大雪による事故と入試倍率
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)群馬県内では、5日大雪が降り、前橋で9センチが観測されました。
本州南岸を進む低気圧の影響で、県内は5日、広い範囲で雪が降り、前橋では午後8時時点で9センチの積雪が観測されました。
各消防によると、前橋・伊勢崎両市では、雪の影響で男女4人が転倒し、けがをしたほか、交通事故なども相次ぎました。
前橋消防局によりますと、5日夜、指導で路線バスとトラックが衝突する事故があり、3人が救急搬送されました。
雪が影響した可能性もあるとしています。 気象台によると、8時点での積雪は、
みなかみ町の藤原で82センチ、草津では68センチなどを記録しました。
（2）公立高校の入試倍率は1倍となりました。
県内公立高校2024年度入学者選抜で、県教育委員会は5日、全64校の志願状況を発表しました。
今回から従来の前期選抜と後期選抜を一本化し、一度の試験で選考を行います。
志願者数は11,745人で、募集人員に対する志願倍率は1.0倍となりました。
学校別倍率では、桐生高校が1.32倍と最も高く、桐生商業が1.27倍、
前橋商業と高崎が1.25倍などの順に続いています。
学力検査を含む本検査は21、22の両日で、合格発表は3月5日を予定しています。
文化・スポーツ功労表彰と郵便局強盗事件
（3）伊勢崎市の文化・スポーツ功労表彰式が5日を行いました。
本年度、伊勢崎市文化・スポーツ功労表彰式が5日、市役所で開かれました。
地域文化やスポーツの振興に顕著な功績があったとして、5団体個人に表彰状を送りました。
（4）「爆発物」を持っていると郵便局員を脅し、強盗した男を起訴しました。
郵便局員を爆発物のようなもので脅し、現金を奪い取ったとして、前橋県は5日、強盗の罪で前橋の無職、
土橋洋二容疑者55歳を前橋地裁に起訴しました。
起訴状によると、1月15日、前橋田口町の前橋田口郵便局で、局員らに対し、爆発物のようなものと包丁2本を見せ、
「これ爆弾だよ」「この中に30万円入れて」などと脅し、現金30万円を奪ったとされています。
（5）去年5月、水上町の利根川でラフティングボートが転覆し、19歳大学生が死亡した事故で、警察は当時、転覆したボートに乗りガイドを務めていた
ツアー運営会社の従業員を業務上過失致死の疑いで、書類掃棄にしました。
去年5月、みなかみ町小日向の利根川で7人が乗っていたラフティングボートが転覆し、
このうち6人は別のボートに救助されなどし無事でしたが、埼玉県伊奈町の大学生、本田圭介さん(19歳)の行方が分からなくなり、その後、死亡が確認されました。
警察は事故の状況などを調べてきましたが、当時、このボートに乗りガイドを務めていたツアー運営会社の20代従業員が、
転覆する事故を起こし、大学生を死亡させたとして業務上過失致死の疑いで、今月1日付けて書類送検しました。
（6）前橋市役所で小川晶氏に当選証書が贈られました。
4日に投開票された前橋市長選は、新人の元県議、小川晶氏(41歳)が初当選し、初の女性市長誕生が決まりました。
5日、市役所で当選証書付与式が行われ、小川氏が当選証書を受け取りました。
小川氏は記者会見で、市の新年度予算案について、人件費や公熱費など市政運営に必要最小限の項目を盛り込んだ暫定案を編成する考えを示しました。
4月以降、子育て支援の拡充など公約に掲げた政策を反映した予算案を改めて、市議会に提案する方針です。
以上、県内ニュースをお伝えしました。