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2022-03-26 17:53

#201 リズム、リリック、リスペクト

みなさんにとって、音楽ってどういう存在ですか?
歌詞に共感する体験について話しました。

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メルカリでグロースを務めてきた@hik0107と株式会社10Xの創業者&代表である@yamotty3 が仕事のことから哲学、雑談など話すPodcastです。名は体を表す、という諺どおり、かっちりしたアジェンダなく二人のその時のバイブスによって思いついたままに話す、まさに「フリーアジェンダ」なスタイルが特徴。公式サイトはこちら:https://freeagenda.jp/

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こんにちはフリーアジェンダです。 今回のタイトルはリズム、リリック、リスペクト。
ヤモティのラップに注目です。それではどうぞ。
どうもー。はいどうもフリーアジェンダです。 どうも。どうもどうもどうも。
最近ヤモトさんは何してますか? 最近ですか?
ピダ藩について調べてますね。 ピダ藩については1個前の回を聞いてください。
ぜひお聞きください。 これでもさ、
最近ヤモト音楽聴いてる? 最近結構あんま聴いてないかもな。
Hip-hop聴かないの? Hip-hopちょっと聴きますけど、なんか今ちょっと情熱が薄いフェーズですね。
そう、シンプとか聞くけど、なんか音楽ってさ1回目なんか新しい曲出てちょっと気になるなって聞くまではいいんだけど、
2回目3回目を繰り返し聞きたいと思うものに出会うのって結構難しいと思ってるんですよね。
特にHip-hopってその中身が薄い音楽が多いんで、 音の乗り方とかを楽しむ
のが多いんで、なんかそういうのだと1回聞いて「ああ良かったな」だけど、2回目3回目聞きたいみたいにあんまりなることないんで、
なんかそういうものを聞くっていうよりは、チルアウトポッド、チルアウトミュージックインスタント、
ローファイン的な? そうそう、ローファインみたいなのをずっと流して聞いていることはありますね。
わかる、ローファインいいよね。 いいっすよね。ヌジャベスとかもともと好きですけど。
でも今、山本さんすごい良いこと言ったんですよ、実は。 さすがは僕の相方だなって思いました。
EVP用だった? EVP用だった。
あの今、Hip-hopって内容が薄いものが多いって言ってたじゃないですか。
内容が薄いってなんですか? 内容が薄い。
小学校1年生が書く作文みたいなリリックをしているみたいな感じかな。
小学校1年生が書くリリックは薄いんですか?
いや、すみません、ちょっと語弊ありますけども、僕は内容が薄いなって思うのは、
今日はクラブに行っためちゃめちゃ腰を振っているお姉ちゃんが僕のことを見ている。
僕のタトゥーを舐めさせてあげよう。集合してホテルに行こうみたいな、なんかそういう歌詞を。
一晩中猿のようにやったみたいな、なんかそういうリリック多いんですよ、Hip-hopって。
めちゃくちゃ浅いですね。 めっちゃ浅いだろ。
やば、浅すぎますね。 でもなんか、大人の言い方が気持ちいいから1回目は聞くんですけど、2回目、3回目、
めっちゃ頑張って口に出したくなるかみたいなので言うと、まあ決して出したくならないっていうタイプのものですね。
確かに。逆に深い内容ってどういうものなんですか?
え、なんか、何不自由ない生活、誕生日じゃない日も贅沢、Chrome Heartsから連絡、ベンツを止めてる玄関
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みたいなとっからスタートして、 みんなでオールしてた公演、
あんときより遠く来た光景、でも今目の前、 夢が叶った、新小岩の有名なラッパー、でも一家暖乱、
家族との時間減っていただんだん、一応仕事ばっかしてて、 ある日娘はこう言った、また来てね、
連れてってあげる嫁さんを銀座、高級ブティックで角切った、 今が一番幸せかと聞いたら、マイライフの頃だと言った、みたいな歌詞が深いなって思いますね。
ブドウカの裏でタバコすんですね。
はいはい。それってちなみに、多分、 矢本さんの心に響いたものがあるわけじゃないですか。
それって自分事として問えられるかと思うんですけど。 あーでもそれを重ねるものがあるかみたいなことはあるんすかね。
それ結構僕テーマにしたくて、僕、音楽聴いて、 一人称的に埋没したことが全くないんじゃないかっていうことに思い立りまして、
なんかその、結構、これ、これまるでうちのことやなけるみたいな、 言い方、言い方あるじゃないですか。
うわ、バカにしたやろ。
うわ、会いたくて震えるわ、私みたいな。
苦しい、苦しいのかよ。
俺そんなことねえんだけど、って思って。
はいはいはい。
なんか、歌詞を一人称的に倒しめたことって、 まるでないなと思って。
いや、これはやっぱ共感力が低いのかみたいな。 悩んでるんです。
はいはいはい。
映画を見るじゃないですか。
映画を見たときに、主人公にいろんな出来事が起きて、 その時の感情とかを描写するじゃないですか。
で、そういうのを見たときに、どう思います?
指ピューじゃないなみたいな感じですか。
いやいや、自分がこうなったらどうしようって、 結構思うこと多いですね。
それに近いですよ、それに。
あー、なるほど。
そうそうそう。
なんか第三者の置かれている状況が、 ビシッと伝わってきて、それ理解できるみたいな。
だけど、うちこうなったらどうしようみたいな感じは、 決してない。
大阪に住んでてまずいんじゃないですかって。
完全にバーチャルなものを見ているような感じ。
バーチャルなものだけど、1ミリぐらい自分が 共感できるポイントって絶対あるじゃないですか。
はいはい。
例えば僕は親が覚醒剤売ってたとかそういうことないんで。
うん。
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親が覚醒剤売ってて家が荒れてた歌とか聞いても、 わかるわとはなんないですけど、
でも大変あったんやなみたいな。
そっから生え上がってきたんやなみたいなのは思えるみたい。
なるほど。
確かに映画って言われては確かに没入することはできるな。
そうそうそう。
でも音楽だと、別にあるがままの心で生きられる弱さを 誰かのせいにして過ごしてると思ったことあんまないし。
とか。
名も無き歌ですか。
名も無き歌。
名も無き歌ですね。
ないなとか、知れますね。
別に粉雪に心まで深く染められたこともないしなとか。
確かに。
そうなんですよね。
だから、それなんなんだろうって。
中の抽象度高すぎんじゃない?
かな?
確かに。
具体性がない、具体性がある歌を聴いてないのかな?
確かに。
ピダハンは、ベタとかないみたいな話したじゃないですか。
比較的にグッドであることを示す言葉がないみたいな。
本当は、EVPOレベルにもグラデーションがあって、
そういうミスチューンみたいな抽象度高い歌詞になってくると、
もうちょっとどうしてもふわっとしすぎてて、
だいぶEVPOだと思うんですよね。
さっきの嫁さんを高級ブティックに連れて行って、カード切って、
プレゼント渡して、今が一番幸せかって言ったら、
もっとハングリーに曲作ってたあの時代の方が幸せだったって言われるみたいなのは、
結構リアリティがあるじゃないですか。
確かに。
だから、その抽象度レベルによって、どの程度のEVPOさかみたいなのが、
結構理解力にそのままヒットしてくるじゃないですかね。
確かに。
自分、やっぱりEVPOじゃない人間なんで、
EVPOじゃない歌詞ばっか聞いてるのかもしれないですね。
そうかもしれない。
そのせいなのか。
そうそうそう。
なんでちょっとね、誰か、
さすがにこの歌詞やったら、あのヒカルの心にもささるかもしれないやろみたいな、
そんな音楽があったら紹介してほしいんですよ。
僕も一番好きなのって、さっきのローファイとかに流れてる、
何ってかわかんねーことが、たまにあのインストゥルメンタルの間に挟まってるやつが、
一番耳に優しいっていうか、体にいいなって思いますけど。
体にいい?
気持ちよく聞ける?
うん。
なるほどな。
まあ、そう、音楽に関しては最近、そんなことを思ったんですよね。
なるほど。
ちなみにヒカルさんって音楽はどうやってこう、聞くものを指決してるんですが、
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どうやって見つけたりしてるんですか?
ここ近年とかだと、本当に新しいもの全く聞いてなくて、
それこそローファイヒップホップとかをYouTubeとかで適当に聞いてるっていう感じで、
で、ちょっと前とかまでで言うと、
なんか割とフジドックとかに行くとか興味を持つことが多かったので、
フジドックとかに出るアーティスト、
特にヘッドライナー級とかの人とかで知らない人がいると、
どういう人なんだろうとか聞いてみて、出会うとかは多少ありますね。
でも能動的にタワーレコードとかに行って、
ディグるみたいのはないっすね、もう。
いや、そうっすよね。
なんか、年取ると新しいものと触れる意欲もなくなるし、
そういう構造から身を遠ざけがちだなって思ってて、
結構僕も無理して新しい曲ちゃんと聴いてるみたいなところありますね。
無理しててか、一定の強制力を持ってとか、
というか、YouTubeとかで好きなアーティストもチャンネル登録までしておいて、
シンプルが上がったら登録リストのところに出てくるとか、
なんかそのぐらいして、一回聴いてみるっていうのを諦めないでやるってのやってるんですけど、
確かにこれ、別に自分にとってあんま幸せかって言うと、そうでもないかもしれない。
そうですね。
なんかそういうなんて、エンターテイメントのものを仕組みで対決しようとしてるところに、
とんでもない矛盾を感じますか?
狂気の沙汰やな。
狂気ですね。
いやでも多分、今からこいつやっぱつまんねやつだなって思われるだろうなってことを言うんですけど、
なんかその僕の捉え方は、なんか若い時って音楽すごい重要じゃないですか。
やっぱなんかあれは、アイデンティティみたいなものを探してるんだろうなっていう感覚を結構薄く持ってて、
やっぱその若い人って、誰の音楽を聴いてるかとか、誰のファンであるかとか、
俺と前同じで音楽を聴いてるっていうことをすごい重要視してて、
自分が聴いてるもの、自分が好きなものっていうものに、アイデンティティを強く求める傾向があり、
なんかそれは自分ができることがあまり多くないからな気はしているんだよね。
消費する側にアイデンティティを求めると言いますか。
今我々30代とかになってくると、
まぁ拙いながらも自分でこう作るとかクリエイトする側に回ることもできるようになってくるわけで、
商品アイデンティティを求めるよりも、より強いアイデンティティをアウトプットに託すようになるので、
消費する側の相対的な重要性が落ちるのではないかみたいな風に思うことがあります。
確かに、それありますね。
あのタグみたいなもんで、私がこうタグを何枚か貼っといて、これ人間であるっていう。
12:03
グッチみたいな、セリーヌみたいな。
それで言うと思うのは、
セリーヌとか特にここにさ、セリーヌって書いたロゴの服とか、バレンシアガとか、
こういうブランド品のロゴを身につけるってのも、
なんかちっちゃい頃というか、
若い時ってどっちかというと、あれ買ってみたいなって思うモチベーションがちょっとあったんですけど、
今とああいうの買うのは超恥ずかしいなっていう気持ちがどっかにあるんですよね。
まあ、買ったことないですけど。
わかる、わかる、わかる。
それに近しいよね。
身に纏うものみたいな、その音楽もだけど。
わかる、恥ずかしい。このシュプリーム人間が結構ね、
1日に2、3回思うことがある。
いや、お前、シュプリーム人間か。
それめっちゃわかる。
でも僕の考えなんですけど、それは面白くて、
ファッションっていうのは消費することもクリエイトすることもできると思ってて、
だからそのラベルが超でかく書いてあるやつ、
誰が来てもバレンシアがだってわかるようになっているやつを買って着るっていう行為は消費に過ぎないんだよね。
多分。
でもこのシンプルな、あえてのユニクロのシャツの上に少し良さげなブランドで、
でもまあ、ブランドとはわかんないものをさりげなく重ねて、
こういう風なコーディネートしてみたら、
どうじゃろうみたいのはやっぱりクリエイティブな行為で、
そうですね。
なんかファッションはどっちもできるからややこしいんだよね。
ああ、確かにね。
うん。
でもシュプリーム人間は消費してるだけだと、まあ、僕は思っちゃう。
だから今ファッションのブランドはみんな消費しやすいようにものすごく向かってるんだよね。
裾の広げようとして。
あ、そうなんだ。
うん。
そうですね。
え、それはどういう方法で向かうの?
まあ、ロゴがちっちゃくなるとかそういう話なの?
消費しやすいように向かってるからもう、
もう一発そのブランドだってわかるようにめちゃくちゃしてる?
逆に?
そう。だからどのブランドもそのブランドのシグニチャーみたいなものっていうのをすごく押し出してて、
まあ、Gucciだったらトリコカラーみたいなやつとか、
あのGのロゴみたいなやつをすごく使いやすいようにデザインして色々と貼り付けるし、
ロエベだったらバッジみたいなやつをどんどん使うし、みたいな。
で、そういうのは使いやすいようにこうなんだろう、まあ、Louis Vuittonのモノグラみたいな感じで
セリンとかも結構見た目パッとわかるようなセリンの柄とかを作り出してカバーの装置したりとか。
うんうんうん。
まあ、そうやってなんか逆にその消費しやすいようにするっていうのが、
どっちかっていうと今まではまあダサいことだとそもそも思われてたんだけど、
まあ近年Gucciとかはそういうことによって消費者を馬鹿にするっていう風な高度のアートっていう形にしてる気がして、
そういうのがなんかこうGucciの方によって解禁されたみたいな、そんな風潮はちょっと感じますけど。
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なるほど。いや、面白いなそれ。なんかこの前あの、半球メンズ館ってあるじゃないですか。
遊楽町?
遊楽町にあるんですけど、こっちは大阪なんで、大阪なんすよね、半球って。
本場だ。
本場の半球メンズ館に一回行ってみたんですよ。
うん。
で、あのもうわかりやすくあの2階は超ハイブランドで、なんですか、そういうのがセリーヌとか入ってて、
で、ちょっと上の階の方行くと、もっと少しずつカジュアルになっていくみたいな感じで、
で、上の階の方はなんかどのブランド見ても全部同じやなって感じするんですよ。
そう。
だからなんかミドルゾーンみたいな、わかんない3万円とか5万円とか出したら買えるみたいな。
服屋さんってなんかもう、え、これどういうのが違うみたいな、わかんなくって。
で、そのハイブランドの方はロゴボーンとか、ひょうがらズゴーンとか、
あの、こう、なんていうんですかね、もう主張がうるさいみたいな。
そうね。
そんな感じになってて、多分それ今ヒカルさんが言ってた、潮流を組んでんだろうなって。
そうだと思いますね。
最近は完全にそういうなんかもう、ブランド目当てで買う人にも買わせるっていう、
一種そのファッション逆回帰する、バカにするっていう運動がなんか流行ってるように見えますね。
なるほど。
いや、面白い。
まあ、全部EBPOじゃないですね。
まあ、あの全くEBPOじゃないですね。
このポッドキャスト全部EBPOかどうかで締めるっていう。
だいたいEBPOじゃないです、俺らの話。
ほんとだね。
だいたい。
でもなんか一応ね、この前、体験したこととかから始まるはずなんだけど、
話してるうちに全くもっと抽象度が上がってしまう。
そうですね。
これのスタートなんでしたっけ?
あの、ラップの曲、音楽について、歌詞についてですね。
そうだ、歌詞に没入できるかどうか問題ですね。
ですです。はい。
じゃあ皆さん、おすすめの音楽お待ちしてます。
あ、あとそうだ。あの、あれですね。
あの、質問フォームなんでしたっけ?
フォームがありましたよね。
はい。
なんかあれ開いてるけど、こう、あまりこう上がってこないっていうのは
マチュラが悲しんでたので、ぜひください。
確かに。
意外とコミュニティは僕ら話すネタないなと思ってるんで。
うん。この特掛かりがね、たくさん欲しいですよね。
はい、お待ちしてます。
はい、それでは。
お待ちしてます。
はい、ヤモディが途中言ってたラップの全文は概要欄に貼っているので、よかったら見てください。
また、フリーアジェンダではお便りを随時募集しております。
概要欄のリンクからぜひコメントいただけると嬉しいです。
それではまた次回。バイバイ。
17:53

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