1つは自分たちの業務のプロセスを確信していく、いわゆる建設テック領域の皆様との連携だとか投資だったりというところに1つ興味があります。
これはどこのゼネコンさんもある程度興味があるんじゃないかなというふうに思います。
当社はもう1個の軸も大事にしておりまして、建物をお客様に提供するわけですけど、
その際にいろんなニーズがある中でスタートアップさんの製品だとかサービスなんかも一緒にセットでお客様に提供できないかと、
そういったパートナーとなっていただけるようなスタートアップさんを探しているというのがもう1つの側面になります。
ありがとうございます。ぜひちょっとこのポッドキャストの中でもいろんなテーマに触れていくと思うので、
そういったところでのスタートアップとの取り組みみたいなお話も適宜伺えたら嬉しいなと思っています。
はい、ぜひぜひお願いします。私の自己紹介しましたけど、平田さんの自己紹介も最初はあった方がいいんじゃないかなと思ったんですが。
ありがとうございます。改めまして、ウェイポイントベンチャーパートナーズの平田と申します。よろしくお願いします。
僕自身はもともと前職サムライインキュメントというベンチャーキャピタルにおりまして、
それこそさっき斎藤さんが取り組みをされたのが17年か18年ぐらいからスタートっていうようなお話だったかなと思うんですけど、
僕自身も2018年に新卒で前職に入社をいたしまして、そこから前職で5年ほど投資業務をした上で、
去年独立をしまして、ベンチャーキャピタルを立ち上げたというような形になります。
基本的にはSEEDのVCということで、創業して間もないようなスタートアップに投資をさせていただくということをやってるんですが、
そのテーマのうちの一つとして、新しい街づくりみたいな結構大きなテーマではあるんですけど、
その中には当然、建物を建てたりとか、あとは道路だったりとか、そういったものをどう作っていくのかみたいなインフラ系の話もありますし、
かつ、その作った街だったエリアに対してどういうふうにサービスを載せていくのかみたいなところもひっくるめて、
新しい街づくりっていうところをかなり大きなテーマとして据えてやっているというような形になりますので、
実は直近もここ数ヶ月間すごい建設領域のスタートアップとの接点がやたらと多いみたいなそんなベンチャーキャピタルでございます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
結構平田さん大赤くしてGPっていうのは結構珍しいですよね。
そうですね、とはいえ何人かいらっしゃったりはするのであれですけど、多くはないかなっていうような感じですね。
はい、なのでまだまだこれからです。だいぶアマチュアだと思う。
すごいなと思います。
ありがとうございます。
じゃあちょっとせっかくなんで、ちょっと番組成り立ちみたいなところもお話できればと思うんですけど、
まさに実は弊社ができるタイミングで建設領域をある意味その中心に据えたいなみたいなところをずっと思っていて、
その中でそのポッドキャストを建設領域に特化してやりたいなっていうのはずっと前から思ってたんですが、
ただ一方でちょっと一人でやるポッドキャストでかつ建設業界の中にいたわけではない人間がやっても提供価値はほぼないなと思って、
だいぶ長いことを頭の中に置いていたみたいなアイディアだったんですけど、
たまたま5月ぐらいのイベントの時に斎藤さんと同じグループで働いてらっしゃるメンバーの方とお会いして、
投資領域すごい近いですねみたいな形でファンドのご紹介だったりとかいろいろ話をさせていただく中で、
もしよかったら一緒にやりませんかっていうところで声掛けをさせていただいて、
実際によしやってみようっていうところで、
なんかまずは実際に多分やっていく中でいろんなハードルだったりとかも見えてくると思うので、
まずはちょっと3ヶ月ぐらいやっていきながら状況を見つつ今後の進め方だったりとかを決めていきたいなと思いながらやっているポッドキャストになります。
じゃあ今回初回なんで、そもそも建設業界ってどういう業界なんだっけみたいな、
素人的な見方をするとなんかすごいマーケットのサイズはでかいイメージがやたらとあるし、
ただ一方で建設って多分皆さん生活されている近くで現場がたくさんあったりとか、
それこそ渋谷とかなんて常になんか現場があるぞみたいな感じで、
生活されているすぐ近くに建設現場ってあると思うんですけど、
ただ一方で囲いがされてたりっていうのはあんまり内情のイメージはないなみたいな方がすごい多いのかなと思うので、
まずはその外境みたいなところからお話ししていければなと思っていて、
その大冗談としてまずはひたすらでかいぞみたいなイメージがある中で、
建設業界の市場規模みたいなのってどれぐらいあるんだろうかみたいなところからお話ししていきたいなと思うんですけど、
斉藤さんいかがですか。
ありがとうございます。
建設業の大きさをまず皆さんがイメージしていただく意味で一番いい方法がですね、
目をつむっていただいて、皆さん飛行機とか乗りますよね。
大都市の上空とか飛んで、下に街があるなといろいろ見えるじゃないですか。
道があるな、建物があるな、塔があるなと。
実はあれ全部建設業が関わってできているものですし、
それは世界中に都市があるわけですよね。
そう考えてみると結構すごい業界じゃないですか。
莫大なサイズ感というかそこら中にありますもんね。
ですよね。私もだから岡山の田舎の出身なんですけど、
初めて東京に来るときにこんなでかい建物を人が作ってるっていうのは非常に信じられなかったんですね。
今でもこれ本当にすごい人が作ってるんだっていうのが信じられない。
機械も当然使いますけど、それぐらいすごい大きなものを作っている業界だということで、
ご理解いただいていると思います。
市場規模に関してですが、今建設投資額と言われる指標がありまして、
そこで言うと2023年の統計で70.3兆円という規模ですね。
あまりイメージできないですよね。
だからちょっとでかすぎてイメージがっていう感じですよね。
わかんないですね。私もよくわかんないです。
ただイメージができるかなと思うのが、
皆さん、私も学生だった頃は建設産業って社用産業だって言われてたんですよ。
ずっと建設投資額がずっと下がってきてたんですね、何十年間。
バブル崩壊から2010年ぐらい。ずっと一直線で下がってきて。
たまたま2010年ぐらいがそこになって、
実はそこからずっと建設投資額が伸び始めているっていうトレンドの変化が実は2010年ぐらいにありました。
2010年、私が入社したのは2012年なんで建設業はもう結構冬の時代だったんですが、
その時の建設投資額が名目値にはなりますが42兆円です。
42兆円で今13年。
だいぶ伸びてきてる。
この間に物価の上昇があるので、名目値なので少し下駄は入ってるとは思うんですが、
いずれにしても60数%ぐらいの伸びですかね。
プラス60数%ぐらいかなと思うんですけど。
非常に滑挙な業界であるというふうに言えるんじゃないかなと思います。
それこそ多分リーマンが終わってある程度落ち着いて12年13年ぐらいが回復傾向に入ってきてっていう中で、
すごいわーっと大きく伸びてきたなってイメージがあるんですけど、
一方で少し記憶を遡ってみると、それこそ東京オリンピックがあるタイミングぐらいで、
建設業界とオリンピック需要を境に業界の需要は落ち着いていくんじゃないかみたいな話もあったような記憶があって。
一方で今直近で言うと70兆円ぐらいまで伸びてきたわけじゃないですか。
これはオリンピック需要で結局需要が落ち着かなかったっていうことだと思うんですけど、
そこってみんなが思っていたイメージと実際のところって何が乖離があってこれだけ伸びてきたんですかね。
いろんな要因があるかと思います。
ひとつは平田さんおっしゃる通りで、オリンピックの需要がなくなったら建設業界はまた絞んでいくんじゃないかって言われてたんですけど、
実はオリンピックの需要をする際に物価の上昇だとか、人が足らないので労務費の上昇とかも結構あって、
建物を建てたいなって思ってたお客様が見積もりが合わなくなって、この金額だと建てれないから、
オリンピックが終わって落ち着いて、しばらく経って物価だとか労務費だとか下がってきた時に発注しようと思ってたお客様が一定数いたわけです。
そういったお客様はオリンピックが終わるのを少し待ってたんですけど、
終わっても物価上昇だとか労務費の上昇っていうのは増え続けていたので、
建てなくなったお客様があの時より高くなってるけど、建て替えるしかないよねみたいな、
そういった話でずるずるとそういった発注がずっと続いているというところです。
建物もですね、実際じゃあ建て替えなくていいじゃんみたいな話もあるんですよ。
今の現状だとすでにある建物を建て替えるっていう需要、何もないとこに何か建てるっていうよりは建て替えの需要が多いんですけど、
建て替えなきゃいけない理由も結構ありまして、例えば建物の対応年数だとか設備も結構ボロボロになって、
正直設備だとか内装をすべてリノベーションしていくと綺麗に新築の建物ぐらいのレベルでできはするんですけど、結構お金がかかる。
であれば、より高層な建物とかを建てて、よりいっぱい賃貸して収益を上げる方がいいじゃないかみたいな形で、
建て替えたいっていう需要が根強くまだまだ残っているというふうに認識してます。
リノベーションも全然バカにならないし、そこからの投資回収の利回りとか考えると建て直してもほとんど変わらないよねだったりとか、
場合によってはそっちの方が建物の高さ変えられたりするから、そっちの方が回収がしやすいよねみたいな見立てがあるっていうことですね。
そうですね。もし東京に過ごしていらっしゃる方いらっしゃれば、
都市部歩くと長コースの建物を作っている現場ってあちこちに見ますよね。見ない気がないぐらい、ちょっと歩けば大現場に来てるみたいな話なんですけど、
昔はあんな建物建てれなかったんですね、あんな大きな建物。
やっぱり法律で規制されている建物の高さだとか、容積率っていうんですけど、延べ床面積がその敷地に対して何パーセントまで建てていいですよとかいろいろ法律があるんですけど、
それによってめちゃめちゃ大きいものって建てれなかったんですが、最近はPOC4という申請、何かしら地域に貢献するような取り組みをするのであれば、
大きな建物を建てていいですよみたいな、ランドマークみたいな建物を建てれますよっていうような、そういった許可制度みたいなのが運用されているので、
じゃあ大きくしていっぱい人に床を貸してあげた方が収益になるじゃんっていう形でどんどん建て替えも確かれるっていう、そんな感じですね。
土地の利活用の幅が昔以上に技術的にも法的にも広がっていて、かつ大都市圏に来ると、いわゆる日本人の方だけじゃなくて、今だとインバウンドの方とかも含めて、
そういう意味では施設の需要みたいなところも広がっていく中で、そっちの方が相性いいよねみたいなところもどんどん増えてるみたいな、そんな感じってことですね。
そうですね、おっしゃる通りだと思います。
逆にこれだけ巨大な市場で、70丁っていうのが相変わらずイメージができないですけど、これだけ大きな市場で、かつ多分多くの方にとっての建設業界のイメージで、ある意味悪く見えてるところもあると思うんですけど、
多重下請けみたいな話だったりとかっていうので、逆に言うとすごいプレイヤーの方が大量にいるみたいなイメージがすごい強くあったりするんじゃないかなと思ってるんですけど、