ネットビジネス、自己破産、心臓病、そして10回以上の転職。人生の節目節目で、私は何度も駅前の小さな証明写真ボックスのカーテンを閉めてきました。「絶対に受からなければ」と背筋を伸ばした瞬間、機械音声が「肩の力を抜いて、自然な表情で。3、2、1……」とカウントダウンを始めると、なぜか肩がぐっとすくみ、首の後ろがカチカチに固まってしまう。出来上がった写真はいつも、能面のように引きつった顔でした。この「良く見せようとするほど固まってしまう身体」こそ、FXで「絶対に負けられない」とチャートに張り付き、不自然な判断を繰り返してしまうトレーダーの姿と、驚くほど同じ構造をしています。
「ヤーキーズ・ドットソンの法則」「自己呈示理論」「皮肉なプロセス理論」「身体化認知」が教える、なぜ人は気合を入れるほど本来の力を発揮できなくなるのかという理由と、証明写真ボックスのカーテンを開けるようにチャートの前の力みをスッと抜く実践的な知恵を、10回以上の転職と1500万円の喪失を経験した59歳投資家メンタルナビゲーターのふくおが、妻の温かな一言とともにお話しします。
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