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#31 2年弱で見えてきた!建設×AI活用における「3つのチャンス」
2026-07-22 34:39

#31 2年弱で見えてきた!建設×AI活用における「3つのチャンス」

■トピック
施工管理領域のAI活用の現状/施工管理は動くお金が大きい一方フェーズが多くやることごとにサービスが分かれると難しい/既存SaaS×サードパーティ/フィジカルAIは熱中症対策文脈で機会が生まれるか/大林組は猛暑期間中の作業時間帯変更/ゼネコンが自社開発したサービスを外販する背景/ソフトウェア領域などで全く同じサービスをゼネコンとスタートアップがやったとするとスタートアップに分がある?!/
■パーソナリティ
平田 拓己(⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@internet_boy53⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠)
waypoint venture partners 代表取締役 Founding Partner
甲南大学卒業後、独立系VCに新卒入社しファンドレイズやPreSeed~Seedステージを軸に12社のスタートアップに投資。2023年にwaypoint venture partner(独立系VC)を設立し、「新しい街づくり」「産業の持続的成長」「個人のエンパワーメント」を軸にPreSeed~Seedスタートアップへ投資
斎藤寛彰(⁠@HiroakiSait⁠)
戸田建設(株)ビジネスイノベーション部課長 一般社団法人建設テック協会事務局長 / 早稲田大学招聘研究員 東京工業大学大学院修了後、2012年に戸田建設に入社。建築施工管理、エンジニアリング等を経験後、経営企画、ICT戦略部門等を経て、現在は国内外の優れたスタートアップ企業への投資とオープン・イノベーションに取り組む。国内外の建設関連スタートアップ企業4社でEvangelist / Executive Fellow / アドバイザー 等を務める。建設DXや建設×イノベーション領域での研究活動にも取り組む

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サマリー

建設テックAtoZのエピソード31では、施工管理領域におけるAI活用と、建設業界のスタートアップが持つ事業機会について議論されています。施工管理アプリは多岐にわたるフェーズに対応する必要があり、既存SaaSへのAI機能統合が現実的なアプローチとして挙げられています。また、フィジカルAI、特にロボット技術の活用は、熱中症対策や作業時間制約といった課題に対応する新たなチャンスを生み出す可能性が示唆されています。さらに、ゼネコンが自社開発サービスを外販する動きや、スタートアップがプラットフォーマーと連携する戦略についても考察されています。

施工管理領域におけるAI活用の現状と課題
皆さん、こんにちは。waypoint venture partnersの平田です。 外田建設の斉藤です。建設テックAtoZでは、これから企業を目指す方や、建設業の建設領域で事業に取り組むスタートアップの方に向けて、
初歩からわかる建設領域の解説と、建設関連のニュースやテクノロジー、スタートアップについて深掘りしていきます。 今回は施工領域でのAI活用と、スタートアップにとってのAI×建設領域における事業機会についてお話ししていきます。
次のステップでいくと、本当は間に調達とかいろいろ入るんだと思うんですけど、大きな流れで言うと、たぶん次施工のフェーズがあっていて、っていうところなのかなと思うんですけど、
施工の領域って、そもそもそのAI云々って言われる前から、たぶん施工管理系のスタートアップ、建設業界の中では多かったなって思っていて、
この辺りで結構ソフトウェアに対するハードルみたいに結構低そうだなとも思っているところで、ってなった時に、新しいAIみたいなのが入ってきた時に、そのAIネイティブなサービスを新たに取り込むっていう可能性もあると思いますし、
逆に、もともとあるSaaS系の会社が当然AIに寄せていくと思うので、そういう中で使い始めているみたいなのがあったりするのかなと思うんですけど、
この辺りのAI活用だったりとか、あとなんか実はAIが入り始めて、実は施工管理のやり方変わってきたよねとかってなんかあられたりするんですかね。
そうですね。私も最近、現場の本当に最先端の現場の事情はあんまり聞いてないんですけど、正直まだAIを日常的に使いこなすレベルにはなってないような気がしていて、
なんていうんですかね、わからないことを教えてくれるだとか、メモを残してくれるだとか、そういったレベルにおいては毎日使われているんでしょうけど、
業務のコアな部分に踏み込んだ使い方みたいなのはそれほど浸透してないような気がしています。
やっぱり、施工現場系のアプリがそもそも多い理由として、一番市場がでかいんですよね。
動くお金が大きいので、予算も当然あるし、すごい多くの人が集まって施工するわけですから、ユーザーの母数も多いと。
で、そこで常にたくさんのアプリが来て、だけど、これまでも話した通り、基礎から始まって、具体があって、建築だと内装があって、設備があってみたいな、
いろんなフェーズによってやることが変わってくるみたいな性質があるので、じゃあ内装はこのアプリ使ってくださいとか、いや、杭はこのアプリを使いますとか、
そういうものが多いので、またこれ使わなきゃ、久しぶりなんだけど、1年前くらいに使ったやつなんだけど、どうやって使うんだっけみたいな、
アプリなくなってるわみたいな状況があちこちであるわけですよ。ログインできないとか。
そういう性質があるので、非常に相性が良くないっていうか、どれだけ毎日接点を取れるかっていうのが施工系のアプリの一番の勝負どころなんですよね。
毎日でもちっちゃいことでもいいから、毎日開くアプリするみたいな。そういった意味で、既に何社かスタートアップも入ってきてますけど、
やっと使われるようになったアプリにAIが搭載されていくっていう未来の方が、現場の人から目線からすると圧倒的にすんなり使える。
要はまた新しい道具が来たぞっつって、本社がこれ使えって言われたみたいな状況になっちゃうと、また使わなきゃいけないのかなと。
また使いこなせてないアプリがこんなにあるのにみたいな状況が生まれてしまうので、やっぱり汎用的な施工管理アプリにインストールしていくというのが一番近道で合理的かなと思います。
ある意味マネーフォワードとかフリーさんみたいに、いわゆる経理業務の効率化だったりとか、
ああいう会計ソフトにサードパーティーでいろんなアプリが追加されていって、
あれは会計ソフトが中心ではありますけど、支払いだったりとか、あとは金融の調達だったりとか、いろんなアプリがあるから使いたいときに使ってください。
ある意味マネーフォワードだったりフリーがメインを張ってるものなので、使い勝手があったりそういうところも常に良い状態だよねみたいな、
そういうすでに入っているものの中に勝手に入ってるから、気づかないけど同じアプリでそのまま使えちゃうよねみたいな、
既存コードも変えないし、学習コストもそこまでかかんないしみたいな状態を作るのが理想的ですよね。
そもそも導入の意思決定をしないでも勝手に入ってるわけですからね。
そうですね。ユーザーからすると非常に嬉しいというか、そこにメニューが1個増えてるみたいな状況の方が嬉しいですし、
スタートアップの方だとすると営業コストだとか、要は一現場一現場やっぱり話に行って説明して入れてもらうというプロセス非常に重たいので、
そこはやっぱりスピードを買う意味においてもプラットフォーマーとの連携というのが一番合理的なんじゃないかなというふうに思います。
それは過去のいろんなSaaS系のサービスを見てても、最後はそういうふうにどこかに統合されていったりサードパーティーの中に入っていったりするんだろうなと思いますし、
よくよく考えてみるとそれこそ全然領域違いますけど、ショッピファイとか、そういうのもあれはサードパーティーがすごいたくさん集まってるサービスで、
お互いに利便性を上げてくれてるみたいな状態にもなってるしって考えると、最終的にはそういう今ある施工管理のSaaSを軸に、その周りにいろんなサードパーティーが入ってきてっていうような感じには確かになりそうですよね。
今特にそのフェーズに来てるんじゃないかなと思います。ただ特定の業務に限って言うと、まだBlueOceanだったりまだLegacyが動いている部分があるので、そこをリプレイスしにかかるのは一つの戦略だとは思うんですけど、
一般的な施工管理っぽいアプリに言うとも、今からメインを取りに行くのは結構難しいというか、あまり合理的じゃないのかなというところですね。
フィジカルAIと建設現場でのロボット活用
最後が多分いわゆる施工管理側ではなくて、実際施工をする職人さん側の方の話かなと思っていて、これはまさにフィジカルAIの界で多分めちゃくちゃ触れた部分かなとはちょっと思ってるんですけど、
職人さんで言うと分かりやすいところはフィジカルAIだろっていう感じもしてるんですけど、なんか職人さんの領域ってそれ以外で、例えば実はソフトでケアできてるよねみたいなものとかってあったりするもんなんですかね。
ソフトもありますよね。クラフトバンクさんだと。
職人さんのバックオフィス業務をサポートするみたいなものはありますけど、やっぱり手作業がフィジカルなものを扱うので、限界があるというか、本丸じゃないところですから。
そこにどうするかって話だと思うんですけど、フィジカルAIですよね。どうなんでしょうね。
これ多分以前お話ししてた時って、フィジカルAIが入れる世界線があったとするとインパクト一定あるかもしれないけど、やっぱりそこに行くには毎日変わる現場に対する対応と、
あとはそもそも仮に安全基準とかを伝えられたとしても、ブラックボックスの中で動かれる安全管理の難しさみたいなところと、両方ともハードルになってるよねみたいなのがあったかなと思っていて、
やっぱりその想像できるインパクトは大きいかもしれないけど、実際現場に入っていくのってすげー時間かかりそうみたいな感じだったなっていうイメージを持ってるんですけど、
直近で言うと、それこそ物流だったりとか製造だったりっていうところ、フィジカルAIの活用みたいな話がちらほらと出始めてるのかなぐらいの温度感だと思うんですけど、
それを踏まえて建設業も実はこういう話を動き始めててみたいなのがあったりするんですか。
一つは、ヒューマノイドとかすごく注目が詰まっているので議論はよく出るんですけど、ただヒューマノイドである必然性がどこにあるのかっていうのはまだ答えが全く出てなくて、
一つは、例えばですけど、廃炉作業の現場だとかって、なかなか人が長時間いれないような場所とかにおいては、多分ああいう汎用ロボットってすごく合理的だったりするので、
そういった極限環境で作業するみたいなところにおいては一つの突破口がありそうな気がしています。
なんかすごい寒い中やるとか暑い中でやるとか、それに加えて暑い中でやるっていうのは割と今でもそうですよね。
そうですね。それこそ熱中症の話もあるし、それこそ、まあそろそろシーズンだなと思いますけど、高校野球とかも夏の昼間試合をやらないみたいな感じになっていて、
建設現場も多分そういう対応あるんだろうなと思うんですけど、そういう中でじゃあ日中の昼間?とはいえ多分特に住宅街とか、
そういう周りに物がたくさんあるようなエリアだと工事できる時間も決まってたりするじゃないですか、これ以上以降の時間はダメみたいな。
そうすると人間を働かすわけにはいかないけど、でもやんないと前に進まなくてみたいな中では確かに活用可能性あったりするのかなと思いますし、
そういう時間帯はどっちみち人が出れないから安全性無視していいわけではないけど、ロボットしか働いてないんだったらある程度のことは許容できるよねとかもあったりするのかなと思ったりしますけどね。
これからゲームが変わってくるんだと思うんですよ。要は作業できる時間が、これまで8時間1日あったのが5時間しかないみたいな制約がかかってくる世界になってくるんですよね。
そうなってきた時は一つのチャンスになるかなと思ってて、やっぱり1日5時間じゃ作業進まないじゃんと。
そこにはやっぱりロボットを使って、最初は多少割高になると思うんですけど、人間の方がパフォーマンス高いんだけど、でも人じゃできない状況は彼らがフォローするみたいなことをやっていく必要があるかな。
最近大林久美さんのプレスリリースで、もう初期間の作業時間を短縮するみたいなプレスリリースが実はあって、面白いなと思ったんですよ。
時代だなっていう感じはします。
朝7時から午後1時。
本当だ。はいはいはいはい。
これ結構な大胆なことですよね。もともとは8時から5時まで働いてたのが、7時から1時。
そうなってくると、やっぱり人じゃできないけど作業を進めたいみたいな状況が当然。
発注者様からすぐ早く完成してほしいので、そこに経済的な価値が生まれてくるので、いよいよロボットを使ってその期間どう合理的にやろうかみたいな話。
最終的にはロボットでどれだけ進められるかみたいな、中長期的には人を置き換えていくかみたいな話になってくるんでしょうけど。
そういう意味でおいては、ゲームが変わりつつあるっていうのは大林さんのニュースで感じましたね。
そうですね。確かに短期的に見ると、フィジカルAIにすると値段上がるよねっていうのはそうだろうなと思いつつ。
一方で、じゃあ人が働けない3時間の分を後期伸ばすことに、当然人だけでやろうとすると後期伸ばさざるを得ないよねみたいな話におそらくなるんだろうと思うので。
その伸びる分とロボットがやる分とっていうのを差し引きすると意外と耐えるっていうような差分になるのか、それでもやっぱり超えちゃうのかっていうところを攻め合いなのかなとは思いつつ。
実際にこういう動きが出てくると、大林さんのやつ見ると7月から8月って書いてありますけど、直近の夏考えると9月10月でも全然暑いしなみたいな感じなので、これ全然伸びてくる可能性はあるよなぁと思うので。
割とインパクト出るかもしれないですよね、夏場の作業っていう意味では。
そうですよね。これまで圧倒的に人にやってもらう方が正確だし責任かも思ってるし、融通も効くし、楽なんですよ、お互い。
なんですけど、楽だからずっとロボットもいろいろトライしながらですけど、人がやってきたっていう歴史がある中で、いよいよ人ができなくなった時にどうするんだっていうのが、ここ数年で試されてるような感じかなと思います。
ロボット導入におけるゼネコンとスタートアップの役割
そうなってくると、以前もあったパワーアシストスーツみたいな話に近い論点が出るのかなと思っていて、いわゆるフィジカルAIでロボット入れてみたいな話になった時に、そのロボットはゼネコンが持って現場に投入をするのか、それとも協力会社が投入をするものなのかみたいな論点って残るのかなと思うんですけど、
その辺りってやっぱり残っちゃうものなのか、とはいえゼネコンはゼネコンで結局現場監督の方がいらっしゃると思うので、現場監督の業務の部分だけはゼネコンさんが自分たちでやられるし、それ以外の部分は協力会社さんがやりたければやるみたいな感じになっていくイメージなのか、その辺ってどうなっていきそうなもんですかね。
とですね、ここの辺りの論点は、まだ正解のようなものはないんですけど、いくつか考え方があって、まず職人さんの会社が持つってことは結構難しいんじゃないかというのがあります。これまでやっぱり人の技術力、技能力と経験で作業していたものを、ロボットというものを操作するみたいな、全く違う職種ですよね、やることが。
そこの変換は簡単にできる会社はそれほど多くないはずです。やっぱり得意とする、これまで身につけた能力もあるし、なんなら自分たちは今いる人数、仕事を選びながらやっていけるわけですよね、仕事無限にやるので。別にそこを無理して高いロボットを買って売り上げを上げるみたいなことをしなくても、現状でも結構満足しちゃうというような構造があるので、そのシナリオは待っててもなかなか来ないんじゃないかなというのは思います。
その後の時に二つの方向性があって、一つ目はあんま面白くないんですけど、ゼネコンがそのオペレーションごとを持っていくみたいな話があります。ゼネコンの資本体力を持ってロボットを保有をして、それをオペレーショングループを作って現場で回すということをしていく。これ一つの普通の考え方ですね。
もう一個は割とスタートアップの方からすると面白いアプローチだと思うんですけど、自分たちがロボットオペレーターとして搬入するという考え方ですね。ロボットの開発をしている会社がそれをやれば一番ベストですけど、やっぱり臨床できる、いっぱい現場で使ってテスト、品質を確かめながらやってチューニングしていけるわけですよね。
数をこなしてレベルも上がっていけるし、これまでの作業をしていた会社分の売り上げを、ちょっとリスクもあるんでしょうけど、建設の作業という意味ではリスクが小さいかもしれないですね。スタートアップがロボットを開発するリスクと比べると、その先のオペレーションのリスクってそんなに高くなくて、契約で定められた品質を担保するっていうところになって、追いつけないところは人がフォローするみたいな話で全然いいんでしょうけど。
そういったゲームにしていくっていうのは2つ目のシナリオです。で、2つ目は結構いいと思います。
そうですよね。いや、めちゃめちゃ面白いなと思いながら聞いてました。
開発して終わりの解消は結構あって、ただユーザー側に委ねてしまうっていうところと、課題との距離が生まれてしまうので、フィードバック開発のサイクルが遅くなってくるっていうところが、売ったら売り上げになるので、とりあえず最初は売っちゃえみたいな話になっちゃうところがあって。
でも自分たちがオペレーションもやるみたいな話になると、不具合がある部分っていやおなしに向き上がらなきゃいけなくて、それがやっぱりサービスだとか製品の機能の向上につながっていける方向なので、その製品開発力にとっても非常に強いのかなと思います。
めちゃくちゃ面白いなと思いましたし、本当タイミングを読み違えると結構大変なことになるかもしれないですけど、大きな流れ自体は来ていて、おそらくスタートアップでもジバの建設会社さんと一緒になってグループになってやるみたいな会社も増えてきてますし、
そうなるとオペレーションの部分はある意味スタートアップの強いところだけど、もしその不具合があって結局施工そのままだとうまくいかないよねみたいになったときには、それこそグループになった会社と一緒にやっていくっていうのもあるだろうし、逆にそのジバの建設会社さんとネットワークして組んでいきながら施工を終わらせるみたいなリスクヘッジの仕方もあったりするのかなと思いました。
あとロボットでできるよねみたいな話になってくると結構協力会社さんって地域に土着してるイメージが結構強いんですけど、なんか例えばですけど広島の会社が北海道の案件やるってなかなかあるにはあるんだと思うんですけど数としては少ないので、でも一方で多分ロボットでやるみたいな話になると結構ロボット動物流させるのかみたいな話はありつつもエリアを広げられる可能性もあったりするよなと思うので、
そう考えると実は結構でかい市場を描きやすかったりもするのかなと思いながら伺ってました。
最初はそうは言っても東京みたいに永遠にプロジェクトが積み上がっているようなところで、一番ありなのはやっぱり今後継者物色になっている文工事会社さんを買収をして、オペレーションは彼ら、品質管理とかになると熟練の人の経験だとかも最後は必要になってくるので、彼らと一緒にロボットが共同するみたいなところから参入していくのがいいんじゃないかなと思うんですね。
ゼネコンによるサービス外販の背景とスタートアップの機会
ちょっとまた話は変わるんですけど、今回そのプレスリリースをいろいろと拝見している中で面白いなと思ったのが、結構今まで多分そのゼネコンさんの技術開発って技術を開発して自社の強みとしてお客さんへの提供価値を高めるっていう文脈で、自社で技術開発したものは自社の技術として中に持っておくっていうような形で外に出す、多分ほぼなかったんじゃないかなと思うんですけど、
一部の建設会社さんが作ったシステムだったりとかソフトウェアを外販するみたいな動きをされてる会社が出てきてるなと思っていて、これってそもそもなんでそんな動きに、今までそうじゃなかった業界なのに、なんで今そもそもそういう動きになり始めてるんだっけってすごく気になったんですけど、
こうやっていわゆる人手足りないよね、人手が足りなくなることによって、そもそも自社も困ってるし、自社の施工が進まないとか、自社のやるべきことがやれないみたいなところもあるし、うちがこうなら他の会社もそうだろうみたいなところで、新たなビジネスチャンスとして捉え始めたみたいな話なのか、それともそうじゃない背景があるのか、そのあたりって業界の中にいられてどう見えてるもんですか?
これはですね、2010年代にロボットの開発とか各社体制立し始めて、RXコンソーシアムっていうのができてですね、例えばA社が作ったロボットをB社も使えるようにみたいなところで協議会のようなものができたんです。
で、それの活動の延長だと思ってて、要はですね、開発にはそれなりの何億っていう開発費や人件費を投入してるわけなんですけど、それを回収するのが自社の現場だけだと、どの全現場が使えるようなものだったらいいんですけど、場合によっては大きな現場でしか使えないようなものも中にはあって、
それをやっぱり自社だけで回収するのが厳しいってことに、まあいろんな皆さん経験されてきたんじゃないかなっていうのが一つの考え方です。で、やっぱり自社の課題だけど業界共通のやつは、やっぱり自社に閉じていると市場も広がらないし、投資者コストを回収できないみたいな状況になってしまったので、
最初からオープンでいけるものをオープンにしていこうみたいな発想の転換が、まあ今ロボットの開発から10年ぐらい経って一旬した頃にそういったトレンドとして表出してるんじゃないかなと思います。
なんかそれを伺ってすごい、勝手に他で伺おうと思ってたポイントを納得してしまったんですけど、そうなってくると、いわゆるビジネスとして、新たな売り上げの柱として捉えているというよりかは、シンプルに開発コストを回収しにいこうねと。
別にトップラインがめちゃくちゃ伸びるとは正直思ってないよねみたいな感じだっていう、そんなイメージになるんですかね。
両方の論点あると思うんですけど、そっちの論点のほうが強いです。開発しましたっていうのが、前は研究開発側の方が研究開発してるって、それをビジネスにしようっていう人はそこにはそんなに多くないはずなんですよね。
だから開発したものはやっぱりちゃんと回収しなきゃいけないっていう責任を負った人が、そういう方向性に持っていくことの合理性とマッチしているというのが一つの流れかなと思います。
これを見た時に、コストの回収だっていうふうに言われるとすごく納得感あるなと思うんですけど、一方でその観点で考えてなかったので。
いや、だってゼネコンさんが扱ってる案件って、1案件めちゃくちゃでかいし、何千億何兆みたいな世界線に仮にですよ、めちゃくちゃでかいSaaSの会社がくっついたところで、せいぜい増えたって数百億円で、ゼネコンからするとそれってトップライン伸ばすためにやる意味ってほとんどないし、
Cって言うなら、あらりが全然違うのは確かに間違いないと思うので、売上としては影響度はそこまでないけど、利益率改善だったり、利益に対するインパクトは、とはいえそれでも何千億っていう利益があるところに、100億とか数十億の利益が乗ったところではあるけど、そういうインパクトでやり始めてるのかなと思ってたんですけど、コストの回収っていう観点だと確かにがてんがいくというか、確かにそうだなと思ったりもしたので。
この眺めでぶっちゃけトークというか、私個人の考えなんですけど、やるとすると、さっきの平田さんの論点でいくと、やっぱり建設業、本業の規模に対する事業規模って多分大きくならないものがほとんどなので、
おそらく内部で開発して事業化しようってなっても、結局そこに対する期待だとか継続の意思決定が、こんなに強く続くものでもないのかなと思っているんですね。つまり撤退するみたいな選択肢がちらつきやすいところです。
スタートアップの方は一方で人生かけて当然やってますし、1億でも2億でも売り上げがすごいでかいし、それを育てていくところに非常にモチベーションを持っていらっしゃって、その両者を対比した際に、内部で開発した同じサービスとスタートアップで開発した同じサービスがあったとして、
価格の競争力も含め、立ち打ちできないんじゃないかなというのは、私がずっとこれまで言ってきたことですね。これはおそらくそうだろうと、様々な論点から言っても、ゼネコンが優れたスタートアップの同じようなサービスに勝ちようがない、勝てる材料がない気がしてて、
それの構造をわかった上で、スタートアップの方は是非プロダクト開発していただきたくて、要は類似なものがゼネコンで持ってるから、そこの市場を取り崩せないっていうことは全くなくて、いずれ撤退っていう選択肢が近い将来出てくる可能性が非常に高い、そういうふうに思ってます。
逆に言うとチャンスかもしれないですね。ゼネコンがやってることはニーズがあると、でもやりきる力はスタートアップの方が優れてると。そこが結構考え方によってはチャンスかなと思います。
一番最初このアジェンダを考えてた時に、売上げ伸ばしに行くんだ、あらり取りに行くんだっていう文脈で、ここを攻め始めてるんだとすると、スタートアップからするとシンプルにライバルというか、自社内でその機能を持ち始めるのは怖いと思ってたんですよ。
一方で、でもそれって別に建設会社にとってソフトウェア開発なんてケーパビリティないはずで、本来は。企画もないし、設計もないし、開発もないし。
当然ですけど、システムエンジニアの人なんて多分限られてるはずなので無理だし、もっと言うと販売とかほぼできるはずもないし、ゼネコンに対する営業は本来しないじゃないですか、ゼネコンの会社の方は。
さらに言うと、多分CSのところなんてボットできるわけもなくてみたいな話になってくると、これ多分無理だよなと。なので、トップラインとかあらり取りに行くためにここをやるんだってなるんだったら怖いけれど、そうではなくて結局コスト回収で、コスト回収するぐらいの売上利益が出れば良いなという発想なんだとすると、
逆に本来そこ本業のスタートアップの方が圧倒的に提供価値高いもの作りきれるはずで、まさにそのニーズがあるからゼネコンも作ったんだよねという発想でいくと、撤退する前から殴り込みに行っても結構チャンスあるかもなと思ったりはしたので。
それはシナリオとしてあって、要は販売、種を持ってるゼネコンの商品をベースに良いものに開発し直して提供したりとかっていうものもありますし、最初から一緒にパートナーになっているのであれば、それの販売権をスタートアップ側が最初から握っておくとかやり方があって、結構そのゼネコンとスタートアップ、ライバル関係になるようなビジネスも当然あるんですけど、
最初からライバルだと思わずに一緒にやった方がお互い役割分担が綺麗じゃないっていう関係性が最近よりあちこちで見るようになりました。
そうですね、今回のリリースの中にもどこどこのスタートアップとこの建設会社が一緒に組んでこういうソフトウェア開発し始めましたみたいなリリースってちらほらあったなぁと思ったりはするので、そういう意味でも最後で伺おうと思ってたんですけど、ホワイトスペースどこにあるんだっけみたいなものに関しては、若干見えたっちゃ見えたかもなと思いながら伺ってました。
ゼネコンのリリースを追いかけていけばそこに近道があるかもしれませんね。
なんか意外とその外部にいるからこそその課題の捉え方もちょっと違う見方ができるかもしれないし、なんか結構ストレートに真正面から解決しに行こうとするんじゃないかなと思っていて、ゼネコンさんの課題が分かってるんで。
でも一方で外部から見るとその解き方よりこっちのアプローチの方がいいんじゃないですかみたいなのを考えるのがスタートアップなのかなと思う。
スタートアップの場合は最初からいろんなクライアントに聞きに行けるじゃないですか。
ゼネコンさん開発するってなると自社のことしか知らないけれど、スタートアップであればA社さんB社さんC社さん全部聞けるから、であればこう作った方がいい。
もう多分示しやすいんだろうし、そういう意味ですごい大きいチャンスかもしれないですね。
建設テックにおける新たな参入機会と戦略
そうですね。一つのアプローチが見えましたね。この番組の中で。
あーってなりました。
本当はアジェンダもう一個挟もうかなと思ってたんですけど、時間的にもそろそろかなと思うので、一気に最後まで行っちゃおうかなと思うんですけど。
さっきのお話の中で出ていたロボティクスで協力会社の方に直接参入しちゃうみたいなのも一つテーマとして。
これ結構お金もかかるし、一定時間とタイミングを丁寧に見ないといけないなと思いつつ。
とはいえここもすごい大きなマーケットのチャンスあるなぁと思いましたし、
もう一個のゼネコンさんがやられたことを仮に後追いだったとしても提供価値で勝ち切るみたいなところはストーリーとしてあるなぁと思いましたし。
それ以外の文脈でってなるとなんかよりハードルが上がるのかもしれないんですけど、
それ以外の文脈で話してなかったけど実はここチャンスあるんじゃないの?みたいなところって思われるところはありますか?
急に来てもなかなかあれですね。1時間話しててやっと2つぐらいできたっていうところで。
3つ目ですか。ちょっとまあ3つ目の前に2つ目の話を少し振り返ると、
協力会社を買収して参入っていうのは割と時間かかる話ではなくて、
すぐ売上利益を作る会社を買収してそこにロボットを毎日テストできるテストフィールドを持ったと思ってもらっていいと思うんですけど、
そういうものにおいてはスピードもそうですし、製品のボックのやり方としても綺麗ですし、
1個気になるとしたらやっぱりスタートアップさんの視点でいうとバリエーションがどうそれで変化するか。
最近いろんなタクシー会社さんとかもどんどん地元の企業を買収されてたりして、
まあそういうのもありだよねって認められつつあるんでしょうけど、バリエーションだけちょっと気がかりですけど、
割と王道の参入の仕方になってもおかしくないなとは思います。
3つ目の参入の仕方ですよね。
今日のお話の中でも言ってた、既存の建設業界向けのサービスプラットフォーマーへの接続ですね。
要はゼロから業種に行かずに接続しに行く。
これ結構もう必勝法がアメリカのプロコアっていうアプリで、もう既にタイムマシンみたいな感じでこっちも真似できるんじゃないかと思うんですけど、
プロコアっていう施工管理アプリがアメリカでは非常に高い確率で採用されていて、
それが発注者がこれを使って施工管理してくださいっていうのが指定してくるわけですよね。
なのでみんな使い始めてるっていうところなんですけど、
実はグランドブレイクっていう年に1回イベントもあって、今年もしかしたら行くかもしれないんですけど、
要はいろんなスタートアップがプロコアのプラットフォームに接続されている、いろんなスタートアップが一度に開設するイベントがあるんですよね。
やっぱり彼らは施工管理で使われるには彼らに接続しないと難しいっていうのを分かっていって、
彼らのプラットフォームにサービスを乗っけていくようなことをしてきています。
楽天に店を出すみたいな感覚に近いかもしれませんけど、
そういった参入の仕方っていうのもあまりかっこよくないかもしれませんけど、でもやっぱり近道だなというふうに思います。
1点目のバリューエーション下がる問題に関しては間違いなく考えないといけないポイントだよなと思いつつ、
ロボットって結構ドラスティックにいろんなものが変わるのかなと思っていて、
本当にロボットが施工の中でちゃんと活躍できるみたいな状態になると利益構造ずいぶん変わるんじゃないかなと思っていて、
だとすると基本的にバリューエーション、特にスタートアップにおけるバリューエーションって、
ちゃんと利益が出せるのかその利益率どれぐらい出せるのかっていう文脈と、
あとは成長率がどれぐらい高い状態を維持できているのかみたいな二軸で見るのかなと思っていて、
そうなった時に、確かにそのブレンドすることによってマルチプルが下がるみたいなのがあるかもしれないんですけど、
そのマルチプルをどこまで下げるのかみたいなところって、
実は成長率と利益率の改善インパクトみたいなので、ある程度相殺いとは言わないけれど、
だいぶ改善できる部分もあるのかなと思ったりするので、
もしかするとロボットぐらいドラスティックになってくると、
思ってたほど悪くならないみたいなことも起きるかなっていうのはちょっと思いましたし、
もう一つのサードパーティー的に裏っかわに入るみたいなところについては、
なかなかコンシューマーとかビジネスの世界で働いていると、
基本は表に出てきているサービスばっかり触れてるから、
なかなか裏っかわにあるサービスのことを知らないかもしれないけど、
実は裏っかわに入っててめちゃくちゃ儲かってる会社ってすげーあるし、
最近でこそあなたはロボットではないですかって言ってクラウドフレアが出てくるんで、
皆さんもクラウドフレアを認知されてるかもしれないですけど、
あれが出てこなかった時代でもクラウドフレアめちゃくちゃ儲かっていたわけで、
とかって考えると、
実は裏っかわにいるけどめちゃくちゃ高収益な会社だったり、
めちゃくちゃ活躍してる会社ってあったりするなと思うので、
表に出ないでちゃんと裏っかわですげー使われるみたいなのも、
スタートアップとしては超いいなと思うので、
結構価値筋としてはいずれもありそうだなと思いながら伺ってましたし、
なんかすごい結構ワクワクする話が、
今回ホワイトスペースとして出てきたなっていう印象を持ちました。
三つともいけそうですね、さっきの話お伺いしてると。
ロボットに関しては、
最近やっぱりフィジカルAIバブルでバリエーションめっちゃ高いんですよ。
ロボット系のベンチャーの方。
逆にちょうど労働集約的な事業をブレンドしてちょうどいいかもしれないですね、ある意味。
最初からだと。
途中からだとちょっとバリエーションに影響しちゃいますけど、
最初からそのコンセプトで立ち上げるんだったら、
もしかしたらすごくいいかもしれません。
バブルって短期的に見るとすごいいい側面がたくさんある反面、
長期で見るとすごいしんどい側面がかなり大きいなと思っていて、
やっぱり少し前にも言われてましたけど、
PSRのマルチプルがすげー高かった時代にファイナンスしたから、
超事業成長してるんだけど、
マルチプルが落ちてきて全然バリエーション上げれないみたいな話が
他の業界ではあったりするわけで。
ロボットとかに関してはより加熱するんだろうなと思っていて。
すごいんですよ、最近は。
なおかつロボットたちって長いじゃないですか。
開発からお互いに実装するまでが。
より短期的なバリエーションに左右されちゃうと危険なので、
逆にそういう労働主役的な企業も買収してちょうどいいかもしれませんね。
本当にハイプサイクルの頂上ないし、
頂上に行きそうになってるタイミングだと思うので、
ある意味そのバリエーションちょっと我慢する、
あえて調整するみたいなのが、
たぶんすごい後々の自社を救うことになるんだろうなと思うので、
そういう意味ですごいいい案だなと思ってましたし、
やれそうなイメージは持てるので楽しみだなと思いました。
いつとも勝ち筋がありますね。
ちょっと勝手に話しながらワクワクしてます。
ぜひ平田さんの投資先でそういったベンチャーを作っていただいて。
聞いてらっしゃる方の中にも、
それこそこれから起業しようかなと考えられてる方もいらっしゃるかなと思うので、
ぜひ参考になればとは思いながらお話をしておりました。
ということで、今回はこれにて以上になります。
聞いていただいてありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の内容で気になったところがあれば、
ぜひコメント欄からコメントいただければと思います。
また概要欄にあるXなアカウントのフォローもぜひよろしくお願いします。
それではまたお会いしましょう。
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