明日のファクトリーオートメーションにようこそ、メインパーソナリティの高橋です。
というわけで、今日はクリスさんいなくて、ゲスト会なんですけども、
普段、私、高橋のほうがドイツのSPSに行ったりだとか、ドイツのハローファミス行ったりだとか、
最近だと中国のシンセンの展示会に行ったりだとか、そういうときにいろいろフラッと海外にエンジョイで、
フラッと海外展示会に行ってしまう勢なんですけど、
今日はゲストで、高須さんという方に来ていただいて、
スイッチサイエンスの高須さんという方に来ていただいて、
海外の展示会であったりとか、ほとんどは海外のいろんなイベントに参加されているというところで、
海外エンジョイという展示会勢として、どういう海外の取り組みがあるのかと、
今日はその中で面白そうな展示会の紹介をしていただきたいなというふうに思っています。
高須さん、よろしくお願いします。
高須 よろしくお願いします。
スイッチサイエンスの高須です。
いつも僕は中国の深圳に住んでいるので、今日も深圳からオンラインにしています。
高須 はい、よろしくお願いします。
そうですね、ちょっとまず自己紹介いただいてもいいですか。
スイッチサイエンスでは日本で一番たくさんアルディーノとかラズベリーパイとか、
そういう開発ツールや開発ボードを打ちている会社で、
僕はその中で事業開発という仕事で、ずっと中国の深圳に、
もう6年か7年住んでいます。
ちょうど2018年から深圳に住んでるんですけど、それぐらいの時期が深圳から、
それまでの深圳は安いだけのものが多くて、
外国で売ってるものとあんまり変わらないけど、こっちの方が安いですよ、みたいなものが多くて、
スイッチサイエンスで売る製品でも、そんなに中国製深圳製は多くなかったんですね。
もちろんSEEDスタジオみたいな有名な会社はあったんだけど、
その頃のSEEDの製品も他の国にもあるよねっていうものが多くて、
まあでも他より安いから、深圳は深圳でいいところだよね、みたいな感じだったりはしました。
2018年から何しろ、今一番有名なのがM5スタックですよね。
スイッチサイエンスの売り上げの3分の1は今M5スタックなので、
M5スタックだし、あとこの2年ぐらいだと、
人型ロボットやヒューマノイドを作る会社が増えてきたから、DDやQDDモーターとか、
あといろんな形のライダーですね。
中国から、なかなか他の国だとそもそもそういう製品ないよっていう製品がわらわら出てくるようになって、
それで深圳で事業開発、新しい会社を見つけて、そこと日本との間でディストリビューション契約を結んだり、
場合によっては僕らからちょっと投資をしたり、
あとそもそもそのまんまでは日本で売れないよっていう製品も多いので、
それは日本で売るためにどういう工夫をすればいいですかねとか、
じゃあ一緒になってイベント出展しましょうよとか、
そういうところまで含めてやっていくのがお仕事です。
それを始めて3年ぐらい、2020年とかそれぐらいになったあたりから、
中国のスタートアップ、特にハードウェア関係でかつ研究開発関係だと、
こんなにたくさん見てる人あんまりいないですよぐらいたくさん見てる人になったので、
それで現地のベンチャーキャピタルから声をかけられて、
今はそのベンチャーキャピタルのパートナーもやってます。
ベンチャーキャピタルのほうもスイッチサイエンスのほうも、
あんまり有名じゃないけど意味がありそうな会社を見つけて、
どうやって大きくしていくかを検討していくみたいなことはよく似てて、
それがラズベリーパイみたいなものとか、
いまからミキサックみたいなものだとそのままスイッチサイエンスの本業になるし、
ベンチャーキャピタルのほうで一番有名な会社は、
日本でスカイラークグループでご飯を運んでるブルー、
猫の耳つけて配送をやってるあの会社とか、
あと今年から北海道で実証実験が始まった、
ルンバみたいな感じで屋外で屋外でずっと自動で雪かきをしてくれる会社の名前がヤーボとか、
そういうスイッチサイエンスで売るにはちょっと違うよなっていうタイプで、
でもやってることは本当にロボットだから近いですし、
僕がやり取りしてるライダーの会社なんかはスイッチサイエンスで物として売ってて、
それはそれとしてヤーボやブルーにユニットとして入っているとか、
そういう両面で付き合っているような会社もあります。
それこそFSDでもおなじみそうな会社だと、
最近日本で結構盛んに見るようになったオルブベックですね。
マイクロソフトから技術提供を受けて、
Kinect 3Dカメラシリーズは今もうオルベックでしか作ってなくて、
それとインテルとはもう思いっきり商売過激で、
リアルセンスと同じような目的で新しく作ったから、
設計が新しい分だけいろいろ都合が良いと。
でも新興だからまだコミュニティーはそんなに良くないけど、
でもハードウェアのスペックだけだったら全然勝ってるぞみたいな、
Geminiシリーズとか、
あと3Dスキャナーみたいなことをやるのに得意な
ストラクチャードライトの形式になっている、
別のタイプの3Dカメラの、
フェムトがマイクロソフトで、
GeminiシリーズがIRカメラで、
もう1個別にアストロだ、
アストロっていうストラクチャードライトのカメラがあるんですけど、
いずれにせよ1個の会社で3種類の別々の3Dカメラ作ってて、
これもすごいよく売れていたり、
そういう新しい会社を見つけて一緒にどうやって
商売をしようかなっていうのを考えるのが本業ですね。
なるほど、すごい。
波乱万丈というとあれですけど、
高須さんがやられてきた仕事がしっかりと形になっていっているようなことを
すごく感じて、本当にいいなと思いました。
お仕事楽しいですね。
月曜から金曜までいつも大体違うことをやってますね。
羨ましいですね。
僕も一エンジニアとして、
常に新しいこと触れていたいなと思いながらも、
やっぱりなかなかできていないところもあるので、
それはすごく羨ましい。
羨ましいというよりは、
一つ目指すべき方向だなというふうに感じます。
Microsoftとかそういうところはそこには載せないからっていう。
パソコンっていうよりは組み込み機器に入るOSぐらいまでが
ターゲットって感じですかね。
そうです。UbuntuもたぶんロボットのOSとかやりたいに決まってるし、
あとルーター作ってる会社とかルーターの裏側にいる会社も
すごいいっぱいいるんですよね。
そういう会社ってすごい切却したLinux入れるじゃないですか。
そうですね。
それだと毎年100万円ぐらい払って、Ubuntuの高いカスタマーサポートが
いっぱいいるはずで、そういうのの営業とかもしてたりします。
なるほど。
あとアナログのマイコンもそれなりに多かったですね。
なるほど。確かに。
やっぱり最近非常に高性能なマイコンっていっぱい出てますけど、
やっぱりまだまだローエンドのマイコンってすごく重要があるんで、
やっぱりそこもまだまだでかい展示会の中では一つ、
一大ブースみたいな感じになってるんですかね。
そこはもうちっちゃめな感じですかね。
結構そこで言うと、あんまり僕らのカテゴリー、
日本で見てるカテゴリーに入らないタイプの展示会だなというのを持っていて、
今それこそSTマイクロが積んでる組み込み用のマイコンでも
普通に600MHzぐらいで動いた上にNPU積んだりしてるじゃないですか。
あとESP32も早いやつだと、普通にM5に乗っかってるようなやつでも
ESP32 S3ぐらいだとローカルでよろが動いて、それで顔認識ぐらいまではできるので。
しかも40nmとか90nmぐらいな最新ではないプロセスで作っているICだとしても、
そこにはMUAの法則は働いてて、10年前と同じキップが売れてるわけではないんですよね。
値段は10年前と変わってないかもしれないんだけど、
性能は普通に100倍ぐらいになってて。
そうするとAIを使って通信をいい感じでノルディックが何とかしてますとか、
そういう意味では最新A組み込みっていうギャンルが
そもそも世の中にあるんだなっていうのが結構びっくりするポイントではありました。
確かに。
技術的には全然借りてなくて、出してるほうからしてみると最新技術を派手に発表しまくりたいんですよ。
最新技術を派手に発表したいし、エンジニアをそのためにバンバン寄せたいみたいな部分で、
いる人たちはガキ現場のエンジニアみたいな人がすごく多くて、
そういう人たちがゼファ10年とかでTシャツ着てて。
ゼファ10年はすごいですね。
ゼファコミュニティ10年らしいんですよ。
そうですね。ほぼそうくらいしかないと思って。
ゼファがブースに出してるんですよ。
ゼファがブースに出してて、ゼファブースに行くと、
ゼファ委員会本体の人もいるんだけど、その中にはゼファ使ってこれ作ってますっていう組み込み屋さんがずらずらずらと並んでて。
で、うちの会社入ればもっと気持ちよくゼファ書けるぞとか。
なるほど。
ちなみに日本の展示会とは雰囲気違うんですか?
僕逆にあんまりそんなに日本の展示会行ってない、メーカーフェア以外だとよく分かってなかったりするんですけど、
どのブースにも基本広報の人が立って、ちょっといるかもしれないけど、
広報の人しか立ってないブース、本当に人気がなくて、
エンジニアがガキガキ立ってるブースしか人気がないみたいなのは1個特徴だなと思いました。
完全にメーカーフェア感ありますね。
メーカーフェア感ありますよ、メーカーフェア感あります。
ただ、やってることが思いっきりインダストリアルで。
だから、その意味ではスーツ着てる人もいるし、
夕方5時くらいになるとワイン出してみんなでワイン飲んでるみたいなブースもあるんですよ。
そういうところの、ヨーロッパビジネスっぽいところと、
でも全然広報の人いない、いる人みんなエンジニアみたいな、
むき出しの現場感みたいなのが両方とも並び立っているのは、
なかなかないタイプのイベントなんじゃないかなとは思います。
なるほど。
僕一回リクハローファーメスも行ったんですけど、
ハローファーメスだともう少し何ていうんだろう、
ソリューションとかが前に立って、
エンジニアの人がブースに立っているのはいなくはないんだけど、
主役ではない気がするんですよ。
どっちかというとPMって感じですよね。
そうですね。プロジェクトマネージメントとか、
最新情報をトレンドとして知るみたいなほうが大事だと思うんですけど、
エンベテッドワールドはもう少し本当に、
エンジニア&エンジニアみたいなイベントなんだなと思いました。
でも確かに、やっぱり上流から下流っていうと、
言い方が正しくないかもしれませんけど、
やっぱりデバイス、上のソリューションからデバイスに
だんだん上から落としていくと思うんですけど、
やっぱり下にくればくるほど、
性能とか何ができるかとか、
そっちが結構支配的になってくると思うので、
そうなってくるとやっぱりエンジニアのほうが、
営業面も含めて話しやすいんだろうなっていうのは
個人的にも思いますね。
僕はやっぱりFAなんで、
もう少し大きめのサーボモーターとかはまだ小さいところですけど、
その上のロボットだとか装置とかになると、
やっぱりその、
なんていうんですかね、
この製品はどういう意味があるんだとか、
そっちのほうが主流になってくるので、
それと比べると今聞いてる話だと楽しそうだなって思いました。
その意味が、
ものみゆさん的には来る価値がすごい高いイベントだと思います。
ラズベリーパイブースとか本当に面白かったです。
ラズベリーパイブース年々倍々ぐらいに大きくなってるんですけど、
今年はさらに大きくなって、
ラズベリーパイは大きいブースの中の極一部だけで、
一応社長以下何人もいるんですけど、
ラズベリーパイブースの8割ぐらいはラズベリーパイがプロデュースした
日本だと産総研があるので基本的に国が標準系を作るじゃないですか
だからものづくり白書みたいなのを基本国が作るし
工場セキュリティ標準化みたいなのも基本的に
経産省とかが出すじゃないですか
ヨーロッパだとヨーロッパ全体の産総研みたいなのがないから
リナックスファウンデーションとかの中に文化会作って
そこが標準出すんですよね
そこが例えばFAスタディの皆さんの仕事に近いようなやつだと
リナックスオートモーティブファウンデーションとか
ソフトウェアディハインドビークルファウンデーションとか
その手のやつが
日本だと多分国プロでやるか
または大企業コンストローシアムでやるかのどっちかになる気が
するし企業同士のコンストローシアムを一気に立ち上げると
各社綱引きが始まるからあんまり流行に動かない
みたいなことになりがちなのがあるかなと
ヨーロッパはその辺
そこで多分オープンソース大団がいい感じで動いてるんですね
オートモーティブリナックスファウンデーションなんかは
スポンサーを見るとベンツ
ルノアンナーみたいな感じで並べて
みんな組み込みリナックスのオートモーティブ版を使います
だからテストとかはそこでやりましょう
あともう一個は何だっけな
LSEDAかな
リナックスインダストリアルなんとかかんとかっていう団体があって
そこもそれこそボッシュとかシーメンスとかゴールドスポンサーで並んでて
そこは結構たくさんお金を集めてて
リナックスでどういう負荷を出すとどんな風になるかみたいな
リアルタイム性の検証とかやってるんですよ
あとそこが認可を出した
FAで必ず使うモジュールみたいなのもオープンソースで公開した後
その大団で一回検証したから外に向かって出すとか
それをFA機器に入れる場合
このディストリビューションのこのやつとこれとこれを使ってください
みたいなのを自分たちで配るみたいなことをやっていて
あれはワークしそうだなと思いました
何でそれが整理するんですかね
やっぱりさっき高須さんに言われた通り日本だと
大企業コンソーシアムが非常に多いじゃないですか
企画権を作るときってこれFAなんか特に多いんですけど
結局その中で綱引きというか
基本的には大企業コンソーシアムっていうのは立ち上げた人が
すごい権力を持ってて結局そこの
同業で集まると
そこの立ち上げた人たちが強くなりすぎると
それはちょっと面白くないよねみたいな感じになってくるのが
やっぱりよくある話なんですけど
何でそれが発生してはいるんでしょうけどな
何でうまくいくのかなっていうのは結構やっぱ不思議ではありますね
そうですね
やってる人とやってることを見るとうまくいきそうだなっていう感じがするんですけど
でもじゃあ日本であれやってうまくいくかって言われると
なかなかなみたいなそれはなんかいろんな原因があるとは思っています
いろんな原因っていうのは
たぶん会社のほうでもLinux財団とかと付き合うことが
そんなに上手かどうかというと微妙な感じがするし