き出したのではなく、相談者様ご自身の中で言葉が並んでいくのだと思います。
大事なのは、こちらが慌てないということです。
質問が出てこないとカードが引けない。時間だけが過ぎていく。
そう思い始めると、その気持ちは伝わるものです。
早く言わなければいけないと感じさせてしまうと、なおさら言葉は出てきません。
言葉にならないものを抱えたまま、それでも予約を取って座っていらっしゃる。
そこに至るに時間がかかる人もいらっしゃるんです。
その背景を汲み取ることも大切だと思います。
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そうは言っても、その時のやりとりが本当に良かったのかは、ご本人に聞かないと分かりません。
ただ聞いて教えていただけるかというと、そうもいかないことも多いでしょう。
そういう時は、セッションが終わった後、なるべくその時のことを思い出しながら、
できれば事前に録音してもいいかということを伺って、それを入れてAIに聞いてみるといいでしょう。
もちろん出てくるのは可能性です。
実際にどうだったかは、相談者様にしか分かりません。
それでも、自分では気づいていなかった聞き方の癖が見えることもあるでしょう。
それによって、次に同じ場面が来た時に選べる言い方が増えていくのだと思います。
何を聞けばいいか分からない、とおっしゃることは、こちらから見ると進まない時間に見えます。
でもその時間は無駄ではありません。
言葉にならないものをそのまま持ってきてくださったのです。
それをこちらが急いで形にしてしまわないことが始まりなのかもしれません。
いかがでしたでしょうか。
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それではまた。お耳よりいただきありがとうございました。