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FMヨコハマ
podcast
FMヨコハマコミックアトラスということで、まぁちょっとオープニングでも話したんですけど
あのお引越し中にですね、もうほんと漫画あるじゃないですか、荷造りしている最中に思い出の品見つけるみたいな
あれに近い感じ? あるあるですね。 あるある。その時にパッて目に飛び込んできて、お、花男だと思ったの。松本大洋先生の初期の作品で
花男という作品があるんですよ。 ピンポンよりも前ですか? 前。この花男をね、目について、おっと思ってパラパラパラって読んでたら
全3巻なんですけど、一気に3巻読んじゃって、しかも涙してました。 すごいガッツリ読んでますね。ガッツリ読んだ。で、これ今の僕に必要だなって思う内容だったので、今日これコミックアトラスで話そうって
思って持ってきた次第でございます。改めて花男、どんな作品なのか簡単に概要説明しますね。ビッグコミックスピリッツで1991年から92年、これ僕の生まれ年です。その間に連載されていた作品でございます。全3巻。一応ね、親子の物語なんですよ。父と子。で、お父さんは花田花男という男で、花男というこのタイトルに
まんまの漢字で読み方が花男。花男は海辺の町、大阪江の島。なんだけど江の島で草野球をなりわいとして暮らしてる男なんですよ。なりわいなんですね。なかなかいないですよね。 ずっと夢は巨人軍に入ってホームランをなることですって言い続けてる30歳の男なんですよ。
で、この花男、とにかく周りからすると上進かけてるように見える。ただ、町のみんなからめちゃくちゃ愛されてる。だから仕事してなくてもなんとか生きていけるのよ。草野球をなりわいにって言ってるぐらいだから。その息子、これが花田重男っていう。これがある意味主人公ですね。息子重男。この重男は花男の真逆。むちゃくちゃ頭がいい。
で、住んでるのは鎌倉。お母さんの香里と一緒に。鎌倉に住んでて、もう超臭さい。 花男とは一緒に住んでないんですか? 住んでない。別で暮らしてるの。で、重男はもう全国模試のトップ10に入りますみたいな。レベルで頭がいい。
で、第1話で夏休みに入るタイミングなのよ。そのタイミングでお母さんから、この夏休みお父さんと一緒に暮らしなさいっていうところから物語が始まる。この花男と重男のこの関係っていうのを基本的に描く作品が花男でございます。
やっぱりね、みんな知ってるピンポンとか、もちろん鉄拳キンクリートっていう作品もあるんだけど、この松本太陽先生の作品は基本的には主人公、2人いるのよ。大抵。で、その2人が結構補完しあう関係があるんだよね。真逆の2人が。ペコとスマイルもそうだったじゃん。で、白も黒もそうなんだけど。結構逆の2人が補完しあうっていうのを描くことが多くて。
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で、この花男はそれが親子っていう。友人関係とか、血縁関係はないが兄弟じゃなくて、がっつり親子。父と子みたいな話だから。またこれもね、味わいが違うんだよね。で、作風としてはとにかく明るい。
明るいんですか? ギャグマンガではある。ハートフルギャグマンガ。
まあそっか。その設定からしてちょっと面白そうっすもんね。面白いこと起きそうっすもんね、いっぱい。
だからものすごいハードボールな側面ってあるじゃん。松本太陽先生の。ちょっと不良っぽい側面。ピンポンの時もさ、なんかちょっとかっこいいなってゴゴゴゴってなるような、少しキザなシーンとか。
あの面も見え隠れしつつ、基本的には親子が織りなすハートフルコメディみたいな感じの物語でございます。
この物語ね、ザクッと自分の中でどんな人を読んでほしいんだろうって考えました。これは今の僕に言えるかもしれません。ちょっと頭でっかちになってねえかっていう。
頭でっかちになってるってことですね。 なってたの。ちょっと頭でっかちになってねえかと。頭の大きさは変わってません。ディレクターから大きくなってんのかな。
被れないなみたいな。最近帽子入んないなみたいな。 入ってんすか。本当に。比喩表現ってやつですよ。
比喩表現か。サイズに言ってくんないからね。 サイズじゃなくてね。
ああ、そういうことですか。 そうそうそう。
マイノービ。 マイノービ。あのね、入るときにね。
ちょっと持ってね。 ここに入れてシリコン入れたりしてね。そんな話はしなくていいです。
ああ、そうじゃなくて。持ったりしなくてね。
そういう物理じゃなくて、頭でばかり考えてしまう。
自分の物差しではないもので判断したりとか考える機会が多くなる。
その物差しは何センチ? マジでこいつら話が通じねえ。どうなってんだよ。
自分の物差しってどれくらいの。 今俺修行の気分だよ。
えっ? 花王と話してる修行の気分。話が通じねえな。
花王やってます?物差しってどれくらいの30センチなのか15センチなのかで結構変わるな。
変ですよね。なんでわかるんですか。 ごめんなさい。
前手前手じゃないんだよ。あなたは前手前手だよ。前の海で。
いわゆる数字みたいなものとかね。お金とかさ、仕事のさ、費用対効果はあるんですかとか。
フォロワー数は何人なんですか。とにかくあれこれって自分が良いって思ってないものでも、数字が良ければこれは良いってものだよねとか。
じゃないと評価できませんよとか。そういっても振り回されていくじゃないですか。生きてると。
今やさ、いわゆる芸能とかさ、お仕事とかしなくてもさ、誰もがその数字にさ、取り憑かれてる世の中じゃないですか。
そうっすね。縛られてますよね。
だからこそ、そういうちょっと頭でっかちになってる人に、ぜひこの花王って読んでほしいなって思うんですよ。
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結構いっぱい居そうですね。今どきね。なんか刺さる人居そうじゃないですか。
だと思う。やっぱね、囚われてしまう気持ちもわかる。だからこそ、今こうちょっと僕が涙したりとか、あって気づけたのも。
そっか、涙まで言ってんすね。涙するまで言ってんすね。
これすごいんですよ。主人公のしげお、小学生。ほんと9歳とか10歳です。この男ね、本当に頭がいい。だからもう正論吐きまくるわけ。
それに対して花王は理屈ばっかで、もうお前の言うことは嘘っぱしだと。全部。感じたことを喋れよって言うわけ。
最初にもうこの花王とかを通して、ずっと花王がしげおに言ってるセリフが、冷たいかしげお、それが海だって言って、海に掘り込んだりするの。
その時に感じたことを喋ると。冷たいかしげお、それが海だぞと。海っていう言葉とか、目で見たらわかんじゃない。
体で感じたこと。それをお前が感じた。それで全てじゃないかと。
いわゆる頭がいいから、海って言葉を知ってるから、海って喋んなくていいんだぞと。冷たい、それが海だ、それでいいんじゃないかってことをずっと花王はしげおに伝え続けるの。
この物語、基本的に花王に影響されてしげおがどんどん成長していく物語ではあるんだよ。
まあ息子ですもんね。
でもね、これちょっとね、父が子に教えるだけの話じゃないのよ。子も父に何かを伝えてるし、父も子がいるから前に進めるみたいなとこもあったりして。
それがね、この花王男の魅力かなって思ってます。
まずね、最初に言ったように、お母さん香織としげおは一緒に暮らしてる。でも花王、なんで一緒に暮らしてないのって。
これ別に仲悪くなったわけじゃないんですよ。仲が悪くなったわけじゃなくて、花王はちょっととんでもないこと言うけど、ごめんね、宇宙人だと本人は言ってて。
あ、花王?そうだったんですか。
野球生の王子なんだと。
ああ、そういうことか。
ベースボール4世らしくて。
これ巨人が大好きなの、花王は。
長島しげおに浸水してて、長島しげおの後を継いで地球に野球を伝授するために生きてるって言ってんの。
これは本気で言ってんの。
で、その野球と向き合うために家族といられないって。
ああ、そういう理由があったんですね。
別で暮らしてんの。
そんなしなくていいじゃんって思うじゃん。
でも花王は、自分のキャパシティを理解してんだよね。
もう何か一つのことにしか取り組めない、自分は。
それは本能的にわかってて、ものすごい確かに花王は野球うまいの。
もう超ホームラン打ちまくるの。
うまいんですね。
そう、草野球とかでも超エースなわけ。
花王がいればもう絶対勝てるみたいな。
で、高校生の時も超高校級プレイヤーで、
一試合で6本打ちますみたいな。
ああ、そうなんだ。
ポンコツかと勝手に思ったけど、そうじゃない。
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生活はポンコツだが、野球は超一流なの。
力も強い。
とんでもない男で。
でも本人もわかってるけど、自分は頭が悪いと。
しげおにも言うわけ。
神様は俺を頭悪くした分、力をいっぱいくれたんだよっていう。
だから頭が悪いって自分で思ってるから、
思ってるし実際キャパシティとして狭いみたいな。
だから家族を捨てなきゃいけなかった。
でも今回しげおが夏休み一緒に暮らすんだって。
来るわけよ、花王のところに。
そこで花王もしげおも
今まで別れて暮らしたけど、一緒に暮らすことによって
お互い成長していくの。
これはかおりさん、お母さんが格作者じゃないかと俺は思ってるんだけど。
あーなるほど。
一緒にくっつければ。
そうそうそう。しげおは偏差値ばっか追ってて。
オールゴだけど優しくないわけ人に。
人の気持ちもわかんないわけ。
そんな子を教育するんじゃなくて、花王のところに行けばわかるはずと。
でもしげおはもう花王嫌いなのよ。
自分とお母さんを捨てて出ていったから。
もう恨んでるわけ。
あんな奴のところに行く必要ないよって。
30歳にもなって、まだプロ野球選手になれると思ってるんだぜみたいな。
ありえねえだろって言ったら、お母さんは
でも私はそういう男が好きなのとか言うわけ。
かっこいいなとか思いつつ。
そこでこの二人は暮らしていく中で、
しげおもめちゃくちゃ変わっていくわけ。
自然と人に優しくできたりとか。
勉強だけじゃない、この世の価値は。
っていうのをわかっていくわけよ。
で、この後、
言ったら花王もしげおも相思相愛になり、
もうなんて言うんだろうね。
最高の二人みたいな。
その作中のセリフでもいいなって思ってたのは、
俺たちナイスバッテリーだよなって言い合う。
それは本来は言い合わないんだけど。
花王がしげおにすごい優しい。
しげおは別のところで、
結構俺たちナイスバッテリーだと思ってたんだけどなみたいなことを言うわけ。
ナイスバッテリーってことをお互い伝え合ってるみたいな。
でもある日、
花王がしげおを鎌倉の家に置いてっちゃうの。
旅に出ようっつって。
一緒に旅に出るんだけど、
一緒にスーパーカブ、改造車スーパーカブ乗って。
ちなみにしげおはスーパーカブガンガン運転するの。
しげおが?
全然ダメなんだけど。
関係ないね。
全然ダメなんだけどめっちゃ運転してるの。
無免許で。
全然ダメだよ本当は。
でもそれで二人旅とかするんだけど、
旅の最後にしげおを花王は置いてっちゃうの。
これ何でだろうと思ったら、
実はこれ、
10年間何もしてなかった花王は、
巨人軍からスカウトされてて。ずっと。
永久決番である3番、これオーストラリアなんだけど、
長島しげおの3番を付けられないなら入らないって言い続けたっぽいの。
それは条件だって言い続けたっぽくて。
長島しげおを継ぐ男だから。
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で、ずっとこの世界では巨人軍がBクラスになってる。
ちょっとやっぱ甘えてしまっててダメだっていう時に、
このピンチを救う救世主として花王が、
入団しないかって言われて突然スカウトされるの。
突然スカウトというか入団してくれと。
もう球団と折り合いもつきました。
3番渡しますって言って。
永久決番であるはずの3番を渡され、
花王が巨人に行かなきゃいけないわけ。
で、それを言ったらしげおには伝えられないのよ。
しげお、野球に向き合うってことは家族と向き合えなくなるってことだから。
それはしげおと香織さんを捨てた時と一緒だから。
で、実際に花王も捨ててきましたって言って行くわけ。
で、花王のピンチある意味。
花王が巨人の試合に突然連れてかれて台打で出るみたいな。
そうすると、とにかくチーム内、チーム外から批判の嵐なわけ。
おい、何だあいつはみたいな。
バリ雑言を浴びせられんの。
花王って作中でずっとひょうひょうとしてるし、
何やっても喰らわないみたいな人なの。
さすがにどんどんちっちゃくなっていくわけ。
自分を信じられなくなって。
怯え始めて。
この球場の中から、何万人もいる5万人くらい球場の中から、
しげおの声聞こえるのよ。
すっごいワーってなってんのよ。
その声がさ、言葉がいいのよ。
べそかくな、みっともねえって。
しげおから言われんの。花王が。
花王だけに聞こえてるわけ。
あれ?しげおだみたいな。
しげおいるの?みたいな。
しげおがここにいるよって言って。
ちょっと鼻吹けみたいな。泣きすぎだぞみたいな。
それに対して花王はどうしようしげおと。
みんな俺のことバカにしてきて、とっても悲しい気分なんだよって。
そしたらしげおはバカが、バカ気にしてどうすんだバカっていうわけ。
自覚した頭使うなって言うのよ。
どんな中学生だと思うんだよ。
息子ですもんね。
いい天気であって、空見ろ花王って言って。
花王が空バッと見るの。
カマメ飛んでるみたいな。
これって冒頭でしげおに、花王が伝えてた海の話と一緒で。
花王の中リセットされるのよ。
しげおが夢の続きだって言って、そこから一気に力を取り戻すの。花王が。
第2級からとにかくスイングして空振っても全然気にしない。
いつもの花王に戻ると。
そんな花王が最後、巨人軍のピンチ、突然ピンチ切った。
批判されまくってる。
最後のバッターボックスどうなるんだというのが、一応この最終巻の話なんです。
こんだけ僕が最後の話まで全部してるのは、そこが本質じゃないからというか。
この作品において。
その物語において、ここのクライマックスっぽいところは、話の展開として、
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何それがあるっていうよりは、これ漫画を読めばわかるんですけど、ここの表現がとんでもない。
花王としげおのやりとりとか。
そう。漫画としての表現がとんでもないから、ここのシーンを読むためだけに読んでもいいほど。
それは1から3巻までの積み重ねがあるから感動するっていうのがある。
さっきのベスト回転じゃねえ、みっともねえって、しげおが来る瞬間にこっちも来てくれてありがとうって。
花王にはお前にはダメだよっていう。
ある意味、花王にとっても捨てた、野球にとって必要じゃないと思ってた家族っていうのがいるから、
野球に本当に向き合えるんだって気づくシーンでもあるんです。
なるほど、そういうことか。
そうなんです。不器用なこの2人の男のやりとりを、全3巻ぜひ読んでほしいという。
前半は駆け足で魅力を伝えさせてもらいました。
1曲ここで聞きたいと思います。
この花男、タイトルの由来にもなった楽曲でございます。
エレファント化しまして、花男。
お送りしたのは、エレファント化しまして、花男。
ありがとうございました。
やっぱエレカシってさ、すごいんだなって思って。
僕は世代じゃないのよ、エレカシの。
でもさ、宮本から金名もそうだけど、
宮本のモデルはエレカシ宮本さんだから。
トリビュートアルバムのジャケットがあるのよ。
エレカシトリビュートってあって、
一つ目は花男。
もう一つは宮本なの。
すごくない?
もう、うわーって思って。
コミックアトラスといえば、
じゃあエレカシでいいんじゃないかって思っちゃうくらい。
そうですね、確かに。
これきっかけに、僕もエレカシ最近聴いててよく。
優しさって曲があるんだけど、
そのミュージックビデオがかっこよすぎて。
宮本さんって、
当時たぶん死ぬほどカリスマだったんじゃないかなって。
今でもカリスマだけど、
もし若い時にあの男という存在に当たってたら、
ちょっとやっぱ狂わされるというか。
優しさの時のビデオを、
第3ボタンで流してたよ。
ネットタバコ吸ってただけなのよ、メンバーで。
そのビデオもめっちゃかっこよくて。
俺エレカシをちゃんと聴いてないというか、
有名な曲は知ってるわけよ。
ただやっぱもっと聴こうって思った。
たしかにね、ちゃんと聴いてないかもしれないですね。
こういう作品きっかけとかで、
別のカルチャーに触れるみたいなのが面白いよね。
ということでね、この花男。
さっきは駆け足で魅力を伝えるべく、
ストーリーのメインラインを終わしてもらいました。
ただ最後に言った通り、
結局その1から3巻までの積み重ねの中で、
この花男としぎわの関係の変化、
しぎわの変化、花男の変化ってところがあってこそのラスト。
てのもあるんですよ。
そこは読んでもらったほうがいいというか、
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野暮だなって思うぐらいグッとくるんで。
ファミリーの話すんのって野暮じゃん。
ハートフルの話をしたら、
ハートフルだよって言うのちょっと野暮じゃない?
全部ね、こう開示しちゃうの。
ちょっと野暮だなって思って、
すいません、花男聞いてあったわんで。
不器用に聞かしてくださいよ。
で、この中でも漫画表現として、
僕がすごい好きな話があって、
沈黙っていう話があるんですよ。
それは、セリフが一切ない話で。
しぎわと花男は暮らしてんだけど、
花男は、
しぎわは花男のことをちょっと、
やべえ親父だってわかってるわけよ。
だから、この男来ちゃうと場が荒れると。
で、俺が振り回されちゃうってわかってるから、
事業参観の案内来たときに隠しとくの。
で、セリフ一切ないから、
こうやってプリントに眺めて、
うーんって顔して、
紙飛行機みたいに折り畳んで、
ゴミ箱に投げるの。
そしたらゴミ箱に入んないっていう。
そしたら、花男がそれに気づいて、
たまたま夜、トイレに起きて、
帰ってきたら、くしゃみたいな。
なんだろうって、また事業参観の案内。
今日事業参観があるんだっつって。
で、しぎわは来ないと思っている男が、
来るわけよ。
しかもみんな後ろの扉から入るのに、
花男だけ前の扉から入ってきて、
カールを持ってるみたいな。
そういうギャグシーンがあって、
なんかサイレントコメディというかさ、
チャップリン的な、
ドタバタ劇を絵だけで描いてるわけ。
それがすごい面白いんだけど、ギャグとしても。
でも最後、
その事業参観が終わって、
外に出たら雪が降ってると。
初雪だって喜んで、
で、そのはしゃぐ花男がすごい。
お父さんの方がね。
無邪気だから。
で、花男がこうやって、
初雪の、
足跡ひとつないさ、
雪の中を歩いて行った、
その足跡を、
しぎわが一個ずつ辿っていくわけ。
子供らしくね。
そのシーンに俺強烈に感動して。
で最後、一言だけ、
初雪だって書かれて終わるの。
このドタバタ劇で、
コメディだけじゃなくて、
親子関係の信頼関係も、
こう描く。
この松本太陽という男は、
すごいなと。
グッと来るわけよ。
かと思えば、別の話。
長島三番って話があって。
こっちの話は、
もう無茶苦茶の話なんだけど、
長島修行と花男がどう出会ったかって話なの。
出会ってるんですか?
そう。小っちゃい頃に、
伝承されてんだよ。
時期的に?
そうなの。っていう話を描くんだけど。
この話って、
シンプルな話で、
試合見に行って、
長島修行のホームランボールが、
当たったみたいな話なんだけど。
でもなんか、
ここにおいての長島修行っていう存在は、
21:00
修行、
同じ名前の修行にとって、
花男を言ったら、
自分から引き剥がす存在だっていうのを、
なんとなく予感させるの。
野球の化身だから。
野球に向き合ってると、
花男は修行の元から離れていってしまう。
っていうのが、なんとなく分かる話なんだ。
なるほど。
だから修行はずっと、この話を聞きながら、
ちょっとイラついてるわけ。
聞きたくないな、この話。
なんか嫌な感じがするみたいな。
っていうのだけを教える勘で。
なんかザワザワするぞみたいな。
その次の話で、
長島修行との話はどっちかっていうとさ、
コメディっぽいのかなと思ってたら、
あれ?っていう終盤に向かっていく話に繋がっていく。
キーの話で。
お母さんがそれに対して、
なんだろうこの気持ちって、
相談するわけ、修行がお母さんに。
そしたら、あの人とあなたが
ちゃんと向き合えてる証拠よっていう。
これまで、
修行は花男のことを
ちゃんと見てなかった。
だから花男の変化に気づけるんだと。
野球の話をしてる時の、
本気で野球の話をしてる時の、
花男は修行にとって、
ちょっと別の人間に見えるようになってる。
自分を捨てた時の花男も、
っていうのを感じる。
っていうことなんじゃないかっていうのを示唆するわけ。
ちゃんとお母さんは、
その修行の
うーんっていう疑問に対して、
あの人にはあなたが必要なのよって、
ちゃんと伝えるわけ。
これはお母さんは全部分かっていたと、
いうことが分かるセリフなわけですよ。
一番最後の、さっき前半で話した、
クライマックスの時に、
修行がもしいなかったら、
花男は多分打ってない。
し、その巨人のところに行けてない。
みたいなこともあるわけで。
すべてを、
お母さんは全部分かっていたんだと、
思わせてくれる話。
プラス、修行の変化っていうところが、
いわゆるなんつーか、
細かく描かれてる。
大きな変化じゃなくて、
心のきびによって、
あ、修行は花男のことを本当に愛してるし、
本当に向き合ってるんだと思わせる。
とてもね、なんか、
こっちが読み取れるというか、
派手には見せてないが、
とても上品に忍ばせてくる表現で。
これはね、見てて、
すごいな、松本太郎先生のこういう、
情緒的な、
心を訴えかけてくれるような、
言葉選び、
演出っていうのは、
ずっとここからあったんだと思わせてくれる、
話でしたね。
なんでこういう、
いわゆる一話完結みたいな話が、
ずっと続いていくんです。
花男は。
なので、すごく読みやすくて、
なんか、クレヨンしんちゃんとか読んでる気持ちで、
読める。
日常とその日その日みたいな。
でも一応時は流れてるし、
次元も変わっていくし、
なんかその中で、
どういうことが起こってるかは、
すごくちゃんと本筋にも、
影響はしてるみたいな、
感じはあるので、
軽い気持ちで読んでほしいなって思います。
全3巻だしね。
24:00
そうですね、読みやすそうですね。
でもこのタイミングで本当に読んでよかった。
なんでこれを読み始めたんですか?
いや、たまたまよ。花男だと思って。
なんか読みたいなって。
これって、僕は所有することの良さだなって思ってて。
もので。
やっぱりこれがもし遺伝子やったら、
データだからさ、
たまたま偶然、
読もうって思う瞬間って、
起きないのかもなって思って。
片付け中に、やっぱ花男面白いもんな。
3巻読むか。
パラパラパラって読んだら、
泣いてた最後。
うわーって思って。
この気持ちコミックアトラスでぶつけようと思って。
大きさもなんかでかくて読みやすそう。
そうそうそう。
大盤になってるんですよ。
松本太陽作品はね、このサイズで。
これ再販されてるのかもしんない。
ジャケットがね。
松本太陽先生作品はね、
いろんなジャケがあるんで。
いろんな形があって。ピンポンもあったじゃん。
ピンポン大きかったでしょ?
僕読んだのちょっとちっちゃかった気がします。
そういう感じでね、いろいろあんだよ。
多分世の松本太陽ファンが
頑張って伝えたくて、
出版社入って、
いろんな形で出してるんじゃないかなって俺は思ってる。
なるほどなるほど。
それもちょっと組み合わせて。
だから僕が持ってるやつとかは、
切り絵みたいな感じの表紙で。
しかもこの鼻歌さ、
主人公らしからの見た目なの。
丸坊主で太ってるみたいな。
はいはいはい。
謎のおじさんなのよ。
おにぎりさんみたいな感じで。
そうそうそうそう。
山下清さんみたいな感じで。
そんな感じの見た目で、
主人公っぽくないのかなと思ったら、最後の方が可愛く見えてくるんだよ。
へえ〜。
むちゃくちゃおじさんだなって思ってたけど。
これ読んだ時は、
20代前半だったかな。
結局鉄コンとかピンポン入りで読んでるから。
でも俺超えてるわ。鼻の年齢。
そうですね。確かに。
鼻は30だから。
そうだよ。
20歳くらいの時に子供いたってことですもんね。
22だね。
21、22じゃない?
高校卒業して、
たぶんすぐなんじゃないかという説はある。
ああそうなんだ。
おそらくね。プロは入ってないから。
ああそっか。
なんじゃねえかとは思う。
そうなんだよ。
だって途中で、
阪神のスカウトらしき人間が出てくるのよ。
はいはいはい。
俺と野球しようみたいな。
西に来いとか言って。
とにかく野球うまいっていうのは
伝説的なプレイヤーで。
ただ、野球関係者以外は知らないから
最後の
ドームに行った時に
なんだあいつ誰だみたいな。
ファンから。
ちょっとね、これ読んでほしいですね。
面白そう。
心で物事を判断した方がいいと思ったし。
全部大したことないんだからさっていう。
いろんなことは。
言うなれば大したことないと。
もっと感じて。
感じたことをそのままっていうよりは
自分が判断する上で
最後の者たちはそこなんじゃないのって
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しとかないと
おかしくなっちゃうよな。
っていうことを思わせてくれました。
ハナオに気づかされたんですね。
いやそう。修行の変化かな今回は。
修行の変化か。
ハナオはなんか変わんないんだけど
修行の変化の仕方が
軽妙で。
そうなんですよ。
なんか1回目よりよりね
入ってきた。
だから俺はハナオ側は慣れてないと思うわ。
それで言うと修行みたいになってるなって思った。
なんか偉そうなこと言ってんなって
瞬間多くて最近。
これこうでこうでしょみたいな。
ベラベラベラベラ喋ってるなって瞬間多かった。
自分でも違和感感じてて
この自分やだなって思ってたの。
そうじゃないでしょって
言うときにハナオで
カーンって。
ハナオの言葉たちに
確かに。
僕は多分ハナオ派ですね。
あんまり頭で考えられないタイプなんで
感じたままに
いけみたいな。
それがね
魅力でもあるし
愛を餌でもある。
だから修行が言ったことによって
心を従ってたはずなのに
っていうところを気づかされてくれたという
ハナオがね。
ハナオ自身が修行によってという。
面白そうだな。
これはね読みやすい。
とにかく読みやすい。
松本太陽先生の作品で
入門すんならこれかもって最近思っちゃった。
そうっすか。
今一番好きな何って聞かれたら
花男って言っちゃうわ。
毎回変わるんだけど。
読んだら全部それになるんだけど。
花男はやっぱすごい作品ですね。
正直知らなかったですこの作品自体は。
あんまりね知らないと思う。
隠れた名作というか。
松本太陽先生の作品ならね。
僕本当にいくらでも話せるというか。
一生話しちゃうんでね。
鉄筋コンクリートもちょっと
名前しか知らないんで。
鉄筋コンクリートね。
俺も一生知らなかった。
そうだよね。
その話もしたいと思ってますけど。
またこういう話は
ポッドキャストの方でしつこくしますんで。
ポッドキャストも聞いてください。
火曜金曜配信でございます。
ぜひ聞いてほしいなと思ってるんです。
なんでぜひ
チャンネル登録ですか。
スポーティーワイアップルポッドキャスト。
フォローありますからね。
フォローしてください。
高評価もぜひ。
面白いよって言ってもらえるのが一番ですからね。
星あるでしょあれ。
こういうのに振り回されてるんだって。
そうっすね。
こういうのに振り回されてるんだって言ってるわけ。
高評価じゃなかったら聞かないとなりますからね。
そうじゃなくて全部隠して。
巻きまーす。
ということで
今までのお相手は店長のドライブと
アルバイトのお客さんでした。
また来週