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授業準備が間に合わなかった日に先生が気づいた待つことの力
2026-06-05 04:35

授業準備が間に合わなかった日に先生が気づいた待つことの力

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横浜市立岡津小学校の河野美樹教諭が授業準備が間に合わなかった体験から学んだことを紹介します。教師の解説を最小限にしたことで生徒の思考時間が増え、豊かな意見が引き出されました。待つことの大切さと、生徒が主役になる授業づくりについて探ります。

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みなさん、こんにちは。教育カフェテラス、水野太一です。
こんにちは、高橋紗友香です。よろしくお願いします。
この番組は、国内外の教育の最新情報や身近な話題を一緒に深めていく番組です。
今日はどんなテーマですか?
今回は、授業準備が間に合わなかった先生が思いがけない気づきを得た体験談をご紹介します。
え、準備が間に合わなかったですか?それは大変な状況ですね。
5月25日にみんなの教育技術に掲載された記事から、岡津小学校の河野美希教諭のお話です。
小学校の先生の体験談なんですね。どんな状況だったんでしょう?
河野先生は、国語の授業の前日に、どうしても準備が終わりませんでした。
それで当日は、教師の解説をほとんどなくして、一つの問いだけを子どもたちに投げかけました。
一つの問いだけを、ですか?どんな問いだったんでしょう?
筆者が伝えたかったことは何だろう、という、国語の授業の革新部分だけです。
あとは子どもたちに考えさせました。
いつもの授業は、どんな準備をされていたんですか?
普段の河野先生は、作者の経歴や背景知識を調べて、指導書も読み込んで、丁寧に準備をされていたそうです。
それはしっかりした準備ですね。教師として当然の姿勢のように思います。
ところが準備不足の日は、子どもたちが考える時間が大幅に増えました。
そして結果として、ユニークで奥が深い意見がどんどん出てきたというんです。
準備が少ない方が、子どもたちが豊かに考えられた、ということですか?
そうなんです。理由があります。教師が先に解説してしまうと、子どもたちはその答えに向かって考えようとします。
でも答えがない状態で問いを与えると、それぞれが自由に考えられます。
なるほど。教師の解説が子どもたちの思考の枠を決めてしまうことがあるんですね。
河野先生はこの体験から、待つことと心の余裕の大切さに気づかれました。
待つことというのは、具体的にはどういうことでしょう?
授業の中で、子どもが自分で答えを出すまで、教師がじっと待てるかどうかということです。
沈黙が続くと、すいすぐに解説を出してしまう先生は多いと思います。
わかります。シーンとした間が続くと、何かしなければという気持ちになりますよね。
その焦りが実は、子どもたちの思考の機械を奪っているかもしれません。
心の余裕というのはどういう意味でしょうか?
教師自身が結論を急がない姿勢のことです。
この授業でここまで教えなければという焦りがあると、待てなくなります。
余裕があってこそ、子どもたちが答えを導き出すプロセスを大切にできます。
カリキュラムをこなすことに追われていると、子どもが考える時間は後回しになりだちですよね。
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河野先生は今、授業の方針を変えられました。
結論を急がず、生徒自身が答えを見つけるプロセスを重視する授業作りにシフトされたそうです。
準備不足のピンチが大きな転換点になったんですね。
失敗したと思ったことが、実は正解だったという逆転が、この体験談の面白さだと思います。
水野先生も大学で授業をされていますが、学生を待つというのは難しいですか?
正直、難しいです。学生が黙っていると、分かっていないのかなと思ってしまいます。
でも、その沈黙が実は考えている時間だったりします。
待てる教師になるために大切なことはありますか?
授業の目標を何を教えたかから、何を考えさせたかに変えることが大切だと思います。
それから、子どもたちを信頼して、この子たちは自分で考えられるという前提で授業に臨むことも大切です。
今日のお話を聞いて、授業作りの見方が変わった気がします。
丁寧に解説を準備することだけが、いい準備ではないということですよね。
子どもたちが考えるための余白をどう作るか、それも大切な準備の一つです。
皆さんも授業や日常の中で、待つという選択肢を意識してみてください。
今日も聞いてくださってありがとうございます。次回もぜひ、教育カフェテラスを聞いてください。
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