はい、今日も始まりました電波惹句ということで、ゲストが来てくれています。自己紹介をお願いします。
はい、アンビグラム作家のオルドビス紀と申します。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
おお、始まりましたね。
ついに出てもらうことになりました、オルドビス紀さん。
はい、もう全然、畑の外からやってきたような存在なんですけども。
全然、そんな人いろいろ出てもらってるんで。
そうですね。
はい、お気になさらず。
オルドビス紀さんはどういう知り合いかというと、この度、電波惹句のカバーアートというか、ロゴを作っていただいて。
そうなんですよね。
ありがとうございます、本当に。
いえいえいえ、もうご縁ご縁ですよ。
ね、本当にね、本当にそう。
こんな繋がりができるとは、びっくりですよ。
じゃあまずその話で言うと、電波惹句にもちょくちょく出てもらってるしりょくさんと、あといっとっとっとさんもお知り合いなんでしたっけ?
そうですね、はい。
はい、繋がりで、言ったら全然ロゴとかやってくれるんじゃない?みたいなの聞いて、お願いしてみたら、ご快諾いただけたということで。
そうなんですよ。
え、もともとどういう知り合いなんですか?
それがね、まず最初、X、当時はツイッターですね。
で、それぞれお互いになんとなくツイートとかが流れてきてて、お互いに軽く認知してるなという状態だったんですよ。
現代4コマあたりで活動されてる方とアンビグラムで活動されてる。
で、そんな中、ある時ね、突然しりょくさんからDMで、こんにちはしりょくと申します。
で、どういう内容だったか言うとね、なんか面白い人だったので、私しりょくがやっているDiscordサーバーに参加してみませんか?って誘いだったんですよ。
で、自分も面白そうだったし、前からなんとなくツイートとかも流れてきてたんで、面白そうだなと思って、快楽いらしてもらいます、言うて入ったんですよ。
ただね、自分があんまりDiscordを触らないタッチだったので、なかなかそれ以上交流は進んだりはしてなかったんですよね。
なるほどね。
はい、そんな状態でしばらく続いてたんですけど、またね、そこからしばらくした時に、今度はまたしりょくさんから連絡が来まして、
それがね、しりょくさんらが運営しているげんよん通信、ノートのね、アカウントがあると思うんですけども、そこへ何か記事を寄稿してもらえませんか?という。
え、記事?アンビグラムじゃなくて記事ですか?
あ、あの題材は何でもいいのでということだったんで。
へー。
はい、それでね、その時に自分も何か文章を書いてみたいなという気持ちはあったので、
はいはいはい。
分かりました、ちょっと何か書いてみますねということで、文字の山っていうタイトルで、そういうアンビグラムに関する話をお渡ししたっていうのがありましたね。
すごいですね、全然物書きじゃない人に記事書けって、なかなか無茶苦茶言ってきますね。
まあでもね、本当に面白い体験でしたね。
へーすごい。
他のげんよん通信さんに上がっている記事とか見ると本当に色々。
確かにね。
ジャンルというかね、テンションをめちゃくちゃ幅広くやってたので、
まあこんだけいろんな記事が出てるなら、自分の何というか、トッピな記事が入ってる。
そうですね、もっと意味わからんのいっぱいありますからね、げんよん通信。
あれ面白いですね。
なんでまあ、うまいこと言った感じですね。
なるほど、じゃあしるくさんがDMしてきてっていう感じなんですね。
そうなんですよ、主にしるくさんからアクションをこっちに起こしてくださってという感じでしたね。
で、本題というかね、書いてくれたカバーアートの話もしていきたいんですけど、
あれすごいですよね、まずその、自分こういう何か作ってくださいみたいな依頼が初めてで、
すごい緊張してたし、しかもすごい特殊なお題で、
まずアンビグラムを作ってほしいっていうのと、
その文字も指定してて、電波ジャックでアンビグラムを作ってくださいって、
正直無理やろうなと思ってダメ元でお願いしてたんですよね。
こんな対象になるわけないねんからと思って。
なかなかね、自分何てか最初に決められた文字で作るのは。
そうですよね。
先にアンビグラムとは何か。
確かにね、そうですね。
説明しておきましょうか。
お願いします。
はい、アンビグラムとは一言で言いますと、見方を変えても読める文字となります。
一つわかりやすい具体例を挙げますと、
例えばね、アルファベットの小文字のPとDを頭の中に思い浮かべてもらうといいんですけども、
アルファベットのPを上下逆さまに180度回転してみると、
アルファベットの小文字のDのように見えると思うんですよね。
同じ形なのにひっくり返すと違う文字に見える。
これがアンビグラムの基本的なカラフルになるんですけども、
今回この挙げたPとDという例はすごいシンプルな形なんですけど、
これをもっと複雑な、これ逆さまにしても読めへんやろみたいなものに、
うまく他の文字に見えちゃうように形を操作する、なかなか魔術的な活動ですね、アンビグラム制作というのは。
人間すごいですよね。ようこんな思いつくなみたいなのいっぱいありますよね。
そうなんですよ、ほんとに。なかなかテクニックもいろいろあるんでね。
自分はアンビグラムというものの存在を知ってたんですけど、
上下反転させて読み方変えるものぐらいに思ってたんですよね。
でしたら何々型みたいなのがめちゃくちゃあって。
あるんですよ、整備されてるんですよ、そのあたりが。
すごいもう学問家っていうぐらい色々ありますよね。
かなり数学的な側面もあるので、その数学を骨格にして、
どういう対照性を持ってるかっていうのが体系化されていたりはします。
なるほどね。
確かにね、ロジカルに考えなくて無理ですもんね。
気合で、えい!でできるやつじゃないですもんね。
そうなんですよ、えい!でもできちゃうんですよ、やろうと思えば。
それがそのアンビグラムが意外と取っつきやすい点の一つ。
そうなんですね。
でもいざやり込んでいくとなると、その数学的な話が必要になってくる感じですかね。
それでいうと、じゃあ今回の電波ジャックのロゴ以来、正確に言うと文字組を考えてもらったっていう感じなんですよね。
はいはい、そうですね。
で、文字のロゴ、ただの線じゃなくて、サイバーパンクな感じでお願いしますって言ったら、
ちゃんとその感じでやってもらったっていう感じで。
そこにちょっと自分の方で手を加えてカバーアートにしたんで。
これは多分まだオールドウィスキーさんも見てないので、公開されたタイミングでこんなになったのかっていうのはちょっと楽しみにしておいてもらえたらなっていう感じですけど。
そうですね、今からワクワクしてます。
今ももうあれですかね、このロゴとして画面上に出ている状態ですかね。
そうですね、オールドウィスキーさんの回で変えようと思ってるんで、この回から変わっていきます。
あ、でしたら今皆さん見えている状態ですかね。
そうですそうです。
あ、でしたらね、今回のロゴの対象性についても一応説明しておきましょうか。
あ、ぜひ。
はい、今回のデンパジャックロゴは先ほどもちらっと名前が出たアンビグラムの対応の類型で言うと胸像型アンビグラムというものでして。
胸像ってどんな感じで。
鏡の像ですね。
はいはいはい。
で、鏡写しの対象性を持っている図形でして、ちょうどそのロゴの右上から左下に向けてカタカナの能の方向に斜め線を引いていただくと、その斜め線が対称軸になった線対称な図形になってます。
なので、すぐその場で試していただける方法としては、そのロゴの左上にのの字の向きで鏡をね、画面に垂直に立てていただいて、鏡の向こうを覗いていただけると、その向こうにも全く同じデンバジャックのロゴが出来上がっていると思うので。
なるほどね。
はい、そうやって確認していただければいいかなと思います。
これちょっと自分がカバーと作った時のこだわりポイントとして。
はい。
その対象性を分かりやすくするために、右上から左下に線を引いて、色味を反転させたんですよね。
右。
いいですね。
左上で。
なので、より分かりやすくなっているので、ぜひチェックしてみてほしいですね、これ引いてる人には。
わくわく。ありがたいです。
本当に。で、そう、依頼した時に、まず文字組みをしてみますっていう答えを多分くれたと思うんですけど。
そうですね、はい。
考えてくれんねや、みたいな。いや、ちょっとさすがにこの漢字、無理塀なんでごめんなさいって来るかと思ったら、一旦考えてくれるって言ってもらって、できる可能性あんのかと思って。
まずその時点でびっくりしたんですけど。
うんうんうん。そこはね、本当にアンビグラム作家の一番の踏ん張りどころなので。
ね、なんか、難しい方がやる気出ますみたいなこと言ってくれて。
そうか。思えましたね、あれは。
すげえと思って。で、第一案をもらったんですよね。で、その時に、なんかこうしたいとか懸念点とかあったら言ってくださいね、みたいなので。
はい。
で、第一案がうまく反転させるというか、のためにひらがなの電波っていうのが入ってたんですよね。
そうだったそうだった。そうでしたね。
はい。
で、入っててもいいんですけど、なんか一箇所にしかないから、なんかそれに対応するのもあったら嬉しいです、みたいなの多分言って。
電波ジャックの電波だけ、そのひらがなで振りがながついてて、ジャックの方は無かったんですよね。
あ、そうそう。だからジャックにも入ってると嬉しいです、みたいなのを。
そうですね。
言いましたね、そうそうそう。
はい、そうでしたそうでした。
って言ったら、なんかひらがなが消えた。え、できるやん、みたいなやつ返ってきて。
そうそうそう。作ってる中でね、より良い解決策がね、思い浮かんだりするんですよ。
で、そう、すげーと思って、もうこれで決定でお願いします、みたいな感じでね。
うんうんうん。そう、いや無事にいい形に収まりましたね、あれは。
えー、あれ作ってるうちにこれいけんじゃね?みたいなのも出てきたりするもんなんですね。
そうなんですよ。やっぱりね、思い詰めすぎると、自分がすでに書いた下書きに引っ張られすぎると、
はいはいはい。
微妙な出来の中で、こちょこちょ字形、字の形を構成してってなるんですけど、
いっぺんちょっとね、引いてみるんですよね。
はいはいはい。
俯瞰して考えると、いやそもそももうちょっとここをガラッと変えた方が良くなるんちゃうかっていうのに気づけたりして、
その結果より良い形にたどり着けるんですよね。
じゃあちょっとずれるんですけど、ディスコードサーバーにアンビグラム情報局っていうのあるじゃないですか。
はい。
潜入してちらちら見てるんですけど。
そうだったんですね。全然気づかなかった。
全然コメントとかはしてないですよ。ちょっと覗いてるだけで。
で、過読性チェックっていうチャンネルがあって。
はい、ありますね。
で、「いやちょ、正直全然読めんわ。」みたいなやつにもう読めたっていうスタンプが押されてるのが結構あって。
え、これ読めんの?って思ってたんですけど、そういうやっぱアンビグラム脳の人たちが集まってるから、いけるいけるってなってるのかもしれないですね。
それはね、少しあると思いますね。もう皆さんすごい読むのが上手い。
そうなんですよ。
ちょっと謎解きかぐらいの時ありますもんね。
だからこそね、そういうナスビさんのような方が正直に読めなかったやつには読めなかったスタンプを押すなりしてくださいと、
多分ね、そのアンビグラムを作った方にとってもしっかりいいフィードバックになると思うんで。
そうなんや。よかった。
じゃあ今回も電波ジャックも、さっき一番最初に言ったのは平仮名電波の電波だけ読み仮名があるバージョンで、
次に下書き出してもらって、その後、聖書というかね、ロゴっぽく細い線の文字組じゃなくて、文字にフォントっぽくしてもらったんですよね。
そうですね。
で、その後一回ジャックの引き付けるがちょっと読みづらいみたいなことを多分一回言わせてもらったんですよね。
そうですね。そのフィードバックしてくださいまして。
そうそう。
その波の算随とジャックの下の心の部分の字形をそれで少し改善したんでしたっけね。
そうですね。下が心っぽくなって、なんかだいぶ読みやすくなったんですよね。自分の中では。
全然違うと思って。言ってよかったと思って。
そう。まさに言ってくれてよかったんですよ。やっぱりね、そういう一部をちょこっと変えるだけでも一気に読みやすさって変わったりするので。
いや、マジで全然違いました。あ、これは読めるわと思って。
これもアンビグラムの醍醐味の一つですよね。
いや、それで言うとアンビグラムでもあるんですけど、一応アート作品を依頼してるっていうことでもあるじゃないですか。なんかそのイラストとかって。
だから、本当に自分初めてで、どこまで言ってもいいのかなみたいなのすごい気になってて。
で、オールドウィスキーさんが全然言ってもらって大丈夫なんだってすごい言ってくれて、すごい言いやすかったんですよ。あれ本当にありがたかったです。
送るたびに言うてましたね。
うん、そう。あ、すごい本当にだからこっちが言いづらいっていうのも分かった上で気使ってくれてるんやろうなみたいなのを感じてすごいありがたかったです。
やっぱりね、そのフクプーの目でチェックしてもらうっていうのがね、大事なので。
ここに関しては自分としても本当に、こここうしてほしいとかあれば本当に言うてくれ、言うてくれ思いながら。
いや、ほんまに依頼してよかった。
はい、うまいこといきましたね。
ついに公開できるっていうのも本当に早く公開したくて、したくてたまらなかったんですけど。
うずうず。こちらもね、安静してから今回の収録が発表されるまで、死にしときましょう。
そうですね、そうですね。作った人の方が出したいですね、早く。これ作ったぞって。
うずうず。うずうずうずうず。
なんかそのポートフォリオ的なやつにもね、入れてもらえるっていうことで、ぜひぜひっていう感じでこちらから。
そうですね、載せていこうと思います。
あと、アンビグラムの出会いで言うと、実はあれ、ノートのやつ質問したの自分なんですけど。
ああ、はいはいはい。
ここの時に落書きというか、でしたのがきっかけみたいな話でしたっけ?
そうなんですよね。その、じゃあきっかけについて少しお話ししましょうか。
あ、はい。ぜひぜひ。
えっとね、私がアンビグラムという存在を知った最初の出来事は小説なんですよね。
へー。
天使と悪魔っていう海外の。
あ、ダンブラウンの。
あ、そうですそうです。ダンブラウンさんのラングドン教授シリーズの。
ダビンチコードのやつですよね。
そうですそうです。そのシリーズの。
はいはいはい。
いやー、これは話が早いですね。
そう、その天使と悪魔という作品の中でアンビグラムが一つ大事なモチーフとして出てきてまして。
はいはいはい。
で、実際にそのアンビグラムのイラストじゃなくて、アンビグラムの文字デザインか、文字デザインも差し絵として挿入されたりしてるような作品で、
それを読んで初めてアンビグラムっていうものを知って、これはすごいなーと思ってたんですよね。
はいはいはい。
で、それを受けて自分の高校の時の勉強ノートの表紙に科目名をアンビグラムで書いてみようかというふうになったんですよ。
なるのがすごいですよね。
なんかね、これいけるやんっていう、それも引き続きですね。
すごいな。えー。
ヒストリー、歴史、世界史のノートにヒストリーっていう英単語を対象のアンビグラムで書いたり、
で、あとは科学ですね、化学のノートにもケミストリーって書いて、
で、あと最後数学のノートにマステマティックスかって書いて、
で、まあ一人でレタリングして、よしじゃあ上手く書けたニヤニヤ。
すごいな。
一人でね、ニヤニヤしてましたね。
レタリングもしたってことは、もともと絵描くとか美術的なセンスはあったんですか?
えーとね、そうですね、結構絵を描くのも好きなので。
なるほどね、絵を描くっていう下地があったから割と近いところというかね。
そうそうそう。
いい感じなんですかね。
とはいえね、その自分の絵が好きっていうのは、
ゼロから何かを創作して描くのが好きというよりも、
模写するのが好きだったんですよ。
あーなるほどなるほど。
自分結構スタジオジブリの作品とかが好きだったんで、
そのねジブリのいろんな作品のワンシーンを模写して、
よっしゃよっしゃ上手く描けた!って一人でニコニコしてるような人だったんで。
なんでね、なんかその一つ、模倣するっていうのが自分の面白いと感じるものなんですよね。
そう思うとそのアンビグラムっていうのも既存の文字に擬態していく作業というか、
普通文字逆さまにしたら文字じゃないのに、
その文字になってない形を文字に寄せていく、模倣していくっていうのに、
やっぱり自分は面白みを感じるんだなって思ってます。
でもだいぶクリエイト度上がりましたよね。
そうですね。かなりそこに独自性は入るんでね。