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こんにちは、星読み氏アロマセラピスト見習いのかつらです。
先日の初回配信を聞いてくださった皆様、そして、いいねやコメントまでくださった方々、本当にありがとうございました。
恐る恐る始めましたが、やってよかったと次の録音が楽しみになり、今日また2回目の録音することができています。
この配信では、星読みとアロマセラピーで見つける心からの望みと本来の輝きをテーマに、私自身の経験や星読みとアロマセラピーの面白さや奥深さを共有していきます。
魚座の新月の力
さて、今日は魚座の新月です。旧暦2月の始まりですね。
魚座の浄化パワーと夢見るパワーと11ハウスで起こる新月ということで、古いものを手放して未来に向けてスタートしていく良いタイミングとなりそうです。
そんな今日は、昨日私が参加したタロット練習会で受け取ったまさに今回の新月っぽいなと思ったエピソードをシェアさせてください。
私はちょうど1年前にハーバルセラピストでカードリーダーのアロマタロットサナさんのメンバーシップに入会しまして、そちらで定期開催されるタロットリーディングのズーム練習会に、昨日2回目なんですが参加してきました。
ちなみに私はタロットはサナさんの配信を聞くようになって面白さを知って、手に取ってまだ半年ぐらいです。
練習会ではまず全体でウォームアップした後にペアワークを2回していきます。そしてお互いの悩みや気になっていることをお題として出して、それに対してカードを引いていってもらいます。
昨日お相手になった方が出してくださったお題が、もっと自分をアピールしてわがままに生きるにはどうしたらいいですかというものでした。
その方は自分の思い通りに過ごしたい気持ちがありながらも、いつも家族や仲間を優先して自分は二の次にしてしまう。
個人天体に自分をアピールしたい星座である獅子座を多く持ちながら太陽星座が乙女座で、人に奉仕する性質や完璧主義な面もあって、
なので周りにちゃんとやってあげてから自分のことをすればいいという思いが強いそうなんですね。
私がタロットを引いたところ出てきたのはワンドの6でした。
これは外戦、外戦門の外戦のカードで、月桂樹の冠をつけた人が馬に乗って周囲から祝福されている姿が描かれています。
月桂冠は勝利や名誉の証です。
そのカードから私が受け取ったメッセージはこんな感じでした。
あなたがこれまでやり遂げてきたことをもっと認めて、自分自身が自分のことをもっとめでてあげてください。
すでに今の姿で素敵なあなたは周りの人々を魅了しています。
遠慮することなくありのままの自分でいれば周りがあなたのことをもっと盛り立ててくれる。
そしてあなたをめでてくれるし、わがままとも思わずに希望をかなえてくれそうというようなメッセージでした。
お話をもっと聞いていくと、この方は料理を作っても家族がお腹いっぱいになってから自分が食べるという習慣があって、
例えば唐揚げをたくさん揚げても自分の口に入るのは1個とかなんだそうです。
私は乙女座には天体は全然ないんですけども、乙女座に対応するロックハウスに水亀座の太陽、水星、焼き座の金星が入っているので、
自分よりも他人に譲ってしまうところっていうのはすごく共感できました。
私は星読みで自分の資質を客観的に知って、自分の生まれ持った性質にOKが出せた後は思い通りに生きていいと許可が出せるようになって、
だいぶ周囲の顔色を伺って気づかれすることも増しになってきているんですけれども、まだ訓練中です。
そこでふと思いついてお相手の方にご提案したのが、わがままに過ごすための小さなチャレンジとして、
例えば料理中に揚げたての唐揚げを家族より先につまんで食べてみるとか、
そういった小さなことでもいいのでわがままリストを作って一つずつこなしていったらどうですかという提案をしました。
そしたら笑顔でやってみる楽しそうって喜んでくださって、私もとても嬉しくなりました。
わがままって言葉の意味を少しその後考えてたんですけれど、
わがままってもともとは我のままで自分の思い通りになることっていう単にそういう意味合いだと思うんですけれど、
現代では他者を顧みることなく自分勝手に振る舞うというネガティブな意味合いが含まれて使われてますよね。
このわがままがネガティブな意味を持つようになったのは、おそらく日本の文化的社会的背景が大きく関わっているんだろうなと思って、
例えば出る杭は打たれるという言葉にも表れているように、日本社会では長い間、個人の欲求よりも集団の調和が優先されてきましたよね。
昔からの和をもって唐突となすという考え方や、限られた資源を分かち合う必要があった島国の農耕社会の名残として、
個人の欲求を抑えて全体の調和を保つことが美徳とされてきたという側面があって、
こういう歴史の中で和を通すことは周囲との調和を乱すものとして、わがままという言葉がネガティブな意味を強めていったのかなというふうに今回考えてみて思いました。
でも、周囲の人に迷惑をかけずに自分をありのまま認めて、自分のやりたいことをして自分を満たしてあげる行為は、そういうネガティブの意味でのわがままではないと思うんです。
むしろ健全な自己表現で自分を大切にする行為なのではないでしょうか。
料理中に唐揚げをつまんでも家族に迷惑はかかりません。食べ過ぎて全部なくなってしまうことがなければ。むしろお母さんがご機嫌でいてくれたら家族の雰囲気も良くなるはずです。
自己信頼の重要性
実は私自身も以前は同じように自分の欲求に蓋をして過ごしていた時期がありました。今ようやくわがままになれるようになってきています。
最近ふと気づいたのは、家族や周囲の人たちに振り回されてて自分のやりたいことができないと内心不満に思いながら自分のこうありたいっていうのを抑え込んでいるのは、実は自分自身に異賃があるということです。
例えば学生時代にセラピストになりたいという夢があっても家族や友人に心の内を打ち明けられなかったのは、親が厳しかったせいではなく、私が自分に自信を持てなくて周りの人を信頼できていなかったからだったのかなと思います。
自分の気持ちをきちんと伝えることを怠ってきたのは、私自身だったのかなと思います。
去年あたりから私は母に英語系の仕事を辞めて新しいことを始めたと少しずつ伝え始めました。
父に伝えたのは本当に最近のことです。とても勇気のいることでしたが、今では押し読みのお仕事やアロマセラピストの実習している姿を両親はもの珍しそうに見守ってくれています。
今朝は母がアロマセラピー実習のモデル・練習台になってくれました。
この経験からさっき言ったように、以前の私が自分の意思を主張できなかったのは、自分のことも相手のこともちゃんと信頼できていなかったから、頼れなかったからなのだなということですね、そういうことに気づきました。
自分自身の思いや行動をちゃんと信頼することで、周りにもお互い信頼し合える人たちが現れて、そういう人たちに囲まれるようになってきたなと思います。
今回のように同じような悩みや感覚を共有できる方と心がつながってお互いに前向きになれるような、そういうありがたい声も気づけば増えてきています。
そして、自分を信じるためには、自分の思い描く理想や夢を明確にすることも必要です。
さっきの唐揚げの例のように、最初は小さなことでもやりたいことリストを書いて、あとついでに言うと、やりたくないことリストも書いてみて、それを実際にやってみたり、手放してみたりして、自分のための小さな幸せ体験を積み重ねていく。
そうすることで、自分の思い通りに、そして周りの人たちも笑顔にしながら、わがままに生きていける、生きていくことに馴染んでいけるのではないでしょうか。
魚座新月を迎えた今日から、1週間の新月期間は新しいこと、心地いいなと思うことをたくさん妄想して、わがままリストを作ってみるのもいいかもしれませんね。
では今日はここまでにします。ご視聴くださりありがとうございました。また次回まで。
良い週末をお過ごしください。