いずみ
では、本日もお便りいただいております。ラジオネームミライ君。
今、私はデータマネジメント部署で各部門にある既存データを集めることがミッションになっています。
各部門に夢とか語るわけではなく、頭を下げるばっかりです。
データマネジメント部門でも斬新なアイデアを議論して、
それに必要なデータを集めてくるような活動があったら、もっと楽しいかもしれないと思っています。
正直、今の業務に夢を感じないので、データマネジメントの醍醐味とか面白みを教えてください。
ということで、お悩みというか、もやもやしてるというか、ちょっと愚痴っぽいところもありますけれども、よしむらさんこれ読まれてどう思われました?
よしむら
そうですね、これデータマネジメント部門って広い意味と狭い意味があって、
これクレンジングとかやっているような狭い意味のデータマネジメント部門なのかなと思うんですけれども、
それがいくら広い意味のデータマネジメントでもその狭い意味のでも、
どっちにしろ自分の行動にビジョンがないっていうのはダメですよね、この人。
役割を勘違いしてるんですよ。自分がクレンジングだけやってればいいと思ってるっていうのがまず間違ってて、
そのクレンジングの夢をちゃんと抑えて、各部門に夢を語らないと、これ絶対手を貸してくれないじゃないですか。
どう思います?小川さん。
小川さん
いきなり参入しましたよ。小川です。
よしむらさんとほとんど同じ意見ですね。
やっぱりこの人、データマネジメント部門の役割というか位置づけをちょっと間違えてるような感じがしてしまいます。
というのもデータマネジメント部門って、本来的な役割って業務部門にとってのプラスになる行動をしなきゃいけないと思うんですよね。
そのために下積みとしてデータの収集であるとかクレンジングとかやっていきますけど、
最終的なゴールってやっぱり業務部門と一緒に成果を上げていくということが一つあるんじゃないかなと思います。
そうすると夢を語るのは業務部門側で一緒にやっていきたいと思っているなら、
自分が業務を知ってどういうふうにやっていくべきかというのはもう少し真剣に学んでいかないと、
データマネジメントの下積みだけ見て物を語ることになっちゃうので、
もう一歩踏み込んで業務にしっかり貢献していくなんていうことをしていくのが大事かなと。
そうしないとデータマネジメント部門の位置づけもどうしても下に見られてしまうので、
自ら業務を取っていくような気構えっていうのはもう少し本人に持ってほしいなと思います。
いずみ
なるほど。総じてお二人とも積極性が足りないんじゃないかって言ってるような気もしましたね。
よしむら
そうですね。別にデータマネジメント部門じゃなくても、ビジョナリーじゃないと他の部門を巻き込めないですよね。
いずみ
そうですよね。確かに。この人は夢を感じれなくて、だから面白みとかを教えてくださいって結構今受け身というか、
ちょっとだけ言葉悪いですけど、頂戴頂戴っていう感じになってる気がするんだけれども、
どっちかっていうと自分の中でそれをクリエイトして出せというような感じなのかなと思いましたね。
よしむら
夢を感じないっていうか、作れよって。
いずみ
なるほど。あなたが作れと。
夢を作るために気をつけなきゃいけないこととかありますか?ポイントっていうんですかね。
例えば今まで夢を作ったことない人がいきなり何か夢を語れよとか言うと、もしかしたらやったことないしハードルが高いよって思うかもしれない。
そういうときに例えばこういう方向で考えたらいけるんじゃないかとかヒントというか何かあったりしますか。
小川さん
そうですね。夢を語るまではいかないかもしれないですけど、結局データマネジメント部門ってサービス部門の一つだと思うんですね。社内に対する。
そうするとやるべきことって各業務部門に対してこうしたらもっと良くなるんじゃないですかって提案していって自分で仕事とっていかないといけないんだと思うんですよ。
それがその人の夢かどうかはわかんないですけど、会社にとって達成すべき目標であったりとかその業務部門の方がこれやったら確かに成果出るよねって思うようなことだったりするので、
なんかもう少し業務入り込んでうまく提案できるようなことをしていくと、お客様である業務部門側もなんかそこに感動であったりとか喜びを感じてもらえるようになると自然と夢を感じるようになるんじゃないかななんて思いますけど、よしむらさんそこらへんどうでしょうね。
よしむら
そうですね。このMVVって言われてるものって知ってます?
いずみ
MVV?
よしむら
ミッションビジョンバリューの略なんですけれども、だいたい組織ってミッションビジョンバリューって定めてると思うんですね。
その夢っていうのはだいたいビジョンなんですよ。ビジョンっていうのはつまりゴール像みたいなものなんですけれども、それが部門の夢で、たぶんデータマネジメント部門は業務部門と協力して会社のDXを成し遂げるんだみたいなビジョンがあるはずなんですよね。
1メンバーだとたぶん聞き流しちゃってるんですかね。たぶんだいたいあるんですよMVVって。でもこんな言ってるなと思って僕もだいたい会社のミッションとかビジョンとかもだいたいあるんですけれども、流すじゃないですか。流しちゃうんですよね。
そこをちょっと真面目に見たほうがいいですね。部門のビジョンMVV、ビジョンだったら上長とか部だったら部長とかが決めてる、考えて決めてるはずなんで、真面目に聞いてみたらいいと思います。作った人のこのビジョン何なのって、どういうことやりたいのって。
いずみ
なるほどなるほど。なんかお二人のそれぞれのポイントすごく良い両輪というか良いところがあるなと思っていて。お母様も相手を知れと業務を知れと、対象を知れっていうところがまず一つあって、よしむらさんはもうその目的としているゴールというか山を知れというか登るべきところを知れみたいな感じがあって。
だから本当に身近なところとちょっと先の遠くのところと両方をこの人は両方とも足りないんじゃないかっていうところなんですよね。だから夢が語れないのではないかというところなんですね。
なるほどなるほど。やっぱり夢を語るのって妄想とか空想とかから生まれるものじゃなくて、やっぱり現実をしっかり把握した上で語るものなんですかね。
よしむら
そうですね。あと腹落ちですよね。めちゃくちゃ大事。腹落ちなくて誰かが言ってるんだよって言ったらなんか上司がこんなこと言ってるんですけども、なんか言ってるんですけど協力してくださいよなんて言って誰も協力してくれないですよね。自分の言葉で語んないと。
いずみ
なるほどなるほど。ということは情報を仕入れて腹落ちする。腹落ちするのに一番いいやり方って何ですかね。それを例えばアウトプットするとか人に語るとかそれとも。
よしむら
これは組織の問題なんでしょうけど、作れる状況だったら一緒に作るとかですよね。
いずみ
一緒に行動してみるっていう。
よしむら
ビジョン自体を一緒に作ったりとか考えたりとか。
いずみ
なるほど。
よしむら
するとたぶん一番自分が作ったビジョン、夢なんで信じれるって。人が作ったもんだったら作った人に延々と聞きに行く飲みに行くとかじゃないですかね。
いずみ
なるほどなるほど。真に理解するまで行動をすると。
小川さん
そうですね。やっぱりよしむらさんと一緒になっちゃいますけど、自分の言葉じゃないとなかなかいけないのかなと思っていて。
いろいろテーマ決めてやっていくんですけど、やっぱり今うちの会社でやってるのもそうで、自分の言葉に変えて宣言してもらうっていうのが結構大事なのかと思うんですよ。
いずみ
なるほどなるほど。
小川さん
人が作った言葉よりは自分で言って自分を縛る意味もあるのかもしれないですけど、そういうところで自分で覚悟と責任決めていくっていうのは結構大事なので。
よしむらさん言うように本当はそういう言葉を作れると心に入れると一番いいのかもしれないですけど、それができなくても自分なりの言葉に直して語ってみるっていうのは一つ手かもしれないなと思います。
いずみ
なるほどなるほど。ありがとうございました。
今日のお二人のメッセージをまとめると、まず事業をよく知ってみよう、そしてゴールを知ってみよう、そしてそれを自分が腹落ちするまで自分の言葉で語れるように咀嚼してみようっていうところですかね。
すごくいい、すごくいい番組になった気がします。
はい、ミライ君さん参考になりましたでしょうか。参考になれば嬉しいなと思います。
はい、では今日のデータマネジメントラジオは以上です。ありがとうございました。
よしむら
さようなら。