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値踏みされた命に、光を
2026-07-04 04:48

値踏みされた命に、光を

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値踏みされた命に、光を


作:いとま @SpoonItoma 様

BGM:魔王魂


https://x.com/SpoonItoma/status/1925351856114737650?s=20


お借りしました!

#フリー台本


2・4・6・12・14

16・18・22・26・28日更新予定


【活動まとめ】 https://lit.link/azekura

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サマリー

スーツを着て偉そうにする同級生に値踏みされた語り手は、自己否定に陥る。しかし、過去の自分が残した言葉たちに励まされ、他人の評価に左右されず自分らしく生きることを決意する。どんな状況でも働く人はかっこいいと再認識し、自分も光となって逆襲することを誓う。

同級生との遭遇と価値観の変化
こんなところで仕事してんの?てえへんじゃん。 仕事中の出来事だった。
値段はわからないが、よさそうなスーツに袖を通した同級生が、半笑いで言葉を吐いた。
社会人になる前は、スーツを着てする仕事はかっこいいと思っていたが、少しずつ価値観が変わっていった。
大前提として、スーツを着て仕事をする人以外でも、一生懸命仕事している人はかっこいい。
だが、しかし、スーツに袖を通すと、自分が人より下の存在だと錯覚する人が不特定多数いることに気がついた。
つまり、スーツを着て仕事をする人が嫌いなのではなく、スーツを着て偉そうにする人が嫌いだと知ってしまった。
でも、これは努力して入社した結果の姿だということも知った。
大手企業に入ることはまず難しい。その競争に勝って今の姿になっていることも理解できる。
努力した。頑張った。いつも大変だ。精神的にマイル。出世のためには。
そんな言葉を並べられると、なんだか近寄りがたくなってしまうのだ。
自己否定と底辺への転落
自分が仕事をするにあたって、登っていた山から滑落するのが早すぎたのだ。
登って見た景色や、つらくて倒れそうな時に覚えた対処法。
それら大半を知らずに転がり落ちて、まさに底辺にたどり着いたのであろう。
餌の取り方もわからないまま育った鳥のように、口を開けて餌が入ってこないかを待ち続けていた時期もきっとあった。
その情けなさ、無情さ、価値のなさに嫌気がさし、いつしか自分を否定しながら生きていく人生を覚えてしまった。
自己否定だけ得意で、前に進むことは不得意。
過去の言葉との再会
そんな自分が大嫌いだった。何回目かの夜。
布団にくるまっていじけていると、折りたたんだ手の先に何かの物体があることに気がついた。
それは、自分が残した物語たちだった。
自分がみじめな時こそ現れるこの子たちは、過去に残した言葉たちが眠っている。
それをペラペラと意識半分でめくっていく。
するとそこには、
無駄なんかない、本当に。
君が頑張ってるのを知ってるよ。
お前の人生には価値がある。
他人の評価じゃなく、お前に価値をつける権限は間違いなくお前にある。
大丈夫、大丈夫だよ。
それも自分だから。
お前はお前のままでいいんだよ。
それも自分。
自己肯定と新たな決意
壁の落書きのように書き殴られた言葉たちは、
自分がいかに生きるのが下手だと気づかせてくれた。
それと同時に、長年心を守ってきた独自のやり方は、
自分のくたびれた靴でも歩き出している、という確かな足取りということを知った。
社会的地位を築くのは生半可な気持ちはできない。
それでも自分の身の丈にあった生活はできる。
他人と比べる人生なんてクソくらいだ。
自分らしく生きることができる明日へ。
思い悩んでいた今日を昨日へすることが自分にはできると確信した。
どんな服を着ていても、働く人、何かに打ち込む人はかっこいいんだ。
そんなかっこいい一人になれるように自分が光となる。
それが、値踏みされた後に始まる逆襲撃になるだろうから。
04:48

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