「なんで正面から堂々と戦わないの?なんか逃げてばっかりじゃん」――Amazonプライムでジャッキー・チェンの映画を観ていた時、妻がぽつりと言ったその一言が、損切りできずに苦しんでいるトレーダーの姿と重なって見えました。59歳になった今だからこそ分かる、「勝とうとしているんじゃなくて、生き残ろうとしているんだ」という本当の強さ。公営住宅に越した頃、100円を落としただけで妻と「もやし2袋買えたのに」としばらく落ち込んでいたあの感覚と、プロスペクト理論が証明する「損失の痛みは利益の喜びの2倍」という脳の仕組み。1500万円を失った時、損切りボタンを押そうとするたびに手が震えて心臓がバクバクしていたのは、脳が「それを押したら死ぬぞ」と勘違いして叫んでいたからでした。ジャッキー映画の師匠の言葉「生き残ってさえいればチャンスはある」と「攻撃と同時に反撃に備えろ」が教える、負けの配分をコントロールする発想と、感情日記・ラーメン屋さんの必要経費というたとえまで。59歳投資家メンタルナビゲーターのふくおが、みっともなくてもいいから生き残るための戦略をやさしくお話しします。
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