ムガル帝国は、16世紀初頭から19世紀半ばまでインド亜大陸を支配したイスラーム王朝であり、モンゴルやティムールの血を引くバーブルによって建国されました。第3代皇帝アックバルは宗教的寛容策を推進して帝国の基盤を固め、第5代シャー・ジャハーンの時代にはタージ・マハルに象徴される華やかなインド・イスラーム文化が全盛期を迎えました。しかし、第6代アウラングゼーブによる厳格な統治と人頭税の復活は各地の反発を招き、帝国の衰退を引き起こす要因となりました。その後、イギリスによる植民地化が進む中で帝国は影響力を失い、1857年のインド大反乱を経て、約330年にわたる歴史に幕を閉じました。
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