言葉が現実を作る
こんにちは、えりむすです。この番組では、自分らしく幸せに生きるための学びについて発信しています。
さて、以前の放送で、言葉が現実を作るのであって、現実があって言葉が作られているわけじゃないから、それが大事なポイントだよ、とある心理師の先生に言われて、
そのことについて考えてみたっていう考察会を出したことがあって、ちょっと概要欄にリンクを貼っておくんですが、
その先生と先日お会いする機会があって、自分なりにこういうふうに考えましたっていうのを先生に伝えてみたんですね。
自分は放送の中でお伝えしたんですけど、思考とか認知に言葉がどの影響を与えていたりとかしていて、
自分の言葉で作り出した世界が真実であるかのように思っちゃうから、いろんな視点を持って考えていくことが大事。
視野が狭くならないようにみたいな、そういうことで先生がお話しされたんじゃないかっていうふうに解釈したんですけど、どうですかっていうふうに聞いたんです。
したら全然違ってて、全然違ってました。
先生は言葉が現実になっていくっていうことの大切さについて伝えたかったそうなんですね。
自分の中で処理できていない出来事とかを言語化して言葉にすることで、その物事と距離を取ることができる。
そういう言語化して物語になる。
自分の中でストーリーになると人生の一つとして組み込むことができるから、距離が取れるんだよって教えてくれたんですね。
位置付けしたりとか対照化することで距離を取ることができるから、その物事に対して少し離れて眺めることができる。
例えば、わかりやすい言葉で言うとトラウマとか、トラウマじゃなくてもいいんですけど、自分の中ですごく嫌だった体験とかを思い出すのって、
フラッシュバックとかって映像で思い起こされたりする。
だから言葉になってない、よくわからないモヤモヤっていうところだから、そういうフラッシュバックが起きたりする。
言葉にして眺めることができることで、その体験に対してのインパクトを減らすことができたりするし、
あの出来事はこういうことだったんだなって言葉にして解釈することが可能になると、
そのモヤモヤしてよくわからなくて苦しいっていうことから離れることができると。
だから先生が最初に言われてた、言葉が現実を作るのが大事っていうのはそういうことなんだよっていうふうに教えてくださったんですね。
言語化の重要性
カウンセリングの中でも、それってこういうことだったんじゃないかとか、そういう意味があったんじゃないかとか、
位置付けとか対照化するっていうことをやり取りをすることもあるんですね。
だからそういうことができる場としての価値っていうのもあるんですよっていうふうに教えていただいて、
おーっと思いました。このおーって気持ちは誰か言語化してほしいですが。
でも自分自身もこれまで自分が生きていった中で感じた物事だったりとか、
これはどういうことだったんだろうって思ってるものとかが言語化されたときってすごく、
なんというか、カタルシスを得るというかですね。
麩に落ちると、あーなんか良かったなーって思った経験っていうのは自分自身もあるので、
まあそういうことなんだなーっていうふうに思いました。
というわけで今回は、言葉が現実を作るということの大切さについて先生に改めて教えてもらったというお話でした。
この先生は私の心理師の先輩というかですね、スーパーバイザーと呼ばれる方ですごくキャリアのある心理師さんで、
自分の取り組みとかを見てアドバイスしてくださったりフィードバックしてもらっているっていう先生なんですけど、
ごめんね、僕の説明の仕方が悪かったね、みたいな感じで返してくださって、この質問をね。
なんか優しいなと思ってありがとうございます。私のただの解釈ミスだったんですけど、
でも自分なりにもいろいろ考察できて、スタイフでも共有させてもらって、
言語相対性仮説とか言語学についてそんなに深掘りすることって普段ないので、
自分自身が新たな学びとかがいろいろあって、とてもいい機会になったなという出来事でした。
それではまた次回の放送でお会いしましょう。
エリムスでした。