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群馬県のニュースをお伝えします。（１）「金銭に不幸を招く菌が付いている」と、女性を騙し、金品を騙し取ったとして、男が逮捕されました。
「不幸を招く菌が付いている」などと言って、女性を不安にさせ金品を騙し取ったとして、県警と高崎北署は29日、詐欺と窃盗の疑いで、伊勢崎市連取町の自称カウンセリング業、田代昌幸容疑者（40）を再逮捕しました。
警察によりますと、昨年5月上旬。県内の20代女性に「持っている金銭に菌が付いていて身内が病気になる人がいる。除菌しなければならない。現金が必要なときはその分を返す。」と嘘を言い、吉岡町のコンビニ駐車場で女性名義のキャッシュカード1枚を騙し取った上、カードを使い現金169万円を盗んだ疑いです。
田代容疑者は、昨年12月9日に傷害と強要の容疑で逮捕されていました。他にも多数の被害者がいるとみられ、被害総額は数億円になる可能性があるとしています。（２）29日の県内、北部で冷え込み、降雪となりました。
冬方の気圧配置が強まり、上空に寒気が流れ込んだ影響で、県内は29日、北部で冷え込み、雪が降りました。
毎晩、地方気象台によりますと、29日午後5時までの24時間降雪表は、水上の藤原で10センチ、水上で5センチ、草津で3センチとなりました。
気象台によると、31日にかけて雪が降る見込みで、気象台が交通障害や路面の凍結、なだれへの注意を呼び掛けています。
（３）年末年始期間中の県内、山岳遭難は2件だったことが分かりました。
年末年始に県内で発生した山岳遭難件数は、前の年の同じ期に比べ1件増え2件となり、遭難者数は4人増え5人だったことが29日、警察庁のまとめで分かりました。
発生場所はいずれも谷川連峰で、怪我人はいなかったということです。
全国で同じ期に発生した山岳遭難件数は22件増え52件、遭難者数は35人増え67人で、いずれも統計が残る2003年以降最多となりました。
県警によると、県内では29日に50代男性が登山道を間違え、31日には20から30代男性4人が吹雪で動けなくなりました。
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いずれも当事者が通報し、県警に救助されました。
（４）「伊香保・国スポ」が閉幕となりました。
第79回国民スポーツ大会冬季大会のスピードスケート競技「伊香保・国スポ2025」は29日、4日間の熱戦を終えて閉幕しました。
最終日は、渋川市の高崎健康福祉大学伊香保リンクで12種目の決勝が行われ、県勢は青年男子5000mと少年男子2000mリレーでの優勝を含め、合わせて9種目で入賞を果たしました。
（５）企業版ふるさと納税、県と群銀が東京で初のマッチング会を開きます。
企業版ふるさと納税の受入増加に向け、県と群銀などは2月7日、東京都で企業と自治体のマッチング会を開きます。
全国の自治体受入額は、2023年には469億9900万円となり、2018年には34億7500万円と急増しています。
企業版ふるさと納税は、自治体に寄付した企業の税負担を軽くする制度で、現在は特例として寄付額の最大9割が軽減されます。
本社がある都道府県以外なら、支店や事務所があっても寄付ができ、これまでは県庁でオンラインと組み合わせ、2回開いてきましたが、
さらに多くの企業に寄付をしてもらうと、交通アクセスの良い都内で会場を開くとしています。
以上、県内のニュースをお伝えしました。