食べ放題のバイキングで「せっかくなら一番高いローストビーフをたくさん食べなきゃ損だ」「デザートも全種類制覇したい」と迷っているうちに、結局冷めたポテトや乾いた唐揚げばかりが残ってしまう。先日、妻と行った回転寿司でも、流れてきたつやつやの中トロを「もっと脂の乗った大きいのが来るかも」と見送り続けた結果、我慢の限界でカピカピになった穴子軍艦を手に取って猛烈に後悔しました。帰り道、妻から「昔はそんなに欲張りじゃなかったのに」と言われた瞬間、FXで負け続けている人の心理はまさにこれだと気づいたんです。「95点でも、なぜ100点じゃないの?」と言われて育った私たちの完璧主義と、原始時代から刻み込まれた「資源を最大化しなければ死ぬ」という脳の本能が、現代のFXでは「利益の最大化」への危険な執着として現れます。今回は、その執着がプロスペクト理論によってどう暴走するのか、そして「頭と尻尾はくれてやれ」という格言と、感情をシステムで抑える「3分割利確法」の具体的な使い方について、59歳投資家メンタルナビゲーターのふくおがやさしくお話しします。
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