SNS利用禁止の世界的潮流と背景
みなさん、こんにちは。教育カフェテラスへようこそ。水野太一です。
高橋さやかです。今日は、SNSの利用に関するかなり気になるテーマですね。
今回は、東洋経済オンラインの鈴木智子さんの記事10大SNS利用禁止続々、
オーストラリア、インドネシア、おもとにしています。掲載日は、2026年3月16日です。
最近話題ですよね。オーストラリアとかインドネシアでは、16歳未満がSNSを使えなくなるんですよね。
そうなんです。インスタグラムやTikTok、Xなどが対象で、アカウントの作成が禁止されたり、既存アカウントが停止されたりするんです。
えっ、そんなに厳しいんですか。でも、どうしてそんな法律ができたんですか?
背景には、SNSを介したトラブルが絶えないという現実があります。
保護者が全部を管理するのは難しいので、事業者責任に移そうという動きなんです。
つまり、親がちゃんと見ておいてねえんじゃなくて、企業が守る義務を持ちなさいってことですね。
そういうことです。オーストラリアでは特に、守らなかった企業に罰金まで課せられます。
子どもたちの反応と日本のアプローチ
すごい。でも、子どもたちは反達していませんか?SNSって友達とつながる場所でもありますよね。
いい質問ですね。実際、インドネシアなどでは不満の声も出ているようです。
海外の友人の投稿を見られなかったり、相談の場がなくなったと感じている子も多いそうです。
それは辛いかも。では、日本はどうなんですか?同じように禁止になる流れなんですか?
日本では今のところ、禁止までは言っていません。ただ、メタが、金アカウントという新しい仕組みを導入して、安全に利用できるよう取り組んでいます。
金アカウント、どんなものですか?
13歳から17歳のアカウントに自動的に適用される設定です。具体的には、非公開設定やDM制限、不適切な投稿のフィルタリング、それから夜はスリープモードにする機能などがあります。
え、夜はSNSを休ませてくれるんですね。なんか健康的です。
そうですね。しかも、ヌード画像が送られてきた場合は自動的にぼかしてくれるようになっています。
それは安心ですね。でも、子供たちは設定を勝手に変えたりできないんですか?
基本的には保護者の承認が必要です。デアレンタルコントロールという機能で、親のアカウントと紐づけて使うんです。
じゃあ、親子でルールを作る感じなんですね。
その通りです。しかも、最近の10代は非公開アカウントで使うのが当たり前なので、あまり傾向もないようです。
今の子たちは、リアルな友達と繋がるためにSNSを使う傾向が強いですもんね。
そうですね。メタの担当者も、アクセスを制限するより、安全な環境で学び成長できる機会を作ることが大切と話していました。
一律禁止への懸念と教育的アプローチ
なるほど。でも、オーストラリアでは一律禁止に対して反対もあるんですよね。
はい。現地の教育団体CEOのルーシー・トーマスさんが、一律に制限すると、18歳で突然大人のSNS世界に放り出されてしまうと懸念しています。
それは確かに、急に自由になると危険を判断できないかもしれませんね。
そのため彼女は、アクセス禁止よりも対話と信頼関係の方が大事と話していました。
なんか教育にも通じますね。禁止じゃなくて理解させるっていう。
まさにそれです。日本の藤川大輔教授も、青少年インターネット環境整備法に基づいて、教育とフィルタリングの両面から整備してきたとおっしゃっていました。
日本のSNSいじめ問題と学校の役割
日本ではSNSのいじめ問題の方が深刻なんですよね。
そうです。SNSで知らない人に攻撃されるよりも、学校内の人間関係で起きるトラブルの方が多いと言われています。
なるほど。じゃあ日本では禁止よりも教育が鍵になりそうですね。
そう思います。藤川教授も、中学1年生くらいが最もトラブルが起きやすいと話していて、家庭や学校で話し合うことが大切だと強調していました。
保護者もダメって怒るより、一緒にルールを作ることが求められているんですね。
そうですね。そして、学校も情報モラル教育やネットいじめ対策をきちんと行う必要があります。
先生方も大変ですね。家庭で起きたことでも学校が対応しなきゃいけないこともあるんですよね。
そうなんです。今の法律では、学校外で起きたネットいじめも学校が対応すべきとされています。その点は改善の余地がありますね。
確かに、子どもの生活とネットが切り離せない今こそ、社会全体で考える必要がありますね。
SNSとの賢い付き合い方を考える
そう思います。一律禁止よりも、今ある仕組みを生かして柔軟に対応することが現実的でしょうね。
今日の話で、SNSを禁止するかどうかじゃなくて、どう付き合うかを考えることが大事だとわかりました。
まさにその通りです。SNSはもう生活の一部ですから、上手に使える力を育てていきたいですね。
リスナーの皆さんも、春休みに家族でスマホやSNSのルールを話し合ってみてくださいね。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございました。次回も教育にまつわる新しい話題をお届けします。
それではまた次回の教育カフェテラスでお会いしましょう。