「自分は日本人だから、毎日使っている円のことは他の国の人よりよく分かっている。だからドル円の方が勝ちやすいはずだ」――この「慣れ親しんでいる」という感覚こそが、脳に仕掛けられた最大の罠です。ドル円が147円台まで急騰した時、「日本の技術力は世界一なのになぜこんなに円が売られるんだ。そろそろ円高に戻るはずだ」と確信し、「日本を信じる」という気持ちから普段の3倍のロットで売り(ショート)に出た青山さん。しかし相場は非情にも147円、148円、149円と上昇を続け、証拠金の大部分を失ってしまいました。実は「ドル円」とは、円の強さではなく「アメリカ製スマートフォンの値段」のようなもの。現在157円を超えているのも、日本の状況というよりアメリカの金利政策の結果に過ぎず、その金利差はなんと4.5%にもなります。分析の順番を「アメリカ→日本」と真逆にするだけで成績が好転した青山さんの実話とともに、58歳投資家メンタルナビゲーターのふくおが、「愛国の罠」から抜け出し、日本人だからこそ持っている3つの強みについてコンパクトにお話しします。
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